「Minisforum V2」はSurface以上か? 人気の本格派2in1タブレットPCを徹底 比較!


2023年4月下旬に発売される「Minisforum V2」と人気の本格派2in1タブレットPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※現在、予約販売中です。

「Minisforum V2」の特徴

Minisforum V2」の特徴をまとめてみました。

13.4の4K液晶・筆圧ペン・65W PD急速充電

Minisforum V2」は13.4インチで解像度3840 x 2400 pxIGZO IPSディスプレイ(タッチ対応)を搭載。シャープ UHD製の4Kモニターで、HDR1090% DCI-P3100% sRGBに対応した高コントラストで色鮮やかな映像を映し出します。また、筆圧4096段階の専用スタイラスペン「Wacom AES 2.0」が付属。165°角度調整に対応したスタンドも搭載し、快適に手書き入力できます。

そのほか、41.3Whバッテリーを搭載し、スタンバイで13時間、節電モードで5時間、高性能モードで3時間駆動することが可能。Thunderbolt 4.0ポートを介して65W PD急速充電も利用できます。

第11世代Core i・LPDDR4メモリ・NVMe SSD

Minisforum V2」は第11世代のインテル Core i5-1135G7 / Core i7-1165G7 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア8スレッド最大4.2GHz/4.7GHzのCPUで、高速に動作します。また、LPDDR4 (4266MHz)規格のメモリを16GB/32GB搭載。ストレージはNVMe規格のSSD 512GB/1024GBで、読み出し速度2400MB/S 、書き込み速度1800MB/Sの高速なデータ転送が利用できます。

そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。

Thunderbolt 4.0・クアッドスピーカー・Wi-Fi 6

Minisforum V2」は2つThunderbolt 4.0ポートを搭載。40Gbpsの高速データ転送やPD充電のほか、DP Altモードでの映像出力にも対応しています。また、本体にクアッドスピーカーを搭載。2つの0.7Wフロントスピーカーと2つの1W ロントサブウーファーを組み合わせて、臨場感のあるサウンドを再生できます。

そのほか、高速なWi-Fi 6通信とBluetooth 5.1に対応。ボディは厚さ9.4mm、重さ904.5gアルミニウム合金製で、強力な放熱設計指紋認証顔認証にも対応しています。

公式ページ: Minisforum V2 2in1タブレット – Minisforum JP 

価格を比較

Minisforum V2」と「Surface Pro 9」、「ASUS Vivobook 13 Slate」、「HUAWEI MateBook E」(2022)の価格を比較してみました。

「Minisforum V2」

Minisforum V2」は、MINISFORUM公式サイトで117,000円(税込・送料別)で販売されます。

「Surface Pro 9」

Surface Pro 9」は、Amazonで217,232円 (税込)、楽天市場で158,132円(税込・送料無料・Core i5)、ヤフーショッピングで158,180円(税込・送料無料)、ビックカメラで169,680円 税込・16,968ポイント)、マイクロソフト公式ストアで162,580円~(税込・送料無料・5G対応モデルは216,480円~)、米国 Amazon.comで$1,199.00、で販売されています。

「ASUS Vivobook 13 Slate」

ASUS Vivobook 13 Slate」は、Amazonで72,800円(税込・Pentium Silver N6000・T3300KA・キーボード&スタンドケース付属)、楽天市場で91,780円 (税込・T3300KA-LQ046W・中古美品の展示品は57,729円)、ヤフーショッピングで81,790円 (税込)、ASUS公式ストアで109,800円 (税込・T3300KA-LQ049W)、米国 Amazon.comで$349.60 (Pentium N6000)で販売されています。

「HUAWEI MateBook E」(2022)

HUAWEI MateBook E」(2022)は、Amazonで54,800円 (Core i3・本体のみ)、楽天市場で55,800円(税込・送料無料・本体のみ)、ヤフーショッピングで55,800円(税込・送料無料・本体のみ)、ビックカメラで72,800円 (税込・7280ポイント・本体のみ)、AliExpressでUS $1,089.00で販売されています。

