アナログ液晶のスマートウォッチ「Withings Move」を紹介!GPS機能と30種目以上のスポーツ アクティビティ計測機能を備えたスマートウォッチとして注目の製品。「GLAGOM ONE」や「LIFE2」にはない魅力をもっている。
やっぱり出た?! 「Withings Move」への勘違いレビュー続出の件
「Withings Move」で最も的をはずした低品質なレビューは、計測機能の「正確さ」に言及したものだろう。
そもそも「Withings Move」を買い求める人は、「ファッション性」と「価格」を重視している人で、基本的に「アナログ時計」として使うことをメインの用途としている。
はっきり言ってしまえば、スマートウォッチとしての機能は「おまけ」程度のもので、GPSの移動距離が正確でないとか、通信が途切れるとかといった問題はあまり気にしないだろう。
もしどうしてもそれらの機能が必要ならば、GPS機能を備えた他のスマートウォッチを探した方が無難だ。
しかし、そうはいっても、「Withings Move」がGPS機能を備えている点は評価すべき点だろう。同じアナログ液晶の「LIFE2」や「GLAGOM ONE」にはGPS機能が搭載されていないため、速度や距離、移動経路などを計測できない。
また、「Withings Move」は30種目以上のスポーツ アクティビティ計測機能を備え、サイクリングやダンス、テニスなどは自動で計測することもできる。
低価格なスマートウォッチであるために過剰な期待は禁物だが、ちょっとしたアクティビティを計測して確認する程度なら便利に使えるだろう。
「Withings Move」
GPS搭載のアナログ液晶スマートウォッチ
「Withings Move」はアナログ風のデザインを採用したスマートウォッチ。目標達成率を示すサブダイヤル付きの文字盤にGPSセンサーを搭載。リアルタイムでアクティビティを計測できるほか、睡眠の計測、スマートウェイクアップ機能、18カ月間 連続して使用できるバッテリー(コイン電池を使用)、50m防水、Bluetooth Low Energyにも対応している。
公式製品紹介ページはこちら
https://www.withings.com/jp/ja/withings-move
「Withings Move」のスペック
- 計測できるもの 歩数、距離、消費カロリー、睡眠(深さ・中断の計測)、速度(ペース・最速・平均)、距離、時間
- 機能 活動量計としての計測、GPS機能でリアルタイム計測・30種目以上のアクティビティ計測(自動計測あり)・達成率を針で表示・睡眠の計測・スマートウェイクアップ機能、アラーム機能(サイレントアラームあり)
- アプリ 無料の「Health Mateアプリ」
- アプリの対応OS iOS 10.0、Android4.0以降
- 駆動時間 最大で18カ月間
- 電源 CR2430コイン型電池(交換も可)
- 防水 50m防水(5 ATM)
- 通信 Bluetooth Low Energy対応
- リストバンド シリコーンバンド 手首周り 20cmまで
- ウォッチケース プラスチックとステンレスケース
- ケースのサイズ / 重さ 直径38mm、厚み12.9mm / 重量 約32g
計測できること
歩数、距離、消費カロリー、睡眠(深さ・中断の計測)、速度(ペース・最速・平均)、距離、時間などを計測できる。
機能
GPS機能でリアルタイム計測
本体にGPSセンサーを搭載し、距離や時間(ペース・最速・平均)、移動距離(コース)、標高をリアルタイムで計測することが可能。連携したスマートフォンには計測したデータをリアルタイムで表示できる。
30種目以上のアクティビティを計測 達成率を針で表示
スポーツモードを搭載し、30種目以上のアクティビティを計測することが可能。計測・記録したデータはスマートフォン上のアプリで管理することが可能で、目標設定も可能で、設定した達成率を時計上の針で表示することもできる。
自動で計測できるものは、卓球・サイクリング・バトミントン・バスケットボール・バレーボール・ボクシング・テニス・スカッシュ
ジム(重量上げ)・サッカー・ダンス。
自動計測しないでアプリに計測・記録できるものは、ホッケー、スイミング、ヨガ、ラグビー、ハイキング、サーフィン、スノーボード、ハンドボールなど15種目以上がある(※本体のサイドボタンを長押しすることで、トレーニングセッションが開始される)。
睡眠の計測&スマートウェイクアップ機能
睡眠サイクル(浅い眠り、深い眠り)を時間ごとに記録し、独自のアルゴリズムで日々の睡眠を点数化。
