「Teclast P80X」AI進化の格安SIMフリータブレット


2019年7月8日に発売された8.0型タブレット「Teclast P80X」のスペック、Antutuベンチマーク、性能、価格を紹介します。

※2020年8月にAndroid 10.0を搭載した「Teclast P80H」(2020)が発売されました。

超極薄でAIプロセッサ搭載の「Teclast P80X」

Teclast P80X」の厚さは5.6mmとなり、厚さ9.9mmだった前モデル「Teclast P80 Pro」よりも4.3mmよりも薄型化している。また、プロセッサはMediaTek MTK8163 クアッドコア CPUから AI 内臓の Spreadtrum SC9863A オクタコア CPUに強化。ユーザーが頻繁に使うアプリを学習することで動作スピードを向上させることができる。価格は1万円2千円でSIMフリータブレットとしては格安だ。

ただし、1万円台の8型タブレットには、コスパに優れる「CHUWI Hi8 SE」がすでに販売済み。最近では使いやすさで定評のある「Dragon Touch Y80」も1万円台で販売されており、「Teclast P80X」との違いも気になるところだ。果たして「Teclast P80X」はベストバイといえる1万円台の8型タブレットなのか? スペックや機能、メリットやデメリットを詳細に検証して、その是非を明らかにしてみよう。

「Teclast P80X」

Teclast P80X」は Android 9.0を搭載した8.0型のタブレット。厚さ5.8mmの薄型ボディに Spreadtrum SC9863A オクタコア CPUと2GB RAMを搭載。広視野角なHD IPS液晶、2000 – 4500 mAhバッテリー、16/32GBストレージ、背面200万画素、前面30万画素カメラ、SIMスロット(※シングルスロット仕様)を備えるほか、VolTE 4G での通話、AIによる動作スピードアップ(CPU内蔵)、OTG、Bluetooth 4.1、GPS通信にも対応している。

公式製品紹介ページはこちら
http://www.teclast.com/ru/zt/P80X/

「Teclast P80X」の公式動画 ボディの外観・薄さ・ディスプレイの様子が分かる

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「Teclast P80X」のスペック 一覧

  • ディスプレイ 8.0インチ解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
    ※ 16 Mカラー / 189 PPI / 10点マルチタッチ / 画面比率 71%
  • プロセッサ Spreadtrum SC9863A オクタコア 1.6GHz+1.2GHz
  • GPU PowerVR Series 8XEP IMG8322
  • RAM(メモリ) 2GB
  • ストレージ容量 16GB or 32GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大 128GB まで
  • バッテリー  4200mAh
  • 駆動時間  動画再生時で連続 5時間ほど
  • 背面カメラ 200万画素
  • 前面カメラ 30万画素
  • ワイヤレス通信 WiFi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.1、GPS(A-GPS)
  • インターフェース microUSB、microSDカードスロット×1、SIMスロット×1、ヘッドホンジャック×1
  • OS Android 9.0
    ※ Google Play&日本語 表示 対応
  • サイズ   20.50 x 12.10 x 0.58 cm
  • 重量   400g
  • カラー   ブラック
  • SIMカード Nano SIM
    対応バンド
    4G FDD-LTE:B1,B3 TD-LTE:B39,B40,B38,B41
    3G WCDMA:B1 TD- SCDMA:B34,B39
    2G GSM:B3,B8

「Teclast P80X」 のベンチマーク

Teclast P80X」 のAnTuTuアプリによるベンチマークスコアは総合で「73562」、CPUで「34193」、GPUで「11388」、MEMで「6968」、UXで「21013」。

※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。

「CHUWI Hi8 SE」のベンチマークと比較

CHUWI Hi8 SE」のAnTuTu アプリによるベンチマークスコアは、総合で「35278」。Geekbench によるベンチマークのスコアはシングルコアで「557」、マルチコアで「1361」。「Dragon Touch Y80」のベンチマークスコアはまだ公開されていなかった。

「Teclast P80X」でゲームは快適か?

