「Redmi Pad Pro」タブレットとPOCO Padの違いを解説

Redmi Pad Pro top
12.1インチのタブレット「Redmi Pad Pro」(国内版)とPOCO Padの違いを解説!価格やペン、キーボード、メモリ、ストレージの違いやAntutuベンチマーク、原神のFPSを掲載しています。

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「Redmi Pad Pro」(国内版)が発売開始!

2024年6月7日、日本で中国の総合家電メーカー Xiaomi(シャオミ)の新製品「Redmi Pad Pro」(レッドミー パッド プロ)が発売されました。

Xiaomi HyperOS (ハイパー オーエス)を搭載した12.1型のAndroid タブレットです。

Xiaomiからは2023年9月に11インチでSnapdragon 680搭載の「Redmi Pad SE」(国内版)が発売され、

「これまでにないほど安くて高性能なタブレットだ」と評判になりました。

新モデルは同じ12.1型の「POCO Pad」と違い、筆圧ペンキーボードも使える注目のモデルです。

もちろん、原神などの人気ゲームもサクサクとプレイできますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、詳しく見ていきましょう。

公式ページ: Redmi Pad Pro – Xiaomi Japan

「POCO Pad」との違い

Redmi Pad Pro」の性能は、ほぼ「POCO Pad」と共通していますが、

価格ペンの有無、キーボードの有無、メモリストレージの容量、カラー

で違っています。

以下、その違いを中心に説明していきます。

価格の違い

新モデル「Redmi Pad Pro」は41,800円(税込・本体のみ)で販売されています。

一方、「POCO Pad」は44,800円で販売されています。

新モデルは「POCO Pad」よりも3000円安くなり、お買い得です。

ただし、ペンとキーボードは別売になります。

専用の筆圧ペンスタイラスペン「Redmi Smart Pen」は6,980円(税込)です。

専用のキーボード「Redmi Keyboard」(BHR8585GL)は8,980円(税込)です。

本体、ペン、キーボードを全部 購入すると、57,769円になります。

筆圧ペン「Redmi Smart Pen」

Redmi Pad Pro 筆圧ペン

新モデル「Redmi Pad Pro」は筆圧4096段階の専用スタイラスペン「Redmi Smart Pen」に対応しています(※「POCO Pad」は専用の筆圧ペンなし)。

このペンは「ミリ秒単位の超低遅延」と「10gの筆圧」で、わずかに触れただけでも遅延なく、描いたものがすぐに反映されるようになっています。

また、Xiaomi自社開発のポイント予測アルゴリズムによるスムーズな手書き入力も利用できます。

そのほかにも、Mi Canvasを開いたり、ブラシを切り替えたりできる「書き込みボタン」、「スクリーンショットボタン」などのショートカットキーや、

画面がオフの時にペン先でディスプレイをタップすることで、ディスプレイがONになり、すぐにキャンバスに描ける機能も利用できます。

1ストローク描画機能で、描画、注釈付け、テキスト認識などの操作を簡単に行えるなど、高度な機能も備えています。

なお、ペンは一回の充電で約 12時間 使用でき、使わないときは保護ケースに収納することもできます。

専用キーボード「Redmi Keyboard」

Redmi Pad Pro キーボード

新モデル「Redmi Pad Pro」は専用 Bluetoothキーボード「Redmi Keyboard」が用意されています(※「POCO Pad」はキーボードなし)。

このキーボードは64/65配列で、ショートカットキーの入力に利用できる「Fn」キーを備えた本格的なものです。

また、1.3mmのキーストロークと19mmのキーピッチ(キー間隔)で快適にタイピングが可能で、文書の快適に作成できます。

そのほか、210mAhバッテリー搭載で、スタンバイで760時間、通常使用で59時間の駆動が可能です。

上部に取り外し可能なペンホルダーを備えるほか、耐久性に優れ、指紋や油汚れが付きにくい設計も採用されています。

6GBメモリと128GB UFS 2.2

Redmi Pad Pro 側面

新モデル「Redmi Pad Pro」は6GB LPDDR4X メモリを搭載しています。

一方、「POCO Pad」は8GB LPDDR4X メモリを搭載しています。

POCO Pad」の方が新モデルよりも2GB分メモリの容量が多く、よりスムーズに動作できるようになっています。

また、新モデル「Redmi Pad Pro」は128GB UFS 2.2 ストレージを搭載し、microSDXCカードで最大1.5TBまで拡張できます。

一方、「POCO Pad」は256GB/512GB UFS 2.2 ストレージ搭載で、microSDXCカードで最大1.5TBまで拡張できました。

POCO Pad」は新モデルよりも2倍以上多いストレージ容量になっており、より多くのデータを保存できるようになっています。

カラーの違い

Redmi Pad Pro カラー

新モデル「Redmi Pad Pro」はグラファイトグレーミントグリーンオーシャンブルー の3色を用意しています。

一方、「POCO Pad」はグレー、ブルーの2色を用意しています。

新モデルは「POCO Pad」と違い、グリーン カラーがあります。

なお、サイズ(280.00 x 181.85 x 7.52 mm)と重量(571g)は変更されていません。

フルメタル(金属)製で、継ぎ目のないユニボディ設計である点も同じです。

Antutu ベンチマーク

Redmi Pad Pro 手に持つ

新モデル「Redmi Pad Pro」は「POCO Pad」と同じ Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 プロセッサを搭載し、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約62万を記録しています。

