格安タブレット「Blackview Tab 70 Wi-Fi」は意外なほど高評価? 性能を調査

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Blackview Tab 70 Wi-Fi」の特徴や価格、Antutuベンチマーク、カメラ、スペックの違い、評価を紹介します。類似モデルとの比較・違いも合わせて掲載しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Blackview Tab 70 Wi-Fi」が発売開始!

Blackview Tab 70 Wi-Fi main

2024年4月、「Blackview Tab 70 Wi-Fi」が発売されました。低価格ながらもRockchip RK3562 プロセッサと最大8GBメモリで快適に動作し、高音質なデュアルBOXスピーカーも搭載。目の負担の少ない10.1インチのHD+液晶や長持ち駆動する6580mAhバッテリを備え、Widevine L1やWi-Fi 6にも対応しています。

格安でもサクサク動く意外な性能

1万円台前半の安いタブレットは動作が遅いと思っていませんか? タブレットの動作スピードを決めるのは、価格ではなく、主に「プロセッサ」と「メモリ」の性能です。

Blackview Tab 70 Wi-Fi」なら Rockchip RK3562 プロセッサと最大8GB(うち4GBは仮想メモリ)までのメモリで、サクサクと動きます。

動画視聴もWebでの調べもの、ビデオ通話、音楽再生など、たいていの用途で高速に動作するので、ストレスを感じません。

Widevine L1対応だから動画視聴も快適

NetflixやAmazonプライムビデオなどを視聴しているとき、「もっといい画質で観たい」と思ったことはありませんか?「Blackview Tab 70 Wi-Fi」なら、DRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応しているため、1080P高画質な映像で動画配信サービスを視聴することができます。

おまけに目の疲れを軽減する3つのアイ コンフォートモード付き。2つのアプリを同時に使える画面分割ワイヤレス投影にも対応するので、とっても便利に活用できます。

Wi-Fi 6対応で通信速度が速い

自宅のルーターが「Wi-Fi 6」に対応しているのに何故か通信速度が遅くありませんか?実はタブレット側も「Wi-Fi 6」に対応していないと、十分な速度で通信できないようになってます。

Blackview Tab 70 Wi-Fi」ならWi-Fi 6に対応しているので、通信速度も超高速。動画ファイルをわずか数秒でダウンロードしたり、プレステやPCなどのゲームでストリーミングプレイを楽しんだりできます。

公式ページ: blackview.hk/products/item/tab70wifi

Antutuベンチマークを比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi antutu

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は22nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大2.0GHzの Rockchip RK3562 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約26万を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「228638」、CPUで「27836」、GPUで「18251」、MEMで「151679」、UXで「30872」。

同じプロセッサを搭載したモデル

同じプロセッサは「OUKITEL OT6」、「DOOGEE U10」などにも搭載されており、Antutuベンチマーク スコアもほぼ同じくらいになります。

OUKITEL OT6(Rockchip RK3562) ・・・・Antutu V10 ベンチマーク総合で約26万

DOOGEE U10 (Rockchip RK3562) ・・・Antutu V10 ベンチマーク総合で「257689」

例: Antutu V10 総合で「257689」、CPUで「31786」、GPUで「17843」、MEMで「173333」、UXで「34727」。

似た性能のプロセッサ

Rockchip RK3562に似た性能を持つプロセッサには、「Unisoc T606」があります。Antutuベンチマークスコアは23~25万前後です。

CHUWI Hi10 X Pro (Unisoc T606)・・・Antutu V10 ベンチマーク総合で約23万

TECLAST P30Tとの比較

他の低価格なタブレットには、「TECLAST P30T」などがありますが、Rockchip RK3562の方が性能が高く、Antutuベンチマーク スコアで約10万高くなります。

TECLAST P30T (Allwinner A523)・・・Antutuベンチマーク総合で16万以上

総合的な性能

性能的にはネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。

ゲーム

原神」は画質「低」で快適にプレイできます。メモリは最大8GBまで増設した方が快適にプレイできます。また、「マインクラフト」、「PUBG」(画質はHD)、「ウマ娘」などのゲームもプレイできます。

