2018年8月22日に発売された「Xiaomi Pocophone F1」をレビュー。特徴、スペック、Antutuベンチマーク、カメラ、対応バンド、性能、魅力、価格を紹介します。
※2021年4月、「POCO F3」が発売されました。
※2020年5月、「POCO F2 Pro」が発売されました。
※2020年11月27日、「POCO M3」が発売されました。
※2020年9月、「POCO X3」も発売されました。
「Xiaomi Pocophone F1」の特徴 まとめ
「Xiaomi Pocophone F1」はAndroid 8.1を搭載した6.18 型のスマートフォン。液体冷却システムを備えたボディにQualcomm Snapdragon 845 オクタコアCPUと最大8GB RAMを搭載。18.7:9のノッチ付き大型IPS液晶、大容量 4000 mAh バッテリー、AIデュアルカメラ、前面2000万画素カメラを備えるほか、顔認識、指紋認証、Wi-Fiデュアルバンド、USB Type-C接続、OTG、急速充電、4K動画撮影、スローモーション撮影にも対応している。
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非公式レビュー動画 ディスプレイの見え方やボディの質感・操作・アプリの様子が分かる
「Xiaomi Pocophone F1」のスペック 一覧
- ディスプレイは6.18 インチ、解像度1080 x 2246ドットのIPS液晶
※ 18.7:9 / 403 ppi / Corning Gorilla Glass / コントラスト比1500:1 / カラースコア84%NTSC - プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.8 GHz& 4×1.8 GHz
- GPUはAdreno 630 最大710 MHz
- RAM(メモリ)は6/8GB LPDDR4X
- ストレージ容量は64/128GB
- 外部ストレージ micro SDカードで最大256GBまで増設可能
- バッテリー容量は4000mAh
※Quick Charge 3.0 - カメラは背面1200万画素+500万画素、前面2000万画素
- インターフェース USB Type-C、3.5mmステレオジャック(ステレオスピーカーも内蔵)
- センサー 赤外線顔認識、指紋(リアマウント)、加速度計、ジャイロ、近接、気圧計、コンパス
- OSはAndroid 8.1ベースのMIUI 9.6
- サイズ 155.5 x 75.3 x 8.8 mm
- 重量 180 g
- カラー グラファイトブラック、スチールブルー、ロッソレッド、ケブラー
- 付属品は電源アダプター/ USBケーブル/ SIMカード取り外し用クリップ/ユーザーマニュアル/キャリングケース
- 対応バンド
- 4G FDD-LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20, TDD-LTE: B38 / 40 / 41、
- 3G WCDMA: B1 / 2 / 5 / 8、
- 2G GSM: B2 / B3 / B5 / B8
- SIMカード nano-SIM+nano-SIM
「Xiaomi Pocophone F1」のAntutuベンチマーク
「Xiaomi Pocophone F1」のAntutuベンチマークスコアを紹介します。
Antutu総合で「360618」、CPUで「106411」、GPUで「145792」、MEMで「46487」、UXで「61928」。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
「Xiaomi Pocophone F1」のカメラ性能
「Xiaomi Pocophone F1」のカメラは背面1200万画素+500万画素、前面2000万画素。
AIによる自動シーン識別機能を搭載。206種類のシーンを自動で区別し、露出、彩度などを最適に調整できる。また、背面カメラには f/1.9のレンズと f/2.0を搭載。背景ぼかし、高速オートフォーカス「PDAF」、デュアルLEDフラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能が利用できる。
前面カメラにはf/2.0のレンズを搭載。デュアルLEDフラッシュやHDR機能で明るく高精細な写真を撮影できる。動画撮影は4K、スローモーション撮影に対応。2160p@30fps, 1080p@30fps (gyro-EIS), 1080p@240fpsをサポートする。
「Xiaomi Pocophone F1」の対応バンド
「Xiaomi Pocophone F1」は4G、3G、2Gに対応しています。
対応バンドは4G FDD-LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20, TDD-LTE: B38 / 40 / 41、3G WCDMA: B1 / 2 / 5 / 8、2G GSM: B2 / B3 / B5 / B8。
ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au回線に対応しています。
SIMカードはnano-SIM+nano-SIM。WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0( AAC / aptX / aptX-HD / LDACオーディオ周波数をサポート )、GPS(A-GPS/GLONASS/BDS)もします。
「Xiaomi Pocophone F1」の性能
「Xiaomi Pocophone F1」の性能をまとめてみました。
ディスプレイの性能