CPUの性能はミッドレンジ(中級者)モデルの中でも高い方です。

他タブレットのCPUと比較

1.Snapdragon 8 Gen 2 (Xiaomi Pad 6S Pro 12.4)・・・約 148万

2.Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro/LAVIE Tab T9)・・・約 127万

3.Dimensity 9000 (OPPO Pad 2)・・・約 100万

4.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・約 80万

5.Snapdragon 888 (nubia Pad 3D)・・・約 70万

6.★ Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・約 62万

7.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・約 52万

8.MediaTek Helio G99 (Headwolf HPad5)・・・約 40万

9.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・約 27万

10.UNISOC T606 (UNISOC T606)・・・約 25万

原神のFPS

Redmi Pad Pro ゲーム

人気ゲーム「原神」は「POCO Pad」と同じく、画質「低」設定、49 FPS で動作します。

その他の人気ゲームもほとんど快適に動作します。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・ 49 FPS

Call of Duty: Mobile・・・ 59 FPS

PUBG Mobile・・・ 88 FPS

フォートナイト Fortnite・・・ 27 FPS

Shadowgun Legends・・・ 102 FPS

World of Tanks Blitz・・・ 107 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・ 60 FPS

Xiami Hiper OS

新モデル「Redmi Pad Pro」は「POCO Pad」と同じく、AndroidベースのXiami Hiper OS を搭載しています。

このOSは、スマートフォン、タブレット、スマート家電など異なるシャオミ端末でもスムーズに連携できるという特徴があります。

具体的には「Network sync」でスマホのモバイルネットワークを利用してタブレットで通信したり、

Home screen+」でタブレットでスマートフォンの電話応答、メッセージの受信、アプリの表示が行えたり、ドラッグ&ドロップ操作でファイルや画像の共有を行えたりできます。

また、「Shared clipboard」を利用して異なるデバイス間でテキストや画像をコピー&ペーストしたり、

Cross device Notes app photo」で、タブレットのノートアプリからスマホカメラにアクセスして写真を撮ったり、それをノートコンテンツに挿入したりできます。

スペック

Redmi Pad Pro スピーカー

  • ディスプレイ 12.1インチ、解像度2560 x 1600 pxのLCD
    ※2.5K/16:10/249ppi/最大輝度 600 nit/画面占有率83.6%/コントラスト比 1500:1/色深度12ビット 687億色 / Corning Gorilla Glass 3
  • 液晶の機能 4096レベル輝度調整、DC調光、周囲色温度検知機能、Dolby Vision、アダプティブカラー、アダプティブ読書モード、TÜV Rheinland 低ブルーライト・フリッカーフリー
  • リフレッシュレート 120Hz
  • タッチサンプリングレート 最大 240 Hz ※Redmi Smart Penを使用時
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2
    ※4nm/64bit/8コア/最大2.4 GHz
  • GPU Qualcomm Adreno
  • RAM(メモリ)6GB LPDDR4X
  • ストレージ 128GB UFS 2.2
  • 外部ストレージ microSDXCカードで最大1.5TBまで
  • バッテリー 10000 mAh
  • 駆動時間 スタンバイで33.9日間、HDビデオ再生12.1時間、読書で15.1時間
  • 充電 33W急速充電、USB Type-C
  • 背面カメラ 8MP
  • 前面カメラ 8MP
  • ビデオ録画 背面:1080P 1920×1080 30fps720P 1280×720 30fps 前面:1080P 1920×1080 30fps720P 1280×720 30fps
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6(2×2 MIMO、Wi-Fiダイレクト、Miracast、MU-MIMO対応)、Bluetooth 5.2 (AAC/LDAC/SBC/aptX/aptX-HD/aptx-adaptive IPv6)
  • インターフェース USB Type-C (USB 2.0/OTG)
  • センサー 加速度計、ジャイロスコープ、環境光センサー、色温度センサー、電子コンパス、ホールセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー
  • オーディオ Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ認証、3.5 mm ヘッドホンジャック
  • スタイラスペン Redmi Smart Pen
  • キーボード Redmi Keyboard
  • 耐久性 Corning Gorilla Glass、30以上の厳しい品質テストをクリア、耐衝撃
  • 筐体 メタル ユニボディ
  • OS Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) ※Google Playストア対応
  • サイズ 280.00 x 181.85 x 7.52 mm
  • 重量 571g
  • カラー グラファイトグレー、ミントグリーン、オーシャンブルー
  • 付属品 アダプター/USB Type-Cケーブル/クイックスタートガイド/保証書/SDカード取り出しツール

