2020年1月14日に発売された「Surface Pro X」のスペック、ベンチマーク、特徴、価格、対応バンドを紹介! 「Surface Pro 7」との比較・違いやお得なセール&キャンペーン情報も合わせて掲載しています。
※2022年11月29日、「Surface Pro 9」が発売されました。
※2021年10月から「Surface Go 3」も発売中です。
※2020年10月1日、「SQ2」プロセッサ搭載モデルも発売されました。新しい「プラチナ」カラーモデルも追加されています。
※2020年5月12日から「Surface Go 2」も発売されています。
※2019年10月22日から「Surface Pro 7」も発売されています。
「Surface Pro X」の特徴 まとめ
「Surface Pro X」はWindows 10を搭載した2in1 タブレットPC。厚さ7.3 mm、重さ774gのボディにMicrosoft SQ1プロセッサと8/16GBメモリを搭載。タッチ対応のPixelSense液晶、128/256/512GB SSD ストレージ、最大 13 時間 駆動するバッテリ、背面10MPメインカメラ、前面5.0MP カメラ、キックスタンドを備えるほか、
Surface Slim Penによる手書き入力、4G LTE通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS(GLONASS)通信、Windows Hello 顔認証、USB Type-C接続にも対応している。
「Surface Pro X」のスペック 一覧
- ディスプレイ 13 インチ、解像度2880×1920ドットの PixelSense液晶
※267 PPI / 3:2 / 10 点マルチタッチ / 輝度 450 nits / コントラスト比 1,400:1 - プロセッサ Microsoft SQ1 / SQ2
※7nmプロセス / 64bit / 最大3.0GHz / 8コア / ARMアーキテクチャ
※32bit(x86)アプリはエミュレーションにより動作可能・64bit(x64)アプリは動作しない - GPU Microsoft SQ1 Adreno 685 + 9TOPS AIエンジン
- RAM(メモリ) 8GB または 16GB (LPDDR4x) RAM
- ストレージ 128、256、または512GB SSD (取り外し可能)
- バッテリー 38Wh
- 駆動時間 通常使用時で最大 13 時間
- 充電 Surface Connect端子経由で充電した場合には80%を1時間で充電
- 背面カメラ 10MP オートフォーカス カメラ (1080p HD と 4K ビデオ)
- 前面カメラ 5.0MP Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (1080p フル HD ビデオ)
- マイク デュアル マイク
- オーディオ Dolby Audio / 2W ステレオ スピーカー
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5: 802.11ac 互換、Bluetooth 5.0、GPS(GLONASS)
- モデム Qualcomm® Snapdragon™ X24 LTEモデム
- インターフェース USB Type-C X 2、Surface Connect ポート x 1、Surface キーボードコネクタポート、1 x nano SIM、Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応
- センサー 加速度センサー、ジャイロスコープ、磁力計、光センサー
- OS Windows 10 Home
※法人向けモデルはWindows 10 Pro - Officeアプリ Office Home & Business 2019
- セキュリティ TPM / Windows Hello 顔認証
- キーボード 「Surface Pro X Signatureキーボード」(タイプカバー) (別売)ワンタッチで取り外し・従来モデルと互換性なし
- スタイラスペン 「Surface スリム ペン」筆圧4096段階・レイテンシなどが改善・書き味が向上・ワイヤレス充電・キーボードに収納可能
- サイズ 287 mm x 208 mm x 7.3 mm (11.3 インチ x 8.2 インチ x 0.28 インチ)
- 重量 774g (1.7 ポンド)
- カラー マットブラック
- 付属品 電源アダプター、クイック スタート ガイド、安全性および保証に関するドキュメント
- SIMカード nanoSIM および eSIM をサポート
- 対応バンド LTE Advanced Pro
4G LTE バンド: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 46, 66 - 発売日 日本では2020年1月14日より発売・海外では11月5日に999ドル(約11万円)から発売
「Surface Pro X」のベンチマーク
「Surface Pro X」のGeekbench ベンチマークスコアが判明。シングルコアで「3505」、マルチコアで「11666」。プロセッサはMicrosoft SQ1を採用しています。 pic.twitter.com/L1Mi1rWFEX
— BURARI (@akiba_burari) January 9, 2020
「Surface Pro X」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Microsoft SQ1
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「3505」、マルチコアで「11666」。
PCMARK 10 総合で「5103」
<CPU> Microsoft SQ2
PCMARK 10 総合で「5296」
参考資料「Surface Pro 7」のベンチマーク
参考資料として「Surface Pro 7」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Intel Core i5-1035G4
