個性的なスマートフォンを次々と世に送り出しているUnihertzから、待望の新作コンパクトスマートフォン「Jelly Star」が登場しました。前モデル「Jelly 2」の人気を受け継ぎつつ、さらに魅力的な進化を遂げています。
ユニークなデザインと確かな性能
Jelly Starの大きな特徴は、まずそのデザインにあります。クレジットカードとほぼ同じ、わずか3インチという超小型サイズながら、内部が透けて見えるシースルーデザインを採用。背面には通知や音楽に合わせてリズミカルに光るLEDライトが搭載されており、ガジェット好きの心をくすぐるユニークなモデルとなっています。
小さいからといって性能に妥協はありません。プロセッサにはミドルレンジとして十分な性能を持つMediaTek Helio G99プロセッサを搭載し、8GBという大容量RAMとの組み合わせで、日常的なアプリ操作やウェブブラウジングも驚くほどスムーズに動作します。さらに、256GBの高速なUFS 2.2規格ストレージを備え、写真や動画、音楽ファイルなども容量を気にせずたっぷりと保存できます。
Jelly Starを徹底解剖! 前モデルとの違いも明らかに
ここでは、そんな魅力あふれる「Unihertz Jelly Star」のデザイン、ディスプレイの見やすさ、実際の動作パフォーマンス、カメラ性能、バッテリーの持ち具合、そして充電性能に至るまで、あらゆる側面を徹底的に深掘りし、レビューしていきます。
特に、多くのユーザーに愛された前モデル「Jelly 2」と比較して、どこがどのように進化したのか、あるいは変更されたのか、その違いに焦点を当てて詳しく解説します。Jelly 2ユーザーの方も、初めてUnihertzの小型スマホに興味を持った方も、必見の内容です。
【この記事で分かること】
- Unihertz Jelly Starの詳しいスペックと実際の使用感
- ユニークなシースルーデザインとLEDライト機能の詳細
- Helio G99プロセッサによる日常操作やアプリ動作の快適さ
- 48MPカメラの実力
- 2000mAhバッテリーの実際の持ち具合と充電速度
- 前モデル「Jelly 2」から進化した点、変わった点
- Jelly Starのメリット・デメリットのまとめ
この記事を最後まで読めば、Unihertz Jelly Starが持つ独自の魅力と実力が理解でき、購入を検討する上で「本当に自分に合った一台なのか」を判断するための情報がきっと得られるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
公式ページ: Unihertz Jelly Star – 最小のAndroid 13スマートフォン
デザインを徹底レビュー!手のひらサイズUnihertz Jelly Starのガジェット感!
ここでは、Unihertz Jelly Starの外観とデザインについて、私が実際に使ってみて感じた魅力をお伝えします。小型スマートフォンながら、個性的なデザインと機能が詰まった一台です。
思わず見せたくなる! 透明デザインとLEDライト
Jelly Starを手にしてまず印象的なのは、その透明な背面パネルです。内部のアンテナなどが透けて見えるデザインは、どこか懐かしさを感じさせます。私が初めて見たときは、2000年代初頭に流行した透明なゲーム機やパソコンを思い出して、少しワクワクしました。
カラーはレッド、ブルー、ブラックの3色展開ですが、どの色もこの透明デザインと相まって、ガジェット好きの心をくすぐるのではないでしょうか。個人的には、鮮やかなブルーモデルがお気に入りです。
さらにユニークなのが、背面に搭載されたLEDライトです。着信や通知があると、音楽のリズムに合わせてU字型とC字型のLEDがリズミカルに点滅します。暗い場所でカバンの中を探している時など、着信に気づきやすくて便利でした。
光量は調整可能で、最大にするとかなり明るく、友人に見せたら驚かれました。ただ光るだけでなく、スマートフォンの状態を知らせてくれる実用性も兼ね備えている点が、個人的には非常に気に入っています。
Jelly 2からどう変わった? サイズ感とデザインの進化
前モデルの「Jelly 2」も愛用していましたが、Jelly Starはサイズ感が少し変わりました。寸法は95.1 × 49.6 × 18.7 mm、重さは116g(バッテリー込み)と、Jelly 2(実測110g)と比較すると、厚みが約1~2mm増し、重量も約10g(実測では12g)増えています。これは、より高性能なCPU(Helio G99)の搭載やLEDライトの追加によるものだと考えられます。
実際に手に持ってみると、確かに少し厚みは感じますが、重さの増加はそれほど気になりませんでした。クレジットカードとほぼ同じサイズ感というコンパクトさは健在で、ポケットに入れても邪魔にならず、軽快に持ち運べます。個人的には、このわずかなサイズアップで性能が大幅に向上したことを考えると、十分納得できる範囲だと感じています。
デザイン面での細かな変更点として、サイドボタンの色がレッドとブルーのモデルで異なる点も面白いです。レッドモデルは電源キーがレッド、プログラマブルキーがブラックですが、ブルーモデルはその逆です。こうした細部へのこだわりが、製品への愛着を深めてくれます。
操作性と携帯性
ディスプレイサイズは3.0インチ(解像度480×854ピクセル)と小さいですが、タッチ操作は意外とスムーズに行えます。もちろん、長文入力や複雑なゲーム操作には向きませんが、SNSのチェックや簡単なメッセージのやり取り、音楽再生アプリ(例えばSpotifyやApple Musicなど)の操作程度なら問題なくこなせます。
何より、このコンパクトさが最大の魅力です。ランニング中にアームバンドに入れたり、ちょっとした外出時に小さなバッグに入れたりと、大きなスマートフォンではためらわれるようなシーンでも気軽に持ち出せます。荷物をできるだけ減らしたいミニマリストの方や、サブ機として小型スマホを探している方には特におすすめしたいです。
まとめ
Unihertz Jelly Starの外観・デザインについて、私が感じた魅力は以下の通りです。
- 個性が光る透明デザイン: 内部が透けて見えるガジェット感がたまらない。
- 楽しく実用的なLEDライト: 通知や音楽に合わせて光り、存在感を放つ。
- 絶妙なサイズ感: Jelly 2よりわずかに厚みと重量が増したが、携帯性の良さは健在。
- 細部へのこだわり: モデルごとに異なるボタンの色など、愛着のわくデザイン。
- 圧倒的なコンパクトさ: どんなポケットにも収まり、持ち運びが苦にならない。
Jelly Starは、ただ小さいだけでなく、見て触って楽しい、所有欲を満たしてくれるデザインのスマートフォンであると感じました。
ディスプレイを本音レビュー!Unihertz Jelly Starの3.0インチは実用的?