「Redmi Pad Pro」のメリット まとめ

Redmi Pad Pro 画面

Redmi Pad Pro」のメリットをまとめてみました。

  • 12.1の2.5Kディスプレイで最大120Hzに対応
  • Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 プロセッサで高速に動作する
  • 6GB 6GB LPDDR4X メモリ搭載でスムーズに動作する
  • 128GB UFS 2.2 ストレージ搭載で最大1.5TBまで拡張できる
  • 10000mAh バッテリで33W急速充電に対応
  • 背面 8MPのメインカメラと前面 8MPのフロントカメラを使える
  • クアッドスピーカーでDolby Atmosサウンドに対応
  • 筆圧ペン「Redmi Smart Pen」を用意
  • 専用キーボード「Redmi Keyboard」を用意
  • 厚さ7.52 mm、重さ571 gの薄型軽量デザイン
  • グラファイトグレー、ミントグリーン、オーシャンブルーの3色を用意
  • Xiami Hiper OSで他のデバイスと連携できる

評価

Redmi Pad Pro ディスプレイ

2023年9月に発売された「Redmi Pad SE」(国内版)の後継モデルになります。

同時期に発売される「POCO Pad」とはディスプレイやプロセッサ、バッテリー、カメラ性能など大部分が同じ仕様になっています。

Redmi Pad Pro」と「POCO Pad」との大きな違いはやはり専用の筆圧ペンキーボードが用意されている点です。

ペンは筆圧4096段階で、超低遅延で描ける本格的なものです。

Xiaomi自社開発のポイント予測アルゴリズムも採用しており、単に筆圧ペンに対応したタブレットとは一味違う描き心地です。

しかも、6,980円(税込)とかなり安いです。ショートカット機能も付いてこの価格は信じられないほど安いとしかいいようがありません。

また、専用のBluetoothキーボード「Redmi Keyboard」もかなり本格的な作りです。

1.3mmのキーストロークと19mmのキーピッチ(キー間隔)採用でタイピングしやすく、しかも「Fn」キーでショートカット機能も利用できます。

バッテリー内蔵で長時間使用できるほか、ペンも収納できるなど使い勝手も良さそうです。価格も8,980円(税込)と1万円以下でかなり安いです。

そのほか、メモリやストレージ容量が「POCO Pad」の方が多くなっているなどの違いはありますが、

プロセッサ(Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2)が同じなので、動作スピードそのものはあまり変わりません。

専用の筆圧ペンとキーボードを使えた方がいいのなら、「Redmi Pad Pro」を選んだ方がいいでしょう。

Redmi Pad Pro」の発売時の価格は、41,800円(税込)。

POCO Pad」よりも3000円安い価格でお買い得です。

筆圧ペンとキーボードが使える高性能なタブレットを探している人におすすめです。

「Redmi Pad Pro」の価格・販売先

Redmi Pad Pro 正面

ECサイト

楽天市場で41,800円(税込)、

ヤフーショッピングで41,800円(送料無料)、

AliExpressで50,618円、

で販売されています。

Amazonで「Redmi Pad Pro」をチェックする

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ヤフーショッピングで「Redmi Pad Pro」をチェックする

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

類似製品の紹介

Redmi Pad Pro」と似た性能を持つタブレットも販売されています。

「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」

シャオミから発売されたXiaomi HyperOS搭載のハイエンドなタブレットです。12.4の3K液晶、Snapdragon 8 Gen 2、256GB UFS 4.0、10000mAhバッテリ、50MP+2MPの2眼カメラ搭載で、リフレッシュレート 144HzやWi-Fi 7に対応しています。

価格は、

Amazonで69,800円、シャオミ 公式ストアで84,800円、AliExpressで165,170円、です。

関連記事:「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」はビックで爆速? 12型 タブレットと徹底 比較!

「Magic Drawing Pad」

XPPenから発売された手書きに特化したAndroid 12タブレットです。12.2のIPS液晶、Mediatek MT8771、8GBメモリ、256GB UFS 2.2、8000mAhバッテリ、クアッドスピーカ搭載で、筆圧16,384段階の「X3 Pro Pencil」、AGエッチング技術に対応しています。

価格は、Amazonで78,990円(税込)、ヤフーショッピングで74,760円(送料無料)、XPPen公式サイトで78,990 (税込)、AliExpressで66,138円です。

関連記事:「Magic Drawing Pad」はGalaxy以上か? 人気の手書き タブレットと徹底 比較!

「HUAWEI MatePad 11.5」

ファーウェイから発売されたHarmonyOS 3.1搭載の11.5型タブレットです。2.2K液晶、Snapdragon 7 Gen 1、7700mAhバッテリ、13MP/8MPカメラ、クアッドスピーカー搭載で、筆圧ペン入力、着脱式マグネットキーボード、Wi-Fi 6にも対応しています。

価格は、Amazonで37,000円、楽天市場で35,840円(送料無料)、ヤフーショッピングで40,000円(送料無料)、ファーウェイ公式ストアで43,800円、です。

関連記事:「HUAWEI MatePad 11.5」超爆速で安い? ハイスペック タブレットと徹底 比較!

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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