2020年3月に発売された「Dragon Touch NotePad K10」のスペック、Antutuベンチマーク、評価、価格を紹介! 他のタブレットの比較・違いも紹介します。
※2021年4月、「Dragon Touch MAX10 PLUS」が発売されました。
※2020年9月、「Dragon Touch NotePad 102」が発売されました。
※2019年から「Dragon Touch MAX10」も発売中です。
「Dragon Touch NotePad K10」
「Dragon Touch NotePad K10」はAndroid 9.0を搭載した10.1型のタブレット。厚さ 9.3mm、重さ約 520gのボディにMediaTek MTK8163 クアッドコア プロセッサと2GBメモリを搭載。HD画質の IPS液晶、32GBストレージ、 5000mAhバッテリー、背面 8MPのメインカメラ、前面 2MP のフロントカメラを備えるほか、
HDMI出力、FMラジオ機能、Google Playストア、Wi-Fiデュアルバンド、GPS通信(Wi-Fi経由)にも対応している。
「Dragon Touch NotePad K10」のスペック・仕様
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280×800 ドットの IPS液晶
※5点マルチタッチ - プロセッサ MediaTek MTK8163 クアッドコア
※28 nm / 64-bit / 4コア / 最大1.3GHz - CPU Cortex-A53
- GPU ARM Mali-T720
- RAM(メモリ) 2GB
- ストレージ 32GB
- 外部ストレージ 128GB
- バッテリー 5000mAh / 3.7V
- 駆動時間(連続) Web閲覧で10時間、動画再生で5時間、ゲームプレイで5時間、音楽再生で50時間
- 電源 5V/2A
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 2MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) 、Bluetooth 4.0、GPS(Wi-Fi経由)
- インターフェース Micro USB × 1(5V/2A)、microHDMI× 1、3.5mm イヤホンジャック
- マイク:MIC × 1 内蔵
- スピーカー:8Ω/1W × 2内蔵
- FMラジオ機能 対応
- GSM認証 対応
- Google Playストア 対応
- OS Android 9.0
- 言語 日本語を含むマルチ言語に対応
※デフォルト言語は英語。日本語に変更するには設定で日本語を選択する必要あり - サイズ 約240.2 x 170.2 x 9.3mm
- 重量 約 520g
- カラー ブラック
- 付属品 充電用USBケーブル、取扱説明書、5V/2A充電器
「Dragon Touch NotePad K10」の Antutuベンチマーク
「Dragon Touch NotePad K10」のAntuduベンチマークスコアはまだ公開されていませんが、
プロセッサが「Winnovo T10」と同じため、ベンチマークスコアもほぼ同じになることが予想されます。
「Winnovo T10」のAnTuTuベンチマークスコアが判明。総合で4万3千点を超えていました。プロセッサはMediaTek MTK8163 クアッドコアです。 pic.twitter.com/HiKYDG5e6s
— BURARI (@akiba_burari) February 14, 2020
「Winnovo 10」のAnTuTuアプリによるベンチマークスコアは、
総合で「43846」、CPUで「19955」、GPUで「2474」、MEMで「4882」、UXで「16535」。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
「Dragon Touch NotePad K10」の機能
「Dragon Touch NotePad K10」には以下の機能が利用できるようになっています。
HDMI機能
「Dragon Touch NotePad K10」にはmicroHDMIポートが搭載されているため、外部ディスプレイやテレビに出力することができます。有線でのケーブル接続なので、ワイヤレス接続と比べて安定した通信が可能です。
動画視聴中に絶対に途切れないようにするにはこの機能が必須です。なお、この機能は上位モデルの「Dragon Touch MAX10」には搭載されていませんでした。
「Dragon Touch MAX10」・・・HDMI出力に非対応で利用不可
「Dragon Touch K10」・・・HDMI出力に対応
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・HDMI出力に対応
「Winnovo T10 」 ・・・HDMI出力に対応
FMラジオ機能
「Dragon Touch NotePad K10」ではFMラジオ機能が搭載されています。詳細は不明ですが、やはりラジオがあると、用途の幅が広がり、かなり便利に使えそうです。AMラジオには対応していないので、FMラジオのみ聴きたい人におすすめです。なお、この機能は他社の10.1型のタブレットには搭載されていませんでした。「Dragon Touch S8」などドラゴンタッチシリーズでは搭載されているようです。動画でFMラジオの様子もチェックできます(※海外のFMラジオ)
「Dragon Touch NotePad K10」の性能
「Dragon Touch NotePad K10」の性能を、項目別(ディスプレイ、プロセッサ、ストレージ、バッテリー、通信、カメラ、ボディ)にまとめてみました。
ディスプレイの性能
「Dragon Touch NotePad K10」は 10.1インチ、解像度1280×800 ドットの IPS液晶を搭載しています。タッチ操作は5点マルチタッチに対応しています。前モデルと比較してみると、やはり「Dragon Touch K10」と同じディスプレイを採用しているようです。IPS液晶であることは共通していました。
「Dragon Touch MAX10」・・・10.1インチ 1200 x 1920 pxの IPS液晶