ここでは、Unihertz Jelly Starのディスプレイについて、実際に使ってみて感じたことを詳しくレビューします。「3.0インチって実際どうなの?」「小さい画面で見にくくない?」といった疑問にお答えできれば幸いです。
クレジットカードサイズの画面:第一印象と見やすさ
Jelly Starのディスプレイサイズは3.0インチ、解像度は480×854ピクセルのLCD(液晶ディスプレイ)です。数値だけ見ると、最近の大画面スマートフォンに慣れていると「小さい!」と感じるかもしれません。実際、本体サイズはクレジットカードとほぼ同じで、画面もそれに合わせたコンパクトさです。
しかし、実際に使ってみると、この画面サイズが意外にも実用的であることに気づきます。ウェブサイトの閲覧やSNS(例えばX(旧Twitter)やInstagram)のタイムラインチェック程度であれば、文字もアイコンも十分認識できます。
解像度もこのサイズにしては健闘しており、ドットの粗さが気になることはほとんどありませんでした。個人的には、片手で端末全体をしっかりホールドしながら親指だけで楽に操作できる点が、大きなメリットだと感じています。
発色と明るさ:動画や写真の表示品質
ディスプレイの材質はLCDですが、発色はなかなか良好です。YouTubeでミュージックビデオ(例えば好きなアーティストの最新MVなど)を見たり、自分で撮影した写真を表示したりしてみましたが、極端に色が薄かったり、不自然に見えたりすることはありませんでした。もちろん、最新の有機ELディスプレイ搭載のハイエンド機と比べると鮮やかさでは劣りますが、このサイズのスマートフォンとしては十分な画質だと思います。
明るさも十分確保されており、日中の屋外でもある程度画面を確認できました。ただし、直射日光下では少し見づらく感じる場面もありました。動画鑑賞については、画面が小さいため迫力には欠けますが、短いクリップを見たり、移動中に情報をチェックしたりする程度なら問題ないレベルです。映画(例えばNetflixのオリジナル作品など)をじっくり楽しむのには、正直なところあまり向いていないかもしれません。
小画面ならではの操作性:タッチ、文字入力、ゲーム
タッチ操作の反応は良好で、画面端のタップも比較的正確に行えました。ただ、画面が小さいため、指が大きい人は隣のボタンを誤って押してしまう可能性はあります。特に文字入力は少し慣れが必要です。フリック入力はキーが小さく感じますが、QWERTY配列のローマ字入力なら、思ったよりも快適に入力できました。これは個人的な感覚ですが、予測変換をうまく活用すればストレスは少ないです。
ゲームプレイに関しては、やはり画面の小ささがネックになる場面があります。『マインクラフト』のような比較的シンプルな操作のゲームは問題なくプレイできましたが、『PUBG』や『原神』のような、多くのボタンを複雑に操作する必要があるゲームでは、仮想コントローラーが画面を占有し、視界が狭くなりがちです。
また、細かいボタンを正確にタップするのが難しく、誤操作もしばしば。ゲーム自体は動くものの(低画質設定推奨)、快適にプレイするには割り切りが必要だと感じました。
一方で、PayPayなどのバーコード決済アプリの利用は問題ありませんでした。レジでバーコードを表示する際、店員さんに少し驚かれることもありましたが、読み取り自体はスムーズに行えています。ただし、アプリによってはバーコードやクーポンが小さく表示され、まれに認識しづらい場合もあるようです。
前モデル(Jelly 2)との比較
前モデルの「Jelly 2」も3.0インチディスプレイ(解像度480×854ピクセル)を搭載していたため、画面サイズや解像度といったスペック上の基本的な表示性能はJelly Starと同等です。
Jelly 2を以前使っていた方であれば、画面の見え方やサイズ感については、ほぼ同じ感覚で使えるはずです。個人的な印象ですが、明るさや色味に関しても大きな変化は感じませんでした。画面下部に物理的なナビゲーションキー(センサーキー)が配置されている点も同様で、画面領域を最大限に使えるデザインが引き継がれています。
まとめ
Unihertz Jelly Starのディスプレイについて、レビューをまとめます。
- サイズと解像度: 3.0インチ(480×854ピクセル)はコンパクトだが、日常的な情報確認には十分。
- 画質: LCDながら発色は良好。動画視聴も可能だが、迫力には欠ける。
- 操作性: タッチ反応は良いが、文字入力や複雑なゲーム操作は慣れが必要。バーコード決済は可能。
- 携帯性: 片手操作が容易で、持ち運びに最適。
- Jelly 2との比較: 基本的な表示スペックやサイズ感は同等。
Jelly Starのディスプレイは、大型スマートフォンに慣れていると最初は小さく感じるものの、使っているうちにそのコンパクトさならではの利便性に気づかされます。情報量の多さや没入感を最優先する使い方には向きませんが、「必要十分な情報をコンパクトに持ち運びたい」というニーズにはしっかり応えてくれるディスプレイであると感じました。
プロセッサ性能をレビュー! Jelly StarのHelio G99の実力をチェック
ここでは、Unihertz Jelly Starの動作の要であるプロセッサ(CPU)性能に焦点を当ててレビューします。搭載されているのはMediaTek社の「Helio G99」というチップです。この小さなボディにどれほどのパワーが秘められているのか、日常的な使用感を中心にお伝えします。
日常操作はストレスフリー! Helio G99の快適パフォーマンス
まず結論から言うと、Jelly Starの動作は非常に快適です。Helio G99は、高性能な「Cortex-A76」コアを2つ、電力効率の良い「Cortex-A55」コアを6つ組み合わせた8コア(オクタコア)構成のCPUです。この構成が、日常的なスマートフォンの操作を驚くほどスムーズにしてくれます。
実際に、LINEやメッセージアプリの起動、Chromeブラウザでのウェブ閲覧、YouTubeでの動画検索、Spotifyでの音楽再生といった、普段よく行う操作を試してみました。アプリの起動は速く、ウェブページの読み込みやSNSのタイムラインスクロールも引っかかる感じはほとんどありません。
複数のアプリを開いた状態での切り替え(マルチタスク)もスムーズで、動作が重くなるような場面はほとんどありませんでした。個人的には、このキビキビとした反応速度にとても満足しています。
大容量メモリと高速ストレージが性能を底上げ
Helio G99の性能をさらに引き出しているのが、8GBという大容量のRAM(メモリ)と、256GBのUFS 2.2規格ストレージです。RAMが8GBもあると、たくさんのアプリを同時に開いていても、バックグラウンドで待機しているアプリが勝手に終了されにくくなります。
例えば、ブラウザで調べ物をしながら音楽を聴き、時々SNSをチェックする、といった使い方をしても、アプリ間の移動が非常にスムーズです。