スペックを比較

Minisforum V2」と「Surface Pro 9」、「ASUS Vivobook 13 Slate」、「HUAWEI MateBook E」(2022)のスペックを比較してみました。

「Minisforum V2」のスペック

  • ディスプレイ 13.4インチ、解像度3840 x 2400 pxのIGZO IPS
    ※4K UHD/16:10/最大500nits/HDR/HDR10/90% DCI-P3/100% sRGB/10.7億の色表示/コントラスト比1500:1/LEDバックライト
  • プロセッサ 第11世代 Intel Core i5-1135G7 / Intel Core i7-1165G7
  • GPU Iris Xeグラフィック 1.30 GHz
  • RAM(メモリ)16GB/32GB LPDDR4-4266MHz
  • ストレージ NVMe SSD 512GB/1024GB (読み出し速度:2400MB/S 書き込み速度:1800MB/S)
  • バッテリー 41.3Wh
  • 駆動時間 スタンバイで13時間、節電モードで5時間、高性能モードで3時間
  • 充電 65W PD急速充電に対応
  • カメラ 内蔵(Webカメラ)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
  • インターフェース Thunderbolt 4.0 (PD充電/40Gbps転送/DP Alt) ×2、USB 3.2 Type-C ×1、TFカードスロット ×1、電源スイッチ ×1、音量ボタン ×1、3.5mmイヤホンポート ×1、電源インジケーター ×1
  • スピーカー クアッドスピーカー (0.7W フロント高出力スピーカー×2、1W フロントサブウーファー×2)
  • マイク 内蔵
  • スタイラスペン 筆圧4096段階のWacom AES 2.0(付属)
  • キーボード  専用キーボードカバー付属
  • スタンド 内蔵・165°の角度調整
  • 冷却 強力な放熱設計を採用
  • 筐体の材質 アルミニウム合金、CNC加工
  • 生体認証 指紋認証、顔認証(Windows Hello対応)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 308.6×208.6×9.4mm(キーボードなし) / 308.6×208.6×15.45mm(キーボード付き)
  • 重量 904.5g
  • カラー ブラック
  • 付属品 電源アダプター ×1、電源ケーブル ×1、Wacom AES 2.0スタイラスペン ×1、キーボード ×1、保証書 ×1、取扱説明書(日本語対応) ×1

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「Surface Pro 9」のスペック

  • ディスプレイ 13インチ、解像度2880×1920ドットのPixelSense Flow
    ※3:2/267ppi/コントラスト比:1200:1/アダプティブカラー/自動カラーマネジメント対応/10 ポイントマルチタッチ/DolbyVision IQ/Gorilla Glass 5
  • リフレッシュレート 最大120Hz
  • プロセッサ Intel Core i5-1235U/ Core i7-1255U
    ※5G対応モデルはMicrosoft SQ 3
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス
    ※5G対応モデルはMicrosoft SQ 3 Adreno 8CX Gen 3
  • RAM(メモリ) 8GB/16GB/32GB LPDDR5
    ※5G対応モデルは8GBまたは16 GB LPDDR4x
  • ストレージ SSD 128GB、256GB、512GB、1TB
    ※5G対応モデルはSSD 128GB、256GB、512GB
  • バッテリー 47.7 Wh
  • 駆動時間 最大 15.5時間
    ※5G対応モデルは通常のデバイス使用で最大19時間
  • 充電 PD急速充電 (USB Power Delivery)に対応
  • 背面カメラ 10MP (AF対応・4K動画撮影)
  • 前面カメラ 1080p フルHDビデオ(Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.1
  • インターフェース USB4/Thunderbolt 4搭載USB Type-C×2、Surface Connect×1、Surface タイプカバー×1
  • スピーカー  2Wステレオ スピーカー ※Dolby Atmos対応
  • マイク Dual far-field スタジオ マイク
  • キーボード 「Surface Pro Signature Keyboard」(別売・ペンの収納ポケットありで無接点充電が可能)
  • スタイラスペン 「Surface Slim Pen 2」(別売/触覚フィードバック/筆圧4096段階) もしくはMPP対応のデジタイザーペン
  • Officeアプリ 「Office Home & Business 2021」、「Microsoft 365」
  • 筐体の素材 アルミニウム
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 287×209×9.3mm
  • 重量 879g
  • カラー サファイア、フォレスト、プラチナ、グラファイト
    ※5G対応モデルはプラチナ

