3万円台で買えるWindwosタブレット「CHUWI Hi10 X1」。早くも「インテルN100搭載で快適に使えそう」と評判です。
しかし、その一方で「安すぎて使い物にならないのでは?やめておけ」という口コミもあり、購入を迷っている人の多くいるようです。
そこで今回はその性能をよく知ってもらうために、次の6点を重点的に解説します。
- 外観・デザイン(接続ポート・サイズ・重量)
- プロセッサ性能(Intel N100、ベンチマーク、グラフィック性能、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- ディスプレイ
- キーボード・ケース・筆圧ペン
- バッテリー・充電(ACアダプター)
また、前モデル「CHUWI Hi10 Max」との違いも紹介!ベンチマークやゲーム性能、純正キーボードや筆圧ペンまで詳細に解説!
購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
CHUWI Hi10 X1が発売中!インテル N100のWindows タブレットでコスパがいい?
2024年11月から「CHUWI Hi10 X1」が発売中です。従来モデルと同様に筆圧ペンとキーボードが使えるので、Surfaceみたいに使えそうです。
「CHUWI Hi10 X1」とは?
「CHUWI Hi10 X1」(ツーウェイ ハイ10 エックス1)は中国 CHUWIから発売された10.1インチのWindows タブレットPCです。
プロセッサは第12世代のインテル N100 です。
日本で発売されたタブレットPCの多くに採用されているCeleron N4500やCeleron N4020に比べると、約2倍高い性能で、
Officeでの文書作成から軽めの動画編集までこなせる性能を持っています。
また、大容量の8GB LPDDR5メモリと256GB SATA SSDストレージを搭載している点も特徴的です。
フル機能のType-CポートとUSB-A 3.2 Gen1ポートもついているので、周辺機器ともスムーズに接続できます。
そのほか、背面に8MP、前面に5MPカメラを搭載。
通信面ではWi-Fi 6 に対応しているため、超高速なワイヤレス通信も利用できます。
純正キーボードと筆圧ペンが使える?
オプションでマグネットで着脱できる専用のキーボード、カバー、筆圧ペン「Chuwi Hi Pen H8」を用意しています。
もちろん、Officeアプリ(別売)と組み合わせると、まるでマイクロソフトのSurfaceのように使えますよ。
それでは早速どんなタブレットPCなのか、もっとくわしく価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。
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公式ページ:CHUWI Hi10 X1 | 10.1インチ | Intel N100 | 8GB+256GB | H8利用可能 – CHUWI JP Store
価格をチェック!ライバル機よりもお買い得なのか?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は現在、CHUWI JP 公式サイトで30,900円(税込)で発売されています。Amazonでも発売されていますが、33,900円(税込)と少し高くなります(AliExpressは33,367円)。
また、オプションの純正キーボードはCHUWI JP 公式サイトで販売されており、単体で5,000円(税込)です。筆圧ペン「HiPen H8 」は3,000円(税込)で販売されています。
一方、CHUWIから2024年6月に発売された12.96インチのタブレットPC「CHUWI Hi10 Max」はAmazonで47,515円(税込)で発売中です。
こちらは第12世代 Intel N100、3K液晶、512GB M.2 SSDストレージ、36.48Whバッテリー搭載で、新モデル「CHUWI Hi10 X1」よりもスペックが高くなります。
ライバル機はいくらか?