過去の睡眠パターンと比較し、睡眠の質を分析できるほか、スマートウェイクアップ機能で、事前に設定した時間枠内での最適なタイミングでアラームを起動することができる(サイレントアラームも利用可)。
スマホ連携
スマートフォンとはBluetooth経由で連携が可能。無料の「Health Mateアプリ」でグラフ化された計測データを確認できる(※スマートフォンの通知を知らせる機能はなし)。アプリでは、アクティビティ、睡眠、体重などを総合管理できるほか、数値の推移、進捗状況、コーチングプログラム(アドバイス)を確認することが可能。一日の歩数や、週に1回はダンスがしたい、2回はテニスがしたいなど、特定の運動を週に何回行うかなどの目標設定も行える。アプリの対応OSは iOS 10.0、Android4.0以降。
ディスプレイ
ディスプレイにはアナログ風の円形 文字盤を搭載。時間と分を示す針のほかに、目標達成率を表示するダイヤル(針もあり)も用意されている。文字盤には時間・分の表示のみ。秒の表示には対応していない。
ボディ・筐体・防水
ボディは50m防水に対応。約50mの浸水にも耐える防水性で、水仕事や水上スポーツ(水泳・ヨット・釣りなど)に耐えられるようになっている。また、ボディのウォッチケース にはプラスチック&ステンレス素材を採用。サイズは直径38mmで、厚み12.9mmとなっている。
「Withings Move」と「LIFE2」の違い
「Withings Move」と「LIFE2」はどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみよう。
GPS機能の違い
「Withings Move」はGPSセンサーを本体に搭載し、速度や距離、ルート、ペースなどをリアルタイムで計測できる。
「LIFE2」はGPSセンサーを搭載していないため、速度や距離を計測するためにスマートフォンを必要とする。
スマートフォン通知の違い
「Withings Move」はスマートフォンの通知(メールやSNSなど)を受け取ることができない。
「LIFE2」はスマートフォン通知に対応し、電話、SMS、メッセージの着信をバイブレーションで知らせてくれる。
スポーツモードの違い
「Withings Move」は30種目以上のアクティビティを計測できる。自動計測にも対応する。
「LIFE2」はランニングのみ計測できる。自動計測にも対応する。
ディスプレイ(文字盤)の違い
「Withings Move」には目標達成率を表示するサブダイヤルがある。
「LIFE2」は時計表示の文字盤のみ。
アプリの違い
「Withings Move」は無料の「Health Mateアプリ」でグラフ化された計測データを確認。コーチングプログラム(アドバイス)も受けられる。
「LIFE2」は無料の「Noerden Life」で計測したデータを一元管理できる。
「Withings Move」と「GLAGOM ONE」の違い
「Withings Move」は「GLAGOM ONE」とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみよう。
心拍数 計測 の違い
「Withings Move」は心拍計を搭載していないため、単体で心拍数を計測できない。
「GLAGOM ONE」は心拍計を搭載し、心拍数を計測してディスプレイ上に表示できる。
GPS機能の違い
「Withings Move」はGPS機能搭載で、速度や距離、ルートなどを計測できる。
「GLAGOM ONE」はGPS機能を搭載していない。
ディスプレイの違い
「Withings Move」はEink電子ペーパーディスプレイを採用し、通知を画面上に表示できる。
「GLAGOM ONE」はアナログ文字盤のみで、通知機能も搭載されていない。
スマートフォン通知の違い
「Withings Move」はスマートフォンからの通知に対応していないため、SNSやメールの受信を振動で知らせることができない。
「GLAGOM ONE」はスマートフォンからの通知を画面上に表示できる。
バッテリー(電源)と駆動時間の違い
「Withings Move」はCR2430コイン型電池を採用し、最大で18カ月間 連続して使用できる。
「GLAGOM ONE」はバッテリーを内蔵し、1回のフル充電で、最大30日間 使用できる。
防水の違い
「Withings Move」は50m防水で水仕事や水上スポーツ(水泳・ヨット・釣りなど)に耐えられる。
「GLAGOM ONE」は3気圧防水(30メートル生活防水)で、雨が少しかかる程度や手を洗う時にかかる水滴程度まで耐えられる。
