2024年4月10日に発売されたWithings「ScanWatch Light」の特徴やスペック、できること、機能、メリット、デメリット、評価を紹介!類似モデルも合わせて掲載しています。
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ハイブリット型 Withings「ScanWatch Light」が発売開始!
フランスのスマートウォッチメーカー Withings(ウィジングズ)からハイブリット型のスマートウォッチが発売されました。
外見はふつうのアナログ時計ですが、よく見ると、文字盤に小さなディスプレイが搭載され、そこから測定した運動・健康データを確認できるようになっています。
アナログ風の腕時計といえば、機能面で見劣りすることが多々ありますが、「ScanWatch Light」はそのパターンにはまっていません。
なぜなら、新世代の高精度な PSGセンサー を搭載しており、呼吸数や心拍変動などをより正確に測定することができるようになっているからです。
ヘルスケアで計測できること
健康面に関して計測できることは24時間の心拍数、睡眠、呼吸、月経周期などです。
睡眠は、質を表すスコアや中断回数、就寝中の呼吸の乱れなどを計測でき、なかなか本格的です。
また、月経周期は月経周期の予測と症状の記録機能付きで、月経が始まったら、アプリと時計に自動で記録できます。予測月経期や症状などの傾向も把握でき、こちらもかなり本格的な計測機能です。
スポーツモードは何を計測できる?
運動面ではウォーキングやランニング、サイクリング、ヨガ、水泳、テニス、卓球、ボクシング、スキー、アイスホッケーなど40種類以上のアクティビティ計測に対応し、アプリ・ウォッチで目標達成度をいつでも確認できます。
また、スマホのGPSセンサーと連携してペースやルートの取得が可能で、他のフィットネスアプリ(Apple Watch、Apple Health、Google Fit)と接続してデータをまとめることもできます。
筐体の材質、デザインは?
そのほか、ケースには美しいステンレススチールが採用されており、高級感のある外観になっています。
ディスプレイは1.6インチのグレースケール OLEDスクリーンで、表面が頑丈なゴリラガラスで保護されているため、多少ぶつけても故障する心配は不要です。
また、5気圧防水にも対応しているので、雨の日や台所などの水場でも安心して使用できます。
Withingsとは?
Withings(ウィジングズ)は2008年6月に設立されたフランスの電子機器メーカーです。
2016年5月にNokia(ノキア)社に買収され、2017年以降にNokiaブランドで販売されていましたが、
2018年5月に共同設立者のエリック・キャリールが経営権を取り戻し、再び Whithingsブランドで販売されるようになりました。
2020年1月に「ScanWatch」シリーズを発売して以降、新しい機種を続々と発売。
現在ではスマートウォッチの他に スマート体重計 も発売しています。
安全性は?
EU一般データ保護規則である「GDPR」に準拠し、個人の健康データをしっかりと保護しています。また、セキュリティのアップデートも実施するため、安全に使用できます。
それでは次にスペックをざっと見ていきましょう。よく見ると、ディスプレイが2つあることに注目です。バンドについても確認できます。
Withings「ScanWatch Light」のスペック
- ディスプレイ 1.6インチ (36.8mm)、グレースケールのOLEDスクリーン
※ゴリラガラス - デジタルディスプレイ 0.63インチ (16mm)、282ppi
- ケース ステンレススチールケース 316L
- リューズ ステンレス鋼
- メモリ/ストレージ 7日分のデータを保存可能
- バッテリー駆動時間 30日間
- 充電 時間:2時間、方法:専用充電器(USBC対応)
- ワイヤレス通信 Bluetooth Low Energy
- インターフェース 充電端子、ボタン
