「Galaxy Tab A7 Lite」の方がいい？最新8型タブレットと徹底比較！

2021年6月に発売された「Galaxy Tab A7 Lite」と最新8型タブレットを徹底比較！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2021年7月、「Galaxy Tab S7 FE 5G」が発売されました。

※2020年10月から「Galaxy Tab A7」も発売中です。

このページ内の目次

「Galaxy Tab A7 Lite」の特徴

「Galaxy Tab A7 Lite」の特徴をまとめてみました。

Helio P22T ＆ Android 11

「Galaxy Tab A7 Lite」はMediatek MT8768T Helio P22T オクタコアプロセッサを搭載。Antutuベンチマーク総合で約100,000点を記録しています。また、3GBメモリ搭載でスムーズに動作。OSはAndroid 11で、サムスン独自のユーザーインターフェース「One UI 3.1」も採用されています。

8.7インチ液晶・最大1TB・15W急速充電

「Galaxy Tab A7 Lite」は8.7インチのTFT液晶を搭載。「Galaxy Tab A7」よりも1.7インチ小さいコンパクトなサイズになっています。また、32GBストレージを搭載。別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。そのほか、大容量5100 mAhバッテリーを搭載。15W急速充電も利用できます。

4G LET・8MPカメラ・メタルフレーム

「Galaxy Tab A7 Lite」はWi-Fiモデルの他にLETモデルを用意。単体で4G LET通信が利用できます。また、背面にオートフォーカス対応の800万画素メインカメラを搭載。前面には200万画素カメラを搭載し、チャットやWeb会議で活用できます。そのほか、筐体に高級感のあるメタルフレームを採用。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーで高音質なサウンドも楽しめます。

公式ページ Galaxy Tab A7 Lite 8.7″, 32GB, Silver (WiFi) Tablets – SM-T220NZSAXAR | Samsung US

価格を比較

「Galaxy Tab A7 Lite」と「Alldocube iPlay 8T」、「Vastking SA8」、「Fire HD 8」(2020)の価格を比較してみました。

「Galaxy Tab A7 Lite」

「Galaxy Tab A7 Lite」は、Amazonで17,932円(Wi-Fiモデル)、楽天市場で30,660円(税込・Wi-Fiモデル)、ヤフーショッピングで24,720 円（税込・送料無料・Wi-Fiモデル）、米国Amazon.comで$146.00(LETモデル)で販売されています。

「Alldocube iPlay 8T」

「Alldocube iPlay 8T」は、Amazonで10,709円（セール特価）、楽天市場で12,980円 (税込)、ヤフーショッピングで12,980 円、Banggoodで10,145円、AliExpressでUS $96.91 – 106.61で15435 円で販売されています。

「Vastking SA8」

「Vastking SA8」は、Amazonで17,999円(2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で22,555円 (税込)、ヤフーショッピングで21,300 円、米国Amazon.comで$129.99 （日本発送は+$11.90）で販売されています。

「Fire HD 8」(2020)

「Fire HD 8」(2020)は、Amazonで9,980円、楽天市場で8,960円 (税込)、ヤフーショッピングで9,980 円(税込)、米国 Amazon.comで$134.99(64GB) で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「Galaxy Tab A7 Lite」と「Alldocube iPlay 8T」、「Vastking SA8」、「Fire HD 8」(2020)のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。

「Galaxy Tab A7 Lite」

Antutu総合で「101556」、CPUで「42608」、GPUで「12128」、MEMで「26377」、UXで「20443」。

＜CPU＞ Mediatek MT8768T Helio P22T
※「Lenovo Tab M8 (FHD)」と同じプロセッサ

＜プロセッサ性能を解説＞

12nmプロセスで製造されたMediatek MT8768T Helio P22T オクタコアプロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約10万点を記録しています。同じプロセッサは「Lenovo Tab M8 (FHD)」にも搭載されており、動画レビューから高速に動作することが確認されています。

動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、写真撮影などは快適に動作します。3Dゲームも一応プレイできますが、高負荷のゲームには向いていません。

動作スピードはUNISOC SC9863A搭載の「Vastking SA8」、MediaTek MT8168搭載の「Fire HD 8」(2020)とほぼ同じぐらいです。

「Alldocube iPlay 8T」

Antutu総合で約74,000

＜CPU＞ UNISOC SC9832E
※「Alldocube iPlay 7T」と同じプロセッサ

「Vastking SA8」

Antutu総合で約100,000

Geekbench 5 シングルコアで「153」、マルチコアで「782」

＜CPU＞ UNISOC SC9863A

「Fire HD 8」(2020)