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1262」、マルチコアで「4440」。
<CPU> Intel Core i7-1065G7
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「3999 」、マルチコアで「12310」。
「Surface Pro X」の特徴
「Surface Pro X」の特徴を、「Surface Pro 7」との違いをふまえてまとめてみました。
大きくてコンパクトな狭額縁ディスプレイで見やすい
「Surface Pro X」は13 インチ、解像度2880×1920ドットの PixelSense液晶を搭載。ピクセル密度267 PPI 、輝度 450 nits 、 コントラスト比 1,400:1の明るく色鮮やかな液晶で、より美しい映像が楽しめるようになっています。また、電子書籍も見やすいアスペクト比 3:2を採用。画面がよりワイドに見える狭額縁ディスプレイも採用し、「Surface Pro 7」よりも見やすいディスプレイになっています。
モデム内蔵で常時4G LTE通信が利用可能・Wi-Fi&Bluetoothも高速
「Surface Pro X」は「Surface Pro 7」と違い、本体にモデム(Qualcomm Snapdragon X24 LTEモデム)を内蔵。スマートフォン向け「Snapdragon」シリーズをベースにしたSoCのため、スマートフォンと同じように常時4G LTE通信が利用できるようになっています。また、通常のワイヤレス通信よりも高速なWi-Fi 5( 802.11ac 互換)に対応。Bluetooth 5.0やGPS(GLONASS)通信にも対応しています。
13時間の駆動が可能なロングバッテリ・充電も高速
「Surface Pro X」は38Whバッテリを搭載し、通常使用時で最大 13 時間 駆動することが可能。43Whバッテリを搭載し、最大 10.5 時間 駆動する「Surface Pro 7」よりもより長く動作することができます。また、USB Type-CポートとSurface Connect端子の両方で充電が可能。Surface Connect端子経由で充電した場合には80%を1時間で充電することができます。
Microsoft SQ1プロセッサで高速動作・最大16GBメモリでスムーズ動作
「Surface Pro X」はマイクロソフトの独自プロセッサ「Microsoft SQ1」を搭載し、Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「3505」、マルチコアで「11666」を記録しています。
一方、Intel Core i5-1035G4プロセッサを搭載した「Surface Pro 7」は、シングルコアで「1262」、マルチコアで「4440」となり、「Surface Pro X」の方が圧倒的に高速に動作することが分かります。
また、「Surface Pro X」は最低でも8GBメモリで、最大16GBまで選択可能。最大最大3.0GHzで駆動するMicrosoft SQ1プロセッサとの組み合わせで、ハイエンドなIntel Core i7-1065G7プロセッサに近い性能を発揮します。
筆圧4096段階の手書き入力に対応・ワイヤレスで充電も
「Surface Pro X」はオプションの「Surface スリム ペン」で筆圧4096段階の手書き入力が可能。従来よりもスムーズな書き味に改善され、イラストやメモもスムーズに描けるようになっています。また、従来のSurfaceペンとは異なり、ワイヤレス充電に対応。ペンをキーボード(タイプカバー)へ収納することもできます。
7.3㎜の超薄型ボディ・専用タイプカバーでタイピングも快適
「Surface Pro X」は、「Surface Pro 7」よりも1.2mm薄い7.3㎜の超薄型デザインを採用。重さは774g で、「Surface Pro 7」とほぼ同じ重さになっています。また、オプションで「Surface Pro X Signatureキーボード」(タイプカバー) (別売)を用意。ワンタッチで取り付けて、ノートPCのように使用することができます。
「Surface Pro X」と「Surface Pro 7」のスペックを比較
「Surface Pro X」と「Surface Pro 7」のスペックを比較してまとめてみました。
ディスプレイの違い
「Surface Pro X」 13 インチ、解像度2880×1920ドットの PixelSense液晶
※267 PPI / 3:2 / 10 点マルチタッチ / 輝度 450 nits
「Surface Pro 7」 12.3 インチ、 解像度 2736 x 1824 pxのPixelSense 液晶
※縦横比: 3:2 / 267 PPI / 10 点マルチタッチ
プロセッサの違い
「Surface Pro X」 Microsoft SQ1
※7nmプロセス / 64bit / 最大3.0GHz
「Surface Pro 7」 第 10 世代 Intel Core i3-1005G1 / Core i5-1035G4 / Core i7-1065G7
GPUの違い
「Surface Pro X」 Microsoft SQ1 Adreno 685
「Surface Pro 7」 インテル UHD グラフィックス (i3) Intel Iris Plus グラフィックス 640 (i7)
RAM(メモリ)の違い
「Surface Pro X」 8GB または 16GB (LPDDR4x) RAM
「Surface Pro 7」 4GB、8GB、16GB LPDDR4x RAM
ストレージの違い
「Surface Pro X」 128、256、または512GB SSD (取り外し可能)
「Surface Pro 7」 SSD 128、256、512GB
バッテリーの違い
「Surface Pro X」 38Wh 通常使用時で最大 13 時間
「Surface Pro 7」 43Wh 最大 10.5 時間
カメラの違い
「Surface Pro X」 背面 10MP、前面 5.0MP
「Surface Pro 7」 背面8.0 MP、前面 5.0 MP
ワイヤレス通信の違い
