セール販売されている「Beelink U59」と人気ミニPCと徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2022年6月、「Beelink MINI S」(N5095)が発売されました。
※2022年4月から「Beelink GK55」も発売中です。
※2022年4月から「Beelink SER4」も発売中です。
「Beelink U59」の特徴
「Beelink U59」の特徴を紹介します。
第11世代 N5095・最大16GBメモリ・Win11
「Beelink U59」は第11世代 Intel Celeron N5095 クアッドコアプロセッサを搭載。Passmarkベンチマークスコアで「4009」(CPU)を記録し、AMD Ryzen 3プロセッサや第3世代のCore i5プロセッサと同等の性能で動作します。また、8/16GB DDR4メモリを搭載。OSはWindows 10 Proで Windows 11にアップグレードすることもできます。
M.2 SSDで最大512GB・2.5インチHDDで拡張も
「Beelink U59」はM.2 SSD 256/512GBストレージを搭載。OSやアプリの起動も高速になっています。また、2.5インチHDDの拡張スロットを搭載。最大500~2TBまで拡張できます。そのほか、USB3.0ポートを4つ搭載。別売の外付けストレージと接続することで、高速にファイルを転送できます。
デュアルHDMI・4Kで2台同時出力・Type-C
「Beelink U59」は2つのHDMI端子を搭載。2台同時出力に対応し、4K 60FPSで出力できます。また、フル機能のType-C端子を搭載。HDMI端子と組み合わせて3台同時出力も利用できます。そのほか、大型ファンとヒートパイプを搭載。長時間でもオーバーヒートせずに安定して動作します。
価格を比較
「Beelink U59」と「MINISFORUM GK50」、「TENKU BOX PC」、「GMK NucBox2」の価格を比較してみました。
「Beelink U59」
「Beelink U59」は、Amazonで31,800円(4000円OFFクーポン付き・Win11 Pro)、楽天市場で35,800円 (税込・ポイント5倍あり)、ヤフーショッピングで32,999 円、Banggoodで33,701円~、AliExpressでUS $204.92、米国Amazon.comで$279.00で販売されています。
「MINISFORUM GK50」
「MINISFORUM GK50」は、Amazonで35,980円、楽天市場で34,980円 (税込)、ヤフーショッピングで34,980円 (税込)、ビックカメラで 38,470円 (税込・3,847ポイント)、米国Amazon.comで$329.90 (日本発送は+ $42.26)で販売されています。
「TENKU BOX PC」
「TENKU BOX PC」は、Amazonで33,000円、楽天市場で38,752円 (税込)、ヤフーショッピングで38,250 円で販売されています。
「GMK NucBox2」
「GMK NucBox2」は、Amazonで49,999円(5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で58,494円 (税込)、ヤフーショッピングで99,300円(税込)、Banggoodで61,498円、米国Amazon.comで$439.99 + $16.53 shipping で販売されています。
スペックを比較
「Beelink U59」と「MINISFORUM GK50」、「TENKU BOX PC」、「GMK NucBox2」のスペックを比較してみました。
「Beelink U59」のスペック
- プロセッサ Jasper Lake世代のIntel Celeron N5095 クアッドコア 2.00 GHz
※10 nm/4コア/4スレッド/最大2.90 GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 8/16GB DDR4
- ストレージ M.2 SSD 256/512GB 2280
- 拡張ストレージ 2.5インチ HDD SATA 7mm
- 電源 ACアダプター、12V / 3A、36W
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n(2.4GHz+5.0GHz)、Bluetooth 4.0
- 有線LAN 対応
- インターフェース Type-C (フル機能) x1、USB3.0 x4、HDMI x2、有線LAN (RJ45・1000M) x1、オーディオジャック x1
- 4K出力 対応
- 冷却ファン あり・デュアルヒートパイプ・静音動作
- VESAマウント 対応
- 筐体の素材 プラスチック
- Office なし ※無料Office互換アプリ「LibreOffice」が使用可能
- OS Windows 10 Pro / Windows 11 Pro ※Ubuntu OSをサポート・Win10からWin11にアップグレード可能
- サイズ 12.4 x 11.3 x 4.3cm
- 重量 295 g
- カラー ブラック
- 発売日 2021年10月にAmazon.co.jpで取り扱い開始
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「MINISFORUM GK50」のスペック
- プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のIntel Pentium Silver N5030 クアッドコア
※14 nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.10GHz - GPU Intel UHD Graphics 605
- RAM(メモリ) 8GB DDR4 (オンボード)
- ストレージ M.2 SSD 2 128/256GB (2280 SATA)
- 拡張スロット 1×2.5 inch SATA HDD Slot (SATA 3.0 6.0Gb/s)、1 x SDカードスロット(最大128GB)
- 電源 DC 12V /3A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz),Bluetooth 5.0
