「Surface Go」はレビュー以上のタブレットPCか?


2018年8月にマイクロソフトから発売された10.0型タブレットPC「Surface Go」のスペック、ベンチマーク、性能、魅力、価格を紹介します。

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「Surface Go」

Surface Go」はモバイルに適した薄型軽量の2in1タブレットPCだ。LET対応モデルも用意され、単体で通信することもできる。液晶解像度は1800×1200ドットと非常に高精細で10点マルチタッチにも対応。4096段階の筆圧感知に対応したオプションのSurface ペンを使えば、快適に手書き入力をすることもできる。また、プロセッサはCore M3-7Y30と同程度の処理能力を発揮するといわれる第7世代のインテル Pentium Gold 4415Yを採用。9時間ほど駆動できるバッテリーで外出先でも快適に使用できる。

「Surface Go」のスペック

  • モデル  4GB RAM&64GB eMMC、8GB RAM/128GB SSD
    ※Wi-Fiモデル / LTEモデル あり
  • ディスプレイ  10.0インチ、解像度1800×1200ドットのPixelSense液晶
    ※ 3:2 / 10点マルチタッチ / 217 PPI / コントラスト比: 1500:1 / Corning Gorilla Glass 3
  • プロセッサ  Intel Pentium Gold 4415Y デュアルコア 1.60 GHz
  • GPU  Intel HD Graphics 615
  • RAM(メモリ)  4GB または 8GB RAM
  • ストレージ   eMMC ドライブ: 64 GB、またはソリッド ステート ドライブ (SSD): 128 GB SSD
  • バッテリー駆動時間   Wi-Fi: 最大約 9 時間の動画再生が可能   / LTE-Advanced: 約 8.5 時間連続使用
  • 背面カメラ   800万画素(オート フォーカス・1080p HD ビデオ)
  • 前面カメラ  500万画素(Windows Hello 顔認証・1080p Skype HD ビデオに対応)
  • ワイヤレス通信  Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 互換、Bluetooth 4.1 ワイヤレス テクノロジ
  • インターフェース  USB-C x 1、3.5 mm ヘッドフォン ジャック、Surface Connect ポート x 1、Surface タイプ カバー ポート、microSDXC カード リーダー   ※Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応
  • センサー 光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、磁力計
  • マイク   シングルマイク
  • スピーカー Dolby® Audio™ 対応の 2W ステレオ スピーカー
  • ケース: マグネシウム
  • 物理ボタン: 音量、電源
  • OS  Windows 10  Windows 10 Home(Sモード)
    ※法人向け/教育機関向けは「Windows 10 Pro」
  • Officeアプリ 「Office Home & Business 2016」付属
  • セキュリティ  エンタープライズ レベルのセキュリティを実現する TPM 2.0 を搭載 / Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ クラスのセキュリティ
  • サイズ 245 mm x 175 mm x 8.30 mm (9.65 x 6.90 x 0.33 インチ)
  • 重量  Wi-Fi: 最軽量 522 g から(タイプ カバー含まず)  LTE-Advanced: 最軽量 532 g から(タイプ カバー含まず)
  • 付属品 電源ユニット、クイック スタート ガイド、安全性と保証に関するドキュメント
  • 発売日  2018年8月発売
  • 価格(発売時)
    メモリー4GB/64GB eMMCモデルの一般向けが64,800円
    法人向けが52,800円、教育機関向けが47,800円
    メモリー8GB/128GB SSDモデルの一般向けが82,800円
    法人向けが70,800円、教育機関向けが65,800円(いずれも税別)

「Surface Go」のベンチマーク

Surface Go」のベンチマークスコアを紹介します。

<CPU> Intel Pentium Gold 4415Y

Passmarkによるベンチマークスコアは「1625」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「368」、マルチコアで「885」。

<GPU> Intel HD Graphics 615

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「664」。

※PassMarkは主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値として利用される。

ディスプレイ

Surface Go」は10.0インチ、解像度1800×1200ドットの液晶を搭載。アスペクト比3:2のPixelSense液晶を採用。10点マルチタッチにも対応し、快適に操作できる。

カメラ

Surface Go」のカメラは背面800万画素、前面500万画素。背面カメラではオート フォーカス機能や1080p HD ビデオ撮影が利用できる。また、前面カメラではWindows Hello の顔認証や1080p Skype HD ビデオ撮影が利用できるようになっている。

ボディ・筐体

Surface Go」は重量522gというコンパクトで軽量なデザインを採用。背面にはキックスタンドを搭載し、165度まで角度調節できる。サイズは245(幅)×175(高さ)×8.3(奥行)mmで、重量は約522g。カラーは ブラック(※タイプカバーはブラック、プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ)をラインナップする。

