「CHUWI HiPad XPro」とコスパ優秀タブレットを比較

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CHUWI HiPad XPro」とコスパに優れる10型タブレットを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月、「CHUWI HiPad 11」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「CHUWI HiPad XPro」の特徴

CHUWI HiPad XPro main

2023年1月、中国の家電メーカー CHUWI(ツーウェイ)から新製品「HiPad XPro」が発売されました。

Android 12を搭載した10.51インチのタブレットです。

CHUWIからは2022年8月にSnapdragon 680 搭載の「 HiPad Max」が発売され、

高性能でコスパの高いSIMフリータブレットとして評判になりました。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、さらにコストパフォーマンスを向上させているようです。

もちろん、SIMフリーの4G LET通信も利用できますよ。

それでは早速、どんなタブレットなのか、その性能を詳しく見ていきましょう。

フルHD液晶・128GBストレージ・7000mAバッテリ

CHUWI HiPad XPro」は10.51インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載。アスペクト比16:10、輝度360cd/m2の明るくワイドな画面で、複数のアプリを同時に表示できるマルチウィンドウ目の保護モードにも対応しています。

また、128GBストレージを内蔵。別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。そのほか、7000mAhバッテリーを搭載し、一日充電なしで使用可能。Type-Cを介した充電も利用できます。

Unisoc T616・8GBメモリ・Android 12

CHUWI HiPad XPro」はUnisoc T616 オクタコアプロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コアプロセッサで、Antutuベンチマーク総合で「224,426」を記録しています。また、 6GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

OSはAndroid 12で、ダイナミックカラー(壁紙に合わせてUIカラーも変化)、会話ウィジェット(特定の人専用のウィジェット)、プライバシーダッシュボード(権限にアクセスしたアプリを一覧表示)、エクストラディム(画面の明るさを自動調整)などの新機能が使えるようになっています。

13MP2眼カメラ・Widevine L1・クアッドスピーカー

CHUWI HiPad XPro」は背面に13MP+0.3MPの2眼カメラを搭載し、オートフォーカス背景ぼかしも利用可能。前面には8MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議・授業、チャットなどに活用できます。また、「Widevine L1」に対応。対応する動画配信サービス(Hulu、Prime Vedeo、Disney+など)で高画質な映像を視聴できます。

そのほか、本体にクアッドスピーカーを搭載し、高音質なサラウンドサウンドを再生することが可能。家族間でユーザーに合わせたコンテンツを表示できるマルチユーザーモードや子供用のコンテンツを豊富に収めたGoogleキッズスペース、顔認証、FMラジオなども利用できます。

公式ページ: HiPad XPro-Chuwi Official

価格を比較

CHUWI HiPad XPro」と「Teclast M40 Plus」、「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」の価格を比較してみました。

「CHUWI HiPad XPro」

CHUWI HiPad XPro」は、Amazonで22,900円(4900円 OFFクーポン付き)、楽天市場で23,900円 (税込・送料無料・10%OFFクーポン付き)、ヤフーショッピングで18,600円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $179.99 (日本円で約26,020円)、米国 Amazon.comで$149.99 (日本円で約21,680円)で販売されています。

「Teclast M40 Plus」

Teclast M40 Plus」は、Amazonで27,900円(7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で24,980円 (税込・送料無料・2%OFFクーポン付き)、ヤフーショッピングで23,480 円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $137.00、米国 Amazon.comで$159.99で販売されています。

「Alldocube iPlay50」

Alldocube iPlay50」は、Amazonで25,900円(5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で21,980円 (税込・送料無料・1000円OFFクーポン付き)、ヤフーショッピングで24,980 円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $125.99(4GB/64GBモデル・6GB/128GBモデルは149.99)、米国 Amazon.comで$159.90で販売されています。

「BMAX I11 PLUS」

BMAX I11 PLUS」は、Amazonで29,900円(税込・4000円OFFクーポン付き)、Geekbuyingで26687円で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

CPUの性能

CHUWI HiPad XPro」は12nmプロセスで製造されたUnisoc T616 オクタコアプロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約30万を記録しています。

Antutu V10 総合で300,000

例: Antutu V9  総合で「248279」、CPUで「72574」、GPUで「39143」、MEMで「62798」、UXで「73764」。

<CPU> Unisoc T616

同じプロセッサは「BMAX I11 PLUS」、「realme Pad Mini」にも搭載されています。

他のCPUと比較

Helio G99・・・Antutu 総合で約 40万 前後

Unisoc T616・・・Antutu 総合で約 30万 前後

Unisoc T618・・・Antutu総合で約28万

Snapdragon 680・・・Antutu 総合で約 27万 前後

UNISOC T606・・・Antutu 総合で約 27万 前後

Helio G88・・・Antutu 総合で約 26万 前後

Rockchip RK3562・・・Antutu 総合で約 26万 前後

MediaTek MT8183・・・Antutu 総合で約 20万 前後

MediaTek Kompanio 500 (MT8183)・・・Antutu総合で約16万

Allwinner A523・・・Antutu 総合で約 16万 前後

タブレットのミッドレンジモデルの中では比較的性能が高い方です。Helio G99と比べると、約10万ほどの差があり、負荷の高いゲームアプリで少し差が出るかもしれません。

