「TCL NXTWEAR S」は買いか? 最新スマートグラスと徹底 比較!


2023年1月31日に発売された「TCL NXTWEAR S」と最新のスマートグラスを徹底 比較!価格やできること・機能、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「TCL NXTWEAR S」の特徴

TCL NXTWEAR S」の特徴をまとめてみました。

ソニーMicro-OLED液晶・XRモード・専用アダプター

TCL NXTWEAR S」はソニーMicro-OLED ディスプレイを搭載。4mの距離で130インチ相当のスクリーンを表示し、映画館のような迫力ある映像を楽しめます。また、DP映像出力に対応したスマートフォンとType-Cで有線接続することで、独自のUI「XRモード」が利用可能。スマートフォンをリモコンのように利用し、ゲームや3Dコンテンツがスムーズに楽しめるようになっています(※現在、専用アプリはAndroid版のみ提供)。

そのほか、専用アダプター「MiraScreen Portable Adapter」(※別売)を用意。DP接続に対応していないスマートフォンでも「TCL NXTWEAR S」と接続できるようになります。

PCやSwitchとも接続可・バッテリーレス仕様

TCL NXTWEAR S」はスマートフォンの他にPCNintendo Switch、プレイステーション、XBOXなどのゲーム機とも接続可能。DisplayPort出力に対応していないPCやゲーム機でも専用アダプター「MiraScreen Portable Adapter」(※別売)で接続することができます。

また、バッテリーレス仕様を採用し、接続したデバイスから電力を供給。電源用の付属ケーブルはマグネットで簡単に着脱できるようになっています。

デュアルスピーカー・音漏れ抑制モード・視度調整

TCL NXTWEAR S」は本体に大型チャンバー採用のデュアルスピーカーを搭載。心地より重低音でステレオサウンドが楽しめます。また、音漏れを抑制させる音漏れ抑制モードを搭載。50%程度の音量にすることで周囲にもほとんど聞こえないようになります。

そのほか、視度調整に対応し、内部にマグネット式のメガネフレーム(※レンズは別売)を取り付けることが可能。日常生活で使用しているメガネをつけたままでも使用できます。

公式サイト: TCL NXTWEAR S Smart Glasses

TCL NXTWEAR S | TCL スマートグラス | 株式会社アスク

価格を比較

TCL NXTWEAR S」と「Rokid Air」、「Nreal Air」、「VIVE Flow」 の価格を比較してみました。

「TCL NXTWEAR S」

TCL NXTWEAR S」は、Amazonで59,800円(税込)、楽天市場で59,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで66,450 円 (税込・送料無料)、ビックカメラで66,450円 (税込・送料無料・6,645ポイント)、米国 Amazon.comで$299.99 (※TCL NXTWEAR G)で販売されています。

「Rokid Air」

Rokid Air」は、Amazonで69,800円(税込)、楽天市場で69,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで69,800 円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $139.00、米国 Amazon.comで$319.99で販売されています。

「Nreal Air」

Nreal Air」は、Amazonで45,980円、楽天市場で45,980円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで50,578円 (税込・送料無料)、ビックカメラで45,980円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $380.24、米国 Amazon.comで$379.00で販売されています。

「VIVE Flow」

VIVE Flow」は、Amazonで59,000円、楽天市場で59,990円 (税込)、ヤフーショッピングで52,880 円、ビックカメラで59,900円 (税込)、AliExpressでUS $112.10、米国 Amazon.comで$739.99で販売されています。

できること・機能を比較

TCL NXTWEAR S」と「Rokid Air」、「Nreal Air」、「VIVE Flow」 のできること・機能を比較してみました。

「TCL NXTWEAR S」

できること

独自UI「XRモード」で操作、ミラーリング(※スマホ・PC接続必須)、動画視聴(数メートル離れた場所から120インチの画面)、Webサイトの閲覧、ゲームなど

※基本的にミラーリング接続したスマホのコンテンツはすべて閲覧できます。

機能

高解像度な映像出力(3Dで1920 x 1080、2Dで3840 x 1080 )、視度調整(マグネット式のメガネフレームを装着)、音量調整(ボリュームホイール搭載)、明るさ調整(スティックボタン搭載)、デュアルスピーカー、ステレオサウンド、音漏れ抑制モード