セキュリティ

Surface Go」は指紋認証、顔認証、虹彩認証によるサインインが可能となる生体認証機能「Windows Hello」に対応。通常よりも迅速かつ安全にウェブサイトやアプリにサインインできる。

「Surface Go」の魅力

Surface Go」にはいったいどのような魅力があるのだろうか? スペック・機能、そして「Surface Pro3」「Surface 3」など他のSurfaceシリーズと比較しながらその魅力を明らかにしていきたい。

LET対応モデルがある

Surface Go」にはWi-FiモデルだけでなくLET通信が利用できるモデルが用意されている。過去の「Surface Pro」シリーズは基本的にWi-Fi対応のために単体ではLET通信できない。また最新モデルの「Surface Pro」にはLTE Advancedモデム対応モデルがあるものの価格が高め。(Amazonで148,800円)。

LET対応だった「Surface 3 」は発売時からかなり年数がたっており、中古でも4万円以上する。モバイルルーターやスマホなどのデザリングを利用しないで外出先で通信したいなら、やはり「Surface Go」が最も最適な選択となる。

省電力でバッテリーの持ちがいい

Surface Go」で最も謎に満ちているのが搭載されているプロセッサ「Intel Pentium Gold 4415Y 」だろう。一般にはCore M3プロセッサよりもやや劣るという報道が多いが、その詳細なベンチマーク結果はまだ不明で公開されていない。ただし、この「Intel Pentium Gold 4415Y 」というプロセッサはインテルのCore Mプロセッサシリーズの下位モデルとして位置づけられていることは間違いない。

Core Mシリーズ同様に低消費電力でファンがなくても熱を持ちにくい特質を持ち、長時間でも安定して駆動できるところにメリットがある。なお、「Surface 3」でも最大10時間駆動するが、「Surface Go」は最新プロセッサのためにグラフィック性能が上。中古「Surface 3」はバッテリーが古くなっている恐れもあるので注意しよう。

ボディが薄く美しい

Surface Go」の厚さはわずか8.3mmで、重さも522gとWindowsタブレットにしては軽い。中古で6万円台で買える「Surface Pro3」は厚さ9.1 mmで重量が800g。外出先に持ち出して使うならやはり「Surface Go」の方が適しているといえるだろう。

また、マイクロソフト純正品だけあってボディがエレガントで美しい。他社のSurfaceにも美しいモデルがあるが、マイクロソフトのSurfaceは気品のようなものが感じられるほどデザインが洗練されている。MacBookに対抗できるタブレットPCとしても「Surface Go」は魅力的だ。

オプション製品が充実している

Surface Go」は他のSurfaceシリーズと同様に豊富なオプション製品(別売)が用意されている。マグネットで着脱できる「Surface Goタイプカバー」、筆圧4096に対応するSurface ペン、専用のマウスやアダプター、有線LANポートなど豊富なインターフェースを拡張できる「Surface ドック」など、種類は実に豊富で選択肢も多い。自分に使いやすいようにカスタマイズする楽しみがあるのがいい。

10万円以下で買える純正Surface

Surface Go」はOffice Home & Business 2016が付属して69,984円。最新の「Surface Pro」がAmazonで135,000円もすることを考えるとやはり安い。動画編集や3Dグラフィック処理、負荷の高いゲームなどをしないのであれば、「Surface Go」でも十分使えるだろう。無理に最新「Surface Pro」を購入する理由はそれほど多くはないように思われる。

なお、米国では399ドル(Officeなし)で販売。日本ではOfficeなしモデルが販売されないため、やや割高になる。納得できない人は米国Amazon.comあたりから個人輸入するのもいいだろう。

「Surface Go」のオプション製品

Surface Go」は専用の「Surface Goタイプカバー」(別売り)はマグネットで着脱可能。コンパクトながらも19mmのキーピッチを確保し、バックライトも内蔵する。Alcantara素材を採用したSignatureモデルは、プラチナ、コバルトブルー、バーガンディの3色を用意。法人向けには非Signatureタイプのブラック(日本語配列と英語配列の2モデル)を用意する。

Surface ペン(別売)は4096段階の筆圧感知に対応し、遅延や視差のない滑らかな描き心地を実現している。なお、タイプカバーと色を揃えたBluetoothマウス「Surfaceモバイルマウス」(ブラックは法人向けのみ)、「USB-C USB 3.0アダプター」、「USB-C DisplayPortアダプター」、「USB-C Ethernetアダプター」、「24W電源アダプター」も発売される。

「Surface Go」の価格は?

Surface Go」は、

Amazonで66,200円〜(中古)、

楽天市場で42,878円〜 (税込・中古)、

ヤフーショッピングで62,800円 (税込・新品)、

で販売されています。

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