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「ASUS Vivobook 13 Slate」のスペック

  • ディスプレイ 13.3インチ、解像度1920 × 1080ドットのOLED(有機EL)液晶
    ※16:10/10点マルチタッチ/静電容量方式/100% DCI-P3 /最大輝度550nits/0.2msの応答速度/1,000,000:1コントラスト/VESA DisplayHDR™ True Black 500認証/約10億700万色対応/Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ Pentium Silver N6000 ※ASUSストア限定でCore i5-1135G7もあり
    ※10 nm/64bit/2コア/4スレッド/最大4.10 GHz
  • GPU インテル UHDグラフィックス(CPU内蔵)
  • RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X-2933 / 8GB LPDDR4X-2933 ※増設不可
    ※ASUSストア限定で16GBメモリもあり
  • ストレージ eMMC 128GB / SSD 256GB
    ※ASUSストア限定でSSD 512GBもあり
  • バッテリー 50Wh
  • 駆動時間 タブレット:約12.9時間、タブレット+デタッチャブルキーボード:約10.3時間
  • 充電 急速充電に対応(約39分で約60%まで充電可能)
  • 充電時間 タブレット:約1.9時間、タブレット+デタッチャブルキーボード:約1.9時間
  • 背面カメラ 1258万画素Webカメラ (オートフォーカス対応)
  • 前面カメラ 491万画素Webカメラ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz/Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.1
  • インターフェース USB3.2 (Type-C/Gen2) ×2、microSDカードスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック ×1
  • スピーカー ステレオスピーカー (1W×2) / クアッドスピーカー (2W×4)
    ※ドルビーアトモス対応/スマートアンプ/AIノイズキャンセリングスピーカー機能
  • スタイラスペン 筆圧感知4096段階のASUSペン
  • Officeアプリ WPS Office 2 Standard Edition (3製品共通ライセンス付)
  • キーボード  付属・84キー日本語キーボードカバー+マルチタッチ・タッチパッド (1.4mmキートラベル、19.05mm フルサイズのキーピッチ、0.2mmのキーキャップの窪み)
  • OS Windows 11 Home (Sモード) / Windows 11 Home
  • サイズタブレット: 幅309.9mm×奥行き190mm×高さ8.25mm
  • 重量タブレット: 約785g
    カラー ブラック

関連記事「ASUS Vivobook 13 Slate」と人気の本格2in1 PCを徹底 比較!

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「HUAWEI MateBook E」(2022)のスペック

  • モデル DRC-W38 / DRC-W58
  • ディスプレイ 12.6インチ、解像度2560 x 1600 pxのOLED(有機EL)液晶
    ※10点マルチタッチ/16:10/画面占有率 90%/240 ppi/最大輝度 600 nit/1,000,000 : 1/上下左右:80°
  • プロセッサ Intel Core i3-1110G4 / Core i5-1130G7
  • GPU インテル UHD グラフィックス / インテル Iris Xe グラフィックス
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR4x
  • ストレージ SSD 128/256GB NVMe PCIe
  • バッテリー 42 Wh
  • 駆動時間 約8.1時間 / 約7.4時間
  • 充電 PD急速充電
  • 背面カメラ 13MP
  • 前面カメラ     8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.1
  • インターフェース USB Type-C x 1(Thunderbolt 4互換、充電、データ転送、ディスプレイポート映像出力に対応)、3.5 mm ヘッドセットジャック (CTIA規格) x 1
  • スピーカー HUAWEI SOUND対応のクアッドスピーカー
  • マイク ノイズキャンセリング対応のクアッドマイク
  • キーボード HUAWEI Smart Magnetic Keyboard (110°~160°の間で傾き調整・440g) ※別売
  • スタイラスペン HUAWEI M-Pencil(第2世代・筆圧感知4096段階・傾き検知に対応) ※別売
  • アプリ HUAWEI Share、HUAWEI PC Manager (Simple Version)、HUAWEIファクトリーリセット
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタンに指紋センサー)
  • OS Windows 11 Home 64bit Sモード / Windows 11 Home 64bit
  • サイズ 286.5 x 184.7 x 7.99mm
  • 重量 約709g(バッテリーを含む)
  • カラー ネビュラグレー

