Sony「WF-H800」のスペック、音質、アプリ、特徴、価格を紹介! サムスン「Galaxy Buds」、「WF-1000XM3」との比較・違いも紹介しています。おすすめの類似製品もあります。
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Sony「 WF-H800」とは?
Sony「WF-H800」は高音質技術「DSEE HX」を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。2020年2月29日に発売されました。
ストリーミングサービスを含むさまざまな音源を、ハイレゾ相当(最大96kHz/24bitまで)にアップスケーリングして高音質な音楽を楽しめます。
また、音声アシスタント機能のGoogle アシスタントとAmazon Alexaに対応。新型のBluetoothチップによる安定した接続、電話のステレオ通話、本体片側だけでの音楽再生、ハンズフリー通話にも対応しています。
専用アプリは「Headphones Connect」アプリです。このアプリを利用してイコライザー調整や各種設定など、より詳細なカスタマイズが可能です。
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公式ページ Sony「WF-H800」
https://www.sony.jp/headphone/products/WF-H800/feature_1.html
Sony「WF-H800」のスペック
- 型式 密閉, ダイナミック
- ドライバーユニット 6mm ドーム型
- マグネット ネオジウム
- 重量 約7.6 g×2
- 電源 DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池
- 充電時間 約1.5時間
- 充電方法 USB Type-C充電(ケース使用)
- ワイヤレス充電 非対応
- 電池持続時間(連続音声再生時間) 最大8時間
- 電池持続時間(連続通話時間) 最大5時間
- 電池持続時間(待受時間) 最大24時間
- マイク 型式 MEMS 指向特性 全指向性
- USBケーブル Type-C cable(約 0.2m)
- ワイヤレス通信 Bluetooth 5.0
- Bluetoothプロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
- コーデック SBC,AAC
- ノイズキャンセリング なし
- 外音取り込み機能 なし
- 操作 ボタン ※タッチセンサーによる操作には非対応
- 防水・防滴 非対応
- アプリ Sony Headphones Connect
- アプリの対応OS iOS 11.0以降、Android 5.0以降
- 発売日 2020年02月29日
「WF-H800」の音質をレビュー
ボーカルの音はバンド形式でもがしっかりと聴こえます。楽曲中のクラップやスネアドラムスティック、小刻みなギターのカッティング、バッキングボーカルの音までも繊細に表現できています。
また、揺らぐようなストリングスや、曲にメリハリをつけるドラムやピアノの強弱までも、しっかりと表現。ジャズでは金管楽器に埋もれがちなベースラインもしっかりと聴き取れます。
全体的な印象
「WF-H800」の音質について全体的な印象をまとめてみました。
- バランス良く聴こえるクリアなサウンド
- メインのボーカルが他の完全ワイヤレスイヤホンよりも聴こえやすい
- ボーカルなしの楽曲では低音域や中音域がWF-1000XM3よりも強調され、中高音域は個々の音の粒立ちが良い
アプリ「Headphones Connect」のできること
「WF-H800」はWF-1000XM3と同じように専用アプリ「Sony Headphones Connect」で設定を変更することができます。
例えば、イコライザーの選択、左右センサーにどの機能を割り当てるのかの変更、自動電源オフ、通知音とガイダンスの言語変更などが行えます。
アプリの対応OS はiOS 11.0以降、Android 5.0以降。Android デバイスの他にAppleのiPhoneでも使用できます。
「WF-H800」の特徴
「WF-H800」の特徴についてまとめてみました。
DSEE HXでハイレゾレベルにアップスケーリング・パワフルな小型6mmドライバーも搭載
Sony「WF-H800」はあらゆる音源をハイレゾレベルにアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。CD、MP3、ストリーミングアプリ、動画などの圧縮音源をSBC/AACのコーデックでBluetooth再生する際に、最大96kHz/24bitまで拡張することができます。また、小型ながら高感度な6mmドライバーを搭載。パワフルで低音から高音までをクリアに再生できます。
Bluetoothでも遅延はほぼなし・左右同時伝送方式で安定した通信
Sony「WF-H800」はプレーヤーからのBluetooth信号を本体の左右側それぞれで同時に伝送する方式を採用。Bluetoothのアンテナ構造を最適化も図り、動画試聴の際の映像と音声がずれがほぼない安定した接続が可能になっています。従来モデルで生じた遅延が解消されたことで、これまで以上に快適に音楽・動画が視聴できるようになっています。
本体のみで8時間の連続再生が可能・充電ケースで16時間の再生も
Sony「WF-H800」は本体のみで8時間の連続再生が可能。充電ケースを合わせると1回の充電で合計16時間の連続再生が可能になっています。また、10分充電で70分間の再生が可能。クイック充電に対応し、短時間で充電を完了させることもできます。
物理ボタンでスマホや音楽プレーヤーを操作・ハンズフリーで天気予報もチェック
Sony「WF-H800」は本体の物理ボタンでスマホや音楽プレーヤーの操作が可能。再生/一時停止、曲送り/曲戻し、音量の上げ下げ、電話の着信:終話などが行えるほか、音声アシスタントSiri、Googleアシスタントの起動操作も行えます。