Teclast P80X」はゲームを快適にプレイできる程度のベンチマークスコアはクリアしている。3Dゲームを含めてほとんどのゲームはスムーズに動作する。詳しいゲームプレイの様子は以下の動画レビューから分かるようになっている。

「Teclast P80X」 と「CHUWI Hi8 SE」のスペックを比較

以下、「Teclast P80X」 の詳細なスペック情報を、「CHUWI Hi8 SE」と比較しながら説明していきます。

ディスプレイ

Teclast P80X」 のディスプレイは 8.0インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶を搭載。178度の広視野角 IPSパネルを採用しているため、斜めの角度からもはっきりと見える。また、フルHD画質ではないが16 Mカラー、ピクセル密度189 PPIの発色のいい液晶で、YouTubeなどの動画も快適に視聴できる。

ベゼル幅はやや細め(画面比率 71%)。極細&フルスクリーンではなく、従来のディスプレイからベゼル幅を若干細くした程度で、手でもったときに画面に触れずに済む。そのほか、10点マルチタッチに対応し、ゲームをプレイするときにも感度よく快適にプレイできる。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のディスプレイは8.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶(OGS・16:10)。

「Dragon Touch Y80」のディスプレイは8.0インチ、解像度1280×800ドットのIPS液晶だった。

プロセッサ・メモリ・グラフィック

Teclast P80X」 のプロセッサは Spreadtrum SC9863A オクタコア 1.6GHz+1.2GHz 、RAM(メモリ)は 2GB を搭載。28nmプロセスで製造された64ビット対応の8コアプロセッサで、最大1.6GHzの周波数で駆動。AIによってユーザーの行動を分析することで、頻繁に使用されるアプリケーションを高速化する。グラフィック(GPU)は PowerVR Series 8XEP IMG8322  を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のプロセッサはMediaTek MT8735 クアッドコア 1.1GHz 、RAMは2GB。グラフィック(GPU)はARM Mali T720を採用。「Dragon Touch Y80」のプロセッサはRockchip RK3326 Quad-core 1.5 GHz Cortex A35、RAM(メモリ)は2GB DDR3、グラフィック(GPU)は Mali G31MP2 を採用していた。

バッテリー容量・駆動時間

Teclast P80X」 のバッテリー容量は 4200mAh 。駆動時間動画再生時で連続 5時間ほど駆動できる。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のバッテリーは4000mAhで、駆動時間は8時間ほど。「Dragon Touch Y80」のバッテリー容量は4000mAh で駆動時間は8時間ほどだった。

ストレージ容量

Teclast P80X」 のストレージ容量は 16 / 32GBGB 。microSDカードで最大 128GB まで拡張できる。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のストレージ容量は32GB(最大128GBまで拡張可能)。「Dragon Touch Y80」のストレージ容量は16GB 。microSDカードで最大128GBまで拡張できた。

カメラ

Teclast P80X」 のカメラは背面200万画素、前面30万画素

なお、「CHUWI Hi8 SE」のカメラは背面500万画素、前面200万画素。「Dragon Touch Y80」のカメラは背面200万画素、前面200万画素だった。

ワイヤレス通信

Teclast P80X」 のワイヤレス通信は WiFi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.1、GPS(A-GPS)をサポート。SIMスロット搭載で4G LET通信も利用できる。

なお、「CHUWI Hi8 SE」はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0をサポート。「Dragon Touch Y80」はWiFi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.0をサポートしていた。

インターフェース

Teclast P80X」 のインターフェースはmicroUSB、microSDカードスロット×1、SIMスロット×1、ヘッドホンジャック×1。スピーカー、マイクも内蔵する。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のmicro USB 、microSDカードスロット、3.5mmジャック。「Dragon Touch Y80」のインターフェースはmicroUSB 2.0、microSDカードスロット×1、ヘッドホンジャック×1だった。

ボディ・筐体

Teclast P80X」 のボディは厚さ5.8mmの極薄デザインを採用。背面にはわずかに丸みのあるデザインを採用している。ボディの材質はプラスチック。背面は手触りのいい感触で、手にフィットしやすくなっている。