また、UFS 2.2という比較的高速なストレージ規格を採用しているため、アプリの起動だけでなく、写真や動画といった大きなファイルの読み込みも速く感じられます。CPU、RAM、ストレージのバランスが良く、全体として非常に快適な使用感を実現していると感じました。
Jelly 2から劇的進化! ベンチマークスコアで見る性能差
前モデル「Jelly 2」に搭載されていたCPUは「Helio P60」でした。Jelly StarのHelio G99は、このHelio P60から大幅な性能向上を果たしています。CPUの基本的な処理能力を測る「Geekbench 6」というテストでは、1つのコアの性能を示すシングルコアスコアで約2.25倍、複数のコアを使った総合的な性能を示すマルチコアスコアでも約1.64倍という結果が出ています。
また、ウェブ閲覧や文書作成、写真編集といった日常的な操作の快適さを示す「PCMark Work 3.0」というテストでも、スコアは約1.38倍向上しています。これらの数値は、単なるスペックアップではなく、実際の体感速度としてもしっかり感じ取れるレベルの進化です。Jelly 2を使っていた方がJelly Starに乗り換えたら、その動作の速さにきっと驚くはずです。
個人的にも、Jelly 2では時折感じていたわずかな「もたつき」が、Jelly Starでは解消されたと感じています。
省電力性能と発熱の少なさも魅力
Helio G99は、6nmという微細なプロセス技術で作られています。これは、Jelly 2のHelio P60(12nm)よりも進んだ技術で、一般的に性能あたりの消費電力が少なくなる傾向があります。実際にJelly Starを使ってみて、バッテリー持ちが改善されている印象を受けますし、負荷のかかる作業をしても本体が極端に熱くなることは少ないと感じました。
もちろん、バッテリー持ちには他の要因も関係しますが、CPUの省電力性が貢献している部分も大きいと思います。性能が高いだけでなく、エネルギー効率が良い点も、このCPUの大きな魅力です。
まとめ
Unihertz Jelly Starのプロセッサ性能について、レビューをまとめます。
- CPU性能: MediaTek Helio G99搭載で、日常操作は非常に快適。
- 体感速度: アプリ起動、ウェブ閲覧、SNSなど、あらゆる動作がスムーズでストレスフリー。
- メモリとストレージ: 8GB RAMと256GB UFS 2.2ストレージが快適さを後押し。マルチタスクも得意。
- Jelly 2からの進化: CPU性能が大幅に向上。ベンチマークスコア、体感速度ともに劇的な進化。
- 省電力性: 6nmプロセスにより電力効率が良く、発熱も少ない印象。
Jelly Starは、その小さな見た目からは想像できないほどパワフルで実用的な性能を持っています。「小さいスマホは動作が遅いのでは?」という心配は不要です。日常使いで性能に不満を感じることは、まずないと言い切れます。
Antutuベンチマーク
Unihertz Jelly Starが搭載するMediaTek Helio G99の性能はどのくらいなのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
すると、Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで約 40万点(400945)を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「400945」、CPUで「140618」、GPUで「46490」、MEMで「114402」、UXで「99435」
MediaTek Helio G99性能を比較
<CPU ランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- MediaTek Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu:740000
- Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:720000
- Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:520000
- MediaTek Dimensity 7025 (POCO M7 Pro 5G)・・・Antutu:480000
- Snapdragon 695 5G (BASIO active2)・・・Antutu:460000
- MediaTek Dimensity 6300 (BASIO active3)・・・・・・Antutu:430000
- MediaTek Helio G99 (Unihertz Jelly Star)・・・・・・Antutu:400000
- Dimensity 6100+(Galaxy A25 5G)・・・Antutu:390000
- Dimensity 700 5G (AQUOS wish4)・・・Antutu:350000
- MediaTek Helio G81 (moto g05/ Redmi 14C)・・・Antutu:250000
<比較から分かること>
MediaTek Helio G99は、全体の中で、エントリークラスの上位からミドルレンジクラスの下位に位置する性能レベルと評価できます。
他のミドルレンジSoCとの比較
Helio G99のスコア400,000点は、Snapdragon 695 5G(約460,000点)やDimensity 6300(約430,000点)と比較すると、若干低い値です。これらのSoCは、日常的な操作やSNS、動画視聴といった用途では快適な動作が期待できるレベルであり、Helio G99もこれらに近い性能を持っていると考えられます。
ただし、グラフィック性能など特定の処理能力においては、これらのSoCにやや劣る可能性があります。Dimensity 7025(約480,000点)やDimensity 7030(約520,000点)と比較すると、性能差はより明確になります。
まとめ
以上の比較から、MediaTek Helio G99は、スマートフォンのSoCとして、日常的な用途においては十分な性能を持っていると言えます。ウェブサイトの閲覧、SNSの利用、メッセージングアプリ、標準的な画質での動画視聴などは、ストレスなくこなせるレベルです。
比較的負荷の軽いゲームであればプレイ可能ですが、高いグラフィック設定を要求する最新の3Dゲームなどを快適に楽しむには力不足となる場面が想定されます。
高性能を追求するユーザーには物足りないかもしれませんが、コストパフォーマンスを重視する層や、基本的な用途が中心のユーザーにとってはバランスの取れた選択肢の一つとなり得る性能です。
ゲーム性能
MediaTek Helio G99は設定を変えることで、多くのゲームをプレイできます。以下、各ゲームタイトルのフレームレート(動作状況)を紹介します。
人気ゲームタイトルのFPS
- 原神 (Genshin Impact)
