2023年1月6日に予約を開始した「VIVE XR Elite」と人気VRデバイスを徹底 比較!価格、できること・機能、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※現在、発売中です。
「VIVE XR Elite」の特徴
「VIVE XR Elite」の特徴をまとめてみました。
高解像度な映像・IPD調整・XRパススルー機能
「VIVE XR Elite」は片目1920 x 1920ピクセル(両目3840 x 1920ピクセル)の高解像度ディスプレイを搭載。視野角(FOV) 最大110°、最大リフレッシュレート90Hzに対応し、高精細で滑らかな映像を映し出せます。また、IPD(瞳孔間距離) を54~73mmで調整可能。片目ごとに焦点距離ダイヤルで調整し、眼鏡を装着せずに使用できます。
また、デバイスを装着していても周囲の映像が見えるXRパススルー機能に対応。鮮明な映像で、リアルな空間にバーチャルなオブジェクトを映し出すこともできます。
4つの広視野角カメラ・ハンドトラッキング・6DoF
「VIVE XR Elite」は4個の広視野角トラッキングカメラを搭載。高解像度RGBカラーカメラと深度センサーも搭載し、リアルなバーチャル空間を映し出せます。また、ハンドトラッキング機能を搭載し、手だけを使用した直感的な操作が可能。 ナビゲーション、クリック、ドラッグ、スクロール、タイピングなどの操作を、手と指の動きだけで操作できます。
そのほか、6軸検知(6DoF)に対応したモーションセンサーを搭載。頭の前後、左右、上下の3方向を検知し、VR空間内の体の位置まで追跡できます。
XR対応・空間オーディオ・Wi-Fi 6
「VIVE XR Elite」は取り外し可能な26.6 Wh バッテリークレードル搭載で単体のVRヘッドセットとして使用可能。有線/無線でPCと接続し、MRヘッドセットとしても使用できます。また、人間工学に基づいて設計された高性能スピーカーを搭載。没入感のある空間オーディオが楽しめます。
そのほか、Wi-Fi 6に対応し、遅延なくコンテンツを楽しめる「VIVEストリーミング」が利用可能。Viveportストアの豊富なVRゲームやアプリ、動画や「VIVERSE」 (HTCのメタバースプラットフォーム)も快適に利用できます。
公式ページ: VIVE XR Elite – VIVE 日本
価格を比較
「VIVE XR Elite」と「PICO 4」、「Meta Quest 2」、「PlayStation VR2」の価格を比較してみました。
「VIVE XR Elite」
「VIVE XR Elite」は、Amazonで179,000円(税込)、楽天市場で179,000円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで176,651円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $1,599.00、HTC VIVE日本の公式ページで179,000円で販売されています。
「PICO 4」
「PICO 4」は、Amazonで49,000円、楽天市場で49,000円~ (税込・送料無料・ポイント7倍あり)、ヤフーショッピングで49,000円~ (税込・送料無料)、ビックカメラで49,000円 ~(税込・送料無料)、AliExpressでUS $349.00、で販売されています。
「Meta Quest 2」
「Meta Quest 2」は、Amazonで51,980円(64GBモデル)、楽天市場で54,399円 (64GB・税込・送料無料)、ヤフーショッピングで59,400 円(128GB・税込)、ビックカメラで59,400円 (128GB・税込・送料無料)、AliExpressでUS $474.99米国 Amazon.comで$399.99で販売されています。
「PlayStation VR2」
「PlayStation VR2」は、プレイステーションVR公式ストアで税込74,980円で販売されます(2022/2/22発売)。
できること・機能を比較
「VIVE XR Elite」と「PICO 4」、「Meta Quest 2」、「PlayStation VR2」のできること・機能を比較してみました。
「VIVE XR Elite」
できること
高解像度(両目3840 x 1920 px)で動画再生、VRゲーム(Steam PCゲーム対応)、動画視聴(Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、、huluなど)、Viveport ストアからのダウンロード
機能
IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、バッテリーの取り外し、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (HTCのメタバースプラットフォーム)、PC接続、単体での使用
「PICO 4」
できること
4K以上の画質で動画視聴、VRゲーム(Steam PCゲーム、Picoストア対応)、動画視聴(Amazonプライムビデオ、YouTube、Netflix、、huluなど)、アート鑑賞、瞑想、フィットネス、SteamVR・Pico Storeからのアプリダウンロード
機能
フィットネス機能、PICO Worlds、モーショントラッカー(両足に装着)、6DoFトラッキング(4つのSLAMカメラで高精度)、最大90Hzのリフレッシュレート、コントローラー操作(赤外線センサー・触覚フィードバック)、瞳孔間距離(IPD)の調節、PC接続、20W急速充電
「Meta Quest 2」
できること
VRゲーム、対応するPCゲーム、Steamゲーム、動画の視聴(YouTube、DMM、Netflix、Amazonプライム・ビデオなど)、Oculus Questストア・Riftストアからのアプリダウンロード、通話・メール、バーチャル空間でのコミュニケーション(「バーチャルキャスト」など)、チャット(「VRChat」など)、リモートワーク(「Infinite Office」など)、バーチャル空間での観光・旅行 など
機能
ハンドトラッキング機能(バーチャル空間でのジェスチャー操作)、Oculus Link機能(PCと接続)、6DoF対応
「PlayStation VR2」
できること
PS5との接続、VRゲーム(PS5およびPS5対応)、動画視聴(360Channel、YouTube、Netflix、、huluなど)、4K HDR、シネマティックモード(非VRゲームもプレイ可能)、PlayStation Storeからのダウンロード
機能
「インサイド・アウト・トラッキング」、「視線トラッキング」、6軸モーションセンサー、リフレッシュレート最大120Hz、「シースルービュー」、「フォービエイテッド・レンダリング」技術、「Senseコントローラー」、「フィンガータッチ」、「テンペスト3Dオーディオ技術」、「ヘッドセットフィードバック」、ゲームの録画機能(別売のPS5用HDカメラを利用)、レンズ間距離の調整、HDR機能
スペックを比較
「VIVE XR Elite」と「PICO 4」、「Meta Quest 2」、「PlayStation VR2」のスペックを比較してみました。
「VIVE XR Elite」のスペック
- ディスプレイ 片目1920 x 1920ピクセル(両目3840 x 1920ピクセル)
- 視野角(FOV) 最大110°
- 最大リフレッシュレート 90 Hz
- パススルー機能 対応・鮮明な映像
- トラッキング 6DoF・VIVE インサイドアウトトラッキング
※PCと接続可能・外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) 対応(54~73mm)
※片目ごとに焦点距離ダイヤルで調整/眼鏡の装着なしで利用 - CPU Qualcomm Snapdragon XR2
- RAM (メモリ) 12 GB
- ストレージ 128 GB
- バッテリー 26.6 Wh バッテリークレードル
※ホットスワップで取り外し可能 - 駆動時間 常時出力最大2時間
- 充電 高速充電
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 + 6E、Bluetooth 5.2 + BLE
- インターフェース 1x USB 3.2 Gen-1 Type-C 側面ポート、1x USB 3.2 Gen-1 Type-C パワーポート
- センサー 4xトラッキングカメラ、16MP RGB カメラ、深度、加速度、ジャイロスコープ、近接
- スピーカー 内蔵・人間工学に基づいて設計された高性能スピーカー
- オーディオ 空間オーディオ
- マイク デュアルマイク(エコーキャンセレーション)
- 対応アプリ VIVEアプリ
- アプリストア Viveport
- サイズ 不明
- 重量 不明
- カラー ダークグレー
- プレイエリア 最大 10 x 10m のプレイエリア推奨
- 付属品 バッテリークレードル、コントローラー(L)、コントローラー(R)、ストラップ x 2、マイクロファイバーポーチ、トップストラップ、Type-C to Type-C ケーブル、Type-A to Type-C ケーブル x 2、レンズ保護紙、資料(クイックスタートガイド / セーフティーガイド / 保証カード)
コントローラーの仕様
- センサー トリガーおよびグリップボタンのホールセンサー、トリガー、アナログスティック、サムレスト領域の容量センサー加速度センサー、ジャイロスコープ
