「GLAGOM ONE」は最高のアナログ風スマートウォッチか?


GLAGOM の ハイブリッド スマートウォッチ「GLAGOM ONE」グラーゴム ワン)を紹介!Eink電子ペーパーディスプレイ採用で、ソニー「FES Watch U」より多彩な機能が利用できる。

「GLAGOM ONE」の完成度は驚くほど高い?!

GLAGOM ONE」の前身となる「GLIGO Watch」は、もともとクラウドファンディングで出資を募った製品だった。

2018年にクラウドファンディングサイトINDIEGOGOに登録後、瞬く間に目標額の4000万円を突破し、製品化が実現。その名を世界中に轟かせることになった。

今回Amazonで発売された「GLAGOM ONE」はその「GLIGO Watch」の正式な製品版で基本的な機能やデザインなどは共通している。

ただし、その完成度は驚くほど高く、これまで発売されてきた電子ペーパーディスプレイとは別次元。質感の高いボディにしっかりとした通知機能を備え、最大30日間 という驚異的なバッテリー駆動時間も備えている。

また、特筆すべきは物理的な時針・分針があるために通常のアナログ時計と全く同じように使えること。活動量計としての機能やリマインダー機能、4つのモード(ビジネス・スポーツ・レジャー・省電力)なども備えており、使い勝手にも優れている。

価格は27,000円で、電子ペーパ搭載のソニー「FES Watch U」(39,229円)よりも1万2千円ほど安い。Eink電子ペーパー搭載のアナログ風スマートウォッチを探している人におすすめだ。

※現在は予約販売中。発送は7月31日。Amazon.co.jpと楽天市場では20%分のポイントプレゼントキャンペーンを実施。キャンペーン期間は8月12日までとなる。

公式製品紹介ページはこちら
https://www.glagom.jp/

「GLAGOM ONE」(GL101J) スペック 一覧

  • ディスプレイ E-Ink社製 電子ペーパーディスプレイ
  • 主な機能 – 着信通知 (電話/メール/SMS)、心拍数計測、歩数計測、 各種通知 (リマインダー、アラームなど
  • 使用電池 ディスプレイ充電式リチウムイオンバッテリー (100mAh) ムーブメント酸化銀電池 (ボタン電池 SR621SW)
  • バッテリー駆動時間  ディスプレイ最大 30 日間
  • ムーブメントの駆動時間 約 2 年
  • 充電時間 約 2.5 時間
  • 充電方式 マグネット圧着式USB充電ケーブル
  • 通信 Bluetooth Low Energy 4.2
  • 動作温度 -10℃ ~ +50℃
  • 防水性 3気圧防水
  • サイズ 約 41 × 13 mm (本体部分の直径 × 厚み)
  • 重量 約 48 g (バンドを除く)
  • ケース 材質 316L ステンレススチール
  • 本体サイズ 41(直径)×13(厚さ)mm
  • 重量 約48g(バンドを除く)
  • ケースカラー シルバー、ブラック、ゴールド
  • バンド 幅 22mmを採用する。

「GLAGOM ONE」 スペック 詳細

Eink電子ペーパー採用のアナログ風 スマートウォッチ

GLAGOM ONE」はEink電子ペーパーディスプレイ表示とアナログ時計表示が可能なハイブリッド スマートウォッチ。直径41mmの文字盤にEink電子ペーパーディスプレイと2針アナログの日本製クォーツムーブメントを採用。最大30日間 駆動するバッテリー、約2年の連続使用が可能な日本製 クオーツを搭載するほか、スマートフォンへの電話着信、メール、SNSの通知、リマインダー機能、歩数、睡眠状態、心拍数の計測と記録、4つのモード(ビジネス・スポーツ・レジャー・省電力)、3気圧防水 にも対応している。

何を計測するの?

スマートフォンと連携することで、歩数、消費カロリー、移動距離測定、睡眠状態、心拍数の計測・記録、長時間着席による血流の低下と水分補給の注意喚起などが可能になっている

どんな機能があるの?