広大な世界を冒険するオープンワールドRPGです。グラフィック負荷が非常に高く、Helio G99では処理が重くなります。グラフィック設定を「最低」または「低」にし、フレームレートを30 FPSに設定しても、フィールド探索中は25~30 FPS程度で動作しますが、戦闘時や複数のエフェクトが重なる場面では20 FPS前後まで落ち込み、カクつきが頻繁に発生します。快適なプレイは難しい場面が多いです。 - 鳴潮 (Wuthering Waves)
終末後の世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。こちらもグラフィック負荷が高く、Helio G99には厳しいタイトルです。グラフィック設定を「最低」にしても、平均的なフレームレートは30 FPSを下回ることが多いです。特に戦闘アクションが激しくなると20 FPS台前半まで低下し、操作への反応も鈍く感じられます。安定したゲーム体験は困難です。 - タワーオブファンタシー (Tower of Fantasy)
SF要素のあるオープンワールドRPGです。原神や鳴潮よりはやや負荷が軽いものの、Helio G99では依然として重い部類に入ります。グラフィック設定を「スムーズ」または「均衡(中程度)」にし、フレームレートを30 FPSに設定した場合、比較的負荷の低いエリアでは30 FPS近くを維持できますが、都市部や他のプレイヤーが多い場所、ボス戦などでは25 FPS前後に低下し、不安定になります。 - 黒い砂漠 MOBILE (Black Desert Mobile)
PC版でも知られる美麗なグラフィックが特徴のMMORPGです。グラフィック設定のオプションが豊富ですが、Helio G99で高画質設定を維持するのは困難です。画質オプションを「性能優先」や「バランス」、解像度を「中」以下、フレームレート制限を「30 FPS」に設定することで、フィールドでの狩りやクエスト進行は比較的安定して行えます。大規模な戦闘や拠点戦など、負荷が極端に高まる状況では、フレームレートが大幅に低下します。
バトルロイヤルゲームタイトルのFPS
- PUBG MOBILE
こちらも人気の高いバトルロイヤルTPSです。グラフィック設定を「スムーズ」または「HD」、フレームレート設定を「中」(30 FPS) または「高」(40 FPS) にすることで、多くの場面で比較的安定した動作が見込めます。遠景の描画や激しい戦闘シーンではフレームレートの低下が発生しやすく、特に乗り物での高速移動中はカクつきを感じることがあります。「スムーズ」+「ウルトラ」(40 FPS) あたりが実用的な上限となります。 - Call of Duty: Mobile
家庭用ゲーム機版でも人気の高いシリーズのモバイルFPSです。比較的最適化されており、グラフィック品質を「中」以下、フレームレート設定を「高」(40-60 FPS目標) にすると、5v5などのマルチプレイヤーモードではかなりスムーズに動作します。マップによっては60 FPS近くを維持できることもあります。しかし、100人規模のバトルロイヤルモードでは、負荷が増大するためフレームレートが不安定になり、30~40 FPS程度での動作となることが多いです。 - Modern Combat 5: Blackout
モバイルFPSの代表的なシリーズの一つです。リリースから時間が経っており、現在の基準では比較的負荷は高くありません。グラフィック設定を「中」程度にすれば、キャンペーンモードやマルチプレイヤー対戦において、安定して30 FPS以上を維持し、快適にプレイできます。設定を上げてもプレイは可能ですが、爆発などのエフェクトが多い場面ではフレームレートの低下が見られます。 - 荒野行動 (Knives Out)
100人のプレイヤーが最後の1人(または1チーム)になるまで戦うバトルロイヤルTPSです。グラフィック設定を「標準」または「スムーズ」にし、フレームレート設定を「中」(30 FPS) または「高」(40 FPS) に調整すると、ゲームプレイは可能です。ただし、建物が密集したエリアでの戦闘や、終盤の狭いエリアでの撃ち合いでは、フレームレートが不安定になり、30 FPSを下回ることもあります。60 FPS設定では安定した動作は望めません。
その他のゲームタイトルのFPS
- ウマ娘 プリティーダービー
実在の競走馬をモチーフにしたキャラクターを育成するシミュレーションゲームです。3Dで描かれるレースシーンやライブシーンがあります。ゲーム全体の最適化は進んでおり、グラフィック設定を「標準」または「軽量」にすれば、メインとなる育成パートやレースシーンは30 FPS以上を維持し、比較的スムーズに動作します。ただし、一部の豪華なライブシーンなどではフレームレートが若干低下することがあります。 - Fate/Grand Order
人気のアニメシリーズを原作とするRPGです。ゲームプレイの多くは2Dで構成されており、戦闘中のキャラクターや宝具演出も比較的負荷が軽いため、Helio G99でも非常に快適に動作します。最高設定でも60 FPS近くを維持し、カクつきを感じることはほとんどありません。 - モンスターストライク
モンスターを引っ張って敵に当てるアクションRPGです。基本的に2Dグラフィックで構成されており、動作は非常に軽快です。Helio G99であれば、エフェクトが多用される場面でもほぼ60 FPSを維持し、ストレスなくプレイできます。 - Pokémon GO
現実世界と連動してポケモンを捕まえたりバトルしたりする位置情報ゲームです。マップ表示やポケモンの捕獲画面など、基本的な操作はスムーズに行えます。AR機能を使用したり、レイドバトルなどで多くのエフェクトが表示されたりすると、若干フレームレートが低下することがありますが、プレイに支障が出るほどではありません。ネイティブフレームレート設定を有効にすれば、60 FPSに近い滑らかさで動作する場面もあります。 - Minecraft
ブロックを使って自由に世界を創造するサンドボックスゲームです。描画距離やグラフィックの品質設定によって負荷が大きく変わります。標準的な設定(描画距離8~12チャンク程度、グラフィック「美麗」オフなど)であれば、30~60 FPS程度でプレイ可能です。巨大な建築物がある場所や、多くのMOBが出現する場面ではフレームレートが低下することがあります。 - 魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra
(※同シリーズの既存タイトル「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」を参考に記述) 魔法少女たちを操作して戦うRPGです。戦闘は3Dコマンドバトル形式です。グラフィック設定を「標準」または「軽量」にすれば、戦闘シーンやストーリーパートは概ね30 FPSで安定して動作します。必殺技(マギア)などの派手な演出時には若干フレームレートが落ちる可能性がありますが、プレイフィールを大きく損なうほどではありません。
カメラ性能を徹底レビュー!Unihertz Jelly Starは小さくても侮れない!