ボタンから操作できることで、スマートフォンをいちいち取り出す手間は不要。ヘッドホン側の操作と音声操作を利用することで、電話、音楽再生、天気予報などの確認も可能です。
専用アプリ「Headphones Connect」でカスタマイズできる
Sony「WF-H800」はさまざまなカスタマイズが行える専用アプリ「Headphones Connect」を用意。「Relaxed」や「Bass Boost」など8種類のプリセットから選択したり、好みのイコライザー設定にカスタマイズしたりできます。また、左右それぞれのボタンに割り当てる機能を自由に選択することが可能。音楽の再生/停止や音量調節、Googleアシスタント、Amazon Alexa等の選択できます。
音声アシスタント対応でハンズフリー操作できる
Sony「WF-H800」はGoogle アシスタント とAmazon Alexaに対応。音楽での操作や、ニュースの確認、スケジュールの管理、天気予報や交通情報の確認などを音声だけで行うことができます。鞄やバッグ、荷物などを手に持っているときでも、音声のみでハンズフリー操作できるため、いちいち手を使う煩わしさから解放されます。
装着を自動で検出・外すと自動で電源OFF
Sony「WF-H800」は装着を自動で検出する機能を搭載。左右両側を装着した状態で音楽を再生し、一時的に片側を外すと、自動で音楽が一時停止します。また、再度装着することで、再び音楽を自動で再生。片側を外したまま約5分経過すると、自動で外した方のイヤホンの電源がOFFになり、バッテリー消費を節約できます。
本体・ケースを小型化・5種類のカラバリも用意
Sony「WF-H800」は新しい充電端子の採用と本体・ケース内のデバイスレイアウトの改善により、本体・ケースのサイズを小型化。耳からの出っ張りを抑えることでフィットしやすくなり、より快適な装着感を実現しています。また、付属の専用ケースで充電が可能。マグネットを採用しているため、かんたんに正しい位置に収納することができます。そのほか、5種類のカラーバリエーションを用意。ツートーンカラーのスタイリッシュなデザインになっています。
耳にフィットする快適な装着感・片側だけでも使える
Sony「WF-H800」はWF-1000XM3と同じく、人間工学に基づいて、耳の3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を採用。ボディが耳にしっかりとフィットするため、快適な装着感になっています。また、左右両側はもちろん、片側だけでの使用も可能。左または右どちらか片方を充電ケースに収納したままでも、音楽や通話を利用できます。
なお、「WF-H800」の装着性はかなり優れており、耳から突然外れてしまうことはありません。人によってはWF-1000XM3よりも耳の形にフィットするでしょう。
Sony「WF-H800」と「Galaxy Buds」の違い
Sony「WF-H800」とサムスン「Galaxy Buds」を比較し、その違いをまとめてみました。
メリット
1.「Galaxy Buds」と違い、DSEE HXでハイレゾレベルにアップスケーリングできる
2.「Galaxy Buds」よりも駆動時間が2時間ほど長い(本体のみの場合)
※「Galaxy Buds」は本体のみで最大6時間の音楽再生と最大5時間の通話が可能です。
3.「Galaxy Buds」と違い、物理ボタンでスマホや音楽プレーヤーを操作できる
4.「Galaxy Buds」と違い、専用アプリ「Headphones Connect」でカスタマイズできる
5.「Galaxy Buds」と違い、Google アシスタント とAmazon Alexaに対応し、音声のみで操作できる
デメリット
1.「Galaxy Buds」と違い、「AKG」のサウンドチューニングを採用していない
2.「Galaxy Buds」と違い、デュアルマイクを搭載していない
※「Galaxy Buds」はデュアルマイクを搭載することで、外の音を遮断しながら声を集音し、よりクリアな音声で通話できるようになっている。
3.「Galaxy Buds」と違い、「クイック アンビエント モード」(Quick Ambient mode)がない
※「Galaxy Buds」は本体外側のタッチパネルを長押しすることで、イヤホンを外す手間なくすぐにボリュームを下げられるようになっている。
4.「Galaxy Buds」と違い、スケーラブル コーデックに対応していない
※「スケーラブル」とは、サムスンのGalaxyシリーズのみに対応した専用高音質コーデックのこと。
「WF-H800」と「WF-1000XM3」の違い まとめ
「WF-H800」と「WF-1000XM3」を比較し、その違いをまとめてみました。
メリット
1.「WF-1000XM3」と違い、本体カラーにブラック、レッド、ブルー、オレンジ、アッシュグリーンの5色が用意されている
2.「WF-1000XM3」よりも本体が小型軽量化している
3.「WF-1000XM3」よりも充電ケースが一回り小さく握りやすくなった
デメリット
1.「WF-1000XM3」と違い、ノイズキャンセリング機能がない
※「WF-1000XM3」はノイズキャンセリング機能が利用できます。
2.「WF-1000XM3」と違い、外音取り込み機能がない
※「WF-1000XM3」は外音取り込み機能が利用できます。
3.「WF-1000XM3」と違い、タッチセンサーによる操作に対応していない
※「WF-H800」はボタンによる操作のみ対応しています。
Sony「WF-H800」の価格・販売先
ECサイト
Amazonで24,200円 (税込)、
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ヤフーショッピングで24,200円 (税込)、
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
Sony「WF-H800」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。
