「Ulefone Tab A7」が衝撃デビュー最新2万円タブレットと徹底比較！

2021年6月に発売された「Ulefone Tab A7」と最新2万円タブレットと徹底比較！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年9月、「Ulefone Armor Pad Lite」(MT8766)が発売されました。

※2023年3月20日、「Ulefone Armor Pad」(8型・タフネス)が発売されました。

※2023年1月、「Ulefone Tab A8」が発売されました。

このページ内の目次

「Ulefone Tab A7」の特徴

「Ulefone Tab A7」の特徴をまとめてみました。

Unisoc SC9863A ＆ Android 11

「Ulefone Tab A7」はUnisoc SC9863A オクタコアプロセッサを搭載。Antutuベンチマーク総合で約9万を記録し、快適に動作します。また、4GBメモリと64GBストレージを搭載。OSはAndroid 11で「メディアコントロール」や「バブル」、「スクリーンレコード」などの機能も利用できます。

高精細なフルHD液晶・長持ち7680mAhバッテリー

「Ulefone Tab A7」は10.1インチのLCD液晶を搭載。画質は高精細なフルHDで、マルチタッチ操作にも対応しています。また、スタンバイで約19日間駆動できる7680mAhバッテリーを搭載。Type-C 2.0端子搭載で10W急速充電にも対応しています。そのほか、OTGに対応。マウスやゲームパッド、スピーカーなどのUSB機器と有線で接続することができます。

スマートキーボード・SIMフリー・デュアルスピーカー

「Ulefone Tab A7」は純正のスマートキーボードを用意。マグネットで接続することで、快適にタイピングできます。また、SIMフリーの4G LET通信に対応。4Gの高音質通話VoLETも利用できます。そのほか、本体にデュアルスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。

公式ページ Ulefone Tab A7

価格を比較

「Ulefone Tab A7」と「Teclast M40SE」、「Alldocube iPlay 20S」、「Fire HD 10 Plus」の価格を比較してみました。

「Ulefone Tab A7」

「Ulefone Tab A7」は、Amazonで30,216円、ヤフーショッピングで25,966 円、AliExpressでUS $199.99で販売されています。

「Teclast M40SE」

「Teclast M40SE」は、Amazonで19,900円（3000 OFFクーポン付き）、楽天市場で20,980円 (税込)、ヤフーショッピングで20,980円、Banggoodで116,280円、AliExpressでUS $174.49 – 189.49、Gearbestで19537 円で販売されています。

「Alldocube iPlay 20S」

「Alldocube iPlay 20S」は、Amazonで22,999円、US AliExpressで$164.76 – 174.45 で販売されています。

「Fire HD 10 Plus」

「Fire HD 10 Plus」は、Amazonで18,980円～（※純正キーボードは5,980円、Ankerワイヤレス充電スタンドは5,980円）、楽天市場で18,980円 (税込)、ヤフーショッピングで18,979円、米国Amazon.comで$264.99（キーボード＆Microsoft 365 Personal付属）で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「Ulefone Tab A7」と「Teclast M40SE」、「Alldocube iPlay 20S」、「Fire HD 10 Plus」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。

「Ulefone Tab A7」

Antutu総合で約90,000

＜CPU＞ Unisoc SC9863A
※「Vankyo S30」、「Teclast P20HD」、「ALLDOCUBE iplay20 pro」、「Vastking SA10」と同じプロセッサ

＜プロセッサ性能を解説＞

Unisoc SC9863A搭載でAntutu総合で約9万点を記録しています。同じプロセッサは「Vankyo S30」、「Teclast P20HD」、「ALLDOCUBE iplay20 pro」、「Vastking SA10」、「Alldocube iPlay 20S」などにも搭載されています。性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、写真撮影などは快適に動作します。ただし、ゲーム向きではないので注意しましょう。ゲーム用であればUNISOC T618搭載の「Teclast M40SE」や「VASTKING KingPad K10」、「BMAX MaxPad I10」などをおすすめします。

「Teclast M40SE」

Antutu総合で180,000

＜CPU＞ UNISOC T618
※「Teclast M40」と同じプロセッサ

「Alldocube iPlay 20S」

Antutu総合で約100,000

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

「Fire HD 10 Plus」

Antutu総合で約140,000

＜CPU＞ MediaTek Kompanio 500 (MT8183)

スペックを比較

「Ulefone Tab A7」と「Teclast M40SE」、「Alldocube iPlay 20S」、「Fire HD 10 Plus」のスペックを比較してみました。