Antutu総合で約94,000

＜CPU ＞ MediaTek MT8168
※「Fire HD 8 Plus」と同じプロセッサ

スペックを比較

「Galaxy Tab A7 Lite」と「Alldocube iPlay 8T」、「Vastking SA8」、「Fire HD 8」(2020)のスペックを比較してみました。

「Galaxy Tab A7 Lite」のスペック

ディスプレイ 8.7インチ、解像度800 x 1340 pxのTFT液晶
※5：3/179 ppi/WXGA+
プロセッサ Mediatek MT8768T Helio P22T オクタコア 1.8GHz
※12nm/64bit/8コア/最大2.3GHz
CPU Octa-core (4×2.3 GHz Cortex-A53 & 4×1.8 GHz Cortex-A53)
GPU　PowerVR GE8320
RAM（メモリ）　3GB　※4GB版もあり
ストレージ 32GB ※64GB版もあり
外部ストレージ　microSDカードで最大1TBまで
バッテリー　5100 mAh
充電　15W急速充電
背面カメラ　8MP （オートフォーカス対応）
※動画撮影は1080p@30fps
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS, GLONASS, BDS, GALILEO)
※LETモデルは4G LET通信に対応
インターフェース USB Type-C 2.0、3.5mmイヤホンジャック
センサー　加速度計、コンパス
スピーカー　Dolby Atmos対応のステレオスピーカー
筐体の素材　金属フレーム採用
ケース　専用の純正ケースカバー（スタンドにもなる）
生体認証　顔認証
OS Android 11 + One UI 3.1
サイズ　212.5 x 124.7 x 8 mm
重量　366 g (Wi-Fi), 371 g (LTE)
カラー　グレー、シルバー
SIMカード　Nano-SIM
対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル回線に対応
4G LTE B1(2100), B2(1900), B3(1800), B4(AWS), B5(850), B7(2600), B8(900), B12(700), B17(700), B20(800), B28(700), B38(2600), B40(2300), B66(AWS-3)
3G HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
2G GSM 850 / 900 / 1800 / 1900

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「Alldocube iPlay 8T」のスペック

ディスプレイ 8.0インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
※狭額縁ナローベゼル
プロセッサ　UNISOC SC9832E クアッドコア
GPU　Mali-T820 MP1
RAM（メモリ）3GB
ストレージ　32GB
外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで
バッテリー 5300mAh /4.1V
充電 PD充電に対応
背面カメラ 2MP
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n (2.4GHz)、Bluetooth 4.2、GPS(Beidou+GLONASS)　※4G LET通信に対応
インターフェース USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
センサー　Gセンサー
OS　Android 10
サイズ 216.8 x 122.1 x 10.2mm
重量 308g
カラー　ブラック
SIMカード Nano SIM

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「Vastking SA8」のスペック

ディスプレイ 8インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
※ブルーライト低減
プロセッサ　UNISOC SC9863A オクタコア 1.6GHz
CPU 4 core @1.20 GHz+4 core @1.60 GHz
GPU　IMG8322
RAM（メモリ）　3GB DDR
ストレージ　32GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー　4000 mAh
充電　Type-C充電
駆動時間　最大 8時間
背面カメラ　13MP
前面カメラ 　5MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n ( 2.4GHz/5GHz )、Bluetooth 、GPS（A-GPS）
インターフェース　USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　デュアルスピーカー
マイク　搭載
素材　フルメタル（金属）
Googleアシスタント　対応
Google Playストア　対応
OS Android 10
サイズ 21.3 x 12.2 x 0.8 cm
重量 354 g
カラー シルバー

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「Fire HD 8」(2020)のスペック

ディスプレイ　8インチ、解像度1280×800ドットのIPS液晶
※ 189ppi HDビデオ再生 / 面内切替型技術 / 高度な偏光フィルター
プロセッサ MediaTek MT8168　クアッドコア
※12nm / 4コア / 64bit
CPU quad-core 4xARM Cortex-A53 2.0 GHz
GPU ARM Mali-G52
RAM（メモリ） 2GB LPDDR4
ストレージ 32GB or 64GB
※使用可能領域 24.8/55.6GB)
外部ストレージ micro SDカード対応(別売)で最大1TBまで
バッテリー 4850 mAh
駆動時間　最大12時間（読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時）
充電時間　約5時間（USB-C 2.0ケーブル、5W充電アダプタを使用した場合）
背面カメラ　 2MP
前面カメラ 2MP
動画撮影　720pのHDビデオ録画
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz/5GHz）、Bluetooth 5.0
インターフェース　USB Type-C 2.0、3.5mmステレオジャック
※Type-A to Type-Cケーブルが付属
センサー　アクセロメータ、環境光センサー
オーディオ ドルビーアトモスステレオスピーカー 0.7W
音声認識 Alexa 対応
OS Android 9.0ベースのFire OS 7
サイズ 202 x 137 x 9.7mm
重量 355g
カラー ブラック
世代　第10世代