Sony「LinkBuds Open」
ソニーから発売された耳をふさがない開放型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月11日発売)。リング型の11mmドライバーユニット、高磁力ネオジウムマグネット、統合プロセッサーV2、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 駆動するバッテリーを搭載しています。
また、Sound Connect アプリ、急速充電、マルチポイント機能、audio switch、Google Fast Pair、クイックペアリング(PC)、IPX4相当の防滴性能、スピーク・トゥ・チャット、アダプティブボリュームコントロール、ワイドエリアタップ、Sound AR機能、ヘッドトラッキング機能、360 Reality Audio、
「DSEE」、イコライザー調整、音声コントロール(Sony 独自、Google アシスタント、Amazon Alexa)、高精度ボイスピックアップテクノロジー、AIノイズリダクションシステム、SBC/AAC/LC3 コーデック、Bluetooth 5.3、LE Audioに対応しています。
価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円、です。
関連記事:Sony「LinkBuds Open」とLinkBuds、Sモデルを比較
Nothing「Ear (open)」
Nothingから発売された耳を塞がないオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月1日発売)。14.2 mm ダイナミックドライバー、チタンコーティングの振動版、シリコン製のイヤーフック、指向性スピーカー、マイク、イヤホンに64 mAh、ケースに635 mAhのバッテリーを搭載しています。
また、低遅延モード、Sound Sealシステム、3点バランスシステム、低音強化(音質を調整する自動アルゴリズム)、AIノイズキャンセリング(通話のみ)、Google Fast Pair、Microsoft Swift PairIP54防水防塵、AAC・SBC コーデック、デュアル接続(マルチポイント接続)、ピンチコントロール、Nothing X アプリ、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで24,800円(税込)、楽天市場で24,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,800円(送料無料)、AliExpressで23,665円、米国 Amazon.comで$149.00、です。
関連記事:Nothing「Ear (open)」と歴代のNothingイヤホンを比較
Google「Pixel Buds Pro 2」
Googleから発売されたTensor A1 チップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンです(2024/9/26 発売)。
11mmのダイナミック型ドライバー、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、生成AI「Gemini」との連携、アクティブノイズキャンセリング「Silent Seal 2.0」、空間オーディオ、マルチパス処理、マルチポイント接続、会話検出機能、耳の形にフィットする新デザイン、固定用アーチ、イヤホンでIP54、ケースでIPX4の防水(防滴)性能、急速充電、Qi 認証済みワイヤレス充電、、Googleアシスタント、Bluetooth 5.4、LE Audio、スーパー ワイドバンドに対応しています。
価格は、Amazonで36,801円(税込)、楽天市場で36,800円(税込・送料無料)、AliExpressで42,248円、です。
関連記事:Google「Pixel Buds Pro 2」とPro、Aシリーズを比較
「AirPods 4」
Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。
通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。
アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。
また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、楽天市場で29,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$158.00、です。
関連記事:Apple「AirPods 4」とAirPods 3、Pro 2を比較
ボーズ「QuietComfort Earbuds」(第2世代)
ボーズから発売されたアクティブノイズキャンセリング (ANC) 対応の完全ワイヤレスイヤホンです(カナル型・密閉タイプ)。
3つのマイク(各イヤホン)、最長8.5時間駆動するバッテリーを搭載しています。
また、ノイズキャンセリング機能(クワイエットモード、アウェアモード)、5バンドの調整可能なイコライザー、低遅延モード、マルチポイント機能、Fast Mute 機能、音声コントロール、PX4規格準拠の防水性能、ワイヤレス充電(ケース)、クイック充電、Bose QCEアプリ(タッチコントロール、リモートセルフィー機能など)、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで26,400円(税込)、楽天市場で26,400円(税込)、米国 Amazon.comで$179.00、です。
関連記事:ボーズ「QuietComfort Earbuds」と上位版Ultraを比較
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