Whiskey Lake搭載の小型PC「BMAX B3 Plus」のスペック、ベンチマーク、特徴、価格を紹介! レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」との比較・違いも合わせて掲載しています。
※2022年2月、「BMAX B3 Plus Silver」(N5095)が発売されました。
「BMAX B3 Plus」
「BMAX B3 Plus」はWindows10を搭載した小型PC。重さ450gの小型ボディにWhiskey Lake世代のIntel Pentium Gold 5405U デュアルコアプロセッサと8GBメモリを搭載。4K UHD 出力、3台同時出力、M.2SSDスロットでのストレージ拡張、デュアルチャンネルスピーカーによる高音質サウンド、VESAマウント、Wi-Fiデュアルバンド、有線LAN、HDMI出力、USB Type-Cにも対応している。
BMAXの公式ページ
https://www.bmaxit.com/en/
「BMAX B3 Plus」のスペック 一覧
- プロセッサ Whiskey Lake世代の Intel Pentium Gold 5405U
※ 14 nm / 2コア / 4スレッド / 64ビット - GPU 第9世代 Intel UHDグラフィックス 610
- RAM(メモリ) 8GB DDR4
- ストレージ 256GB SSD ※ M.2 SSDスロット
- 外部ストレージ SSDを1TB まで / 2.5インチ HDD 2TBまで
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- 有線LAN 1000Mbps
- インターフェース USB3.0 x 2、USB2.0 x 2、USB Type-C x 1、HDMI x 1、MINI DP ×1、 microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- 電源 ACアダプター 100-240V / 50-60Hz
- オーディオ チャンネルスピーカー x 2
- OS Windows 10 Home 64bit
- サイズ 12.50 x 11.20 x 4.70 cm
- 重量 450g
- カラー ブラック&グレイ
「BMAX B3 Plus」のベンチマーク
「BMAX B3 Plus」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Intel Pentium Gold 5405U
Passmarkによるベンチマークスコアは「3172」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「918」、マルチコアで「2009」。
<GPU> Intel UHDグラフィックス 610
Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「 414」。
レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のベンチマークと比較
参考資料としてレノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリーモデル)のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> エントリー:AMD Athlon 300GE Pro (3.4GHz, 4MB)
Passmarkによるベンチマークスコアは「5554」(CPU)。
<GPU> エントリー:Radeon™ Vega 3 Graphics
Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1260」。
「CHUWI HeroBox」のベンチマークと比較
参考資料として「CHUWI HeroBox」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100 Quad Core Up to 2.4GHz
Passmarkによるベンチマークスコアは「2257」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「383」、マルチコアで「1187」。
<GPU> Intel UHD Graphics 600
Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「391」。
「BMAX B3 Plus」の特徴
「BMAX B3 Plus」の特徴を、レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリーモデル)との違いをふまえてまとめてみました。
Whiskey Lakeプロセッサ&8GBメモリで快適動作!
「BMAX B3 Plus」は Whiskey Lake世代の Intel Pentium Gold 5405U デュアルコアプロセッサを搭載。14 nmプロセスで製造された 64ビット対応の2コア、4スレッドのプロセッサで、Passmarkによるベンチマークスコアは「3172」を記録しています。
このベンチマークスコアはAMD Athlon 300GE Proプロセッサを搭載したレノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(Passmark「5554」)よりは低いですが、Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100を搭載した「CHUWI HeroBox」(Passmark 「2257」)よりは高くなっています。
また、大容量 8GB DDR4メモリを搭載。4GBメモリのレノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」の2倍多いメモリ容量とり、複数のアプリを同時に起動させても遅延することなく、スムーズに動作します。
第9世代 Intel UHDグラフィックス 610を搭載・4K UHD 出力にも対応
「BMAX B3 Plus」は 第9世代 Intel UHDグラフィックス 610を搭載。Fire Strikeベンチマークによるグラフィック性能は「414」となり、Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100(Fire Strikeで「391」)よりも高くなっています。
また、高画質な4K UHD 出力にも対応。NetflixやHulu、Apple TV、Amazonプライムビデオなどのストリーミング動画サービスで4K UHD の高画質な動画を視聴することができます。
3つの出力ポートで3台同時出力に対応・インターフェースも充実
「BMAX B3 Plus」は本体にHDMI、Mini DP、USB type-Cの3つの出力ポートを搭載。最大で3台までの同時出力に対応しています。
また、高速にデータ転送が行えるUSB3.0ポートを2つ、USB2.0ポートを2つ搭載。micro SDカードスロットや有線LAN端子など充実したインターフェースを備えています。
大容量256GB SSDストレージを搭載・最大1TBまで拡張できる
「BMAX B3 Plus」は大容量256GB SSDストレージを搭載。M.2 SSDスロットを備え、SSDを最大1TB まで、2.5インチ HDD を最大2TBまで拡張することができます。また、メモリのような形状を採用したM.2 規格のストレージのため、ストレージ容量を簡単に拡張することが可能。microSDカードを利用してストレージ容量を拡張することもできます。
高速で途切れづらいWi-Fiデュアルバンド & Bluetooth5.0対応で音楽も快適!
