2019年7月20日に日本で発売されたゲーミングUMPC「GPD WIN2」のスペック、ベンチマーク、性能、価格を紹介します。
※2023年12月下旬、日本で「GPD WIN Mini」が発売されました。
※2022年12月28日、日本で「GPD WIN 4」の予約受付が開始されました。
※2021年6月30日、リンクスから「GPD WIN3」が発売されました。
※2020年11月14日、「GPD WIN Max」が発売されました。
ゲームに特化したWindowsタブレットPC「GPD WIN2」
「GPD WIN2」は、物理コントローラーを備えたハイスペックなゲーミングタブレットPC。6型タッチ液晶やジョイスティック、QWERTYキーボードで通常のタブレットよりも快適に操作できるようになっている。
動作面では第7世代のIntel Core M3プロセッサと8GB RAMを搭載し、前モデルの2倍以上の処理能力を発揮。交換可能な128GBの高速SSDも搭載されている。
また、9800mAhバッテリー搭載で6~8時間ほど駆動することが可能。インターフェースにはMicro HDMIを搭載し、テレビやディスプレイに出力できる。
「GPD WIN2」のスペック
- ディスプレイ 6.0インチ解像度1280×720ドットの液晶
- プロセッサ Intel Core M3 -7Y30 デュアルコア 1.10 GHz
- GPU Intel HD Graphics 615
- RAM(メモリ)8GB
※増設・拡張不可 - ストレージ 128GB SSD
※交換可能 - バッテリー 9800mAh( 4,900mAh×2 )
- 駆動時間 6~8時間
- 充電 PD充電に対応
- ワイヤレス通信 WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB 3.0 Type A、 USB Type-C(USB PD 2.0対応)、microSDカードスロット、Micro HDMI、3.5mmステレオジャック。
- キーボード QWERTYキーボード
- ゲーム用コントローラー ダブル3Dジョイスティック、ゲーム用の[X][Y][A][B]ボタン、十字キー
- ゲーム/マウスモード切り替えスイッチ 搭載
- 材質 マグネシウム/アルミニウム合金/ABS樹脂
- 冷却システム ヒートシンク15W放熱・大型ブロアー式ファン
- OS Windows 10 Home
- サイズ 162mm x 99mm x 25mm
- 重量 460g
- カラー ブラック
「GPD WIN2」のベンチマーク
「GPD WIN2」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Intel Core M3 -7Y30
Passmarkによるベンチマークスコアは「3038」(CPU)。
<GPU> Intel HD Graphics 615
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「664」。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「GPD WIN2」で遊べるゲームは以下の通りです。
※「ストリートファイターV アーケードエディション」(steam設定でLow spec mode」,解像度1280×720ドット,グラフィックス設定プリセットでギリギリ遊べる)、「鉄拳7」(解像度1280×720ドット,グラフィックス設定プリセット「描画品質プリセット」を「低」で30fps前後)、「METAL SLUG」、「Nidhogg」(ウインドウ表示のみ)、「Downwell」、「ギャラガ」、「Getting Over It」、「怒首領蜂大復活」、「夜廻」(解像度1280×720ドット)、「Overwatch」(解像度1280×720ドット,グラフィックスプリセット「低」、「レンダー・スケール」50%)、「WoWs」(解像度1280×720ドット,グラフィックス設定プリセット「低」)。
なお、「PUBG」は最低設定でも処理落ちがひどく快適にプレイできません。
「GPD WIN2」の性能
「GPD WIN2」の性能を紹介します。
ディスプレイの性能
「GPD WIN2」のディスプレイは6.0インチ、解像度1280×720ドットの液晶を搭載。視野角178度のシャープ製インセル液晶で快適にゲームをプレイすることが可能。液晶表面は堅牢なGorilla Glass 4で保護されている。
プロセッサ・メモリ・グラフィックの性能
「GPD WIN2」は第7世代のIntel Core M3 -7Y30 デュアルコア プロセッサと8GB メモリを搭載。Core m3採用で、ベヨネッタやGTA5、Fallout 4、Dark Souls 3、Overwatchなどのゲームがプレイが可能になっている。グラフィック(GPU)はIntel HD Graphics 615を採用し、GPD WINの2倍以上の処理性能を発揮する。
バッテリーの性能
「GPD WIN2」のバッテリー容量は9800mAh( 4,900mAh×2 )で駆動時間は6~8時間。USB PD 2.0による充電に対応し、0%から50%への充電を30分間で行なえる。
ストレージの性能
「GPD WIN2」のストレージ容量は128GB SSD 。SATA接続のM.2 SSD(Type 2242)を採用し、本体底面のスロット部のカバーを外して交換できる。
通信はどうなってる?
「GPD WIN2」はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2をサポートする。
インターフェースはどうなってる?
「GPD WIN2」のインターフェースはUSB 3.0 Type A、 USB Type-C(USB PD 2.0対応)、microSDカードスロット、Micro HDMI、3.5mmステレオジャック。
ボディ・筐体の性能
「GPD WIN2」のボディには堅牢性に優れたマグネシウム/アルミニウム合金を採用。中央の黒いパーツはABS樹脂製、筐体側は軽量性を実現するためにABS樹脂を採用している。サイズは162mm x 99mm x 25mmで、重量は460g。カラーはブラックをラインナップする。
キーボード・ゲームパッドの性能
「GPD WIN2」はQWERTYキーボード、ダブル3Dジョイスティック、ゲーム用の[X][Y][A][B]ボタン、十字キーを搭載。ゲーム/マウスモード切り替えスイッチも搭載し、マウスモードを利用することで3Dジョイスティックをマウス操作として使用できる。
冷却システムの性能
「GPD WIN2」はヒートシンクは15Wを放熱できるように設計。特殊なナノコーティングと純銅による放熱モジュールにより、放熱効果を2倍に向上している。ファンには大型のブロアー式を採用。2,000~10,000rpmのあいだで60段階に自動的に調節できる。
「GPD WIN2」の価格は?
「GPD WIN2」は、
Amazonで53,000円、
楽天市場で43,978円~ (税込・中古)、
ヤフーショッピングで64,586円 (税込)、
★ツクモで87,780(税込)、
Banggoodで64,323円、
で販売されています。
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ヤフーショッピングで「GPD WIN2」をチェックする
★ツクモで「GPD WIN2」をチェックする
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他のUMPCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「GPD WIN Mini」(7インチ・Ryzen 7 7840U / Ryzen 5 7640U)
★「GPD WIN3」(5.5インチ・ゲーミング)
★「AYA NEO」(7インチ・ゲーミング)
「OneGx1 Pro」(ゲーミング)
「GPD WIN Max」(ゲーミング)
「ONE-NETBOOK OneGx1」(ゲーミング)
他のGPDゲーム機と比較
他にもGPDのゲーム機が販売されています。ぜひ比較してみてください。
その他のおすすめゲーム製品は?
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