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ベンチマークを比較

Minisforum V2」と「Surface Pro 9」、「ASUS Vivobook 13 Slate」、「HUAWEI MateBook E」(2022)のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Minisforum V2」

<CPU> Intel Core i5-1135G7

Passmarkによるベンチマークスコアは「10130」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1587」、マルチコアで「4557」。

<CPU> Intel Core i7-1165G7

Passmarkによるベンチマークスコアは「10974」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1713」、マルチコアで「4847」。

<GPU> Iris Xeグラフィックス 1.30 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4736」。

<プロセッサ性能を解説>

Intel Core i5-1135G7は10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大4.2GHz駆動のCPUです。

一方、Intel Core i7-1165G7は10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大4.7GHz駆動のCPUです。

PassmarkのCPUベンチマークはともに1万ほどで大きな差はないようです。

また、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約4700を記録するなど、高いグラフィック性能を持っています。

性能的には、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。もちろん、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集などでも快適に動作します。

また、SteamなどのPCゲームもプレイできる性能を持っています。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。PS2、Xboxを含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「Surface Pro 9」

<CPU> Core i5-1235U

Passmarkによるベンチマークスコアは「13519」(CPU)。

<CPU> Core i7-1255U

Passmarkによるベンチマークスコアは「13566」(CPU)。

<GPU> Intel Iris Xe

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。

「ASUS Vivobook 13 Slate」

<CPU> Pentium Silver N6000

Passmarkによるベンチマークスコアは「3176」(CPU)。

<GPU> インテル UHDグラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「HUAWEI MateBook E」(2022)

<CPU> Core i3-1110G4

Passmarkによるベンチマークスコアは「4009」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1163」、マルチコアで「2445」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「Minisforum V2」のメリット・デメリット

Minisforum V2」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・13.4インチの4K液晶・HDR10、DCI-P3、100% sRGB対応で色鮮やか

Minisforum V2」は13.4インチで解像度3840 x 2400 pxのIGZO IPSディスプレイ(タッチ対応)を搭載。シャープ UHD製の4Kモニターで、HDR10、90% DCI-P3、100% sRGBに対応した高コントラストで色鮮やかな映像を映し出します。

一方、「Surface Pro 9」は13インチで解像度2880×1920ドットのPixelSense Flowディスプレイを搭載し、ハイダイナミックレンジ&アダプティブカラーに対応しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は13.3インチで解像度1920 × 1080ドットのOLED(有機EL)液晶を搭載し、DCI-P3に対応しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)は12.6インチで解像度2560 x 1600 pxのOLED(有機EL)液晶を搭載しています。

・筆圧4096段階の専用スタイラスペンが付属する

Minisforum V2」は筆圧4096段階の専用スタイラスペン「Wacom AES 2.0」が付属。165°の角度調整に対応したスタンドも搭載し、快適に手書き入力できます。

一方、「Surface Pro 9」は筆圧4096段階の「Surface Slim Pen 2」とMPPデジタイザーペンに対応しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は筆圧感知4,096段階のASUSペンが使えるようになっています。「HUAWEI MateBook E」(2022)は筆圧感知4096段階と傾き検知に対応したHUAWEI M-Pencil(第2世代)に対応しています。