Windowsタブレットの新モデルは少なく、過去に発売された製品が現在でもメインで販売されています。
中でも2021年10月5日に発売された「Surface Go 3」は根強い人気で未だに売れ続けています。価格はAmazonで64,800円(中古品)、ヤフーショッピングで43,978円(中古品)です。
こちらは最安モデルがPentium Gold 6500Yプロセッサ搭載で、フルHDのPixelSense液晶や最大11時間駆動するバッテリーを搭載しています。オプションではSurface Pen(別売)、専用Surface Go Type Cover(別売)も用意されています。
※Pentium Gold 4425Y搭載の「Surface Go 2」は整備済み品で23,800円で販売中です。
また、日本メーカーからはDynabookから発売された10.1インチのタブレットPC「dynabook K2」(2024年2月16日に発売)が楽天市場で楽天市場で89,980円で販売中です。
こちらはCeleron N4500、WXGA液晶、約16.8時間駆動するバッテリー、ステレオスピーカー搭載で、頑丈なMIL規格に対応しています。また、充電式アクティブ静電ペンと着脱キーボードが付属します。
そのほか、アイワから発売された10.5インチのタブレットPC「aiwa JA2-TBW1001-D」はAmazonで50,864円、ヤフーショッピングで46,479円で発売中です。こちらはCeleron N4020、フルHDのIPS液晶、約7時間駆動する3500mAhバッテリーを搭載。マグネットで着脱できる専用キーボード付ケースは付属します。
なお、AmazonではIntel N100搭載のタブレットPC「ZENAERO 2in1タブレット」が50,900円(15%OFFクーポン付き)で発売中です。こちらは中国のZENAERO社による14インチのWindowsタブレットPCで、フルHD液晶や16GBメモリ、512GB SSDストレージ搭載で、Wi-Fi 6にも対応しています。
デザインをチェック!サイズや重さは?高級感はある?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」はその洗練されたデザインが目を引くタブレットPCです。
高級感のあるアルミニウム合金製のボディは、薄さわずか10.1mm、重さわずか610gと驚くほど軽量でコンパクト。
カバンにすっぽり収まるので、どこにでも気軽に持ち運べます。
前モデルと比較
前モデル「CHUWI Hi10 Max」は13.3インチの大型で、サイズは新モデル「CHUWI Hi10 X1」よりも大きくなります。
また、重さもHi10 X1よりも165g重いので、持ち歩くにはHi10 X1の方が適しているといえます。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「CHUWI Hi10 X1」・・・245.4 x 164.2 x 10.1mm / 610g
- 2.「CHUWI Hi10 Max」・・・287.8 x 208.5 x 9 mm / 775g
- 3.「CHUWI UBook X 2023」・・・263.4 × 182.1 × 4.29mm / 約810g
- 4.「Ubook XPro 2023」・・・280.75 x 196.82 x 2.65 mm / 925g
天板
天板はシンプルながらも洗練されたデザインが魅力です。
サンドブラスト加工されたアルミニウム合金の表面は、サラサラとした心地よい手触り。落ち着いたグレーの色合いは、ビジネスシーンにも最適です。
また、中央には控えめに配置されたロゴマークが配置され、さりげないアクセントになっています。
そのほか、左上の一部には本体内の熱を排出する通気孔を設置。発熱によるパフォーマンスの低下を抑え、安定して動作できるようになっています。
接続ポート
左側には電源ボタン、音量ボタン、USB2.0 Type-C ポートが配置されています。Type-Cポートはフル機能に対応し、データ転送、PD充電、DP映像出力が利用できます。
右側にはMicro HDMIポート、3.5mmオーディオジャック、キーボードコネクターが配置されています。キーボードはマグネットで着脱できます。
プロセッサ性能を確認・Intel N100の性能は?ベンチマークは?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は最新の第12世代 Intel N100 プロセッサを搭載し、ビジネスシーンで必要な処理能力を十分に備えています。
前世代と比べて処理速度が大幅に向上しており、ExcelやPowerPointなどのオフィスソフトも快適に動作します。
PassmarkのCPUベンチマークは約5500点を超えています。また、Cinebench R23のマルチコアで2900点を超えています。
<CPUのベンチマーク結果>
- PassmarkのCPUベンチマークで「5572」