Teclast P80X」 のサイズは20.50 x 12.10 x 0.58 cmで、重量は 400g。カラーはブラックをラインナップする。

なお、「CHUWI Hi8 SE」のサイズは21.50 x 12.20 x 0.78 cmで、重量は340g。「Dragon Touch Y80」のサイズは124.5×208.5×9.2mmで、重量は320gだった。

「Teclast P80X」と「CHUWI Hi8 SE」「Dragon Touch Y80」との違い

Teclast P80X」は、同じ8型のタブレット 「CHUWI Hi8 SE」や「Dragon Touch Y80」 とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみたい。

Android 9.0で使える

Teclast P80X」はOSにAndroid 9.0 を採用し、新しい機能が利用できる。具体的には新しいナビゲーションバー、電源ボタンでのスクリーンショット撮影、一時的に画面を回転させる機能、通知のオフ機能、自動調整バッテリー機能(頻度の低いアプリのバッテリー消費を制限する)、使いすぎ防止機能などが追加されている。一方、「CHUWI Hi8 SE」や「Dragon Touch Y80」はAndroid 8.1を採用しており、Android 9.0の新機能は利用できない。

AIで高速化・動作スピードに秀でる

Teclast P80X」はAI機能を内蔵したSpreadtrum SC9863A オクタコア (8コア) CPUを搭載し、AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは総合で約7万3千点以上。一方、「CHUWI Hi8 SE」はMediaTek MT8735 クアッドコア (4コア) CPUを搭載し、AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは総合で総合で「35278」。約2万ほどのベンチマークスコア差があり、「Teclast P80X」の方がより高速に動作することが分かる。

ボディが超極薄

Teclast P80X」は厚さ5.8mm。一方、「CHUWI Hi8 SE」は厚さ7.8mm、「Dragon Touch Y80」は厚さ9.2mm。「Teclast P80X」のボディが圧倒的に薄いことが分かる。

液晶はHD画質 フルHDでない

Teclast P80X」は 「Dragon Touch Y80」と同じ8.0インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶(HD画質)を搭載している。一方、「CHUWI Hi8 SE」は8.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶で、フルHD画質になっており、最も高精細な液晶を搭載している。

Wi-Fiデュアルバンド対応でない

Teclast P80X」は「Dragon Touch Y80」と同じく WiFi 802.11 b/g/n(2.4GHz)をサポートし、Wi-Fiデュアルバンドには対応していない。一方、「CHUWI Hi8 SE」はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)をサポートし、Wi-Fiデュアルバンドに対応している。

「Teclast P80X」は買うべきか?

Teclast P80X」は本当に買うべきタブレットなのだろうか? メリットやデメリット、同じ8型のタブレット 「CHUWI Hi8 SE」や「Dragon Touch Y80」 との比較を参考して、その是非を明らかにしてみよう。

メリット

・SIMフリーで4G LET通信できる

※通話も可能

※ 「CHUWI Hi8 SE」や「Dragon Touch Y80」はSIMスロットなしで単体で4G LET通信が利用できない

・Android 9.0 の新機能が使える

※ 「CHUWI Hi8 SE」や「Dragon Touch Y80」はAndroid8.1

・ボディが超極薄で携帯性に優れている

※厚さ5.6mm
※「CHUWI Hi8 SE」は厚さ7.8mm、「Dragon Touch Y80」は厚さ9.2mm

・AIプロセッサで高速動作

※ベンチマーク結果では「CHUWI Hi8 SE」を上回る

・SIMフリーでも価格が安い

※Amazonで現在 12,900円
※ 「CHUWI Hi8 SE」(Wi-Fiのみ)は 11,800 円
※「Dragon Touch Y80」(Wi-Fiのみ)は 11,999円(※ 現在 1500円OFFクーポンあり)