機能の違い
「Withings Move」は活動量計としての計測、GPS機能のリアルタイム計測・30種目以上のアクティビティ計測(自動計測あり)・達成率を針で表示・睡眠の計測・スマートウェイクアップ機能、アラーム機能(サイレントアラームあり)。
「GLAGOM ONE」は活動量計としての計測、スマートフォンからの通知 機能、4つのモード(ビジネス・スポーツ・レジャー・省電力)、リマインダー機能、睡眠、心拍数の計測。
「Withings Move」のメリットとデメリット
「Withings Move」にはどのようなメリットとデメリットがあるのだろうか? 「GLAGOM ONE」や「LIFE2」の比較を参考にして、長所と短所をまとめてみよう。
メリット
・GPS機能が使える
※「GLAGOM ONE」や「LIFE2」にはGPS機能がないため、速度や距離、ルートなどをリアルタイムで確認することができない。
・アナログデザインでおしゃれ感がある
※「LIFE2」に似たスッキリとしたシンプルなデザイン。文字盤の中にサブダイヤルがある分、おしゃれ感がアップしている。
・サブダイヤルで目標達成率がひと目で分かる
※事前にアプリで設定が必要。「GLAGOM ONE」の場合は、文字盤ダイヤルの白色ライトで知らせる機能がある。
・30種目以上のスポーツ アクティビティを計測できる
※「GLAGOM ONE」や「LIFE2」には30種目以上のスポーツ アクティビティを計測する機能はない。
・充電の手間なし 最大で18カ月間 使える
※「GLAGOM ONE」は充電式のため、手間がかかる。
・防水対応
※50m防水
・価格が安い
※Amazonで7,896円
※「LIFE2」は11,664円
※「GLAGOM ONE」は27,000円
デメリット
・単体で心拍を測定できない
※「GLAGOM ONE」は心拍を測定できる
・スマートフォンからの通知に対応していない
※「GLAGOM ONE」や「LIFE2」はスマートフォンからの通知に対応している。
・液晶ディスプレイがない
※「GLAGOM ONE」はEink電子ペーパーディスプレイが搭載されている。
・アプリを追加できない
※Google Wear OS搭載のスマートウォッチはアプリを追加できる。
・高級感があまりない
※「GLAGOM ONE」は高級感がかなりある
・GPS計測 結果を見るためにスマートフォンを必要とする
※液晶ディスプレイがないため
総合 評価
動画レビューで分かるとおり、「Withings Move」のデザインは非常にシンプルでスマートな印象を受ける。「LIFE2」のデザインとはサブダイヤルがある点で決定的に異なり、若干 厚みもあるようだ。
機能面ではGPS機能が使えることが最大の魅力。「GLAGOM ONE」や「LIFE2」にはGPS機能がなかったので、速度や距離、ルート(移動経路)などを測定したいときには非常に便利だ。
ただし、「GLAGOM ONE」や「LIFE2」では使えたスマートフォンからの通知機能が省かれており、基本的には活動量や睡眠、スポーツ アクティビティを計測するといった用途に限られるだろう。
価格が一万円以下と安いので、ファッションアイテムとして使いたいと考えている人にも最適。プライベートで使えるオシャレなアナログ液晶のスマートウォッチを探している人におすすめしたい。
日本限定モデルも発売!
ソフトバンクコレクションから、「Withings Move」の日本限定モデルも発売されている。カラーは「ダークブルー&アイスブルー」と「コーラル&グレー」の2色。ベルトと文字盤の縁、アクティビティ目標の達成度を表すサブダイヤルをSoftBank SELECTIONオリジナルカラーでデザインされている。文字盤にはメイド・イン・フランスを表すフランス国旗も刻印されている。販売はSoftBank SELECTION オンラインショップとYahoo!ショッピングのみで、各色100台の限定販売となる。価格は1万1750円(税込)。
「Withings Move」の価格
「Withings Move」の価格はAmazonで7,896円。「LIFE2」(11,664円)や「GLAGOM ONE」(27,000円)よりも安く買えるのも魅力的だ。
Amazonで「Withings Move」をチェックする
楽天市場で「Withings Move」をチェックする
ヤフーショッピングで「Withings Move」をチェックする
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