- Geekbench 6のシングルコア「1156」、マルチコア「2968」
- Cinebench R23 シングルコア「845」、マルチコア「2908」
Intel N100性能を比較
性能的にはIntel N97 (Blackview AceBook 8)と同等の性能を発揮します。
Surface Go 3が搭載しているPentium Gold 6500YやIntel Core i3-10100Y よりも約2000高いスコアです。
Intel N4020と比較すると、約3倍高いスコアになります。
<CPUランキング>
※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。
- Core i5-1235U (Surface Laptop Go 3)・・・Passmark:13417
- Intel N97 (Blackview AceBook 8)・・・Passmark:5857
- Intel N100 (CHUWI Hi10 X1/CHUWI Hi10 Max/CHUWI GemiBook Plus/TENKU MOBILE S10)・・・Passmark:5511
- Celeron N5095 (BMAX X15 Plus/mouse B4-I1U01PG-B/)・・・Passmark:4082
- Celeron N5100 (TENKU Comfortbook 15/Alldocube GT Book 15/GT Book 13)・・・Passmark:3318
- Pentium Gold 6500Y (Surface Go 3)・・・Passmark:3015
- Intel Core i3-10100Y (Surface Go 3)・・・Passmark:2873
- Celeron J4115 (TENKU SlimBook 14)・・・Passmark:2687
- Celeron N4500 (dynabook K2)・・・Passmark:1962
- Intel N4020 (aiwa JA2-TBW1001-D/CHUWI HeroBook Plus)・・・Passmark:1551
- Intel Celeron N3350 (TENKU Confortbook S11)・・・Passmark:1106
グラフィック性能
内蔵のGPUは第12世代のIntel UHD グラフィックスで、
YouTubeなどの動画視聴、Webブラウジング、軽めのゲームなども快適に動作します。
3DMarkのFire Strike グラフィックスコアは1200点を超えています。
また、Time Spy では約380を記録しています。
<GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア>
- Fire Strike グラフィックスコアで「1238」
- Fire Strike Physics グラフィックスコアで「6560」
- Time Spy グラフィックスコアで「378」
- 3DMark Night Raidで「4729」
- 3DMark Wild Life「2940」
ゲーム性能
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークでは
FHD解像度で高品質(ノートPC)設定で「5548」(普通)を記録しています。
負荷の高いPCゲームはプレイできませんが、
画質設定を下げると、プレイできるゲームが多くあります。
具体的なゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
<30 FPSで動作するゲーム>
- 原神 (Genshin Impact):オープンワールドのアクションRPG。広大な世界を探索し、元素を駆使した戦闘を楽しむゲームです。30FPSでもプレイできますが、アクション性が高い場面では、より高いFPSの方が快適にプレイできるでしょう。
- マインクラフト: ブロックを積み重ねて自由に世界を創造するサンドボックスゲーム。30FPSでも問題なくプレイできます。
- Skyrim: 広大なオープンワールドを冒険するRPG。MODによる拡張性も高く、自由度の高いゲームです。30FPSでもプレイできますが、MODによっては higher FPS が必要になる場合もあります。
- Forza Horizon 4: オープンワールドのレースゲーム。美しいグラフィックで、リアルなドライビング体験を楽しめます。30FPSでもプレイできますが、レースゲームでは、より高いFPSの方が有利になる場面もあります。
<40~45 FPSで動作するゲーム>
- フォートナイト (Fortnite): バトルロイヤル形式のTPS。建築要素を駆使した、戦略性の高い戦闘が特徴です。45FPSであれば、比較的スムーズにプレイできるでしょう。
- DOTA 2: チーム対戦型のMOBA。戦略性が高く、競技性の高いゲームです。40FPSでもプレイできますが、より高いFPSの方が、より有利に戦える可能性があります。