「Blackview Tab 70 Wi-Fi」のスペック

Blackview Tab 70 Wi-Fi spec

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度 800 x 1200 pxのIPS
    ※HD+/16:10/画面比率79%/アイコンフォートモード/画面分割
  • 液晶の機能 ダークモード、ナイトライトモード、リーディングモード
  • Widevine L1 対応
  • プロセッサ Rockchip RK3562
    ※22nm/4コア/4スレッド/最大2.0GHz
  • CPU 4x ARM Cortex-A53 @ 2,0 GHz
  • GPU ARM Mali-G52 2EE MC2
  • RAM (メモリ) 4GB LPDDR3
  • 拡張メモリ +4GBで最大8GBまで
  • ストレージ 64GB eMMC 5.1
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 6580 mAh
  • 駆動時間 スタンバイで48日間、ビデオ再生で5時間、音楽再生で32時間、ゲームで4時間
  • 充電 Type-C、5V/2A
  • 背面カメラ 5MP ※Google Lens 対応 (スキャン/認識/翻訳/検索)
  • 前面カメラ 2MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11b/g/n/ac,2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • ワイヤレス投影 対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mm ヘッドホンジャック
  • スピーカー デュアル BOXスピーカー、1217
  • 生体認証 顔認証
  • OS Android 13ベースのDoke OS P3.0 ※GSM認証、Google Playストア 対応
  • サイズ 246.5 x 163.3 x 9.9 mm
  • 重量 520.5g
  • カラー スペースグレー、トワイライトブルー
  • 付属品 充電ケーブル x1、充電アダプタ x1、ユーザーマニュアル x1

ディスプレイを比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi ディスプレイ

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は10.1インチで解像度 800 x 1200 pxのIPSディスプレイを搭載し、「Widevine L1」、3つのアイ コンフォートモード(目の保護モード)、画面分割、ワイヤレス投影に対応しています。

一方、OUKITEL OT6は10.1インチで解像度 800 x 1200 ドットのディスプレイを搭載し、画面分割やTUV認証ブルーライト軽減、読書モード、ダークモードに対応しています。

DOOGEE U10は10.1インチで解像度 800 x 1280 ドットのIPS ディスプレイを搭載し、「Widevine L1」やTUV認証ブルーライト低減、筆圧ペン入力(1024段階・別売)、画面分割モード、ダークモードを利用できます。

TECLAST P30Tは10.1インチで解像度1280 × 800ドットのIPSディスプレイを搭載し、「Widevine L1」やタッチサンプリングレート 120Hz、ダークモード、リーディングモード、明るさ調整、無線投影、画面分割などに対応しています。

メモリ・ストレージを比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi メモリ・ストレージ

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は4GB LPDDR3 メモリを搭載し、+4GBの仮想メモリ機能で、最大8GBまで増設できます。また、64GB eMMC 5.1 ストレージ搭載で、最大1TBまで増設できます。

一方、OUKITEL OT6は4GBメモリを搭載し、+12GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張できます。また、64GB eMMCストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

DOOGEE U10は4GB LPDDR4X メモリを搭載し、最大9GBまで拡張できます。また、128GB UFS2.1 ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

TECLAST P30Tは4GBメモリを搭載し、最大10GBまで拡張できます。また、128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

バッテリー・充電を比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi バッテリー

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は6580 mAhバッテリー搭載で、スタンバイで48日間、ビデオ再生で5時間、音楽再生で32時間、ゲームで4時間 駆動できます。また、Type-Cポートを介した充電も利用できます。

一方、OUKITEL OT6は8000mAhバッテリーを搭載し、スタンバイで1250時間、通話で9.8時間、音楽で18.7時間の駆動できます。また、Type-Cポートを介して10W 充電も利用できます。