「Dragon Touch K10」・・・10.1インチ解像度1280×800ドットのIPS液晶
なお、「Dragon Touch MAX10」はフルHD画質で、「Dragon Touch NotePad K10」よりも小さな字がはっきりくっきりと見えます。写真や動画などではあまりきになりませんが、電子書籍やPDFファイルの閲覧になると違いが出てきます。また、「Dragon Touch MAX10」にはブルーライト低減機能がついており、長時間の読書などでも目が疲れにくくなっています。
プロセッサの性能
「Dragon Touch NotePad K10」は MediaTek MTK8163 クアッドコア プロセッサを搭載しています。このプロセッサは28 nm プロセスで製造された64ビット対応の4コアプロセッサで最大1.3GHzの周波数で駆動します。前モデルと比べてみると、やはり「Dragon Touch K10」と同じものでした。「Dragon Touch MAX10」はオクタコア(8コア)なので、4コアの「Dragon Touch NotePad K10」よりもパワーがあり、より高速に動作します。
「Dragon Touch MAX10」・・・Unisoc SC9863A オクタコア
「Dragon Touch K10」・・・MediaTek MTK8163 クアッドコア
「Dragon Touch NotePad K10」のAnTuTuベンチマークスコアは、総合で約4万ほどになります。このスコアは10.1インチの「Winnovo T10」、「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」とほぼ同じベンチマークスコアになり、1万円前後で販売されている10.1型のタブレットとしては標準レベルになります。
最新のスマートフォンと比べると、スコアが低すぎるように思われますが、口コミ情報で調べると、「サクサクと動く」、「意外と速かった」という反応が多いです。ふつうにネットで調べものしたり、Youtubeなどの動画を試聴したり、音楽を再生したりする分には十分な性能であるといえるでしょう。
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・AnTuTuベンチマークスコア総合で「45367」
「Winnovo T10 」・・・AnTuTuベンチマークスコア総合で「43846」
なお、もしもこれ以上にプロセッサ性能の高いものを求めると、価格が1万5千〜2万円ほどになります。使い勝手とコストとのバランスを考えると、この辺りの性能が低価格タブレットとして最も妥当なレベルであるようです。
ストレージの性能
「Dragon Touch NotePad K10」は32GBのストレージを内蔵しています。この他に別売のmicroSDカードを利用することで、最大128GBまで拡張することができます。
前モデルと比較してみると、「Dragon Touch K10」よりも容量が2倍多くなり、拡張できるストレージ容量も2倍多くなっています。上位モデルの「Dragon Touch MAX10」とは全く同じ仕様です。
「Dragon Touch MAX10」・・・32GB・最大128GBまで
「Dragon Touch K10」・・・16GB・最大64GBまで
バッテリー性能
「Dragon Touch NotePad K10」は5000mAh バッテリーを搭載し、Web閲覧で10時間、動画再生で5時間、ゲームプレイで5時間、音楽再生で50時間 駆動できるようになっています。前モデルと比較してみると、バッテリー容量は全く同じでした。おそらく駆動時間もそれほど大きく変わっていないように思います。
「Dragon Touch MAX10」・・・5000 mAh ・6時間ほど
「Dragon Touch K10」・・・5000mAh・5〜6時間ほど
ただし、OSがAndroid 9.0になったことで、バッテリー消費が大幅に抑えられるようになっており、その分「Dragon Touch NotePad K10」の方がより長く駆動できるようになっていることは間違いありません。
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・6600mAh・動画再生時で6時間
「Winnovo T10 」・・・6600mAh
他社のAndroid 9.0搭載の10.1型タブレットと比較してみると、「Dragon Touch NotePad K10」は約1600mAhほどバッテリー容量が少なくなっています。時間に換算すると、おそらく2時間ほどの差があると思われます。
通信の性能
「Dragon Touch NotePad K10」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.0をサポートしています。GPSはWi-Fi経由でのみ利用できます。前モデルの「Dragon Touch K10」はWi-Fiデュアルバンドに対応していなかったので、この点も新たに強化されたようです。なお、「Dragon Touch MAX10」のBluetooth バージョンは4.2で、より高速で途切れづらい通信が利用できるようになっています。
「Dragon Touch MAX10」・・・Wi-Fiデュアルバンド対応・Bluetooth4.2・GPS
「Dragon Touch K10」・・・Wi-Fiデュアルバンドに非対応・Bluetooth 4.0
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・Wi-Fiデュアルバンド対応・Bluetooth4.0・GPS
「Winnovo T10 」 ・・・Wi-Fiデュアルバンド対応・Bluetooth4.0・GPS
カメラの性能
「Dragon Touch NotePad K10」は背面に8MP(800万画素)カメラ、前面に2MP(200万画素)カメラを搭載しています。これまでのドラゴンタッチシリーズでは背面200万画素だったので、画素数が500万も上がったことになります。
また、他社のタブレットは背面に500万画素カメラを搭載ていることが多いため、「Dragon Touch NotePad K10」の方が高画質な写真を撮影することができます。
「Dragon Touch MAX10」・・・背面200万画素、前面200万画素