- 入力 エルゴノミックグリップボタン、アナログトリガーボタン、AB / XYボタン、システム / メニューボタン、アナログスティック
- バッテリー 一体型充電式バッテリー
- 駆動時間 最大15時間
- 充電 USB-C経由で充電
関連記事: VRヘッドセットのおすすめはコレ! スマホ&PC用 全機種を比較
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「PICO 4」のスペック
- ディスプレイ 解像度:4320✕2160
※4K+解像度/片眼2160×2160ドット/1200ppi/視野角105度/パンケーキレンズ/20.6PPD(角解像度)/TUF低ブルーライト認証 - リフレッシュレート 72/90Hz
- トラッキング 6DoF空間ポジショニング、独自の無指向性SLAM、赤外線光学ポジショニングシステム、光学センサー、モーショントラッカー(3DoF)
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) サポート、62-72mm
- メガネ 対応・メガネスペーサーを同梱
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※7nm/最大2.84GHz - GPU 不明
- RAM(メモリ) 8GB
- ストレージ 128GB/256GB
- バッテリー 5300mAh
- 駆動時間 ゲームプレイで3時間
- 充電 20W急速充電、Quick Charge QC 3.0
- 通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.1
- インターフェース USB
- コントローラー 6DoF、HyperSenseブロードバンドモーター、4.15V AA アルカリ電池
- オーディオ デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、デュアルマイク
- シースルー 対応
- 筐体の素材 ※バランス設計で快適な装着感
- フィットネス PICO Fitness Program、自社開発のCalSenseフィジカルフィットネスモニタリングアルゴリズム
- キャスト機能 対応
- アプリストア SteamVR、Pico Storeのコンテンツをプレイ可能
- OS PICO OS 5.0
- サイズ 163(W)×255~310(D)×80(H)mm
- 重量 295g
- カラー ホワイト
関連記事:「PICO 4」はQuest越え確実? 最新VRデバイスと徹底 比較!
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「Meta Quest 2」のスペック
- ディスプレイ 解像度1,832×1,920ドットの高速スイッチLCDディスプレイ
※メガネの上から着用可 - 最大リフレッシュレート 72Hz ※アップデートで90Hzに対応
- トラッキング 6DoF
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - IPD(瞳孔間距離) 58、63、68mmで調整
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2
※Qualcomm Snapdragon 865と同等の性能を発揮 - GPU 不明
- RAM(メモリ) 6GB
- ストレージ 128GB、256GB
- インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、LEDインジケータ
- オーディオ スピーカーはヘッドセットに内蔵・ヘッドフォンなしで使用可能
- ボディの素材 布のソフトストラップ(頭部固定)
- 対応アプリ 従来モデルと互換性あり
※ヘッドセットと互換性のあるPCを接続することで、Riftストア(https://www.oculus.com/experiences/rift/?locale=ja_JP)のソフトがプレイ可能 - アプリストア Oculus Questストア (https://www.oculus.com/experiences/quest/)
- コントローラー 2本・サイズ:9×12cm・重量126g・電源 単3電池×2
- バッテリー駆動時間 ゲームで約2時間、動画視聴で約3時間
- 充電 約2.5時間
- ACアダプター 製品に付属
- サイズ
ストラップ折りたたみ状態:191.5×102×142.5mm(同)
ストラップ展開状態:191.5×102×295.5mm(同) - 重量 503g
- カラー ライトグレー
関連記事:「Meta Quest 2」とスタンドアロンVRヘッドセットを徹底 比較!