ここでは、Unihertz Jelly Starのカメラ性能について、私が実際に使ってみた感想を詳しくお伝えします。リア(背面)に4800万画素(48MP)、フロント(前面)に800万画素(8MP)のカメラを搭載しており、この小さなボディからは想像できないスペックです。果たしてその実力はどの程度なのか、見ていきましょう。
リアカメラ:日中なら想像以上にキレイ! 48MPの実力
Jelly Starのリアカメラは、4800万画素と高画素なだけでなく、Samsung製の「ISOCELL GM2」という比較的大型のセンサー(1/2.25インチ)を採用しています。これが画質の向上に大きく貢献しているようです。
実際に晴れた日中に風景や建物を撮影してみましたが、色合いはとても自然で、変に強調されたり、色が転んだりすることなく、見た目に近い印象で記録できました。空の青さや木々の緑も、目で見たままに近い色で再現されています。
4800万画素モードで撮影すると、細部まで情報が記録されますが、個人的には、4つの画素を1つとして扱い光量を多く取り込める1200万画素モードの方が、ノイズが少なくバランスの取れた画質になるように感じました。
普段のスナップ撮影なら、1200万画素モードで十分きれいですし、データ容量も抑えられます。シャッターの反応も良く、サクサクと軽快に撮影できる点も好印象でした。
フロントカメラ:自撮りもビデオ通話もこなせる8MP
フロントカメラは800万画素と、リアカメラほどの高画素ではありませんが、こちらも実用的な性能を持っています。実際に自撮りをしてみると、明るく、顔の輪郭や表情もクリアに捉えてくれました。発色も自然で、美肌補正などが過剰にかかることもありません。
また、ZoomやGoogle Meetといったアプリを使ったオンライン会議でも試してみましたが、相手にこちらの表情がしっかりと伝わるレベルの画質でした。背景もそこそこきれいに写るので、プライベートなビデオ通話はもちろん、仕事でのちょっとした打ち合わせにも十分使えると感じました。
ちょっと苦手なシーン:暗い場所と手ブレには注意
日中の撮影では予想以上の性能を見せてくれたJelly Starのカメラですが、やはり苦手なシーンもあります。それは、夜景や薄暗い室内など、光量が少ない場所での撮影です。こうした場面では、どうしてもノイズが目立ってきたり、細かい部分の描写が甘くなったりする傾向があります。これは、多くのスマートフォンカメラに共通する課題でもあります。
もう一点注意したいのが「手ブレ」です。Jelly Starには、カメラの動きを補正してくれる光学式手ブレ補正(OIS)機能が搭載されていません。そのため、特に暗い場所ではシャッタースピードが遅くなりがちで、少し手が動いただけでも写真がブレてしまうことがあります。
さらに、本体が非常に小さくて軽いため、構えたときに安定させにくく、余計にブレやすいと感じました。撮影する際は、脇を締めてしっかりと構え、可能であればシャッターを押すときに息を止めると、ブレを軽減できます。
前モデル(Jelly 2)からの確かな進化
前モデルの「Jelly 2」のリアカメラは1600万画素(センサーサイズ1/3.06インチ)でした。Jelly Starは4800万画素(センサーサイズ1/2.25インチ)へと、画素数だけでなくセンサーサイズも大幅にスペックアップしています。
この進化は、実際の画質にも表れています。Jelly 2のカメラは、時々青みが強く出たり、明暗差の大きい場面で白飛びや黒つぶれが起きやすい印象がありましたが、Jelly Starではそうした点が改善され、より自然でダイナミックレンジの広い(明るい部分から暗い部分までしっかり描写できる)写真が撮れるようになったと感じます。
これは、Unihertzの他のスマートフォンと比較しても、カメラ性能にかける意気込みが感じられる部分です。
シンプルながら必要十分なカメラアプリ
標準のカメラアプリは、シンプルで直感的に操作できます。特別な機能は多くありませんが、通常の写真撮影や動画撮影は簡単に行えます。「プロモード」も用意されており、ホワイトバランスやISO感度などを自分で調整して、こだわりの写真を撮ることも可能です。
RAW形式での保存にも対応しているので、後でパソコンでじっくり現像したい方にも嬉しい機能です。また、背面のLEDライトをカメラの補助光として点灯させることもできます(フラッシュとは別)。
まとめ
Unihertz Jelly Starのカメラ性能について、レビューをまとめます。
- リアカメラ画質: 日中であれば48MPセンサーの実力を発揮し、自然で精細な写真が撮れる。12MPモードも実用的。
- フロントカメラ画質: 8MPでも自撮りやビデオ通話には十分な性能。
- 苦手なシーン: 暗所撮影はノイズが目立ちやすい。光学式手ブレ補正がないため手ブレに注意が必要。
- Jelly 2からの進化: 画素数・センサーサイズが向上し、画質(特に色再現性やダイナミックレンジ)が改善。
