2020年3月に発売されたサムスンの完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds+」のスペック、使い方、通話、音質、機能、価格を紹介! Sony「WF-H800」との違いも紹介します。
※2022年9月29日、「Galaxy Buds2 Pro」が発売されました。
※2021年4月、「Galaxy Buds Pro」が発売されました。スペック情報を追記しています。
「Galaxy Buds+」
「Galaxy Buds+」は左右分離型の完全ワイヤレスイヤホン。本体に単体で単体で最大11時間、充電ケース併用で最大22時間時間 駆動できるバッテリーを搭載。ツィーターとウーハーの2ウェイダイナミック型ドライバー、3つのマイクを備えるほか、
ゲームモード機能、アンビエントサウンド機能、ワイヤレスパワーシェア機能、ラボ機能、Spotify連動 機能、Qi規格のワイヤレス充電、急速充電、AKGサウンドチューニング、音声認識技術「Bixby」、「Galaxy Wearable」アプリ(自動ペアリング・バッテリー残量確認)、iOS専用アプリ「Samsung Galaxy Buds+」、人間工学デザイン(3種類のウイングチップとイヤーチップ)、Bluetooth 5.0にも対応する。
公式ページ 「Galaxy Buds+」
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-buds-plus/
「Galaxy Buds+」のスペック・仕様
- 読み方 ギャラクシーバッズプラス
- バッテリー 本体側 85mAh (Typical) / 充電ケース側 270mAh
- 駆動時間 単体で最大11時間、充電ケース併用で最大22時間時間
- 充電 急速充電、ワイヤレス充電・Qi規格に対応、ワイヤレスパワーシェア機能に対応
※3分間の充電で約60分の音楽再生 - マイク 3つのマイクシステム(内部×1、外部×2)
- 対応OS Galaxy、その他のAndroid:Android 5.0以上&RAM 1.5GB以上、iOS 10以上を搭載したiPhone 7以降
- Bluetooth通信 バージョン 5.0に対応
- 対応プロファイル A2DP, AVRCP, HFP
- 対応コーデック AAC、SBC、スケーラブル(Samsung独自)
- チップセット Broadcom製BCM43014
- OS RTOS
- イヤホンのサイズ/重量 約22.5 x 17.5 x 19.2 mm / 約6.3g
- 充電ケースのサイズ/重量 約38.8 x 26.5 x 70.0 mm / 約39.6g
- センサー 加速度センサー、ホールセンサー、近接センサー
- ドライバー ツィーターとウーハーの2ウェイダイナミック型ドライバー
- サウンド技術 AKGのサウンドチューニング
- 機能 ゲームモード機能、アンビエントサウンド機能、ワイヤレスパワーシェア機能、ラボ機能、Spotify連動 機能、自動ペアリング機能
- アプリ Galaxy Wearable、iOS専用アプリ「Samsung Galaxy Buds+」
※イヤホンのバッテリー残量、充電ケースの残量も確認可能 - 音声認識 Bixby
- カラー ホワイト、ブルー、ブラック
- 付属品 ウィングチップ(3セット)、イヤーチップ(3セット)、充電ケース、USB Type Cケーブル、クイックスタートガイド、保証書
- 発売日 2020年3月12日より発売
「Galaxy Buds+」の使い方
「Galaxy Buds+」の使い方をまとめてみました。
ペアリング方法
Galaxy Buds+をケースに入れた状態で、充電ケースを開けます。するとイヤホンは自動的に Bluetooth ペアリングモードに入ります 。
後はスマートフォン側でGalaxy Wearable アプリを選択し、接続。接続可能デバイス一覧が表示されるので Galaxy Buds+ を選択します。その後、アクセス許可のポップアップで表示されるので許可します。これで終了です。
Galaxy Buds の初期設定
初めてスマートフォンとペアリングしたときは初期設定が必要になります。スマートフォンの画面に「Galaxy Buds+ の通知設定」が表示されるので、メール、アラーム、不在着信、予定の中から必要なものにチェックを入れてください。後は「Galaxy Buds+ の紹介」が始まり、基本的な使い方が紹介されるだけです。なお、Galaxy Wearable アプリから Galaxy Buds を詳細に設定することができるようになっています。
操作方法
「Galaxy Buds+」はワイヤレスイヤホンをタップするだけで、選曲したり、電話に出たり、ボリュームを調節したりすることができます。タップ操作を自分好みにカスタマイズすることも可能です。