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「PlayStation VR2」のスペック
- ディスプレイ 解像度2000 x 2040 pxのOLED
- リフレッシュレート 120Hz (90Hz可変)
- 視野角 110度
- トラッキング 6DoF対応(3軸ジャイロ・3軸加速度)・4つのカメラでより正確なトラッキングを実現
- IPD(瞳孔間距離) 調整可能
- CPU 不明
- GPU 不明
- RAM(メモリ) 不明 ※前モデルは1GB
- ストレージ 非搭載・PS5に依存
- カメラ ヘッドセットとコントローラーの追跡用の4つの組み込みカメラ / 目ごとのアイトラッキング用赤外線カメラ
- インターフェース USB Type-C、マイク、ステレオヘッドホンジャック
- センサー モーション センサー: 6 軸モーション センシング システム (3 軸ジャイロスコープ、3 軸加速度計) アタッチメント センサー: IR 近接センサー
- フィードバック ヘッドセットの振動
- オーディオ 入力:内蔵マイク / 出力:ステレオヘッドホンジャック
- 筐体の素材 プラスチック
- 対応アプリ PlayStation VR
- アプリストア PlayStation Store
- コントローラー PlayStation VR2 Senseコントローラー
- バッテリー 非搭載
- ACアダプター 付属
- サイズ 不明
- 重量 不明
- カラー ホワイト
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「VIVE XR Elite」のメリット・デメリット
「VIVE XR Elite」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・高解像度な映像を再生できる
「VIVE XR Elite」は片目1920 x 1920ピクセル(両目3840 x 1920ピクセル)の高解像度ディスプレイを搭載。視野角(FOV) 最大110°で高精細で迫力ある映像を映し出せます。
一方、「PICO 4」は像度4320✕2160ドット(片眼2160×2160ドット)のLCDスクリーンを搭載しています。「Meta Quest 2」は解像度1,832×1,920ドットのLCDディスプレイを搭載しています。「PlayStation VR2」は解像度2000×2040ドットのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。
・リフレッシュレート90Hz
「VIVE XR Elite」は最大リフレッシュレート90Hzに対応し、より滑らかに映像を再生できます。
一方、「PICO 4」はリフレッシュレート72/90Hz(可変)に対応し、より滑らかに映像を再生できます。「Meta Quest 2」は90リフレッシュレートに対応しています。「PlayStation VR2」はリフレッシュレート最大120Hzに対応しています。
・XRパススルー機能に対応
「VIVE XR Elite」はデバイスを装着していても周囲の映像が見えるパススルー機能に対応。鮮明な映像で、リアルな空間にバーチャルなオブジェクトを映し出すこともできます。
一方、「PICO 4」はフルカラーのパススルー機能を使用できます。「Meta Quest 2」はモノクロのパススルー機能を使用できます。「PlayStation VR2」はシースルービュー機能が利用できます。
・ハンドトラッキングに対応
「VIVE XR Elite」はハンドトラッキング機能を搭載し、ナビゲーション、クリック、ドラッグ、スクロール、タイピングなどの操作を、手と指の動きだけで操作できます。
一方、「PICO 4」は開発者モードの設定でハンドトラッキングが使用できるようになります。「Meta Quest 2」、「PlayStation VR2」はハンドトラッキングに対応しています。
・6軸モーションセンサーに対応・4つの広視野角カメラでより高精度なトラッキング
「VIVE XR Elite」は6軸検知(6DoF)に対応したモーションセンサーを搭載し、頭の前後、左右、上下の3方向を検知し、VR空間内の体の位置まで追跡できます。
また、4個の広視野角トラッキングカメラを搭載。高解像度RGBカラーカメラと深度センサーも搭載し、リアルなバーチャル空間を映し出せます。
一方、「PICO 4」は6DoF対応で4つのカメラでより高精度なトラッキングが可能です。「Meta Quest 2」は「6DoF」に対応しています。「PlayStation VR2」は6軸モーションセンサーに対応し、4つのカメラでより高精度なトラッキングも可能です。
・単体でもPC接続でも使える
「VIVE XR Elite」は単体のVRヘッドセットとして使用可能です。また、有線/無線でPCと接続し、MRヘッドセットとしても使用できます。
一方、「PICO 4」、「Meta Quest 2」は単体でもPC接続でも使えます。「PlayStation VR2」はPS5だけ接続できます。
・26.6Whバッテリークレードル・取り外し可能で高速充電に対応
「VIVE XR Elite」は取り外し可能な26.6 Wh バッテリークレードル搭載で、高速充電にも対応しています。
一方、「PICO 4」は5300mAhバッテリー内蔵で20W急速充電に対応しています。「Meta Quest 2」はゲームで約2時間、動画視聴で約3時間 駆動できます。「PlayStation VR2」はバッテリーを内蔵せず、PS5の電源を利用して駆動します。
・Wi-Fi 6・Bluetooth 5.2に対応
「VIVE XR Elite」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応しています。