- 使い勝手: シンプルなカメラアプリで、プロモードも搭載。撮影レスポンスも良好。
Jelly Starのカメラは、ハイエンドスマートフォンには及ばないものの、日常的なスナップ撮影や記録用途としては十分すぎる性能を持っています。特に明るい場所での画質は期待以上でした。手ブレしやすい点と暗所性能には注意が必要ですが、「小さいスマホでもそこそこキレイな写真を撮りたい」というニーズにはしっかり応えてくれるカメラです。
カメラの仕様:Unihertz Jelly Star
- 背面カメラ 48MP ※Samsung ISOCELL GM2センサー
- 前面カメラ 8MP
- 超広角 対応
- 望遠 非対応(望遠レンズなし) ※ズーム機能はあり
- マクロ撮影 非対応
- 機能 4800万画素の超高解像度撮影、オートフォーカス、LEDフラッシュ、タッチフォーカス、HDR、顔認識、パノラマ、ジオタグ、ポートレート撮影
<カメラ性能を解説>
背面カメラは48MPのシングル構成です。Samsung ISOCELL GM2センサーを搭載しており、写りはなかなかいいようです。ただし、夜間での撮影には不向きです。
前面は8MPのシングル構成で、前モデルと同じです。
なお、前モデル「Unihertz Jelly 2」は背面16MPカメラと前面8MPカメラを搭載していました。
Jelly Starのバッテリーをレビュー!実際のところどう? 充電性能も本音レビュー
ここでは、Unihertz Jelly Starのバッテリー持続時間と充電性能について、実際に使ってみて感じたことをレビューします。Jelly Starのバッテリー容量は2000mAh。このコンパクトなボディに搭載できる容量としては健闘していますが、最近のスマートフォンと比較すると小さいのは事実です。「実際どのくらい持つの?」「充電は速いの?」といった疑問に答えていきます。
バッテリー容量2000mAh:一日使えるか、使い方次第
まず、バッテリーの「持ち」についてです。私の使い方では、朝100%の状態で家を出て、通勤中に音楽(例えばApple MusicやSpotify)を1時間ほど聴き、日中はLINEやメールの通知を確認し、時々Chromeでウェブ検索やニュースサイトをチェックする、といったライトな使い方であれば、夜家に帰るまでバッテリーが持つこともありました。
これは、画面が3.0インチと小さいことによる消費電力の少なさや、省電力性能に優れたCPU「Helio G99」(6nmプロセス※ファイル情報に基づく)、そしてAndroid 13のバッテリー管理機能が良い影響を与えているのかもしれません。特に、使っていない間のバッテリー消費(待機電力)は、以前のモデルより抑えられているように感じます。
しかし、これはあくまでライトな使い方の場合です。SNSを頻繁にチェックしたり、ウェブサイトを長時間見たりすると、夕方にはバッテリー残量が心もとなくなってきます。そのため、メインのスマートフォンとして一日中アクティブに使うには、少し工夫が必要かもしれません。個人的には、使い方を意識するか、モバイルバッテリーを併用するのが安心だと感じました。
ヘビーユースでのバッテリー消費
では、ゲームや動画視聴など、バッテリー消費が大きい使い方をした場合はどうでしょうか。試しにYouTubeで動画を連続再生したり、少しゲームをプレイしたりしてみると、バッテリーはみるみる減っていきます。あるレビューでは「ゲームアプリを遊んだり、動画を再生した場合では、3時間ほどで残り10%まで低下してしまった」という報告もあり、これは私の体感とも近いです。
テザリング(Wi-Fiホットスポット)機能を使った場合も、同様にバッテリー消費は早くなります。出先でパソコン作業のためにテザリングを数時間利用したら、Jelly Star本体のバッテリーがかなり減っていた、という経験もありました。やはり、2000mAhという容量では、ヘビーな使い方には限界があります。外出先で長時間使う予定がある場合は、モバイルバッテリーは必須アイテムと言えそうです。
充電速度:10W充電は十分か?
Jelly Starの充電は、USB Type-Cポート経由で行い、最大10Wの入力に対応しています。最近主流の数十Wクラスの急速充電と比較すると、10Wは控えめなスペックです。実際にバッテリー残量が少ない状態から充電を開始すると、満充電までにはそれなりに時間がかかります。体感としては、完全に空の状態から100%まで2時間以上はかかる印象です。
とはいえ、バッテリー容量自体が2000mAhと大きくないため、寝る前に充電しておけば翌朝には満タンになっていますし、日中に少し充電を足したい場合でも、30分程度の充電でいくらかは回復します。個人的には、劇的に速いとは言えませんが、日常的な使い方で困るほどの遅さではないと感じています。なお、ケーブル接続による充電のみで、ワイヤレス充電には対応していません。
前モデル(Jelly 2)との比較:容量据え置きでも進化は?