- 有線LAN 対応・1000Mbps
- インターフェース USB 3.0 x4、HDMI2.0 (4K@60Hz) x1、DisplayPort(4K@60Hz) x1、SDカードスロット x1、有線LAN、3.5mm イヤホンジャック x1
- Office なし
- 4K出力 対応
- ファン なし・ファンレスの静音動作
- VESAマウント 対応
- OS Windows 10 Pro
- サイズ 125×113×30mm
- 重量 750 g
- カラー ブラック
- 付属品 HDMI ケーブル、DP ケーブル、取り付けブラケット、取扱説明書
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「TENKU BOX PC」のスペック
- プロセッサ インテル Celeron J4125 クアッドコア 1.80GHz
※4コア/4スレッド / 最大2.50GHz - GPU インテル HD Graphics 600 ※4Kサポート
- RAM(メモリ) 8GB LPDDR4
- ストレージ M.2 SSD 256GB(2280)
- 拡張ストレージ 2.5インチベイで増設可
- 電源 ACアダプター(100~240V)・DC output 12V/2A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz),Bluetooth 4.2
- 有線LAN 対応
- インターフェース
(前面)USB 3.0 x3、microSDカードスロット(SDXC対応) x1
(背面)USB 3.0 x1、HDMI 2.0、DisplayPort、有線LAN、ケンジントンロック、3.5mmジャック - オーディオ Realtek ALC269 5.1サラウンド対応
- VESAマウント 対応
- OS Windows 10 Pro 64ビット版
- サイズ 125mm(W)×125mm(D)×47mm(H)
- 重量 540g
- カラー 1×ACアダプター、1×VESAマウントセット、1×HDMIケーブル、1×ユーザーガイド(保証書)
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「GMK NucBox2」のスペック
- プロセッサ Coffee lake世代のIntel Core i5-8259U クアッドコア 2.3GHz
※14nm/64bit/最大3.8GHz - GPU インテル Iris Plus Graphics 655
- RAM(メモリ) 8GB DDR4 2666mHz
※最大32GBまで拡張可能 - ストレージ M.2 SSD 256GB NVMe
※最大1TBまで - 拡張ストレージ 2.5インチHDD SATA で最大2TBまで
- 電源 DC 19V/3.42A、AC 100-240V
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 4.2
※WiFi 5 AC7265 - インターフェース USB3.0 Gen.2 Type-C x1、USB 3.0 x 4、microSDカードスロット(最大128GBまで) x1、HDMI 2.0 x 2、有線LAN端子(RJ45) x1
- VESAマウント 対応
- OS Windows 10 ※Linux / Ubuntu サポート
- サイズ 12.5 x 11.0 x 5.0 cm
- 重量 426 g
- カラー グレイ
- 発売日 2021年4月
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ベンチマークを比較
「Beelink U59」と「MINISFORUM GK50」、「TENKU BOX PC」、「GMK NucBox2」のベンチマークスコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「Beelink U59」
<CPU> Intel Celeron N5095
Passmarkによるベンチマークスコアは「4009」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造されたIntel Celeron N5095 クアッドコアプロセッサを搭載し、Passmarkベンチマーク「4009」(CPU)を記録しています。このスコアはAMD Ryzen 3プロセッサや第3世代のCore i5プロセッサとほぼ同じにスコアになります。
Pentium Silver N5030搭載の「MINISFORUM GK50」と比較すると、約1300ほどスコアが高くなります。
Celeron J4125搭載の「TENKU BOX PC」」と比較すると、約1000ほどスコアが高くなります。
Core i5-8259U搭載の「GMK NucBox2」と比較するとスコアが約4000ほど低くなります。
性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、音楽や動画の再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作します。グラフィック性能は比較的高めなので軽めの動画編集ソフトも使用できます。ただし、負荷の高いPC用の3Dゲームはプレイできないので注意してください。
「MINISFORUM GK50」
<CPU> Intel Pentium Silver N5030
Passmarkによるベンチマークスコアは「2680」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics 605
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「414」。
「TENKU BOX PC」
<CPU> Celeron J4125
Passmarkによるベンチマークスコアは「3046」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「438」、マルチコアで「1431」。
<GPU> インテル HD Graphics 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「GMK NucBox2」
<CPU> Intel Core i5-8259U