主な機能は活動量計としての計測とスマートフォンからの通知 機能。

通知機能では、電話着信、SMSメール着信、LINE、Facebook、SkypeなどのSNS通知などの項目を予めONにしておくことで、着信がある際にアイコン表示と振動で知らせてくれる。

また、ディスプレイ表示を使用シーンに合わせて4つのモードから設定することが可能。スケジュールの開始時間を表示する「ビジネスモード」、1日の歩数目標を表示する「スポーツモード」(アプリで目標運動量を設定すると、完成パーセンテージがダイヤルに白いバーで表示される)、2カ国の時刻を同時に表示する「レジャーモード」、ディスプレイに何も表示しない「省電力モード」に切り替えて使用できる。

そのほか、特定の時間帯を文字盤ダイヤルに白色のリマンドバーとして表示することが可能(※アプリを利用)。当日のダイヤルを見ることで瞬時に確認できるほか、予定の時間に振動でも知らせてくれる。

スマホと連携できるの? アプリは?

スマートフォンとはBluetoothで接続。専用アプリ「GLAUCOMA」を利用することで、ライフログの記録や、通知の設定などが行える。活動量計機能で心拍数や、歩数、睡眠時間を日、週、月単位で表示することも可能。歩数目標などの設定も行えるほか、時計の表示モードの切り替えも行える。なお、専用アプリは、App Store とGoogle Playで無料で配信される。

ディスプレイはどうなってる?

文字盤にEink電子ペーパーディスプレイを採用。紙と同じように反射光を利用して表示を行うため、直射日光に当たっても見やすく、目への負担が少ない。また、本体右下のボタンから、ホワイト表示とブラック表示に切り替えることが可能。Eink電子ペーパーディスプレイとは別に物理的な時針・分針も備え、アナログ時計として使用することもできる。

バッテリー駆動時間 はどうなってる?

バッテリー駆動時間は1回のフル充電で、最大30日間。充電できなくなっても、アナログ時計として時間を確認できる。また、クォーツムーブメントは最大2年間電池交換なしで使用できる。

ボディはどうなってる?

ボディは 3気圧防水(30メートル生活防水)に対応。雨が少しかかる程度や手を洗う時にかかる水滴程度まで耐えられる。

また、ムーブメント(時計の動作機構)には、日本製クォーツを採用。スマートウォッチ部分とは別の電池で駆動し、最長で2年間動作する。

通信は?

通信はBluetooth Low Energy 4.2をサポート。低消費電力の通信モードで、Bluetooth通信使用時でも電力消費が少なく、長時間駆動できるようになっている。

サイズや重さ、バンド幅はどうなってる?

本体サイズは41(直径)×13(厚さ)mmで、重量は約48g(バンドを除く)。ケースカラーは、シルバー、ブラック、ゴールドの3色を用意する。ラグ幅(バンド幅)は22mmを採用する。

「GLAGOM ONE」VS ソニー「FES Watch U」

GLAGOM ONE」は、電子ディスプレイを搭載したスマートウォッチ ソニー「FES Watch U」とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみよう。

物理的な時針・分針がある

GLAGOM ONE」は文字盤にEink電子ディスプレイを搭載し、それとは別に物理的な時針・分針も備えている。一方、ソニー「FES Watch U」は物理的な時針・分針はなく、電子ディスプレイ上でアナログ時計のような表示ができるようになっている。

ホワイト・ブラック表示に瞬時に切り替えられる

GLAGOM ONE」は本体右下のボタンから、ホワイト表示とブラック表示に切り替えられるようになっている。一方、ソニー「FES Watch U」は本体のボタンからデザインを変更できるものの、予めスマホなどでデザインテンプレートをダウンロードし、設定しておく必要がある。「GLAGOM ONE」は事前の設定なしでホワイト表示とブラック表示に切り替えられる。

バッテリー駆動時間が2倍長い

GLAGOM ONE」は一度の充電で30日間駆動するバッテリーを搭載している。一方、ソニー「FES Watch U」は通常モードで約14日間の駆動が可能。「GLAGOM ONE」の方が2倍長く駆動できることが分かる。

通知・活動量計の測定機能がある

GLAGOM ONE」にはスマートフォンからの通知を知らせたり、日々の活動量を計測・記録したりする機能が搭載されている。一方、ソニー「FES Watch U」には通知・活動量計の測定機能がなく、スマートフォンで撮影した画像を転送し、文字盤、ベルトに表示させたり、様々なクリエイターがデザインしたUIをダウンロードして使用したりする機能しか利用できない。