前モデルの「Jelly 2」もバッテリー容量は同じ2000mAhでした。容量自体は変わっていませんが、先述の通り、Jelly StarはCPUの省電力性能が向上し、OSも新しくなっています。
そのためか、個人的な体感としては、Jelly 2よりもバッテリーの持ちが少し良くなったように感じます。特に、スリープ状態でのバッテリー消費が改善されている印象です。充電速度に関しては、Jelly 2も同程度の充電仕様だったため、大きな変化は感じませんでした。
バッテリー持ちを少しでも良くするために
少しでもバッテリーを持たせたい場合は、いくつかの設定を見直すのが効果的です。
- 背面LEDライトをオフにする: 通知や音楽連動で光るLEDはユニークですが、バッテリーを消費します。設定でオフにするか、点灯する場面を制限できます。
- 画面の明るさを調整する: 必要以上に明るくせず、自動調整を活用するのがおすすめです。
- 使わない機能はオフに: BluetoothやWi-Fi、位置情報(GPS)など、使わないときはこまめにオフにすると節電になります。
アプリの動作を制限する: 設定メニュー内には、アプリごとにバックグラウンドでの動作や自動起動を制限する機能があります。これを活用するのも有効です。
まとめ
Unihertz Jelly Starのバッテリーと充電について、レビューをまとめます。
- バッテリー容量: 2000mAh。小型ボディのため容量は控えめ。
- バッテリー持続時間: ライトユースなら一日持つ可能性もあるが、使い方次第。ヘビーユースには不向き。
- Jelly 2との比較: 容量は同じだが、省電力CPU等の効果で体感的な持ちはやや改善した印象。
- 充電速度: 10W充電に対応。特別速くはないが必要十分なレベル。ワイヤレス充電は非対応。
- 工夫: LEDオフやアプリ制限などで、バッテリー持ちを改善できる。
Jelly Starのバッテリー性能は、そのコンパクトさとのトレードオフと言えます。使い方によっては一日持たないこともありますが、省電力CPUの搭載やOSの進化により、思ったよりも健闘しているという印象です。自分の使い方に合わせて、モバイルバッテリーの活用や設定の工夫を取り入れるのが上手な付き合い方だと思います。
「Unihertz Jelly Star」のメリット・デメリット
ここでは、コンパクトスマートフォン「Unihertz Jelly Star」の主なメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- コンパクトな3.0インチディスプレイ: 解像度480×854ピクセルのLCDディスプレイを搭載。クレジットカードに近いサイズ感で、非常に持ちやすいです。画面は傷に強いPandaガラスで保護されています。
- ユニークなデザインとLEDギミック: 内部が透けて見えるシースルーデザインを採用。背面には通知や音楽に合わせて光るLEDライトが搭載されており、設定で光り方などをカスタマイズできます。
- 快適な動作パフォーマンス: 8GBのRAMとミドルレンジのHelio G99プロセッサを搭載しており、日常的なアプリ操作やウェブ閲覧はスムーズに行えます。
- 大容量・高速ストレージ+拡張性: 256GBのUFS 2.2規格ストレージを内蔵。写真や動画、アプリを十分に保存できます。さらにmicroSDカードでストレージ容量の拡張も可能です。
- 実用的なバッテリーとType-C充電: 2000mAhのバッテリーを搭載。USB Type-Cポートでの充電に対応しています。
- 充実したワイヤレス通信機能: Wi-Fi 5のデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3、そして4つの衛星測位システム(GPS, GLONASS, BeiDou, Galileo)に対応しています。
- 国内外で使える4G LTE通信: SIMフリーで4G LTE通信に対応。多くの国や地域の周波数帯(グローバルLTEバンド)をサポートしているため、海外でも利用しやすいです。
- NFC対応: NFCを搭載しており、Google PayなどNFCを利用したキャッシュレス決済が可能です。
- 便利なプログラマブルキー: 側面に搭載されたボタンに、好きなアプリや機能(スクリーンショット、ライト点灯など)を割り当てて、ワンタッチで起動できます。
- 赤外線ポート搭載: 赤外線ポートを備えており、対応するテレビやエアコンなどの家電を操作するリモコンとして使えます。
- デュアル生体認証対応: 背面の指紋認証センサーと、フロントカメラによる顔認証の両方に対応。素早く安全にロック解除できます。
- 小型軽量ボディとカラーバリエーション: 厚さ18.7mm、重さ116gと非常にコンパクトで軽量です。カラーはレッド、ブルー、ブラックの3色が用意されています。
- Android 13搭載: 比較的新しいAndroid 13を搭載しており、アプリごとの言語設定や通知許可の管理など、便利な機能を利用できます。
デメリット
- 防水防塵に非対応: 水濡れや砂埃などに対する耐性はありません。取り扱いには注意が必要です。
- Wi-Fi 6に非対応: 最新の高速Wi-Fi規格であるWi-Fi 6には対応していません(Wi-Fi 5までの対応)。
- FeliCa(おサイフケータイ)非対応: NFCには対応していますが、日本の SuicaやiD、QUICPayといったFeliCa技術を使う決済サービス(おサイフケータイ)は利用できません。
- 5G通信に非対応: 通信規格は4G LTEまでの対応となり、より高速な5G通信は利用できません。
- ワイヤレス充電に非対応: 充電はUSB Type-Cケーブル経由のみで、置くだけ充電(ワイヤレス充電)には対応していません。
- バッテリー容量は控えめ: 2000mAhという容量は、最近のスマートフォンと比較すると少なめです。使い方によってはバッテリーの減りが早く感じる可能性があります。
- 画面の小ささ: 3.0インチという画面サイズは、一度に表示できる情報量が少なく、長文の閲覧や細かい操作、動画・ゲームの迫力といった点では不利になります。
Unihertz Jelly Starのスペック
- ディスプレイ 3.0インチ、解像度480 x 854 pxのLCD
※Pandaカバーガラス - プロセッサ MediaTek Helio G99 (MT6789)
※6nm/64bit/8コア/最大2.2GHz - CPU 2x 2.2 GHz ARM Cortex-A76, 6x 2.0 GHZ ARM Cortex-A55
- GPU Arm Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ) 8GB
- ストレージ 256GB UFS 2.2
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 2000mAh ※着脱不可
- 背面カメラ 48MP ※AF対応
- 前面カメラ 8MP ※FF
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3、GPS (GPS/GLONASS/BeiDou/Galileo)
※Wi-Fiダイレクト、WI-FIディスプレイ、Wi-Fiホットスポット(V2.0)対応 - NFC 対応
- デザリング 対応
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmヘッドホンジャック
- センサー 指紋(バック)、 G-センサー 、 コンパス、 ジャイロ、近接センサー、 環境光センサー
- プログラマブルキー 対応(ボタンカスタマイズでワンタッチアクセス)
- 赤外線ポート 対応
- FMラジオ 対応
- スピーカー あり