- GTA V: オープンワールドのアクションアドベンチャー。自由度の高いゲームシステムが特徴です。44FPSであれば、問題なくプレイできるでしょう。
<58~63 FPSで動作するゲーム>
- タクティクスオウガ リボーン: シミュレーションRPG。奥深いストーリーと、やり応えのある戦闘システムが特徴です。58FPSであれば、快適にプレイできるでしょう。
- ファイナルファンタジーⅢ ピクセルリマスター: RPGの金字塔「ファイナルファンタジー」シリーズの3作目。ピクセルアートで描かれた、懐かしさ溢れる世界観が特徴です。63FPSであれば、非常に滑らかにプレイできます。
<60 FPSで動作するゲーム>
- GRID: Autosport: リアルなレースゲーム。様々な車種やコースで、本格的なレースを楽しめます。60FPSであれば、快適にプレイできるでしょう。
- CS GO: チーム対戦型のFPS。競技性の高いゲームとして、世界中で人気があります。60FPSは、FPSゲームにおいて標準的なフレームレートです。
- ストリートファイター 30th Anniversary Collection: 対戦格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」シリーズの30周年記念作品。歴代のストリートファイターシリーズを収録しています。60FPSであれば、快適にプレイできるでしょう。
- 怒首領蜂(どどんぱち)大復活: 弾幕シューティングゲーム。大量の弾幕を避けながら敵を倒す、爽快感のあるゲームです。60FPSであれば、快適にプレイできるでしょう。
<80 FPSで動作するゲーム>
Resident Evill 5: サバイバルホラーゲーム。協力プレイも可能な、人気シリーズの5作目です。80FPSであれば、非常に滑らかにプレイできます。
一般的に、FPSが高いほど、画面の動きが滑らかになり、快適にプレイできます。特に、アクション性の高いゲームや、競技性の高いゲームでは、高いFPSが重要になります。しかし、ゲームによっては、30FPSでも問題なくプレイできるものもあります。
<低設定で720p解像度で60 FPS前後でプレイ可能なもの>
- League of Legends (LoL)・・・5対5のチームで戦う、MOBA (Multiplayer Online Battle Arena)と呼ばれるジャンルの代表的なゲームです。
- Valorant・・・5対5のチームで戦う、タクティカルシューターと呼ばれるジャンルのFPSです。
- Rocket League・・・車でサッカーをする、ユニークなスポーツゲームです。 ブーストやジャンプを駆使してボールを操作し、ゴールを目指します。
- Fall Guys・・・最大60人で競い合う、バトルロイヤル形式のアクションゲームです。 プレイヤーは可愛らしいキャラクターを操作し、様々な障害物を乗り越えてゴールを目指します。
<動作しないゲーム>
インテルN100では負荷の高いPCゲームは動作しません。
動作しないゲームタイトルは以下の通りです。
- エルデンリング
- サイバーパンク 2077
- Microsoft Flight Simulator
- Forza Horizon 5
- Apex Legends
メモリ・ストレージを確認・容量は十分か?拡張はできる?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は8GB LPDDR5の大容量メモリを搭載しています。これにより、複数のアプリケーションを同時に開いてもスムーズに動作し、Webブラウジング、動画視聴、オフィス作業など、様々なタスクを快適にこなせます。
また、LPDDR5規格を採用しているため、最大で 6400 Mbpsの高速な転送が可能です。これにより、アプリケーションの起動やファイルの読み込みが高速になり、操作が快適になります。
ストレージは?
256GB SATA SSD を搭載し、写真、動画、音楽などを大量に保存でき、容量不足を気にせずアプリをインストールできます。
また、SSDを採用しているため、従来のHDDと比べて読み書き速度が圧倒的に速く、OSやアプリの起動、ファイルの読み込みが高速になります。
※microSDカードスロットはありませんでした。そのため、microSDカードでストレージ容量を拡張することはできません。
<メモリ・ストレージを比較>
- 1.「CHUWI Hi10 X1」・・・8GB LPDDR5 / 256GB SATA SSD
- 2.「CHUWI Hi10 Max」・・・12GB LPDDR5 / 512GB M.2 SSD
- 3.「CHUWI UBook X 2023」・・・8GB LPDDR4 / 256GB SSD (SATA)
- 4.「Ubook XPro 2023」・・・8GB LPDDR4 / 512GB SSD (SATA)