「Ulefone Tab A7」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1200 x 1920 ドットのLCD液晶
※フルHD/マルチタッチ /2.5D/2画面分割
プロセッサ　Unisoc SC9863A オクタコア
CPU Cortex-A55 Octa Core, up to 1.6GHz
GPU　GE8322
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー　7680mAh　リチウムイオンポリマーバッテリー
駆動時間　スタンバイで最大465時間（約19日間）
充電　10W急速充電・Type-C充電
背面カメラ　13MP
前面カメラ 5MP
ワイヤレス通信　 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GLONASS/BEIDOU)
インターフェース USB Type-C 2.0、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
センサー　Gセンサー、ホール　※画面をオフにするホールセンサーをサポート
スピーカー　デュアルスピーカー
キーボード　あり・専用のスマートキーボードを用意（別売）
生体認証　顔認証
マイク＆スピーカー　対応
Google Playストア　対応・利用できます
OS Android 11
サイズ 243.6 x 162.4 x 7.9 mm
重量 566 g
カラー　スペースグレー
付属品　AC 電源アダプター、USBケーブル、保護フィルム、SIM ニードル、マニュアル、保証カード、フォリオカバー
SIMカード　NanoSIM
対応バンド　ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル回線に対応
4G LTE-FDD: B1/2/3/5/7/8/20
3G WCDMA: B1/2/5/8
2G GSM: B2/3/5/8

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「Teclast M40SE」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
プロセッサ　UNISOC T618　オクタコア
※12nm
CPU 2xA75 + 6xA55
GPU　ARM Mali-G52
RAM（メモリ）　4GB
ストレージ　128GB
外部ストレージ microSDカード拡張可能
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　オンライン動画再生で9時間
充電 Type-C充電
背面カメラ　5MP ※オートフォーカス対応
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n ( 2.4GHz/5GHz )、Bluetooth 5.0、GPS(A-GPS)
インターフェース　USB Type-C x1、3.5mmイヤホンジャック、ドッキングポート（キーボード接続用）、電源ボタン
センサー　Gセンサー、ビームセンサー
スピーカー　デュアルステレオスピーカー
マイク　搭載・利用できます
本体の材質　メタル（金属）
OS　Android 10 ※Google Playストア対応/日本語に対応
サイズ 241 x 159 x 9.2mm
重量 520g
カラー ブラック
付属品　1 xUSB-タイプCケーブル 1x充電器 1 xアダプター
SIMカード　　NanoSIM

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「Alldocube iPlay 20S」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920×1200 ドットのIPS液晶
※225ppi/10点マルチタッチ/目の保護モード（ブルーライト軽減）
プロセッサ Unisoc SC9863A
CPU Octa-core（ARM-A55×8 @ 1.6GHz+1.2GHz）
GPU PowerVR GE8322
RAM（メモリ） 6GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで拡張可能
バッテリー　6000mAh
充電　Type-C充電に対応・5V/2A
背面カメラ　5MP　※オートフォーカス対応
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS(BeiDou/Glonass)
※Wi-Fi Displayサポート
インターフェース USB Type-C x1（OTG・充電）、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　デュアルBOXスピーカー（ステレオサウンド）
センサー　重力センサー、光センサー
OS Android 11
サイズ 242 x 168 x 8.7mm
重量 450g
カラー ブラック
SIMカード NanoSIM（デュアルSIM）

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「Fire HD 10 Plus」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920 x 1200 pxのIPS液晶
※フルHD/224ppi/強化アルミノシリケートガラスのスクリーン/2画面表示機能
プロセッサ　2.0GHz オクタコア
GPU　不明
RAM（メモリ）　4GB
ストレージ 32/64GB (使用可能領域 24.2/55.0GB)
外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
バッテリー駆動時間　最大12時間
充電 Qi規格のワイヤレス充電に対応・USB-Type-C(2.0)ケーブルを使用・9W充電アダプタで約4時間
※別売りのAnker製のワイヤレス充電スタンドでワイヤレス充電が可能
背面カメラ　5MP
前面カメラ 2MP
動画撮影　720pのHDビデオ録画
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz/5GHz）、Bluetooth 5.0
インターフェース　USB Type-C(2.0)、3.5mmイヤホンジャック
センサー　アクセロメータ、環境光センサー
音声認識　対応　Alexa搭載
スピーカー　Dolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカー
キッズモード　設定で機能を制限できます
キーボード　あり・別売・「Mader for Amazonキーボード付きカバー」（5980円）・マグネット接続・日本語配列
OS　Fire OS
Google Play　非対応　※アプリはAmazon アプリストアなどからダウンロード可能
サイズ　247 x 166 x 9.2mm
重量　468 g
カラー　スレート (濃い灰色)
世代　第11世代 – 2021年発売

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「Ulefone Tab A7」のメリット・デメリット

「Ulefone Tab A7」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・フルHDのIPS液晶・2画面分割に対応

「Ulefone Tab A7」は10.1インチ、解像度1200 x 1920 ドットのLCD液晶を搭載。画質は高精細なフルHDで、マルチタッチ操作に対応。画面を2分割して2つのアプリを同時に使うこともできます。

一方、「Teclast M40SE」は10.1インチで解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しています。「Alldocube iPlay 20S」は10.1インチ、解像度1920×1200 ドットのIPS液晶（10点マルチタッチ/ブルーライト低減）を搭載しています。「Fire HD 10 Plus」は10.1インチで解像度1920 x 1200 pxのIPS液晶（強化ガラス・2画面分割）を搭載しています。