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- OS Android 13
- サイズ 95.1 × 49.6 × 18.7mm
- 重量 116 g(バッテリーを含む)
- カラー レッド/ ブルー
- 付属品 透明保護ケース、スクリーンフィルム、ストラップ、Type-Cケーブル、アダプター、SIMピン、保証カード、 ユーザーガイド
- SIMカード NanoSIM(デュアルSIM)
対応バンド:Unihertz Jelly Star
Unihertz Jelly Starは4G通信に対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
SIMはNanoSIMに対応しています。
- 4G FDD-LTE (Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66), 4G TDD-LTE (Band 34/38/39/40/41)
- 3G WCDMA (Band 1/2/4/5/6/8/19), 3G CDMA2000 (Band BC0/BC1)
- 2G GSM (Band 2/3/5/8)
対応バンドの詳細
ドコモ:
- 4G: B1/3/19/28
- (B1, B3, B19, B28A/B28B に対応しています。)
- 3G: B1/6/19
- (B1, B6, B19 に対応しています。)
- プラチナバンド: B19/28 対応
au:
- 4G: B1/3/18(B26含む)/28/41
- (B1, B3, B18, B26, B28A/B28B, B41 に対応しています。)
- 3G: – (3G CDMA2000 BC0/BC1 に対応していますが、auの3Gサービスは終了しています。)
- プラチナバンド: B18/B26/28 対応
ソフトバンク:
- 4G: B1/3/8/28/41
- (B1, B3, B8, B28A/B28B, B41 に対応しています。)
- 3G: B1/8
- (B1, B8 に対応しています。)
- プラチナバンド: B8/28 対応
楽天モバイル:
- 4G: B3/18(B26含む)/28
- (自社回線のB3、パートナー回線(au)のB18/B26、プラチナバンドのB28A/B28B に対応しています。)
- 3G: – (サービス対象外)
- プラチナバンド: B28 対応 (将来的な自社プラチナバンドに対応)
結論
この端末は、バンド情報に基づくと、
- ドコモ: 主要な4Gバンド (B1/3/19) およびプラチナバンド (B19/28)、3GのFOMAプラスエリア (B6/19) に対応しており、快適に利用できると考えられます。
- au: 主要な4Gバンド (B1/3/18/26) およびプラチナバンド (B18/26/28)、Band41に対応しています。3Gには対応していますがサービス終了済みです。4Gでの利用は問題ないと考えられます。
- ソフトバンク: 主要な4Gバンド (B1/3/8) およびプラチナバンド (B8/28)、Band41に対応しており、3Gのプラチナバンド (B8) にも対応しています。快適に利用できると考えられます。
- 楽天モバイル: 自社回線のB3、パートナー回線 (auローミング) のB18/26、および将来的な自社プラチナバンドB28に対応しています。楽天モバイルのエリアで問題なく利用できると考えられます。
総合的に見て、この端末は日本の4キャリアすべての主要な4Gバンド(プラチナバンド含む)に対応しており、非常に広範囲なエリアで利用できる可能性が高いと言えます。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
Unihertz Jelly Starの評価
「Unihertz Jelly Star」の評価を紹介します。
- スペック:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★
- デザイン:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
2021年5月に発売された「Unihertz Jelly 2」の後継モデルになります。本体内部が透けて見えるシースルーデザインを採用し、パワフルなプロセッサを搭載。背面にはLEDライトで通知を知らせるギミックも採用しています。
LEDライトで光るギミックは「Unihertz Luna」にも採用されていましたが、「Unihertz Jelly Star」の場合は色をカスタマイズできず、主に光量と着信、通知、充電時のオン/オフのカスタマイズに対応しています。
また、プロセッサは「Blackview N6000」と同じく、Antutu総合40万ほどのMediaTek Helio G99で、前モデルよりも約23万ほどスコアが向上しています。Apple A15 Bionicチップ搭載の「iPhone SE (第3世代)」にはかないませんが、MediaTek MT8788搭載の「OUKITEL K16」の約2倍のスコアでかなりパワフルに動作します。
そのほか、8GBメモリ、256GB UFS2.2ストレージ、2000mAhバッテリーを搭載。Samsung ISOCELL GM2センサーを採用した48MPのメインカメラを備え、プログラマブルキー(ショートカットキー)やスマート家電を操作できる赤外線ポートも利用できます。
全体的にスペックは高めで、小型サイズのスマートフォンにしてはかなり機敏に動作します。シースルーデザインとLEDライトで光るギミックを採用するなど珍しい特徴もあり、希少性の高いスマートフォンです。
ただし、防水防塵やMIL規格には対応していません。「Blackview N6000」のようなタフネススマホと違い、うっかり地面に落として故障するリスクがあるので気をつけましょう。
なお、「Unihertz Jelly Star」は2023年6月からKickstarterでクラウドファンディングを開始していましたが、8月からは海外で一般販売を開始しており、日本でも発売予定になっています。
「Unihertz Jelly Star」の発売時の価格はUS $215.99 (日本円で約31,574円)。
Unihertz公式サイトでは$199.99 USD (日本円で約29,235円)で購入できるようです。光るギミックを採用した高性能なミニスマホを探している人におすすめです。
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Unihertz Jelly Starの価格・購入先
Unihertz公式サイト
US $211.99 で販売されています。
Unihertz公式サイトで「Unihertz Jelly Star」をチェックする
IIJmio
IIJmioののりかえ価格は(MNP特価)で一括払い: 税込9,980円、24回払い: 税込418円/月(※通常価格は一括払い: 税込32,800円、24回払い: 税込1,376円/月)です。
IIJmioで「Unihertz Jelly Star」をチェックする
※IIJmioのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。
IIJmioの格安SIM&スマホは本当にお得か?全力で徹底 調査してみた
※IIJmioで販売しているスマホ本体(SIMとのセット品)についてはこちらの記事で紹介しています。
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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