ディスプレイをチェック!画質は?画面は見やすいか?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は1280×800のHD解像度と16:10のアスペクト比を採用した10.1インチ HDディスプレイを搭載。
IPSパネルによる広視野角と鮮やかな色彩表現で、動画視聴やWeb ブラウジングを快適にお楽しみいただけます。
また、狭額ベゼルデザインにより、画面への没入感がさらに高まりました。
ExcelやWordなどのOfficeソフトも見やすく表示でき、作業効率が高まります。
そのほか、タッチ操作に対応。操作に迷うことなく、直感的に操作できます。
<ディスプレイを比較>
- 1.「CHUWI Hi10 X1」・・・10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS
- 2.「CHUWI Hi10 Max」・・・12.96インチ、解像度 2880 x 1920 ドットのIPS
- 3.「CHUWI UBook X 2023」・・・12インチ、解像度 2160 × 1440 ドットのIPS
- 4.「Ubook XPro 2023」・・・13インチ、解像度 2160 × 1440 ドットのIPS
キーボードとペンを確認・タイピングしやすい?スタンドは?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」はオプションで純正キーボード、ケース、筆圧ペンが用意されています。
これらを利用することで、まるでマイクロソフトのSurfaceのように使用できます。
純正キーボード
純正キーボードは、マグネット式で本体のタブレットと簡単に着脱可能。快適なタイピングを実現するキーピッチと、高精度なタッチパッドを搭載し、生産性を大幅に向上させます。
厚さ7.2mm、重さ245gの薄型設計で持ち運びも便利。
キーストロークは浅めで、軽快なタイピングが可能です。タッチパッドはマルチタッチジェスチャーに対応し、直感的な操作が可能です。
ケース
タブレットをしっかりと保護する純正ケースは、PUレザーを使用した高級感のあるデザイン。軽量・薄型設計で、持ち運びにも便利です。調節可能なスタンド機能(キックスタンド)も備わっているので、どこでも快適に作業できます。
筆圧ペン(HiPen H8)
1024段階の筆圧感知に対応したHiPen H8は、繊細な線から力強い線まで、思い通りの表現を可能にします。イラスト制作やメモなど、様々な用途で活躍します。
<HiPen H8の特徴>
- 2mmのPOMペン先により、スムーズでコントロールしやすい書き心地です。
- ラグがほとんどなく、紙にペンで書くような感覚で使用できます。
- 1回の充電で18時間連続使用可能、180日間の待機時間を実現しています。
- 90秒間使用しないと自動的にスリープ状態になり、バッテリー寿命を保ちます。
- 人間工学に基づいたデザインで、高級アルミニウム製でわずか11gと軽量です。
バッテリー・充電性能を確認・何時間使える?PD急速充電に対応か?
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は3400mAhバッテリーを搭載し、動画再生で約6~8時間の連続使用が可能。
動画視聴やWeb閲覧はもちろん、Office作業も長時間快適に行えます。
また、充電はType-Cを利用したPD急速充電に対応しているので、外出先でも素早く充電できます。
もちろん、PD充電に対応しているので、モバイルバッテリーでの充電にも対応します。
付属のACアダプターを使用すれば、わずか約2.5~3.5時間 程度でフル充電が完了します。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「CHUWI Hi10 X1」・・・3400mAh 7.6V(25.84Wh) / PD急速充電、12V/3A
- 2.「CHUWI Hi10 Max」・・・4800mAh (7.6V/36.48Wh) / PD急速充電、12V/3A
- 3.「CHUWI UBook X 2023」・・・4500 mAh (7.6V/38Wh) / PD急速充電、12V/2A
- 4.「Ubook XPro 2023」・・・5000 mAh /7.6V (38Wh) / PD 急速充電、12V/2A
「CHUWI Hi10 X1」のデメリット
「CHUWI Hi10 X1」はコスパに優れたWindows タブレットPCですが、デメリットもあります。購入する前に必ずチェックしておきましょう。
ディスプレイの画質がフルHDでない
新モデル「CHUWI Hi10 X1」は解像度が1280×800と低いため、高精細な画像や動画を楽しむには物足りないと感じるかもしれません。画面が光沢仕上げのため、周囲の光が反射しやすく、屋外での使用時に見づらいことがあります。
有線LAN端子がない
有線LAN端子が搭載されていないため、安定した有線ネットワーク接続には、別途USB-LANアダプターが必要となります。