・4GBメモリ＆6４GBストレージで快適に使える

「Ulefone Tab A7」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、6４GBストレージを搭載し、microSDカードで最大128GBまで拡張することができます。

一方、「Teclast M40SE」は4GBメモリ＆128GBストレージを搭載しています。「Alldocube iPlay 20S」は6GBメモリ＆64GBストレージを搭載しています。「Fire HD 10 Plus」は4GBメモリ＆32/64GBストレージを搭載しています。

・7680mAhバッテリー搭載で10W急速充電に対応

「Ulefone Tab A7」は7680mAhバッテリー搭載でスタンバイで最大465時間（約19日間）駆動することができます。また、Type-C端子搭載で10W急速充電にも対応しています。

一方、「Teclast M40SE」と「Alldocube iPlay 20S」は6000mAhバッテリー搭載でType-C充電にも対応しています。「Fire HD 10 Plus」は最大12時間駆動するバッテリーを搭載し、ワイヤレス充電やType-C充電にも対応しています。

・背面13MPカメラと前面5MPカメラが使える

「Ulefone Tab A7」は背面13MP（1300万画素）のメインカメラと前面5MP（500万画素）のフロントカメラが使えるようになっています。

一方、「Teclast M40SE」と「Alldocube iPlay 20S」は背面5MPカメラ（※オートフォーカス対応）と前面2MPカメラが使えるようになっています。「Fire HD 10 Plus」は背面5MPカメラと前面2MPカメラが使えるようになっています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応

「Ulefone Tab A7」は高速で途切れにくいWi-FiデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。また、GPSナビゲーションも利用できます。

一方、「Teclast M40SE」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPS(A-GPS)、「Alldocube iPlay 20S」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPS(BeiDou/Glonass)、「Fire HD 10 Plus」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0に対応しています。

・厚さ7.9 mmで重さ566 gの薄型軽量デザイン

「Ulefone Tab A7」はさ7.9 mmで重さ566 gの薄型軽量デザインになっています。

一方、「Teclast M40SE」は厚さ9.2mmで重さ520gになっています。「Alldocube iPlay 20S」は厚さ8.7mmで重さ450gになっています。「Fire HD 10 Plus」は厚さ9.2mmで重さ468 gになっています。

・4G LET通信に対応

「Ulefone Tab A7」は単体で4G LET通信が利用できます。

一方、「Fire HD 10 Plus」は単体で4G LET通信が利用できません。「Teclast M40SE」と「Alldocube iPlay 20S」は単体で4G LET通信が利用できます。

・Android 11の新機能に対応

「Ulefone Tab A7」はAndroid 11の新機能が使えるようになっています。Android 11には、

「メディアコントロール」（アプリ起動なしで再生などの設定変更）、「バブル」（他のアプリにふきだしでメッセージを表示・返信）、「スクリーンレコード」（操作などを録画）、「デバイスコントロール」（スマート家電のコントロールメニュー）、「アプリ候補」（ホーム画面に頻度の高いアプリを表示）、「ワンタイムパーミッション」（アプリ使用中のみ位置情報などを許可）

などの機能が使えるようになっています。

一方、「Teclast M40SE」はAndroid 10搭載です。「Alldocube iPlay 20S」はAndroid 11搭載です。「Fire HD 10 Plus」はFire OS搭載です。

デメリット

・ワイヤレス充電に対応していない

「Ulefone Tab A7」はワイヤレス充電に対応していません。

一方、「Fire HD 10 Plus」はワイヤレス充電に対応しています（※別売りのAnker製のワイヤレス充電スタンドが必要）。「Teclast M40SE」と「Alldocube iPlay 20S」はワイヤレス充電に対応していません。

・Dolby Atmosサウンドに対応していない

「Ulefone Tab A7」は立体感のあるDolby Atmosサウンドには対応していません。

一方、「Fire HD 10 Plus」はDolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「Teclast M40SE」と「Alldocube iPlay 20S」は2つのステレオスピーカーを搭載しています。

「Ulefone Tab A7」の評価

「Ulefone Tab A7」の評価を紹介します。

スペック：★★★

通信：★★★★

機能：★★★

デザイン：★★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★

＜総合評価＞

タフネススマホメーカーであるUlefoneから発売された初のAndroidタブレットになります。スペックはハイスペックではないものの、快適に使えるスペックは十分に備えています。フルHD液晶、4GBメモリ、64GBストレージ、そして大容量7680mAhバッテリー搭載でたいていの人は不満を感じないはずです。

唯一例外なのがゲーム用にタブレットを購入しようと考えている人で、その点でいうと少々スペック不足な感があります。

一方、仕事や学校で使うタブレットとしては最適です。背面13MP＆前面5MPカメラ搭載でWi-Fiデュアルバンドにも対応しているのでWeb会議やオンライン授業でも快適に利用できます。また、別売のスマートキーボードを用意すればノートPCのように使うこともできます。Android11を搭載したSIMフリータブレットを探している人におすすめです。