マルチデバイス接続(スマホ、タブレット、PCと接続可)、Displayport有線接続、HDMI有線接続(※専用アダプタ「Mira Screen Portable Adapter」を使用)、ゲーム機との接続(※HDMIと専用アダプタを使用)、スマホでタッチ操作

「Rokid Air」

できること

ミラーリング(※スマホ・PC接続必須)、動画視聴(数メートル離れた場所から120インチの画面)、Webサイトの閲覧、ゲームなど

※基本的にミラーリング接続したスマホのコンテンツはすべて閲覧できます。

機能

視度調整(ピント調整ノブで度数を変更できる)、音声操作(動画の再生やアプリの起動、音量や明るさの調整など)、HD指向性デュアルスピーカー、ノイズキャンセリング対応のデュアルマイク、マルチデバイス接続(スマホ、タブレット、PCと接続可)、ワイヤレス接続(※Rokid Wi-FIアダプタを使用)、ゲーム機との接続(※HDMIアダプタを使用)、スマホでタッチ操作、リフレッシュレート75Hz、フルHDディスプレイ

「Nreal Air」

できること

ミラーリング(※スマホ・PC接続必須)、動画視聴(4mで130インチ、6mで201インチ)、Webサイトの閲覧、ゲームなど

※基本的にミラーリング接続したスマホのコンテンツはすべて閲覧できます。

機能

MR Space機能(複数コンテンツ表示)、低ブルーライト・フリッカーフリー、3DoF ヘッドトラッキング、デュアルスピーカー、ノイズキャンセリング(マイク)、度入りレンズ、「Nreal Streaming Box」(別売)

「VIVE Flow」

できること

スマホと接続しミラーリング、動画視聴(YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、huluなど)、バーチャル会議、VRプレゼン(「VIVE Sync」)、ゲーム(VIVEPORTからダウンロード)、アート鑑賞(STYLYアプリ利用)、瞑想(アプリ利用)

※基本的にスマホのミラーリングを利用するため、5G通信も利用可能です。

機能

視度調整、冷却機能、スマホとペアリング(Bluetooth)、簡単な着脱(2段階ヒンジ)、ジェスチャー操作、189gの軽量設計、75Hzのリフレッシュレート、100°の視野角、空間オーディオ(スピーカー)、ノイズキャンセリング(マイク)

スペックを比較

TCL NXTWEAR S」と「Rokid Air」、「Nreal Air」、「VIVE Flow」 のスペックを比較してみました。

「TCL NXTWEAR S」のスペック

  • ディスプレイ Sony Micro-OLED Display
    ※16:9/sRGBカバー率108%/光学設計BirdBath/TÜVブルーライト低減
  • 解像度 3Dで1920 x 1080、2Dで3840 x 1080
  • 視野角/PPD 45度/49ピクセル
  • 見え方 130インチで4m
  • トラッキング 3DoF
  • IPD(瞳孔間距離) 不明
  • 視度調整 対応(内部に磁力で取り付けられるメガネフレームを用意)
  • バッテリー 非搭載(接続デバイスから電力を供給)
  • インターフェース USB Type-C with Display Port、付属ケーブル接続端子(マグネット式)
  • センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー
  • スピーカー デュアルスピーカー内蔵(イヤホン対応・Bluetooth接続も可)
  • オーディオ ステレオサウンド、音漏れ抑制モード
  • コントロール 音量:左側のボリュームホイール、画面の明るさ:右側のツルにあるスティックボタン
  • XRモード スマートフォンをリモコンとして使える/DP出力対応デバイスのみ/アプリはAndroidのみ対応
  • オプション 別売のMira Screen Portable Adapter
  • サイズ 175mm x 166mm x 51mm (着用時) / 56mm x 154mm x 51mm (折りたたみ時)
  • 重量 82g(フロントレンズを除く)
  • カラー ブラック
  • 付属品 ユーザーマニュアル ・磁気式接続用ケーブル(Type-C) ・キャリーケース ・メガネふき ・度数調整用パーツ&レンズ ・精密ドライバー ・ノーズパッドの交換用部品 ・ノーズパッドの調整方法を記載したカード