タップ・・・・・・再生、一時停止
ダブルタップ・・・・・・次の曲、電話に出る / 電話を切る
トリプルタップ・・・・・・前の曲
タッチしてホールド・・・・・・ユーザー設定機能を実行する
「Galaxy Buds+」の通話
「Galaxy Buds+」では新たに音声通話中の外部ノイズを低減する3つのマイク(内部×1、外部×2)を搭載。2つの外部マイクはノイズ信号とユーザーの声をフィルタリングし、ノイズ状況を改善するビームフォーミングマイクとして動作します。この2つのマイクと内部のマイクを組み合わせることで、他の完全ワイヤレスよりもノイズの少ないクリな通話が可能になっています。
「Galaxy Buds+」のノイズキャンセリング
「Galaxy Buds+」の公式サイト上には「ノイズキャンセリング」とは書かれていませんが、2つのマイクで集音したノイズを内側のマイクを使って「かき消す」と表記されているため、原理的にはアクティブ方式のノイズキャンセリングに限りなく近いものであると考えられます。遮音性を高めてノイズを低減するパッシブ方式のノイズキャンセリングではありません。
「Galaxy Buds+」の音質
「Galaxy Buds+」は本体に高音域を鳴らすツィーターと低音域を鳴らすウーハーの2ウェイダイナミック型ドライバーを採用。AKGのチューニングサウンド技術も取り入れることで、パワフルな低音とクリアな高音を組み合わせたクオリティの高いサウンドを実現しています。
音質のレビュー
低音域は重すぎず軽すぎずバスドラムもバランスがとれています。中音域は前面に出ている感じでボーカルの声が繊細に聴こえます。ギター・ベースのラインもくっきりと聞き取ることができます。また、高音域のピアノやドラムのハイハット、シンバルの音もはっきりと聞き取れますが、うるさすぎる感じはしません。特に印象的なのは生々しい楽器の音で、バンドサウンドでも心地よく響きわたります。ピアノやハープの弾き語りなどは演奏者が想像できるほどリアルに感じられます。
「Galaxy Buds+」のBluetooth・ペアリング
「Galaxy Buds+」はBluetooth 5.0をサポート。対応コーデックはAAC、SBCとサムスン独自のScalable Codecをサポートしています。また、「Galaxy Buds+」では、ケースを開くことでスマートフォンなどの画面がポップアップ表示され、簡単にペアリングすることができます。同じGalaxyアカウントであれば、タブレットやスマートウォッチ、パソコンなどの他デバイスへの再ペアリングなしで使用することができます。
「Galaxy Buds+」の機能
「Galaxy Buds+」では音声遅延を最小限に抑えた「ゲームモード機能」、周囲の音を取り込んで聞ける「アンビエントサウンド機能」が利用できます。「アンビエントサウンド機能」では周囲の音をどれくらい取り入れるのかを調節することも可能です。
また、イヤホン側面をダブルタップして音量調節できる新しいUIを採用した「ラボ」機能が利用可能。ストリーミングサービス「Spotify」との連動機能も搭載し、イヤホンを長押しすることでSpotifyのプレイリスト再生が始まるようになっています。
「Galaxy Buds+」のバッテリー・充電
「Galaxy Buds+」のバッテリー容量はイヤホン本体が85mAh、充電ケースが270mAh。イヤホン単体で最大11時間、付属の充電ケースと組み合わせてさらに11時間、合計で22時間使うことができます。
また、3分間の充電で約60分の音楽再生が可能な急速充電に対応。Qi規格のワイヤレス充電に対応するほか、Galaxy S10、Galaxy S10+、Galaxy Note10、Galaxy Note10+などの対応スマホからワイヤレスパワーシェア機能を通じて充電することもできます。
「Galaxy Buds+」のアプリ
「Galaxy Buds+」は専用アプリ「Galaxy Wearable」が利用できます。このアプリを利用することでイヤホンのバッテリー残量を確認したり、充電ケースのバッテリー残量を確認したりできます。また、5種類のイコライザー(低音ブースター、ソフト、ダイナミック、クリア、高音ブースター)から好みのものを選択することもできます。その他にも、タッチパッドの操作を無効にするか否かの選択やタッチパッドを長押しした際の動作を4種類(クイック周囲音、周囲の音、音量ダウン)から選択することができます。
「Galaxy Buds+」のメリット・デメリット
「Galaxy Buds+」のメリット・デメリットを、Sony「WF-H800」との違いをふまえてまとめてみました。
Sony「WF-H800」スペック、性能、機能、Galaxy Buds 比較