microSDカードが使えない
microSDカードスロットが搭載されていないため、別売のmicroSDカードでストレージ容量を拡張することができません。
スピーカー
本体に2つのスピーカーを搭載していますが、音質があまり良くありません。本格的なサウンドを聴く場合は、別途外部のスピーカーと接続する必要があります。
Officeアプリがインストールされていない
Microsoft Officeアプリ(Word、Excel、PowerPointに、Outlook、OneDrive、Teamsなど)はプリインストールされていません。別途用意する必要があります。
「CHUWI Hi10 X1」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280 x 800 ドットのIPS
※HD/6:10 - プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics for 12th Gen
- RAM(メモリ)8GB LPDDR5
- ストレージ 256GB SATA SSD
- バッテリー 3400mAh 7.6V/25.84Wh
- 充電 PD充電、Type-C、12V/3A
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 5MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/ac/b/g/n/ax,2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- インターフェース USB 2.0 Type-C(フル機能)、USB-A 3.2 Gen1 x1、3.5mmオーディオジャック、Micro HDMI(4K 60Hz)、DCポート、キーボードコネクタ
- センサー Gセンサー
- スピーカー 内蔵
- マイク 内蔵
- スタイラスペン Chuwi Hi Pen H8 (筆圧検知4096段階、別売)
- キーボード 専用キーボード・カバー(別売)※キーボードはマグネット接続・カバーは自立可能
- キックスタンド なし
- 筐体 アルミマグネシウム合金
- OS Windows 11 ※プリインストール済
- サイズ 245.4 x 164.2 x 10.1mm
- 重量 610g
- カラー グレー
- 付属品 12V/3A アダプタ、PSE、 CE、 UL、 FCC 認証 取扱説明書、 適合証明書、 品質証明書、保証カード
「CHUWI Hi10 X1」の評価
8つの基準で「CHUWI Hi10 X1」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★
- スペック:★★★
- デザイン:★★★★
- 耐久性:★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★
- 使いやすさ:★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
CHUWIから発売されたIntel N100搭載のWindows タブレットPCです。
低価格ながらも比較的 パワフルに動作する性能持っています。
また、純正のキーボード、カバー、筆圧ペンも用意しています。
「CHUWI Hi10 Max」の方がいいのか?
「CHUWI Hi10 Max」は同じインテルN100搭載ですが、
3K液晶や4800mAhバッテリー、12GB LPDDR5 メモリ、512GB M.2 SSDストレージ搭載で、
スペックがワンランク上です。
使い心地は当然Hi10 Maxの方が優れています。
しかし、価格は約5万円前後とHi10 X1よりも2万円ほど高くなってしまうのがネックです。
「ちょっと、Windowsタブレットで仕事したいな」というサブ的な用途なら、
約3万円前後で購入できる「CHUWI Hi10 X1」の方が向いています。
購入に迷ったら、メインで使うのか、サブで使うのかをよく考えてください。
中古の「Surface Go 3」の方がいいか?
マイクロソフト「Surface Go 3」などSurfaceシリーズが魅力なのは、
キックスタンド内蔵で、Surface Pen(別売)、専用Surface Type Cover(別売)が用意されていることです。
特にSurface Penは非常に描きやすく、イラスト制作などにも十分に対応できます。
手書き用のWindowsタブレットを探しているのなら、やはりSurfaceシリーズがいいでしょう。
ただし、中古モデルの場合、やや古くなっているため、プロセッサ性能などはあまり高くない場合があります。
第12世代のIntel N100プロセッサは第六世代のCore i5並みの性能を発揮できるため、
文書作成や軽めのゲーム、動画編集などの用途では「CHUWI Hi10 X1」の方がいいでしょう。
「CHUWI Hi10 X1」に最適な人は?