DOOGEE U10は5060mAhバッテリーを搭載し、スタンバイで255時間、動画再生で4時間駆動できます。また、省電力駆動のパワーセービングモードが利用できるほか、Type-C ポートを介した充電も利用できます。

TECLAST P30Tは6000mAhバッテリーを搭載し、通話で7時間、オンラインビデオ再生で7時間、ゲームで4.5時間の駆動が可能です。また、Type-C ポートを利用した充電も利用できます。

カメラを比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi カメラ

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は背面に5MPのメインカメラを搭載し、AIを活用したGoogle Lensの機能を利用できます。また、前面に2MPのフロントカメラを搭載しています。

一方、OUKITEL OT6は背面に5MPカメラを搭載し、F2.0の明るいレンズで、オートフォーカスやフラッシュ撮影、30@fpsの動画撮影を利用できます。また、前面に2MPカメラを搭載し、ビデオ通話やチャットなどに活用できます。

DOOGEE U10は背面に8MPメインカメラを搭載し、ドキュメントのスキャンや720P動画撮影などが利用できます。また、前面に5MPカメラを搭載しています。

TECLAST P30Tは背面にAI対応の 5MP デュアルカメラを搭載し、オートフォーカスやフラッシュ撮影を利用できます。また、前面に2MPカメラを搭載しています。

サイズ・重さ・カラーを比較

Blackview Tab 70 Wi-Fi サイズ

Blackview Tab 70 Wi-Fi」はサイズ 246.5 x 163.3 x 9.9 mm、重さ 520.5gで、スペースグレー、トワイライトブルーの2色 カラーを用意しています。

一方、OUKITEL OT6はサイズ 246.1 x 162.8 x 9.6 mm、重さ553gの薄型軽量デザインで、グレー、グリーン、パープルの3色を用意しています。

DOOGEE U10はサイズ 245.3 x 163.3 x 9.9 mm、重さ514gで、グレー、グリーン、パープルの3色を用意しています。

TECLAST P30Tはサイズ 242 x 161 x 7.8mm、重さ440gで、スペースグレーカラーを用意しています。

Blackview Tab 70 Wi-Fi」の評価

Blackview Tab 70 Wi-Fi 評価

中国のShenzhen DOKE Electronic Co. Ltdが所有する「Blackview」ブランド から発売されたエントリー向けの Android 13 タブレットです。低価格ながらも、比較的 快適に動作し、メモリの増設、Widevine L1、Google Lens 、高音質なサウンド再生などにも対応しています。

第一のメリットは Rockchip RK3562 プロセッサ搭載で、比較的快適に動作する点です。

Antutu V10 ベンチマーク総合は約 26万で、Unisoc T606 プロセッサ や MediaTek Helio G88  (Antutu総合約26万) とほぼ同等の性能を発揮します。「TECLAST P30T」のAllwinner A523 プロセッサ(Antutu総合16万)よりは高速に動作します。

動画視聴やWebでの調べもの、音楽再生などは快適にこなせます。また、人気ゲーム「原神」は最低画質で動作します。画質が「最低」であっても意外とキレイで、個人的にはあまり気にならないレベルです。それ以外にも「マインクラフト」、「PUBG」(画質はHD)、「ウマ娘」などのゲームもプレイできます。

決して高速なプロセッサではありませんが、負荷の高いゲームをプレイしなければ、ある程度 満足できる性能です。なお、メモリ4GB しかないので、別売の microSDカード を使って最大8GBまで 増設 した方がいいでしょう。その方が圧倒的に快適に動作します。

第二のメリットは Widevine L1 に対応していることです。

Netflix などの動画配信サービスで、1080P (HD)の高画質な映像を視聴を視聴できます。ディスプレイの解像度は解像度 800 x 1200 pxのHD画質ですが、IPSパネルなので視野角は広く、斜めから見ても見やすい液晶です。最近の液晶はHD画質でもなかなかキレイで、タブレットでも快適に動画を視聴できます。