UNISOC T606、Snapdragon 680、Helio G88とは約3万の違いがありますが、大きな違いではなく、動作スピードはほぼ同じくらいになります。

MT8183搭載の「Teclast M40 Plus」と比較すると、スコアが約6万スコアが高くなります。

Unisoc T618搭載の「Alldocube iPlay50」と比較すると、スコアが約2万低くなります。

Unisoc T616搭載の「BMAX I11 PLUS」と比較すると、スコアが約3万低くなります。

ゲーミング性能

Qualcomm Snapdragon 662よりも少し高い性能であるため、ゲーミング性能もそれ以上のものになります。

原神 Genshin Impact・・・25 FPS 以上

PUBG Mobile・・・28 FPS 以上

Call of Duty: Mobile・・・30 FPS 以上

フォートナイト Fortnite・・・26 FPS 以上

Shadowgun Legends・・・54 FPS 以上

World of Tanks Blitz・・・59 FPS 以上

Mobile Legends: Bang Bang・・・30 FPS 以上

人気ゲーム「原神」は画質「低」で25 FPS 以上で動作します。快適ではありませんが、プレイ自体には支障がないレベルです。

総合的な性能

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などで快適に動作します。

Androidの3Dゲームもほとんど快適に動作します。また、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

メリット

CHUWI HiPad XPro」のメリットを紹介します。

メリット

10.51のIPS液晶でマルチウィンドウモード対応

CHUWI HiPad XPro」は10.51インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載。アスペクト比16:10、輝度360cd/m2の明るくワイドな画面で、複数のアプリを同時に表示できるマルチウィンドウや目の保護モードにも対応しています。

一方、「Teclast M40 Plus」は10.1インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「Alldocube iPlay50」は10.4インチで解像度2000×1200ドットのフルビューディスプレイを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」は10.4インチで解像度2000×1200ドットのインセル2Kディスプレイを搭載しています。

Widevine L1に対応

CHUWI HiPad XPro」は「Widevine L1」に対応。対応する動画配信サービス(Hulu、Prime Vedeo、Disney+など)で高画質な映像を視聴できます。

一方、「Teclast M40 Plus」、「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」はWidevine L1に対応していません。

6GB メモリと128GBストレージで快適

CHUWI HiPad XPro」は6GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。また、128GBストレージを内蔵。別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

一方、「Teclast M40 Plus」は8GB LPDDR4Xメモリと128GB UFS2.1ストレージを搭載しています。「Alldocube iPlay50」は4GB/6GB LPDDR4Xメモリと64GB/128GB NVMeストレージを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」は8GB LPDDR4xメモリ&128GBストレージを搭載しています。

7000mAhバッテリーでType-C充電に対応

CHUWI HiPad XPro」は7000mAhバッテリーを搭載し、一日充電なしで使用できます。また、Type-Cを介した充電も利用できます。

一方、「Teclast M40 Plus」は7000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Alldocube iPlay50」は7時間駆動できる6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「BMAX I11 PLUS」は6600mAhバッテリーでType-C充電に対応しています。

背面13MP+0.3MPと前面8MPカメラ

CHUWI HiPad XPro」は背面に13MP+0.3MPの2眼カメラを搭載し、オートフォーカスや背景ぼかしも利用可能。前面には8MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議・授業、チャットなどに活用できます。

一方、「Teclast M40 Plus」は背面8MPカメラ (PDAF/LEDフラッシュ対応)&前面5MPカメラを搭載しています。「Alldocube iPlay50」は背面8MP (AF対応) & 前面5MPカメラを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」は背面13MPカメラと前面5MPカメラを搭載しています。

Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応

CHUWI HiPad XPro」は高速で途切れづらいWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0、GPSに対応しています。

一方、「Teclast M40 Plus」、「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」もWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

4G LET通信に対応

CHUWI HiPad XPro」はSIMスロットを搭載し、SIMフリーの4G LET通信が利用できるようになっています。

一方、「Teclast M40 Plus」は4G LET通信に対応していません。「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」はSIMフリーの4G LET通信に対応しています。

厚さ7.3mmで重さ510gのメタルボディ

CHUWI HiPad XPro」は厚さ7.3mmで重さ510gの薄型軽量デザインになっています。また、筐体にメタル素材を採用し、高級感のある外観になっています。

一方、「Teclast M40 Plus」は厚さ1.01cmで重さ530gになっています。「Alldocube iPlay50」は厚さ8.2mmで重さ475gになっています。「BMAX I11 PLUS」は厚さ7.7mmで重さ466gになっています。