一方、「PICO 4」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.1に対応しています。「Meta Quest 2」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.0以上に対応しています。「PlayStation VR2」はPS5と接続することでWi-Fi6、Bluetooth 5.1、有線LAN通信が利用できます。
・エルゴノミックスデザインのボディ・持ち運びも可能
「VIVE XR Elite」はエルゴノミックスデザインのボディを採用。計算された重量バランスで、長時間でも快適に使用できます。
一方、「PICO 4」は厚さ80mmで重さ295gの薄型軽量デザインになっています。「Meta Quest 2」は展開時サイズ191.5×102×295.5mmで、重さ503gの小型軽量デザインになっています。「PlayStation VR2」は前モデルよりも小型・軽量化されたボディを採用しています。
・高性能スピーカー搭載で空間オーディオに対応
「VIVE XR Elite」は人間工学に基づいて設計された高性能スピーカーを搭載し、没入感のある空間オーディオが楽しめます。
一方、「PICO 4」はデュアルステレオスピーカー搭載で空間オーディオに対応しています。「Meta Quest 2」はデュアルスピーカーを内蔵しています。「PlayStation VR2」はスピーカーを内蔵していません。
・ホールセンサー内蔵コントローラーで快適に操作できる
「VIVE XR Elite」はホールセンサー内蔵のトリガーやアナログスティックを備えたコントローラーで快適に操作できます。
一方、「PICO 4」は6DoF対応でHyperSenseブロードバンドモーター内蔵のコントローラーを使用できます。「Meta Quest 2」はアナログスティック搭載のコントローラーで操作できます。「PlayStation VR2」はオーブ型デザインの「Senseコントローラー」を用意しています。
・Viveport ストアからゲームをダウンロードできる
「VIVE XR Elite」はViveportストアから豊富なVRゲームやアプリ、動画コンテンツをダウンロードできます。
一方、「PICO 4」はPico Storeと「SteamVR」からコンテンツをダウンロードできます。「Meta Quest 2」はOculus QuestストアとOculus Riftストアからアプリをダウンロードすることができます。「PlayStation VR2」はPlayStation Storeからゲームをダウンロードできます。
デメリット
・Oculusストアのアプリを利用できない
「VIVE XR Elite」はOculusストアの豊富なアプリを利用することができません。
一方、「Meta Quest 2」はOculusストアのアプリを利用できます。「PICO 4」と「PlayStation VR2」はOculusストアのアプリを利用できません。
「VIVE XR Elite」の評価
「VIVE XR Elite」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
HTCから発売される最新のXRデバイスになります。VRヘッドセットとしてだけでなく、MRヘッドセットとしても利用できるという特徴があります。
MRヘッドセットとは、マイクロソフトが提唱する「Windows Mixed Reality」に対応したデバイスのことで、Windowsパソコンと連携しやすいというメリットがあります。
逆に「Meta Quest 2」はPC接続はできるものの、PCやグラフィック性能のスペックが高くないと接続できないというデメリットがあります。
「VIVE XR Elite」はセンサーとバッテリー内蔵なので、単体でも使用可能ですが、やはりPCと接続して使用することが前提のデバイスであるようです。
なお、PC接続することで、SteamなどのVRゲームもプレイ可能になります。「VIVE XR Elite」はスペックが非常に高いため、高負荷のVRゲームでもかなり快適にプレイできるはずです。
今後、「Meta Quest 2」では処理できないような高負荷なVRゲームが多く登場すれば、「VIVE XR Elite」のようなデバイスの需要もかなり上がっていきそうです。
「VIVE XR Elite」の発売時の価格は179,000円(予約販売)。MRヘッドセットとしても使える高性能なVRデバイスを探している人におすすめです。
「VIVE XR Elite」のキャンペーン情報
2月15日までに予約受付を完了し、3月31日より前に「VIVE XR Elite」のセットアップを完了することで、5つのコンテンツ(100ドル以上相当)が予約特典としてプレゼントされます。
5つのコンテンツは以下の通りです。
- Green Hell VR
- Les Mills Bodycombat
- Unplugged: Air Guitar
- Figmin XR
- Glimpse
「VIVE XR Elite」の販売・購入先
「VIVE XR Elite」は、
Amazonで179,000円(税込)、
楽天市場で179,000円(税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで176,651円(税込・送料無料)、
AliExpressでUS $1,599.00、
HTC VIVE日本の公式ページで179,000円、
で販売されています。
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