第三のメリットはデュアル BOXスピーカーを搭載し、比較的「音がいい」ことです。

BOXスピーカーは低音もしっかりと再生できるため、他のタブレットよりも音に厚みがあり、音楽を聴いていても心地いい感じがします。また、6580 mAhバッテリー搭載なので、音楽再生なら32時間も連続 駆動できます。バッテリ切れの心配なく音楽を楽しめるのも大きな魅力です。

(まとめ)

そのほかにも、Wi-Fi 6の超高速通信が利用できること、背面5MPカメラで Google Lens を利用できること、ワイヤレスでタブレットの画面をテレビなどに映し出せる「無線投影」、顔認証に対応していることなどのメリットがあります。全体的なスペックは高くはありませんが、動画視聴やゲームなどもある程度快適にこなすことができ、スリムな薄型軽量ボディ(厚さ9.9mm、重さ520.5g)で外出先にも持ち出して使いやすいというメリットもあります。

ただし、ストレージ容量は 64GB と容量が少なめになっているというデメリットがあります(※最大1TBまでの増設に対応しています)。128GB搭載モデルが欲しい人は「DOOGEE U10」の方が最適かもしれません。また、4G LET通信に対応していないため、Wi-Fi環境がないとインターネットと接続できないというデメリットもあるので注意してください。

なお、安いタブレットだからといってすぐ壊れることはありません。Blackviewのタブレットは耐久性にも優れているので、安心して使用できます。

Blackview Tab 70 Wi-Fi」の発売時の価格は、12,900円。

販売先によってはもっと安い価格で販売されていることがあるので、非常にお買い得です。低価格でもしっかりと使える Android 13 タブレットを探している人におすすめです。

「Blackview Tab 70 Wi-Fi」の価格・販売先

Blackview Tab 70 Wi-Fi」は、Amazonで15,900円(税込・2000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で12,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,900円(送料無料)、AliExpressでUS $92.79 (日本円で約14032円)、米国 Amazon.comで$159.99 ($70 OFFクーポン付き)で販売されています。

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類似モデルの紹介

「Blackview Tab 70 Wi-Fi」に似たモデルも販売されています。

「OUKITEL OT6」

OUKITELから発売されたエントリー向けのタブレットで、Rockchip RK3562プロセッサを搭載しています。また、Widevine L1やメモリの拡張、顔認証にも対応しています。

価格は、Amazonで13,900円(税込・2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で14,800円(送料無料・ポイント10倍あり)、米国 Amazon.comで$89.99 (5% OFFクーポン付き)です。

関連記事「OUKITEL OT6」意外なほど高性能? 超人気の激安タブレットと徹底 比較!

「DOOGEE U10」

DOOGEEから発売されたエントリー向けのAndroid 13タブレットです。Rockchip RK3562 プロセッサ、最大9GBメモリ、128GB UFS2.1ストレージを搭載しています。

価格は、Amazonで9,900円(税込・専用ケース付属)、楽天市場で15,742円円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,070円、DOOGEE公式サイトで15,000円、AliExpressでUS $89.35 (Pro版)、米国 Amazon.comで $75.99 (日本円で約11492円) です。

関連記事「DOOGEE U10」渾身の激安モデル? 最新の低価格タブレットと徹底 比較!

「TECLAST P30T」

Android 14 OSを搭載したTECLASTのエントリー向けタブレットです。Allwinner A523 プロセッサや最大10GBメモリ、128GBストレージを搭載しています。

価格は、Amazonで17,900円(5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で14,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで14,980円(送料無料)、AliExpressでUS $59.51 (日本円で約8999)、米国 Amazon.comで $119.99 ($20 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「TECLAST P30T」新OSでサクサク? 最安コスパのタブレットと徹底 比較!

他のBlackviewのタブレットと比較

他のBlackviewのタブレットも販売されています。サイズは7インチから10インチ、11インチ、12インチがあります。Android 13 OSやAndroid 14 OSを搭載したモデルも多数あるので、ぜひ比較してみてください。

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