クアッドスピーカーでサラウンドサウンド

CHUWI HiPad XPro」は本体に4つのスピーカーを搭載し、高音質なサラウンドサウンドが楽しめます。

一方、「Teclast M40 Plus」は没入サウンド対応のデュアルスピーカーを搭載しています。「Alldocube iPlay50」はデュアルBOXスピーカーを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」はデュアルスピーカー搭載で3Dサラウンドサウンドに対応しています。

Googleキッズスペースに対応

CHUWI HiPad XPro」はGoogleキッズスペースに対応し、豊富な子供用のコンテンツを利用できます。

一方、「Teclast M40 Plus」はペアレンタルコントロール機能を搭載しています。「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」はGoogleキッズスペースに対応していません。

Android 12の新機能が使える

CHUWI HiPad XPro」はAndroid 12を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Android 12には、

「Material You」(新UI・壁紙の色を抽出)、新しいウィジェットデザイン、拡大鏡機能、Extra dim(夜間の輝度を抑制)、盗撮・盗聴の防止機能(マイク&スピーカーの有効化ボタン)、Scrolling Screenshot(ページ・画面全体をスクリーンショット)、スクリーンショットの編集機能、Wi-Fiパスワードのかんたん共有設定、「クイックタップ」(2回タップで撮影)、位置情報の精度を選択(正確・アバウトから選択)

などの機能が追加されています。

一方、「Teclast M40 Plus」、「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」もAndroid 12を搭載しています。

デメリット

CHUWI HiPad XPro」のデメリットを紹介します。

2K画質でない

CHUWI HiPad XPro」のディスプレイは2K画質ではなく、フルHD画質になっています。

一方、「Teclast M40 Plus」と「BMAX I11 PLUS」は2K画質です。「Alldocube iPlay50」はフルHD画質です。

Wi-Fi 6通信に対応していない

CHUWI HiPad XPro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応していません。

一方、「Teclast M40 Plus」、「Alldocube iPlay50」、「BMAX I11 PLUS」もWi-Fi 6に対応していません。

スペック

  • ディスプレイ 10.51インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
    ※FHD+/16:10/輝度360cd m2/In-cell/マルチウィンドウ/目の保護モード
  • プロセッサ Unisoc T616 オクタコア
    ※12nm/64bit/8コア
  • GPU Mali-G57-3EE
  • RAM (メモリ) 6GB LPDDR4
  • ストレージ 128GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで ※550MBls
  • バッテリー 7000mAh /3.8V
  • 背面カメラ 13MP+0.3MP ※AF、背景ぼかし対応
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GLONASS,GALILEO、BDS)
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • スピーカー クアッドスピーカー (サラウンドサウンド対応)
  • マイク 内蔵
  • Widevine L1 サポート (Disney+、Amazon、Hulu)
  • マルチユーザーモード 対応(家族間で使用可)
  • Googleキッズスペース 対応
  • FMラジオ サポート
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体の素材 メタル(金属)
  • OS Android 12
  • サイズ 246.4 X 161.51 X 7.3mm
  • 重量 510g
  • カラー グレー
  • SIMカード Nano SIM

対応バンド

「CHUWI HiPad XPro」は4Gのモバイル通信に対応し、Wi-Fiが使えない環境でも通信できます。

対応するSIMカードはNanoSIMで、デュアルSIM(TFカードと兼用)にも対応しています。SIMカードは別途用意する必要があります。

対応バンドは、以下の通りです。

4G LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/17/B20/B38/B40

3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8

2G GSM: B2/B3/B5/B8

4Gは、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応し、VoLTE通話にも対応しています。

自分のSIMカードが対応しているかどうかは以下のページで調べることができます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

評価

CHUWI HiPad XPro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

CHUWI HiPadシリーズの最新モデルになります。「CHUWI HiPad Max」よりも性能が低くなりますが、全体的なスペックは比較的高めで価格も安いです。

プロセッサはUnisoc T616でAntutu総合で約22万ほど。8GBメモリ、128GBストレージ、7000mAバッテリ搭載なので、かなり快適に使えるでしょう。

また、背面カメラは13MP+0.3MPの2眼構成で、オートフォーカスや背景ぼかしが使えるなどかなり本格的です。4G LET通信、クアッドスピーカー、Widevine L1、Googleキッズスペースなどに対応している点も大きなメリットです。

CHUWI HiPad XPro」の発売時の価格は、US $169.99 (日本円で2万2千円ほど)。コスパに優れる10型のAndroid 12タブレットを探している人におすすめです。

販売・購入先

CHUWI HiPad XPro」は、

Amazonで22,900円(4900円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で23,900円 (税込・送料無料・10%OFFクーポン付き)、

ヤフーショッピングで18,600円(税込・送料無料)、

AliExpressでUS $179.99 (日本円で約26,020円)、

米国 Amazon.comで$149.99 (日本円で約21,680円)、

で販売されています。

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他のCHUWIタブレットと比較

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