・16GB/32GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作する

Minisforum V2」はLPDDR4 (4266MHz)規格のメモリを16GB/32GB搭載し、遅延なくスムーズに動作します。

一方、「Surface Pro 9」はLPDDR5規格の8GB/16GB/32GBメモリを搭載しスムーズに動作します。「ASUS Vivobook 13 Slate」は4GB LPDDR4X / 8GB LPDDR4Xメモリを搭載しスムーズに動作します。「HUAWEI MateBook E」(2022)は8GB LPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作します。

・NVMe SSD 512GBストレージ搭載で高速転送が利用できる

Minisforum V2」はNVMe規格のSSDストレージを 512GB/1024GB搭載し、読み出し速度:2400MB/S 書き込み速度:1800MB/Sの高速なデータ転送が利用できます。

一方、「Surface Pro 9」はSSD 128GB、256GB、512GB、1TBストレージを用意しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」はeMMC 128GB / SSD 256GBストレージを搭載しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)はNVMe規格のSSD 128/256GBストレージを搭載し、OSやアプリの起動も高速になっています。

・41.3Whバッテリー搭載で65W PD急速充電に対応

Minisforum V2」は41.3Whバッテリーを搭載し、スタンバイで13時間、節電モードで5時間、高性能モードで3時間駆動できます。また、Thunderbolt 4.0ポートを介して65W PD急速充電も利用できます。

一方、「Surface Pro 9」は最大15.5時間駆動する47.7 Whバッテリーを搭載・PD急速充電に対応しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は50Whバッテリー搭載で急速充電に対応しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)は42Whバッテリー搭載でPD急速充電に対応しています。

・Webカメラとマイク搭載でビデオ通話も利用できる

Minisforum V2」はWebカメラとマイク搭載でビデオ通話やチャットなども利用できます。

一方、「Surface Pro 9」は背面10MPカメラ(AF、4K動画撮影に対応)と前面1080pカメラを搭載しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は背面1258万画素(オートフォーカス対応)&前面491万画素カメラが使えるようになっています。「HUAWEI MateBook E」(2022)は背面13MPのメインカメラと前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応

Minisforum V2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.1に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Surface Pro 9」はWi-Fi 6e&Bluetooth 5.1に対応し、5G通信に対応したモデルも用意しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.1に対応しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)はWi-Fi 6&Bluetooth5.1に対応しています。

・2つのThunderbolt 4.0ポートを搭載・DP映像出力も利用できる

Minisforum V2」は2つのThunderbolt 4.0ポートを搭載。40Gbpsの高速データ転送やPD充電のほか、DP Altモードでの映像出力にも対応しています。

一方、「Surface Pro 9」はThunderbolt 4(USB4)互換のType-Cポートを搭載しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は2つのUSB3.2 (Type-C/Gen2) ポートを搭載しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)はThunderbolt 4互換のUSB Type-C(急速充電、高速データ転送、DP映像出力)ポートを1つ搭載しています。

・厚さ9.4mmで重さ904.5gの薄型軽量デザイン・アルミ合金製で高級感もある

Minisforum V2」は厚さ9.4mmで重さ904.5gの薄型軽量デザインを採用しています。また、アルミ合金製の高級感ある外観になっています。

一方、「Surface Pro 9」は厚さ9.3mmで重さ879gの薄型軽量デザイン(アルミ合金製)になっています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は厚さ8.25mmで重さ約785gの薄型軽量ボディになっています。「HUAWEI MateBook E」(2022)は厚さ7.99mmで重さ約709gの薄型軽量デザインになっています。