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「Rokid Air」のスペック

  • ディスプレイ 片目の解像度1920×1080ドット、OLED、輝度1800nits、視野角43度、コントラスト比100000:1
  • 視度調整 0.00から-5.00Dの近視に対応・度数を変更
  • リフレッシュレート 75Hz
  • 見え方 数メートル離れた場所から120インチの画面
  • トラッキング  不明
  • IPD(瞳孔間距離) なし
  • バッテリー なし・接続した機器から電力を供給
  • 通信 別売りのアダプタ使用でWi-Fi、HDMI接続可
  • インターフェース USB Type-C、ボタン(スクリーンON/OFF)
  • センサー 強化された 9 軸、センサー フュージョン方式、近接センサー
  • オーディオ HD 指向性スピーカー ×2、サラウンドサウンド
  • マイク ノイズキャンセリングマイク ×2
  • 操作 スマホを利用
  • アプリストア スマホのGoogle Playストアなど
  • アプリ Rokid Airアプリ
  • 音声操作 対応
  • サイズ 18.14 x 15.63 x 5.5 cm
  • 重量 85g
  • カラー  ルビーレッド、スペースグレイ
  • 付属品 持ち運びケース、USB Type-C to USB Type-Cケーブル、ノーズパッド、取扱説明書、クリーニングクロス
  • オプション Rokid Wi-FIアダプタ、HDMIアダプタ

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「Nreal Air」のスペック

  • ディスプレイ 解像度3840 × 1080 ピクセル(両眼)の有機EL
    ※sRGB 108%/8ビット深度で1677.3万色/輝度最大400nits/コントラスト比 100,000:1/~46度FoV、49ピクセル/度(PPD)、指紋防止コーティング、反射防止コーティング、低ブルーライト・フリッカーフリー
  • 見え方 4mで130インチ(Air Casting 使用時)、6mで201インチの大画面モードを実装(MR Space 使用時)
  • トラッキング 3DoF ヘッドトラッキング
  • IPD(瞳孔間距離)  なし
  • バッテリー駆動時間 Air Casting モードで最大5時間のビデオストリーミングが可能
  • インターフェース Type-C
  • センサー 加速度センサー、ジャイロスコープ、磁力計、近接センサー
  • オーディオ 2つの開放型スピーカー、デュアルマイクロフォンアレイ、無指向性MEMSマイクロフォン、バスブースト、仮想レンダリング、エコーキャンセル、ノイズキャンセル、ビームフォーミング、スピーチエンハンスメン
  • コントロール スクリーンのオン/オフボタン、画面の明るさ調整ボタン
  • アプリストア スマホのGoogle Playストアなどを利用
  • アプリ 「Nebula」
  • コントローラー  なし
  • サイズ 148mm × 52mm × 159mm(使用時)、148mm × 52mm × 60mm(収納時)
    ※頭幅のサイズ:120-186mm に対応
  • 重量 約79g
  • カラー グレー
  • 付属品 トラベリングケース、ノーズパッド3種、視力矯正レンズフレーム、USB Type-C ケーブル(着脱式)、クリーニングクロス
  • オプション Nreal Streaming Box(別売)