ズバリWindowsタブレットをサブ的に使ってみたい人です。
メインはデスクトップPCで作業し、外出先などではタブレットPCを使いたい人に最適です。
また、インテルN100プロセッサ搭載で、純正キーボードやペンもあるので、
外出先でOfficeアプリでの文書作成やプレゼン資料、軽い動画の編集などをしたい人に最適です。
国内で発売されたWindows タブレットよりもかなり安いので、
コスパを重視する人にも最適です。
「CHUWI Hi10 X1」の価格・購入先
CHUWI Hi10 X1はCHUWI JP 公式サイトやAmazonなどのECサイトで購入できます。
CHUWI JP 公式サイト
本体のみで30,900円(税込)、
- 本体+キーボードで35,900円(税込)、
- 本体+HiPen H8 で33,900円(税込)、
- 本体+キーボード+HiPen H8 で38,500円(税込)、
で販売されています。
CHUWI JP 公式サイトで「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
ECサイト
Amazonで33,900円(税込)、
楽天市場で34,900~39,900円(送料無料)、
ヤフーショッピングで32,900円、
AliExpressで33,367円、
米国 Amazon.comで$299.00 ($70 OFFクーポン付き)
で販売されています。
Amazonで「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
楽天市場で「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
ヤフーショッピングで「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
AliExpressで「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
米国 Amazon.comで「CHUWI Hi10 X1」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「CHUWI Hi10 X1」に似た性能をもつタブレットPCも販売されています。
「CHUWI Hi10 Max」
CHUWIから発売された12.96インチのタブレットPCです(2024年6月 発売)。
Windows 11、第12世代 Intel N100、12GB LPDDR5 メモリ、3K液晶、512GB M.2 SSDストレージ、36.48Wh (7.6V/4800mAh) バッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。
また、スタイラスペン HiPen H7 / H8(別売)、着脱キーボード(別売)、PD 急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張(microSDカード)、HDMI映像出力、USB 3.0ポート、USB Type-C(フル機能) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで47,515円(税込)、楽天市場で52,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで52,900円、AliExpressで50,460円、米国 Amazon.comで$399.00 ($60 OFFクーポン付き)、です。
関連記事:13型「CHUWI Hi10 Max」タブレットPCのメリット・デメリット
「Surface Go 3」
マイクロソフトから発売された10.5インチのタブレットPCです(2021年10月5日 発売)。
Windows 11、Intel Core i3-10100Y / Pentium Gold 6500Yプロセッサと4/8GBメモリを搭載。フルHDのPixelSense液晶、64GB eMMC/128GB SSD/256GB SSDストレージ、最大11時間駆動するバッテリー、背面8MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、Surface Pen(別売)、専用Surface Go Type Cover(別売)、キックスタンド、4G通信(LETモデルのみ)、デュアルアレイマイク、10点マルチタッチ、Gorilla Glass 3、USB Type-C (USB 3.1 Gen1 or Gen2)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで64,800円(中古品)、楽天市場で79,480円(送料無料・未使用品)、ヤフーショッピングで43,978円(中古品)、米国 Amazon.comで$379.99、です。
関連記事:「Surface Go 3」と最新タブレットPCと徹底 比較!
「dynabook K2」
Dynabookから発売された10.1インチのタブレットPCです(2024年2月16日に発売)。
Windows 11 Pro、Celeron N4500、8GB LPDDR4Xメモリ、WXGA液晶、256GBストレージ、約16.8時間駆動するバッテリー、背面5MPカメラ、前面2MPカメラを搭載しています。
また、充電式アクティブ静電ペン(付属)、着脱キーボード(付属)、MIL規格、お急ぎ30分チャージ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、「ワンタッチマイクミュート」(マイクのオン/オフ)、「AIノイズキャンセラー」(AIで環境ノイズを除去)、USB 3.2(Gen1)Type-Cコネクタ x2(映像出力対応)、USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ x1、microSDカードリーダー x1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、楽天市場で89,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで89,980円、です。
関連記事:「dynabook K2」モバイルに強い? 人気の2in1タブレットPCと徹底 比較!
「aiwa JA2-TBW1001-D」
アイワから発売された10.5インチのタブレットPCです(2023年1月16日 発売)。
Windows 11 Pro、第10世代のIntel Celeron N4020、4GB DDR4メモリ、フルHDのIPS液晶、64GB eMMCストレージ、約7時間駆動する3500mAhバッテリー、背面5MPのメインカメラ、前面2MPのフロントカメラを搭載しています。
また、専用キーボード付ケース(付属・マグネット接続・日本語)、micro HDMI映像出力、ストレージ拡張(microSDカード)、デュアルスピーカー、国内サポート、USB type-Cポートx2 (1つは充電用・もう一つはOTG対応)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、Amazonで50,864円、楽天市場で51,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで46,479円、です。
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