・専用キーボードケースが付属する

Minisforum V2」はマグネットで着脱できる専用キーボードケースが付属し、ノートPCのように使用できます。

一方、「Surface Pro 9」は専用キーボードカバー「Surface Pro Signature Keyboard」を用意しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は19.05mmサイズのフルサイズキーボードカバー(付属)も利用できます。「HUAWEI MateBook E」(2022)は専用キーボードカバーHUAWEI Smart Magnetic Keyboardを用意。110°~160°の間で傾き調整できます。

・クアッドスピーカー搭載で音がいい

Minisforum V2」は本体にクアッドスピーカーを搭載し、2つの0.7Wフロントスピーカーと2つの1W ロントサブウーファーを組み合わせて、臨場感のあるサウンドを再生できます。

一方、「Surface Pro 9」は高音質なデュアルスピーカーを搭載しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」はドルビーアトモス対応のクアッドスピーカーを搭載しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)はHUAWEI SOUND対応のクアッドスピーカーを搭載し、高音質なサウンドが楽しめるようになっています。

・指紋認証、顔認証に対応

Minisforum V2」は指紋認証、顔認証 (Windows Hello)に対応し、安全かつスピーディにログインできます。

一方、「Surface Pro 9」は顔認証 (Windows Hello)に対応しています。「ASUS Vivobook 13 Slate」は指紋認証、顔認証 (Windows Hello)に対応していません。「HUAWEI MateBook E」(2022)は指紋認証(電源ボタンに指紋センサー内蔵)に対応しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Minisforum V2」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの新機能が追加されています。

一方、「Surface Pro 9」はWindows 11 Homeを搭載し、新機能も使えるようになっています。「ASUS Vivobook 13 Slate」はWindows 11 Home (Sモード) / Windows 11 Homeを搭載しています。「HUAWEI MateBook E」(2022)はWindows 11の新機能が使えるようになっています。

デメリット

・Officeアプリが付属しない

Minisforum V2」はマイクロソフトのOfficeアプリが付属しません。

一方、「Surface Pro 9」はアプリ「Office Home & Business 2021」が付属(プリインストール済み)でWordやExcel、PowerPoint、Outlookなどのビジネスソフトが利用できます。「ASUS Vivobook 13 Slate」と「HUAWEI MateBook E」(2022)はOfficeアプリが付属しません。

「Minisforum V2」の評価

Minisforum V2」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Minisforumから発売された第11世代のインテルCore iプロセッサ搭載の2in1タブレットPCです。全体的なスペックは高めで専用の筆圧ペンやキーボードケースが付属します。注目はやはり4Kディスプレイを搭載している点です。解像度が非常に高く、しかもHDR10、90% DCI-P3、100% sRGBに対応しているため、本格的なグラフィック制作でも快適に使用できます。

プロセッサは第11世代と一世代前のプロセッサになりますが、それでもPassmarkのCPUベンチマークで一万を超えており、グラフィック性能も高いです。この性能であれば動画編集やSteamなどのPCゲームにも利用でき、仕事でもプライベートでも使えそうです。

また、2つのThunderbolt 4.0ポートを搭載するなどインターフェースも充実しています。高音質なクアッドスピーカー搭載で指紋認証に対応するなどコスパは非常に高いといえるでしょう。

Minisforum V2」の発売時の価格は、117,000円(税込・送料別)。マイクロソフトの「Surface Pro 9」は15万~20万円ほどなので、5万~10万ほど安くなるようです。パワフルなインテルCore iプロセッサを搭載した本格的な2in1タブレットPCを探している人におすすめです。

「Minisforum V2」の販売・購入先

Minisforum V2」は、

MINISFORUM公式サイトで117,000円(税込・送料別)で販売されます。

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他のタブレットPCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★富士通「STYLISTIC WQ2/H3」(10.1型・N5100・防水防塵)

Surface Pro 9

ASUS Vivobook 13 Slate

HUAWEI MateBook E」(2022)

Alldocube iWork GT

ASUS「ExpertBook B3 Detachable

One-Netbook T1

Surface Go 3

Chuwi UBook X Pro

HP ENVY x360 13」(2021)

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