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「VIVE Flow」のスペック

  • ディスプレイ 合計3.2k (2 x 2.1” LCD片目あたり1600 x 1600)
    ※視野角最大100°
  • 最大リフレッシュレート 75 Hz
  • トラッキング 2個のカメラによるインサイドアウト形式の6DoFトラッキング
    ※外部センサー不要/PC接続は利用不可
  • IPD(瞳孔間距離)   非対応・利用できません
  • 焦点距離調整 対応・焦点距離調整により、それぞれのレンズの焦点を簡単に補整
  • CPU Snapdragon XR
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 64GB
  • インターフェース USB-C、ボタン
  • 通信 Wi-Fi、Bluetooth 5.0
  • オーディオ 空間オーディオ対応のステレオスピーカー、エコーとノイズキャンセリング機能付きデュアルマイク、Bluetoothヘッドホン対応
  • 冷却機能 あり・安定したパフォーマンスと快適性を保つ強制冷却機能
  • 筐体の素材 交換可能なフェイスクッションとテンプルパッド
  • 筐体の特徴 超軽量、メガネ型、折りたたみ式、独自設計の2段階ヒンジ
  • 対応アプリ  ※スマホ接続でミラーリング
  • アプリストア VIVEPORTストア
  • コントローラー スマートフォンを接続してコントローラとして利用可能
  • バッテリー駆動時間  最大2時間
  • 充電 外部電源 (モバイルバッテリーなど)
  • ACアダプター 対応・モバイルバッテリーから給電可能
  • 対応機種 Android P以降 ※CPUがExynosのものは非対応
  • サイズ 不明
  • 重量 189g (+50g [1.2mケーブル])
  • カラー ブラック

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「TCL NXTWEAR S」のメリット・デメリット

TCL NXTWEAR S」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・高解像度なソニーMicro-OLEDディスプレイで130インチの大画面が楽しめる

TCL NXTWEAR S」はソニーのMicro-OLED ディスプレイを搭載。解像度は3Dで1920 x 1080、2Dで3840 x 1080 で、4mの距離で130型相当のスクリーンを表示し、映画館のような迫力ある映像を楽しめます。

一方、「Rokid Air」はフルHDのOLEDディスプレイで120インチの大画面を楽しめるようになっています。「Nreal Air」は両眼の解像度3840 × 1080 ピクセルの有機ELを搭載しています。「VIVE Flow」 は解像度3664×1920ピクセルのディスプレイを搭載しています。

・マルチデバイス対応でスマホ・タブレット・PCとDP接続できる

TCL NXTWEAR S」はスマホ、タブレット、PCとType-CケーブルでDisplayport接続することができます。

一方、「Rokid Air」はスマホ、タブレット、PCとType-Cケーブルで接続することができます。「Nreal Air」はスマホ、タブレット、PC(Type-Cケーブル)で接続できます。「VIVE Flow」 はUSB 3.0ポートとDisplayPortで接続できます。

・専用アダプター使用でPC・ゲーム機と接続できる

TCL NXTWEAR S」はDisplayPort出力に対応していないPCやゲーム機でも専用アダプター「MiraScreen Portable Adapter」(※別売)で接続できるようになります。

一方、「Rokid Air」はRokid Wi-FIアダプタを利用してワイヤレス接続することもできます。「Nreal Air」はアダプターのNreal Streaming Boxを用意しています。「VIVE Flow」 はUSB 3.0ポートとDisplayPortで接続できます。

・独自UI採用の「XRモード」を搭載・スマートフォンからタッチ操作できる

TCL NXTWEAR S」はDP映像出力に対応したスマートフォンとType-Cで有線接続することで、独自のUI「XRモード」が利用できます。また、XRモードでは、スマートフォンをリモコンのように利用し、ゲームや3Dコンテンツがスムーズに楽しめるようになっています(※現在、専用アプリはAndroid版のみ提供)。

一方、「Rokid Air」はRokid Airアプリでスマホから操作できます。「Nreal Air」と「VIVE Flow」 はスマートフォンからの操作に対応しています。

・デュアルスピーカー搭載でステレオサウンドに対応

TCL NXTWEAR S」は本体に大型チャンバー採用のデュアルスピーカーを搭載。心地より重低音でステレオサウンドが楽しめます。

一方、「Rokid Air」は本体に高音質なHD 指向性スピーカーを2つ搭載しています。「Nreal Air」は2つの開放型スピーカーを搭載しています。「VIVE Flow」 は空間オーディオ対応のステレオスピーカーを搭載しています。