「Surface Pro X」 Wi-Fi 5: 802.11ac 互換、Bluetooth 5.0、GPS(GLONASS)
「Surface Pro 7」 Wi-Fi 6: 802.11ax 互換、Bluetooth 5.0
インターフェース の違い
「Surface Pro X」 USB Type-C X 2、Surface Connect ポート x 1、Surface キーボードコネクタポート、1 x nano SIM、Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応
「Surface Pro 7」 USB Type-C x 1、USB-A x 1、3.5 mm ヘッドフォン ジャック、Surface Connect ポート x 1、Surface タイプ カバーポート4、microSDXC カード リーダー、Surface Dial と互換性ありoff-screen interaction
OS & Office アプリ の違い
「Surface Pro X」 Windows 10 Home & Office Home & Business 2019
「Surface Pro 7」 Windows 10 Home & Office Home & Business 2019
サイズ ・重量・カラーの違い
「Surface Pro X」 サイズ 287 mm x 208 mm x 7.3 mm、重量 774g 、カラー マットブラック
「Surface Pro 7」 サイズ 292 mm x 201 mm x 8.5 mm、重量 i3、i5: 775 g、i7: 790 g、 カラー プラチナ、マット ブラック
「Surface Pro X」と「Surface Pro 7」の違い・変更点 まとめ
「Surface Pro X」の「Surface Pro 7」の違い・変更点をまとめてみました。
メリット
「Surface Pro 7」の液晶ディスプレイよりも0.7インチ大きく、解像度も高い
「Surface Pro 7」 と違い、最低でも8GBのメモリを搭載している
「Surface Pro 7」 よりもバッテリ駆動時間が2.5時間長い
「Surface Pro 7」の背面カメラよりも画素数が200万画素高い
「Surface Pro 7」と違い、4G LET通信に対応している
「Surface Pro 7」と違い、USB Type-Cポートを2つ搭載している
「Surface Pro 7」よりも本体が1.2mm薄い
デメリット
「Surface Pro 7」 よりも価格が高い
「Surface Pro 7」 と違い、カラーが1色のみになっている
「Surface Pro X」の対応バンドを詳細にチェック!
「Surface Pro X」の対応バンドは以下の通りです。
4G LTE バンド: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 46, 66
SIMカードはnanoSIM および eSIM をサポートしています。
以下、「Surface Pro X」の対応バンドを詳細に紹介していきます。
「Surface Pro X」のドコモ回線対応状況
「Surface Pro X」の4G LTE通信は日本全国で利用できるバンド1、 東京・名古屋・大阪の高速通信バンド3、地下や郊外でも繋がりやすいプラチナバンドの19に対応しています。
「Surface Pro X」はドコモLTE通信のバンドにほぼすべて対応しいるので大部分のエリアで快適な通信が可能です。
主なドコモ回線SIM:楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなど
「Surface Pro X」のソフトバンク回線、ワイモバイル回線の対応状況
※ソフトバンクとワイモバイルは同じ回線を利用しています。
「Surface Pro X」の4G LTEは、メインとなる バンド1、エリアが広い元Emobile回線のバンドの3、通信エリアを広くカバーするプラチナバンドの8に対応。また、モバイルWiFiやSoftbank Airなどに使われる、通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41にも対応しています。
「Surface Pro X」はソフトバンクやワイモバイルのスマホと同じように通信できる対応バンドを持っています。
「Surface Pro X」のau回線対応状況
「Surface Pro X」はau VoLTE SIMのバンドに対応し、通話もデータ通信も行えることになっています。しかし、au回線は対応バンドが合致していても、うまく通信できない場合があります。実機レビューなどでau VoLTE SIMが利用できるのを確かめた上で、購入した方がいいでしょう。
SQ2プロセッサ搭載モデルも発売開始!
2020年10月1日、マイクロソフトからSQ2プロセッサを搭載した最新モデルが発売されました。Armベースの独自プロセッサの最新版「SQ 2」を搭載したことで動作スピードが向上しています。また、新しい「プラチナ」カラーモデルも追加されています。
「Surface Pro X」の価格は?
「Surface Pro X」は、
Amazonで117,800円~、
楽天市場で124,800円 (税込)、
ヤフーショッピングで124,800円、
で販売されています。
Amazonで「Surface Pro X」をチェックする
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[microsoft]
他の2in1 PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「HUAWEI MateBook E」(2022)
★ASUS「ExpertBook B3 Detachable」
「HP ENVY x360 13」(2020)
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他にもマイクロソフトのSurfaceシリーズが販売されています。ぜひ比較してみてください。
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