- センサー PPGセンサー第2世代(多波長PPG)、PowerSense™ 第3世代、High Dynamic Range加速度計
- 防水 5気圧防水(5ATM)
- アプリ Withings アプリ (iOS、Android 対応)
※i0S15以上を搭載したiPhone、iPad、iPodtouch、または0S9以上を搭載したAndroid端末 - 連携できるアプリ Apple Health、GoogleHealth Connect、GoogleFit
- OS HealthSense OS 3
- サイズ 直径37mm
- 重量 27.1g
- カラー サンド(ベージュ)、ブルー、パールホワイト、グリーン、ブラック
- リストバンド: 146 mm (5.7 インチ) から 211 mm (8.3 インチ) までの手首にフィット・交換可能
- 付属品 ステンレス製バックル付きFKM(フッ素ゴム)リストバンドx1、ドッキングステーション(USB-C対応) x1、ケーブル付属x1、クイックスタートガイドx1、製品ガイドx1、保証書x1
それでは次にヘルスケア(健康面)で計測できることを見ていきましょう。
ヘルスケアで計測できることを詳細にチェック
「ScanWatch Light」では、健康面に関することで、以下のデータを測定できるようになっています。
心拍数
24時間のモニタリングに対応し、日中はもちろん、就寝中の心拍数や変動まで計測できます。また、心拍数が以上に高かったり、低かったりした場合はバイブレーションで知らせてくれます。
睡眠
どのくらいの時間眠っていたか、深いか、浅いかを計測し、睡眠の「質スコア」として分かりやすく数値で知らせてくれます(※アプリで確認できます)。睡眠の中断回数や規則性、就寝中の呼吸の乱れ、呼吸数なども検出できるため、かなり細かく睡眠データをチェックできます。
月経周期
月経が始まった際に記録が始まり、月経の予測期間と周期の長さ、段階、症状、血量などをチェックできます。ウォッチで測定したデータはアプリで確認できます。
活動時間、歩数、消費カロリー
どれくらい活動していたか、何歩歩いたか、どのくらいカロリーを消費したかを測定し、アプリでチェックできます。
計測できないもの
血中酸素と心電図(不整脈を検出)は計測できません。ヨーロッパのモデルはこの2つを計測できるようですが、日本では認可されていないため、有効化できず、まだ使えないようです。認可される時期も不明です。
血中酸素がないのはちょっと、痛いですね。今発売されている、ほとんどのモデルが血中酸素に対応していますから。
スポーツモードで計測できることを詳細にチェック
「ScanWatch Light」では 40 以上のアクティビティに対応していました。
海外の公式サイトでは30以上のアクティビティに対応と書いてあったので、最新アップデートで10種類増えたようです。
では、具体的にいったい何を計測できるのでしょうか? 調べてみたものをまとめてみると、以下のようになっています。
「ウォーキング、ランニング、ハイキング、サイクリング、水泳、サーフィン、カイトサーフィン、ウィンドサーフィン、テニス
卓球、スカッシュ、バドミントン、ボディビル、体育の授業、エリプティカル、ピラティス
バスケットボール、サッカー、アメリカンフットボール、ラグビー、バレーボール
ゴルフ、ヨガ、ダンス、ボクシング、スキー、スノーボード
ローイング、ズンバ、野球、ハンドボール、ホッケー、アイスホッケー、クライミング、アイススケート」
これら以外にも計測できるものが追加されているので、十分な性能です。
自動的に検出できる?
「ScanWatch Light」では ウォーキング、ランニング、水泳を自動的に追跡することができます。
一般的なスマートウォッチでは、アクティビティを計測する際に、自分で設定しなければなりませんが、
自動的に検出・追跡できるものは、歩いたり、走ったりしていると、ウォッチ側から「アクティビティを計測するかどうか」を通知してくれます。
画面をタップすればアクティビティの検出が始まるのでラクチンです。
GPSセンサーは搭載しているか?