・音漏れ抑制モードが使える

TCL NXTWEAR S」は音漏れを抑制させる音漏れ抑制モードを搭載し、50%程度の音量にすることで周囲にもほとんど聞こえないようになります。

一方、「Rokid Air」、「Nreal Air」、「VIVE Flow」 は音漏れ抑制機能がありません。

・重さ 82gの軽量デザイン

TCL NXTWEAR S」は重さ 82g(フロントレンズを除く)の軽量デザインで、気軽に持ち運ぶことができます。

一方、「Rokid Air」は重さ約85gのメガネ型で気軽に携帯することができます。「Nreal Air」は重さ約79gで気軽に携帯できます。「VIVE Flow」 は重さ189gになっています。

・視度調整機能に対応・メガネのままでも装着できる

TCL NXTWEAR S」は視度調整に対応し、内部にマグネット式のメガネフレーム(※レンズは別売)を取り付けることができます。また、日常生活で使用しているメガネをつけたままでも使用できます。

一方、「Rokid Air」は0.00から-5.00Dの近視に対応し、度数を変更することができます。「Nreal Air」は視度調整機能がありません。「VIVE Flow」 は視度調整機能に対応しています。

・バッテリーレス仕様・マグネットでデバイスと接続できる

TCL NXTWEAR S」はバッテリーレス仕様を採用し、接続したデバイスから電力を供給。電源用の付属ケーブルはマグネットで簡単に着脱できるようになっています。

一方、「Rokid Air」はビデオ再生で最大5時間駆動できるバッテリーを搭載しています。「Nreal Air」はバッテリーレス仕様を採用しています。「VIVE Flow」 は最大2時間駆動するバッテリーを搭載しています。

デメリット

・高リフレッシュレートに対応していない

TCL NXTWEAR S」はより滑らかに映像を再生できる高リフレッシュレートに対応していません。

一方、「Rokid Air」はリフレッシュレート75Hzに対応し、より滑らかに映像を再生できます。「Nreal Air」はリフレッシュレート60Hzに対応しています。「VIVE Flow」 は最大リフレッシュレート75Hzに対応しています。

・音声操作に対応していない

TCL NXTWEAR S」は音声操作に対応していません。

一方、「Rokid Air」は音声操作に対応し、動画の再生やアプリの起動、音量や明るさの調整などを音声だけで操作することができます。「Nreal Air」と「VIVE Flow」 は音声操作に対応していません。

「TCL NXTWEAR S」の評価

TCL NXTWEAR S」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:なし(接続デバイスの通信を利用)

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

TCLから発売されたスマートグラスでAR拡張現実やPC接続にも対応しています。「VIVE Flow」のようなVRグラスとの違いは視界を全部覆わない仕様で、3Dコンテンツを見ながら、リアルの空間も簡単に確認できます。

一方、ARグラスの最新モデル「Rokid Air」との大きな違いはバッテリーレス仕様を採用していること。接続したデバイスから給電してもらう方式で、その分軽いというメリットがある反面、必ず他のデバイスと接続しなければならないというデメリットもあります。

また、音漏れ抑制モードがあることも大きなメリット。視度調整は内部にマグネット式のメガネフレーム(※レンズは別売)を取り付ける仕様で、「Rokid Air」のようにピント調整ノブで度数を変更する仕様ではないので注意が必要です。

TCL NXTWEAR S」の現在の価格は59,800円(税込)。「Nreal Air」よりも約1万5千円ほど高い価格になりますが、機能性は充実しています。気軽に持ち歩いて大画面のコンテンツが楽しめるスマートグラスを探している人におすすめです。

「TCL NXTWEAR S」の販売・購入先

TCL NXTWEAR S」は、

Amazonで59,800円(税込)、

楽天市場で59,800円 (税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで66,450 円 (税込・送料無料)、

ビックカメラで66,450円 (税込・送料無料・6,645ポイント)、

米国 Amazon.comで$299.99 (※TCL NXTWEAR G)、

で販売されています。

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