4つのモードを利用できる

GLAGOM ONE」はスマートフォンからの通知や活動量計としての機能の他に、4つのモード(ビジネス・スポーツ・レジャー・省電力)が利用できるようになっている。具体的にはスケジュールの開始時間を表示したり(ビジネスモード)、1日の歩数目標を表示したり(スポーツモード)、2カ国の時刻を同時に表示したり(レジャーモード)、ディスプレイに何も表示しないようにしたり(省電力モード)できる。一方、ソニー「FES Watch U」には、「GLAGOM ONE」の4つのモードに相当する機能を備えていない。

防水性能は劣る

GLAGOM ONE」は3気圧防水に対応。雨が少しかかる程度や手を洗う時にかかる水滴程度まで耐えられる。一方、ソニー「FES Watch U」はIPX5/IPX7の防水に対応し、水の噴射を直接浴びても耐えられるようになっている。

「GLAGOM ONE」は買うべきか?

GLAGOM ONE」は本当に買うべきスマートウォッチなのだろうか? メリットやデメリット、電子ディスプレイを搭載したスマートウォッチ ソニー「FES Watch U」との比較を参考にして、その是非を明らかにしてみよう。

メリット

・アナログ時計風でビジネスシーンでも違和感なく使用できる

※物理的な時針・分針がある

・Eink電子ディスプレイ搭載で太陽光下でもくっきり表示される

※通常のスマートウォッチよりも目の負担が少ない

・内蔵バッテリーが使えなくなっても、アナログ時計として使える

※物理的な時針・分針があるため。ソニー「FES Watch U」には物理的な時針・分針がない。

・スマートフォンへの通知機能が利用できる

※ソニー「FES Watch U」は利用できない

・活動量計として利用できる

※歩数、睡眠状態、心拍数の計測・記録が可能
※ソニー「FES Watch U」は利用できない

・一回の充電で30日間 使用できる

※ソニー「FES Watch U」は14日間

・4つのモードを利用できる

※ビジネス・スポーツ・レジャー・省電力モードが利用できる
※ソニー「FES Watch U」は利用できない

・デザインがおしゃれでプライベートでも使える

デメリット

・Google Wear OSとは違い、アプリを追加できない

・文字盤デザインのカスタマイズができない

※ソニー「FES Watch U」は文字盤デザインの変更ができる

・防水性能がやや劣る

※3気圧防水に対応
※ソニー「FES Watch U」はIPX5/IPX7の防水に対応

・GPS機能がない

・やや大きめのサイズ

※直径41mm

「GLAGOM ONE」の評価

レビュー動画を見ると、「GLAGOM ONE」(※GLIGO Watch)の質感が非常に高いことが分かる。今まで多数のEink搭載のスマートウォッチを見てきたが、これほどアナログ時計として質感の高いスマートウォッチは初めてである。

また、通知機能もしっかりとしており、電話着信、SMSメール着信、LINE、Facebook、SkypeなどのSNS通知が画面上のアイコンではっきりと確認できるようになっている。もちろん、Eink電子ペーパーディスプレイを搭載しているため、太陽光の下でもはっきりくっきり見える。

機能面では文字盤ダイヤルに白色の光で、予定の時刻を知らせるリマインダー機能がユニークだと思った。この文字盤ダイヤルの白色の光は、スポーツモードで目標運動量を達成したときにも表示されるようになっており、リマインダー機能以外でも活用されている。

価格は2万7千円台とやや高めではあるが、アナログ腕時計として質感が高いこと、スマートウォッチとしての通知機能がしっかりと搭載されていること、30日間の連続使用が可能なことなどを考慮すると、妥当なところだろう。ビジネスでもプライベートとでも使えるEink液晶を搭載したアナログ風のスマートウォッチを探している人におすすめしたい。

「GLAGOM ONE」の価格

「GLAGOM ONE」は、Amazonなどで販売されていましたが、現在は入荷していないようです。

Amazonで「GLAGOM ONE」をチェックする

 

 

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