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「Galaxy Tab A7 Lite」のメリット・デメリット

「Galaxy Tab A7 Lite」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8.7インチのWXGA+液晶が見やすい

「Galaxy Tab A7 Lite」は8.7インチで解像度800 x 1340 pxのTFT液晶を搭載しています。画質はWXGA+でアスペクト比は5：3。ピクセル密度179 ppiの色鮮やかな液晶になっています。

一方、「Alldocube iPlay 8T」は8.0インチで解像度1280 x 800ドットのIPS液晶(HD)を搭載しています。「Vastking SA8」は8インチで解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶（フルHD）を搭載しています。「Fire HD 8」(2020)は8インチで解像度1280×800ドットのIPS液晶（偏光フィルター付き）を搭載しています。

・3GBメモリ＆32GBストレージで快適に使える

「Galaxy Tab A7 Lite」は3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、32GBストレージ搭載で最大1TBまで拡張できます。

一方、「Alldocube iPlay 8T」は3GBメモリ＆32GBストレージを搭載しています。「Vastking SA8」は3GB DDRメモリ＆32GBストレージを搭載しています。「Fire HD 8」(2020)は2GB LPDDR4メモリ＆32/64GBストレージを搭載しています。

・5100mAhバッテリー搭載で15W急速充電に対応

「Galaxy Tab A7 Lite」は5100mAhバッテリー搭載で一日充電なしで使用できます。また、Type-C端子搭載で15W急速充電にも対応しています。

一方、「Alldocube iPlay 8T」は5300mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Vastking SA8」は4000 mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Fire HD 8」(2020)は最大12時間駆動する4850 mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応

「Galaxy Tab A7 Lite」は高速で途切れづらいWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0に対応しています。また、GPS (A-GPS, GLONASS, BDS, GALILEO)ナビゲーションも利用できます。

一方、「Alldocube iPlay 8T」はWi-Fi（2.4GHz）＆Bluetooth 4.2＆GPS(Beidou+GLONASS)に対応しています。「Vastking SA8」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetoothに対応しています。「Fire HD 8」(2020)はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth5.0に対応しています。

・4G LETモデルも用意

「Galaxy Tab A7 Lite」はWi-Fiモデルだけでなく、4G LET対応モデルも用意しています。

一方、「Vastking SA8」、「Fire HD 8」(2020)は4G LETモデルが用意されていません。「Alldocube iPlay 8T」は4G LET通信に対応しています。

・背面8MP＆前面2MPカメラが使える

「Galaxy Tab A7 Lite」は背面8MP（オートフォーカス対応）＆前面2MPカメラが使えるようになっています。

一方、「Alldocube iPlay 8T」と「Fire HD 8」(2020)は背面2MP＆前面2MPカメラを搭載しています。「Vastking SA8」は背面13MP＆前面5MPカメラを搭載しています。

・厚さ8mmで重さ366gの薄型軽量ボディ

「Galaxy Tab A7 Lite」は厚さ8mmで重さ366 g (Wi-Fi), 371 g (LTE)の薄型軽量デザインを採用しています。

一方、「Alldocube iPlay 8T」は厚さ10.2mmで重さ308gになっています。「Vastking SA8」は厚さ8mmで重さ354gになっています。「Fire HD 8」(2020)は厚さ9.7mmで重さ355gになっています。

・Dolby Atmos対応ステレオスピーカーで音がいい

「Galaxy Tab A7 Lite」はDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。

一方、「Alldocube iPlay 8T」はシングルスピーカー搭載です。「Vastking SA8」はデュアルスピーカー搭載です。「Fire HD 8」(2020)はDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載しています。

・Android 11の新機能が使える

「Galaxy Tab A7 Lite」はAndroid 11+ One UI 3.1を搭載しています。

Android 11は、「メディアコントロール」（アプリ起動なしで再生などの設定変更）、「バブル」（他のアプリにふきだしでメッセージを表示・返信）、「スクリーンレコード」（操作などを録画）、「デバイスコントロール」（スマート家電のコントロールメニュー）、「アプリ候補」（ホーム画面に頻度の高いアプリを表示）、「ワンタイムパーミッション」（アプリ使用中のみ位置情報などを許可）などの機能が追加されています。

一方、「Alldocube iPlay 8T」と「Vastking SA8」はAndroid 10を搭載しています。「Fire HD 8」(2020)はAndroid 9.0ベースのFire OS 7を搭載しています。