「ScanWatch Light」はGPSセンサー搭載で、距離やペース、ルートなどを計測できます。
ただし、計測する前にウォッチでGPSの追跡開始を設定しなければなりません。GPSは自動追跡ではないので注意が必要です。
なお、GPSと連動することで、目標を達成できたかどうかをチェックできます。合格すると、モチベーションのアップにつながります。
「ScanWatch Light」のメリット まとめ
それでは次に「ScanWatch Light」のメリット・デメリットをまとめて確認してみましょう。
アナログ 風のお洒落なデザイン
「ScanWatch Light」はアナログ時計のような、お洒落な外観になっています。また、ステンレススチール製のケースと、ステンレス製バックル付きのリストバンドで高級感があり、安っぽい感じが全くしません。身に着けているだけで「センスがいい」と思われそうです。なお、バンドは交換可能で、すでに発売済みの「ScanWatch」と同じものが使えます。
1.6インチのOLEDスクリーンを搭載
アナログ時計は1.6インチのOLEDスクリーンになっており、その文字盤に0.63インチのデジタルディスプレイが付いています。デジタルディスプレイは小さく目立ちませんが、機能の切り替えや計測中のデータの一部を閲覧できるので非常に便利です。
高精度なヘルスケア機能
ハイブリット型スマートウォッチにしては珍しく高精度なPPGセンサーが搭載され、心拍数や睡眠データなどをより正確に測ることができました。また、月経周期の計測に関しては他のスマートウォッチよりもきめ細かな計測が可能で、予測月経期や症状などの傾向も把握できるようになっています。
充実のスポーツモード・GPSも使える
スポーツのアクティビティは40種類以上の計測で、計測したいスポーツのデータを取得できるようになっていました。また、ウォーキング、ランニング、水泳の自動追跡にも対応しており、すばやくスポーツデータを計測できるようにもなっていました。さらにGPSと連動して距離やペース、ルートを計測したり、他のフィットネスアプリ(Apple Watch、Apple Health、Google Fit)と連携できたりして、便利な機能も充実していました。5気圧防水で水泳で使用できるのも便利です。
30日間 使えるバッテリーで充電の手間がかからない
「ScanWatch Light」は一度の充電で30日間 使えるバッテリーを搭載しているため、頻繁に充電する手間がかかりません。一方、Wear OSなどGoogle Play対応のスマートウォッチは2~3日程度でバッテリー切れになっています。朝など急いでいるときに充電の手間がかからないのは非常に助かります。
「ScanWatch Light」のデメリット まとめ
「ScanWatch Light」は優れた一面をもつ一方で、やや不便に感じるデメリットもあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
血中酸素を計測できない
「ScanWatch Light」は残念ながら血中酸素を計測できませんでした。医療用ではありませんが、血中酸素の計測が使えれば、ウイルスが体に入って体に急激な異変が起こった際にアラートで知らせてくれます。ほとんどのスマートウォッチが使える機能なので、アップデートで使えるようにしてほしいです。
なお、同じハイブリッド型のスマートウォッチ「Fossil Gen 6 Hybrid Wellness Edition」と「Garmin vivomove Trend」は血中酸素の計測に対応しています。どうしても血中酸素の計測が必要な人はそれらのモデルを選んだ方がいいかもしれません。
心電図は使えない
心電図 機能が使えないというデメリットもありました。この機能も医療用ではありませんが、心臓の不整脈を見つけ、バイブレーションなどで知らせてくれる便利な機能です。
一方、2022年7月に発売された上位モデル「Withings ScanWatch Horizon」は心電図 機能に対応し、不整脈の検出を利用できました。日本では認可されていないため、利用不可ですが、将来的に使えるようになる可能性はあります。
10気圧防水に対応していない
マリンスポーツでの使用に耐える10気圧防水に対応していないというデメリットもあります。「ScanWatch Light」は50mまでの水圧に耐える5気圧防水に対応し、食器洗いやお風呂掃除、水泳などで使用できますが、スキンダイビング、スキューバダイビングなどの潜水には対応していません。
一方、上位モデル「ScanWatch Horizon」は10気圧防水に対応しており、ダイビングなどのマリンスポーツでも使用できます。
サファイアガラスを採用していない
ディスプレイの保護にゴリラガラスを採用した「ScanWatch Light」は非常に耐久性が高いといえますが、高級感のあるサファイアガラスは採用していません。