Passmarkによるベンチマークスコアは「8269」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「949」、マルチコアで「3826」。
<GPU> Iris Plus Graphics 655
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1885」。
「Beelink U59」のメリット・デメリット
「Beelink U59」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・8/16GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作
「Beelink U59」は8/16GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。
一方、「MINISFORUM GK50」は8GB DDR4 (オンボード)を搭載しています。「TENKU BOX PC」と「GMK NucBox2」は8GB LPDDR4メモリを搭載しています。
・M.2 SSD 256/512GBストレージを搭載
「Beelink U59」はM.2 SSD 256/512GBストレージを搭載しています。より容量の多いM.2 SSDに交換することもできます。
一方、「MINISFORUM GK50」はM.2 SSD 2 128/256GBストレージを搭載しています。「TENKU BOX PC」はM.2 SSD 256GBストレージを搭載しています。「GMK NucBox2」はM.2 SSD 256GB NVMeストレージを搭載しています。
・2.5インチHDDでストレージを拡張できる
「Beelink U59」は拡張スロットを搭載しているため、2.5インチHDDでストレージを最大2TBまで拡張することができます。
一方、「MINISFORUM GK50」と「TENKU BOX PC」は2.5インチHDDで拡張できます。「GMK NucBox2」は2.5インチHDD SATA で最大2TBまで拡張できます。
・Wi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.0に対応
「Beelink U59」はWi-Fiデュアルバンド(2.4GHz+5.0GHz)とBluetooth 4.0に対応しています。
一方、「MINISFORUM GK50」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応しています。「TENKU BOX PC」と「GMK NucBox2」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。
・フル機能Type-C端子が使える
「Beelink U59」はフル機能Type-C端子が使えるようになっています。映像出力、高速データ転送、PD充電も利用できます。
一方、「MINISFORUM GK50」と「TENKU BOX PC」はType-C端子がありません。「GMK NucBox2」はType-C(USB3.0)端子を搭載しています。
・Windows 11にアップグレードできる
「Beelink U59」はWindows 10 Pro搭載で、Windows 11にアップグレードすることもできます。
一方、「MINISFORUM GK50」、「TENKU BOX PC」、「GMK NucBox2」はWindows 10 Pro搭載でWindows 11にアップグレードすることもできます。
デメリット
・DisplayPortがない
「Beelink U59」はDisplayPortが搭載されていません。
一方、「MINISFORUM GK50」と「TENKU BOX PC」はDisplayPortを搭載しています。「GMK NucBox2」はDisplayPortが搭載されていません。
・外付けのeGPUボックス
「Beelink U59」はThunderbolt 3端子がないため、外付けのeGPUボックスと接続することができません。
一方、「MINISFORUM GK50」、「TENKU BOX PC」、「GMK NucBox2」もThunderbolt 3端子を搭載していません。
「Beelink U59」の評価
「Beelink U59」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2019年3月に発売された「Beelink U55」の後継モデルです。すでに「Beelink U57」も発売されています。
プロセッサにJasper Lake世代のIntel Celeron N5095 クアッドコアプロセッサを搭載しており、AMD Ryzen 3プロセッサや第3世代のCore i5プロセッサ並みに高速に動作します。また、GPUに Intel UHD Graphicsを搭載しているため、他の3万円前後のミニPCよりも3~4倍ほどグラフィック性能が高くなっています。
この性能なら動画視聴はもちろん、軽めの動画編集ソフトも快適に使用できます。2.5インチHDDで拡張できるため、動画の録画用にも使えそうです。
現在の価格は31,890円(3000円OFFクーポン付き)。3万円前後のミニPCの中で最もコスパが高いのではないでしょうか?低価格でも高性能なミニPCを探している人におすすめです。
「Beelink U59」の販売・購入先
「Beelink U59」は、
Amazonで31,800円(4000円OFFクーポン付き・Win11 Pro)、
楽天市場で35,800円 (税込・ポイント5倍あり)、
ヤフーショッピングで32,999 円、
Banggoodで33,701円~、
AliExpressでUS $204.92、
米国Amazon.comで$279.00、
で販売されています。
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他の小型PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「Beelink MINI S」(N5095)
★「BMAX B3 Plus Silver」(N5095)
★「GMK NucBox3」(Celeron J4125)
★「MINISFORUM JB95」(Celeron N5095)
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