「Dragon Touch K10」・・・背面200万画素、前面200万画素
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・背面500万画素、前面200万画素
「Winnovo T10 」 ・・・背面500万画素(オートフォーカス対応)、前面200万画素
ボディ・筐体デザイン・防水の性能
「Dragon Touch NotePad K10」のサイズは 約240.2 x 170.2 x 9.3mmです。また、重量は約 520g。カラーはブラックのみを採用しています。他のタブレットと比べてみると、厚さは前モデルの「Dragon Touch K10」よりも0.7mm薄くなっており、重さは67gも軽くなっています。デザインは「Dragon Touch K10」とほぼ同じで、大きな変化はないようです。
「Dragon Touch MAX10」・・・約240.8 x 167.5 x 8.7mm、約 550g、ブラック、
「Dragon Touch K10」・・・24.2 x 17.0 x 1.0 cm、587g、ホワイト、ブラック
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」・・・24.13 x 17.17 x 0.89 cm、約510g、グレイ
「Winnovo T10 」 ・・・サイズ・重量は不明、ブルー、ブラック、グレー
「Dragon Touch NotePad K10」のメリット・デメリット
「Dragon Touch NotePad K10」のメリット・デメリットを、前モデルや他社のタブレットとの違いをふまえてまとめてみました。
メリット
前モデルの「Dragon Touch K10」よりもストレージ容量が16GB分多くなっている
前モデルの「Dragon Touch K10」(Android 8.1)と違い、Android 9.0 OSの機能を利用できる
前モデル「Dragon Touch MAX10」と違い、HDMI出力に対応している
前モデル「Dragon Touch K10」と違い、Wi-Fiデュアルバンドに対応している
背面に800万画素カメラを搭載し、高画質な写真を撮影できる
価格が安い(※クーポンで割引されるため)
デメリット
5点マルチタッチ対応なので、ゲームプレイ時のタッチ反応性があまり良くない
プロセッサの性能が高くないので、ゲーム用途には向いていない
「Dragon Touch MAX10」にはブルーライト低減機能がついていない
最新タブレットに採用されているUSB Type-Cポートではなく、旧式のmicroUSBポートになっている
Bluetooth のバージョンが4.0とやや古い
「Dragon Touch NotePad K10」と前モデル「K10」の違い
「Dragon Touch NotePad K10」と前モデル「Dragon Touch K10」の違いをまとめてみました。
ストレージ容量を32GBに増強
前モデル「Dragon Touch K10」は16GBでした。
外部ストレージで128GBまで拡張可能に
前モデル「Dragon Touch K10」は64GBまでしか拡張できませんでした。
Wi-Fiデュアルバンドに対応
前モデル「Dragon Touch K10」はWi-Fiデュアルバンドに対応していなかったため、5GHz帯の高速Wi-Fi通信が利用できませんでした。
ボディが薄く軽量になった
前モデルの「Dragon Touch K10」よりも0.7mm薄く、67gも軽くなっています。
OSをAndroid 9.0にアップグレード
特にOSをAndroid 8.1からAndroid 9.0にアップグレードされていることが大きな違いです。これにより、新しいナビゲーションUIや電源ボタン長押しでのスクリーンショット、画面回転を簡単にできる機能、アプリごとの通知設定、バッテリー節約機能、ディスプレイの自動明るさ調整、スマホ使いすぎ防止機能などの新しい機能が使えるようになっています。
「Dragon Touch NotePad K10」の価格
「Dragon Touch NotePad K10」は、
Amazonで11,999円(2000円OFFクーポン付き)、
楽天市場で13,500円 (税込)、
ヤフーショッピングで15,638 円(送料別)、
米国 Amazon.comで$119.99 (日本発送は+ $13.15)、
AliExpressでUS $135.99 、
で販売されています。
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他のタブレットと比較
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「Fire HD 10」(2021)
★「Hyjoy HB901」(9インチ・Android 10 Go)
★「VANKYO P40」(microHDMI出力)
★「VIVIMAGE E10」(microHDMI出力)
★「MARVUE M20」(microHDMI出力)
★「Dragon Touch MAX10 PLUS」(Android 10)
★「Teclast M18」(Android 8.0・HDMI出力・10.8インチ)
★「Alldocube iPlay 20」(Android 10.0)
★「Teclast P20HD」(Android 10)
★「Blackview Tab 8」(Android 10.0)
★「Alldocube X Neo」(Android 9.0・有機EL液晶)
★「VUCATIMES N10」(Android 10.0)
「ALLDOCUBE iPlay10 Pro」(HDMI出力に対応)
「Winnovo T10」(HDMI出力に対応)
★「Dragon Touch NotePad 102」(10.1インチ・Android10.0)
★「Dragon Touch MAX10」(10.1インチ)
他のDragon Touchタブレットと比較
その他にもおすすめの Dragon Touchタブレットはまだまだたくさんあります。最新モデルが続々と入荷しているのでぜひ比較してみてください。
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