一方、「ScanWatch Horizon」は反射を防ぐコーティングが施されたサファイアガラスを採用しており、高級感のある外観になっています。「ScanWatch Light」は決して安っぽくはありませんが、より高級感のあるスマートウォッチがいい人はScanWatch Horizonを選んだ方がいいかもしれません。
「ScanWatch Light」の評価
ハイブリッド型「ScanWatch Light」は一般的なアナログ風のスマートウォッチと違い、高精度な測定 機能を持っていました。
これは第2世代のPPGセンサーを搭載しているためですが、実はソフトウェア「PowerSense」も第3世代にグレードアップされています。
上位モデルの「ScanWatch Horizon」はこのソフトウェアが第2世代で、「ScanWatch Light」の方がより高精度に心拍数や睡眠、呼吸数などを計測できるようになっています。
また、睡眠中の心拍数の変動を測定する「夜間のHRV ステータス」や月経周期の常時トラッキングにも対応しており、上位モデル「ScanWatch Horizon」を上回る高い性能を持っています。
血中酸素や心電図などの機能が利用できないのは残念ですが、スポーツモードも充実しており、ハイブリット型にしてはかなり完成度の高いスマートウォッチであるように思います。
ステンレススチールを用いたエレガントなデザインも非常にオシャレで、プライベートだけでなく仕事場でも違和感なく使えるのも大きな魅力です。
機能性に優れたアナログ風のスマートウォッチを探している人におすすめです。
「ScanWatch Light」の価格・販売先
それでは最後に価格を確認してみましょう。
「ScanWatch Light」は、
楽天市場で39,990円、
ヤフーショッピングで38234円、
ソフトバンクセレクション オンラインショップで39,990円、
米国 Amazon.comで$249.95 (日本円で約38234円)
で販売されています。
※ Amazonでも近日中に販売される予定です。
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類似モデルを紹介
「ScanWatch Light」と似た性能を持つスマートウォッチには、「Fossil Gen 6 Hybrid Wellness Edition」、「Garmin vivomove Trend」、「Amazfit Balance」があります。
「Fossil Gen 6 Hybrid Wellness Edition」
初代「FOSSIL Gen 6 Hybrid」をベースに新しい機能が加わったハイブリッド型スマートウォッチで、「ウェルネス・ゲージ」機能で、測定した健康データをハイライト表示してウォッチ上に表示することができます。
価格は、Amazonで30,982円、楽天市場で37,950円(送料無料)、ヤフーショッピングで22,760円 (税込・送料無料)、フォッシル公式オンラインストアで18,975円 、米国 Amazon.comで$205.44 (日本円で約31425円) です。
関連記事:「Fossil Gen 6 Hybrid Wellness Edition」と人気スマートウォッチを徹底 比較!
「Garmin vivomove Trend」
ガーミンジャパンから発売されたvivomoveシリーズのハイブリッド型スマートウォッチで、「使いやすさ」を重視に設計されています。ワイヤレス充電にも対応しています。
価格は、Amazonで44,991円(税込)、楽天市場で45,231円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで49,800 円 (税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$274.99 (日本円で約42064円)です。
関連記事:「Garmin vivomove Trend」とオシャレなスマートウォッチを徹底 比較!
「Amazfit Balance」
Amazfitから発売されたファッショナブルなスマートウォッチで、体組成の測定やレディネススコアなど新しい機能も追加されています。ハイブリッド型ではありませんが、アナログ感があります。
価格は、Amazonで39,900円(税込)、楽天市場で39,900円(税込)、ヤフーショッピングで39,90円(送料無料)、米国 Amazon.comで$229.99 (日本円で約35181円)です。
関連記事: 「Amazfit Balance」で好感度アップ? お洒落な人気スマートウォッチと徹底 比較!
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