「BMAX B3 Plus」は、レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」と違い高速で途切れづらいWi-Fiデュアルバンドに対応。2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数を使用しているため、高速で安定した通信が利用できます。また、標準でBlutooth5.0に対応。ワイヤレスヘッドホンやイヤホンを使って音楽も快適に楽しめるようになっています。
コンパクトなフルメタルボディを採用・軽量で持ち運びもラク
「BMAX B3 Plus」は、レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりもコンパクトなボディを採用。重さ450gの軽さで簡単に持ち運ぶこともできます。また、ボディは金属素材を使用したフルメタルデザインを採用。スタイリッシュで高級感のあるボディに仕上がっています。
「BMAX B3 Plus」とレノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のスペック を比較
「BMAX B3 Plus」とレノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリーモデル)のスペックを比較してまとめてみました。
プロセッサの違い
「BMAX B3 Plus」 Whiskey Lake世代の Intel Pentium Gold 5405U
※ 14 nm / 2コア / 4スレッド / 64ビット
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) AMD Athlon 300GE Pro (3.4GHz, 4MB)
GPUの違い
「BMAX B3 Plus」 第9世代 Intel UHDグラフィックス 610
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Radeon™ Vega 3 Graphics
ベンチマーク(Passmark)の違い
「BMAX B3 Plus」 Passmarkによるベンチマークスコアは「3172」(CPU)。
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Passmarkによるベンチマークスコアは「5554」(CPU)。
グラフィック性能の違い
「BMAX B3 Plus」 Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「414」。
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1260」。
RAM(メモリ)の違い
「BMAX B3 Plus」 8GB DDR4
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) 4GB PC4-21300 SODIMM ※増設可能
ストレージの違い
「BMAX B3 Plus」 256GB SSD ※ M.2 SSDスロット
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) 500GB HDD(SATA) / SSD(SATA または M.2 PCIe NVMe)
インターフェースの違い
「BMAX B3 Plus」 USB3.0 x 2、USB2.0 x 2、USB Type-C x 1、HDMI x 1、MINI DP ×1、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) USB3.1 Gen1 x 2、 USB Type-C x 1、USB2.0 x 3、DisplayPort x 1、HDMI x 1、イーサネット(ギガビット有線LAN)、音声出力
通信の違い
「BMAX B3 Plus」 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、有線LAN( 1000Mbps )
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Wi-Fi&Bluetoothなし ※オプションで追加可能、ギガビット有線LAN
サイズ・重量の違い
「BMAX B3 Plus」 サイズ 12.50 x 11.20 x 4.70 cm、重量 450g、カラー ブラック&グレイ
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) サイズ 約 34.5x182x179mm、 約 1.32kg (最大構成時)
「BMAX B3 Plus」のメリット・デメリット
「BMAX B3 Plus」のメリット・デメリットを、レノボ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」との違いをふまえてまとめてみました。
メリット
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりもメモリの容量が2倍多い
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」と違い、標準でM.2規格の256GB SSDストレージを搭載している
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」と違い、標準でWi-FiデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応している
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりも本体がかなり小さい
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりも本体が870g軽い
デメリット
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりもプロセッサとGPU(グラフィックス)の性能が劣る
「ThinkCentre M75q-1 Tiny」よりもUSB2.0ポートが1つ分少ない
「BMAX B3 Plus」の価格は?
「BMAX B3 Plus」は、
Amazonで35,399円、
楽天市場で48,400円 (税込)、
ヤフーショッピングで39,126円 (税込)、
AliExpressでUS $299.99、
で販売されています。
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楽天市場で「BMAX B3 Plus」をチェックする
ヤフーショッピングで「BMAX ミニPC」をチェックする
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他の小型PCと比較する
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