デメリット

・液晶ディスプレイがフルHD画質でない

※ HD画質

・急速充電に対応していない

※充電するのに時間がかかる

・Wi-Fiデュアルバンドに対応していない

※高速かつ途切れにくいWi-Fi通信が利用できない

・USB Type-C を採用していない

※高速充電できない

・HDMI出力に対応していない

※外部ディスプレイやディスプレイに出力できない

総合 評価

Teclast P80X」はハイスペックではないものの、非常に魅力的な要素を持ったタブレットである。最新のAndroid 9.0 OSが使えるほか、厚さ5.6mmの超極薄ボディを採用。AI内臓プロセッサにより、 「CHUWI Hi8 SE」以上に高速に動作する。一万円台の前半で買える手頃な8型Androidタブレットを探している人にはちょうどいい製品であることは間違いない。

ただし、SIMフリーで4G LET通信が使えることはあくまで「オマケ」程度だと考えた方がいいだろう。SIMフリーだからバリバリ4G LET通信を使ってやろうと考えると、「つながらない! なんで?」といったトラブルが続出する可能性が高い。4G LET通信はスマホが故障した際の代替機能として考え、自宅でのWi-Fi通信をメインに使用した方がよい。

「Teclast P80X」の価格は?

Teclast P80X」は、

Amazonで11,950円、

楽天市場で7,294円 (税込・中古)、

ヤフーショッピングで12,650円〜 (税込)、

Banggoodで8,358円、

GearBestで9212 円、

AliExpressでUS $82.87、

で販売されています。

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他のTeclastタブレットと比較する

リンク先から詳しいスペック情報や性能、価格などが分かるようになっています。

Teclast P80H」(8.0インチ・Android 10.0)

Teclast T8」(8.4インチ)

Teclast M8」(8.4インチ)

Teclast P10HD」(10.1インチ)

Teclast M30」(10.1インチ)

Teclast T30」(10.1インチ)

Teclast M16」(11.6インチ)

Teclast P20HD」(10.1インチ・Android 10.0)

「Teclast P80X」のセール・クーポン情報

Teclast P80X」のセール・クーポン情報はまだありませんが、海外のショップでは大規模なセール期間中にクーポンが配布され、さらに安くなることがあります。頻繁にサイトをチェックすることをおすすめします。

 

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「Teclast P80X」の対応バンドを詳細にチェック!

「Teclast P80X」の対応バンドは、以下の通りです。

4G FDD-LTE:B1,B3 TD-LTE:B39,B40,B38,B41
3G WCDMA:B1 TD- SCDMA:B34,B39
2G GSM:B3,B8

SIMカードはNano SIMを採用しています。

以下、「Teclast P80X」の対応バンドを詳細に紹介していきます。

「Teclast P80X」のドコモ回線対応状況

Teclast P80X」の4G LTE通信は日本全国で利用できるバンド1、 東京・名古屋・大阪の高速通信バンド3に対応。地下や郊外でも繋がりやすいプラチナバンドの19には対応していません。3G通信は日本全国で使えるバンド1に対応していますが、極一部の山岳地帯や農村地区をサポートするFOMAプラスエリア(バンド6の800MHz帯と、バンド19の800MHz帯)には非対応なので該当地域へ行くときは注意が必要です。

Teclast P80X」はドコモLTE通信バンドのほとんどに対応し、3Gも主なバンドに対応しているので大部分のエリアで快適な通信が可能です。

主なドコモ回線SIM:楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなど

「Teclast P80X」のソフトバンク回線、ワイモバイル回線の対応状況

※ソフトバンクとワイモバイルは同じ回線を利用しています。

Teclast P80X」の4G LTEは、メインとなる バンド1、エリアが広い元Emobile回線のバンドの3に対応。通信エリアを広くカバーするプラチナバンドの8には対応していません。また、モバイルWiFiやSoftbank Airなどに使われる、通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41にも対応していません。3G通信に必要なバンド1には対応していますが、8には対応していません。

Teclast P80X」はソフトバンクやワイモバイルの通信網を利用した格安SIMで通信できる対応バンドを持っていますが、対応バンドはそれほど多くはありません。

「Teclast P80X」のau回線対応状況

Teclast P80X」はau VoLTE SIMのバンドに対応していません。利用しない方がいいでしょう。

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