「Xiaomi Pocophone F1」は6.18 インチ、解像度1080 x 2246ドットのIPS液晶を搭載。ワイドな18.7:9のノッチ付き液晶で、ピクセル密度 403 ppi の高精細な映像を実現。日中や夜に最適化した明るさで表示し、「ナイトスクリーン」モードや「読書モード」も利用できる。そのほか、液晶表面はGorilla Glassで保護され、傷や破損を防ぐようになっている。
プロセッサ・メモリ・グラフィックの性能
「Xiaomi Pocophone F1」はQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.8 GHz& 4×1.8 GHz 、RAMは6/8GBを搭載。10nmプロセスで製造された8コア(高速4コア+低速4コア)プロセッサで、優れた処理性能と低消費電力を実現。AIテクノロジーとの組み合わせで30%パフォーマンスを向上させている。
また、ゲーム中でも本体をオーバーヒートさせないように「液体冷却システム」を採用。負荷のかかるゲーム中でも一貫して高い性能を維持し、遅延なくプレイすることができる。グラフィック(GPU)はAdreno 630を採用し、動前世代よりも30%のパフォーマンスを向上させている。
OSの性能
「Xiaomi Pocophone F1」はAndroid 8.1ベースのMIUI 9.6( MIUI for POCO )を採用。システムをできるだけ簡単かつ迅速かつスムーズにすることで、アプリケーションを高速化。よりスムーズに操作できるように改善を加えたほか、専用ウィジェットによりアプリケーションをカテゴリ化し、より検索しやすくさせている。なお、Googleの定期的なアップデートを積極的に実施する予定。最新のセキュリティにアップデートされることが保証されている。
「Xiaomi Pocophone F1」の魅力
「Xiaomi Pocophone F1」の魅力を紹介します。
動作がずば抜けて速い
「Xiaomi Pocophone F1」はフラグシップ「Xiaomi Mi 8」と同じくQualcomm Snapdragon 845 オクタコアCPUを搭載している。このプロセッサは従来のSnapdragon 835プロセッサよりも処理性能が30%向上しており、2018年において最高の処理能力を発揮する。「Xiaomi Pocophone F1」はそれに加えて最大8GB RAMを搭載。「Xiaomi Mi 8」の6GB RAMよりも2GB分多くなっており、さらに処理能力、動作スピードが向上していると思われる。
また、OSにAndroid 8.1ベースのMIUI 9.6( MIUI for POCO )を採用していることも大きい。XiaomiのUI 「MIUI 9.6」は「Xiaomi Pocophone F1」に最適化されており、そのずば抜けた性能を余すことなく発揮するようにカスタマイズされている。こうした点を考慮すると、「Xiaomi Pocophone F1」は「Xiaomi Mi 8」よりも厚く、重いボディではあるが、その処理能力や動作スポードはフラグシップモデルを凌ぐものであるといえる。
液体冷却でも安い
「Xiaomi Pocophone F1」はゲーミングスマホの「Xiaomi Black Shark」と同じく液体冷却システムを搭載している。このシステムは長時間のゲームプレイ中に生じるオーバーヒートを防ぎ、スムーズにゲームをプレイし続けることを可能にするものである。そのため、通常のスマートフォンでよくあるゲームプレイ中のカクつきや遅延が完全になくなる。
しかし、「Xiaomi Black Shark」はEXPANSYSでも74,005円する高級スマホで、なかなか手に入れづらいという現実がある。よほどのゲーマーでなければ手に入れようとすら思わわないだろう。それに対し、「Xiaomi Pocophone F1」は6GB/128GB版でも4万3千円程度で手に入れられる。「Xiaomi Black Shark」のようにゲームに特化した「Shark モード」は搭載していないが、「Xiaomi Pocophone F1」は液体冷却付きのスマホの中で非常に安いスマホであるといえる。
バッテリー性能が高い
「Xiaomi Pocophone F1」は大容量4000mAhバッテリーを搭載している。「Xiaomi Mi 8」が3400 mAhバッテリー搭載で8時間ほど連続駆動するので、「Xiaomi Pocophone F1」はおそらく10時間ほど連続駆動すると思われる。バッテリー駆動時間が長ければ、長時間の動画鑑賞やゲームプレイが可能になり、いちいち充電する手間がかからずに済む。
外出先でWebやSNSを頻繁にチェックするという人にも多いに役立つことになるだろう。なお、「Xiaomi Pocophone F1」は急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応している。通常の充電と比べて4倍のスピードで急速充電できるので、急いでいるときもすぐに充電を完了できる。
「Xiaomi Pocophone F1」の価格は?
「Xiaomi Pocophone F1」の価格は現在、
Amazonで 33,977円(6GB/128GB/SIMフリー)、
AliExpressでUS $279.99。
で販売されています。
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他のスマートフォンと比較
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「POCO F3」
「moto g30」
★「POCO F2 Pro」
★「POCO M3」
★「POCO X3」
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