メリット
Sony「WF-H800」と違い、「AKG」のサウンドチューニングを採用している
Sony「WF-H800」と違い、3つのマイクを搭載している
Sony「WF-H800」と違い、周囲の音を取り込んで聞ける「クイック アンビエント モード」が使える
Sony「WF-H800」と違い、スケーラブル コーデックを利用して高音質なサウンドを再生できる
Sony「WF-H800」と違い、音声遅延を最小限に抑えた「ゲームモード機能」が使える
デメリット
Sony「WF-H800」と違い、DSEE HXでハイレゾレベルにアップスケーリングできない
Sony「WF-H800」よりもバッテリー駆動時間が圧倒的に長い
Sony「WF-H800」と違い、音声アシスタントSiri、Googleアシスタントの起動操作ができない
Sony「WF-H800」と違い、物理ボタンでスマホや音楽プレーヤーを操作できない
Sony「WF-H800」と違い、Google アシスタント やAmazon Alexaに対応していない
「Galaxy Buds+」の価格は?
「Galaxy Buds+」は、
Amazonで17,800円、
楽天市場で19,580円〜 (税込)、
ヤフーショッピングで19,580円、
米国 Amazon.comで$149.00 + $5.59 shipping、
で販売されています。
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「Galaxy Buds Pro」も発売開始!
2021年4月、「Galaxy Buds Pro」が発売されました。
「Galaxy Buds Pro」の特徴
「Galaxy Buds Pro」はサムスンのANC対応の完全ワイヤレスイヤホン。重さ約6.3gのボディにクアルコム製SoC「QCC3020」を搭載。6.5mm径トゥイーター+11mm径ウーファー、最大約28時間駆動するバッテリー(※ケース使用・ANCなし)を備えるほか、
アクティブノイズキャンセリング(ANC)、アンビエントサウンド、オートスイッチング、音声検出機能、周囲の音モード、ボイスピックアップ、風防ソリューション、Dolby Atmosサウンド、AKGのサウンドテクノロジー、「Dolby Head Tracking」(360°オーディオ・One UI 3.1以上)、「マルチマイク録音機能」(One UI 3.1以上)、3種類のイヤーチップ、IPX7防水、急速充電(5分の充電で約1時間使用)、Bluetooth 5.0にも対応している。
公式ページ Galaxy Buds Pro(ギャラクシーバッズプロ)|Galaxy公式(日本) https://www.galaxymobile.jp/galaxy-buds-pro/
「Galaxy Buds Pro」のスペック
- チップ:クアルコム製SoC「QCC3020」
- ドライバー:6.5mm径トゥイーター+11mm径ウーファー
- コーデック:SBC、AAC、Scalable Codec
- 再生時間:イヤホン単体で最長約5時間(ANCオン)/約8時間(ANCオフ) ※472 mAh
※ケース使用時で最長約18時間(ANCオン)/約28時間(ANCオフ) - 充電:急速充電(5分の充電で約1時間使用)
- Bluetooth: 5.0 (A2DP,AVRCP,HFP)
- マイク:左右それぞれに3つのマイク (内側に1基/外側に2基)、指向性(ビームフォーミング)
- 防水:IPX7(イヤホン)
- サイズ:20.5 x 19.5 x 20.8 mm
※充電ケースサイズ. 27.8 x 50.0 x 50.2 mm - 重量:約6.3g ※ケースは約44.9g
- カラー:ファントムバイオレット、ファントムブラック、ファントムシルバー、ファントムホワイト
- 対応OS:Android 7.0 ↑ , 1.5GB ↑
「Galaxy Buds Pro」の価格は?
「Galaxy Buds Pro」は、
Amazonで14,980円、
楽天市場で16,980円 (税込)、
ヤフーショッピングで20,270円、
米国 Amazon.comで$149.99、
で販売されています。
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他の完全ワイヤレスイヤホンと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
Sony「WF-H800」
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Sony「WF-1000X」
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