10.1型の2in1 タブレットPC「mouse MT-WN1004-V2」を紹介! Gemini Lake搭載の低価格な2in1 タブレットPCとして注目の製品。「Surface Go」との比較・違いも掲載しています。
※2021年11月11日、「mouse E10」(2021)が発売されました。
「mouse MT-WN1004-V2」
「mouse MT-WN1004-V2」はWindows 10を搭載した10.1型の2in1 タブレットPC。重さ640gのボディにGemini Lake 世代の Intel Celeron N4100 デュアルコア CPUと4GBメモリを搭載。10点 マルチタッチ対応のHD液晶、約8.6時間 駆動するバッテリー、64GB ストレージ、背面192万画素、前面192万画素カメラ、マグネット着脱式の専用キーボードを備えるほか、
Wi-Fiデュアルバンド、USB 3.0 Type-C、HDMI(miniHDMI)出力にも対応している。
「mouse MT-WN1004-V2」 スペック 一覧
- ディスプレイ 10.1インチ解像度1280×800ドットの液晶
※ グレア(広視野角 / LEDバックライト) / 10点 マルチタッチ対応 - プロセッサ Gemini Lake世代の Intel Celeron N4100 デュアルコア 1.10GHz ※「WN1004」はCeleron N4000
※14nm/64bit/4コア/4スレッド/最大2.40 GHz - GPU Intel UHD Graphics 600
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4-2400
- ストレージ容量 64GB eMMC
- バッテリー リチウムポリマー
- 駆動時間 約8.6時間
- 充電時間 約1.8時間
- ACアダプター 24W (12V)、AC100V (50/60Hz)
- 背面カメラ 192万画素
- 前面カメラ 192万画素
- ワイヤレス通信 WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2 + LE
- インターフェース USB 3.0×1、USB 3.0 Type-C×1、microSDカードスロット×1(SDXC,SDHC含む/ 左側面×1)、miniHDMI×1、ヘッドホン/マイク×1
- キーボード・ポインティングデバイス マグネット着脱式86キー日本語キーボード/タッチパッド(本体カバー兼用スタンド一体型)
- スピーカー マイク ステレオスピーカー/モノラルマイク
- Office アプリ 標準では付属しない
※マウスコンピューターの公式ショップで、有料オプションとして追加することは可。Word/Excel/PowerPointが使える「Microsoft Office Mobile」をプリインストールできる - OS Windows 10 Home (Sモード) 64ビット
※ 型番「MT-WN1004-Pro」は「Windows 10 Pro」を搭載 - 付属品 液晶保護シート(本体貼付済み)、クリーニングクロス 、ACアダプタ
- サイズ 259.5(幅)×10(高さ)×174(奥行)mm
- 重量 約640g(本体のみ)/約978g(キーボード、カバー含む)
- カラー ブラック
「mouse MT-WN1004-V2」のベンチマーク
<CPU> Celeron N4100
Passmarkによるベンチマークスコアは「2463」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「378」、マルチコアで「1114」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「mouse MT-WN1004」のベンチマーク
<CPU> Celeron N4000
「mouse MT-WN1004」のPassmarkによるベンチマークスコアは「1441」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1853」、マルチコアで「3124」。
参考資料「MT-WN1003」のベンチマーク
参考資料として「MT-WN1003」のベンチマークスコアを紹介します。
「MT-WN1003」のPassmark によるベンチマークスコアは「1269」(CPU)。
Geekbench によるベンチマークのスコアはシングルコアで「852」、マルチコアで「2199」。
参考資料「Surface Go」のベンチマーク
参考資料として「Surface Go」のベンチマークスコアを紹介します。
「Surface Go」のPassmarkによるベンチマークスコアは「2229」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1941」、マルチコアで「3818」。
「mouse MT-WN1004-V2」 の特徴
「mouse MT-WN1004-V2」 の特徴をまとめてみました。
広視野角のHD液晶・10点マルチタッチにも対応
「mouse MT-WN1004-V2」は10.1インチ、解像度1280×800ドットのHD液晶を搭載。上下左右 約170度の広視野角で、どの角度からもはっきりと色鮮やかに見えます。また、10点 マルチタッチにも対応。ジェスチャー操作や、スクリーンキーボード機能などで直感的に操作することができます。
Gemini Lake&4GBメモリで快適動作!
「mouse MT-WN1004-V2」は Gemini Lake 世代の Intel Celeron N4100 デュアルコア プロセッサを搭載。14nmプロセスで製造された64ビット対応の2コアプロセッサで、快適に動作します。
また、大容量4GB DDR4 メモリを搭載。GPUには Intel UHD Graphics 600 を採用し、動画を滑らかに再生できます。
大容量64GBストレージを搭載・約8.6時間のロング駆動も
「mouse MT-WN1004-V2」は大容量64GB eMMC ストレージを搭載。microSDカード(SDXC,SDHC含む)でストレージ容量を拡張することもできます。また、内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、約8.6時間の駆動が可能。付属のACアダプターを使って 約1.8時間でフル充電することもできます。
Wi-Fiデュアルバンド・Bluetooth 4.2に対応
「mouse MT-WN1004-V2」は高速で途切れづらいWiFi デュアルバンドに対応。2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数を使うため、安定したワイヤレス通信が利用できます。また、Bluetooth 4.2 + LEをサポート。省電力性に優れているため、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを長時間使用することができます。
USB Type-Cポートを搭載・miniHDMIで外部出力も
「mouse MT-WN1004-V2」はインターフェースにUSB Type-Cポートを搭載。高速な充電や外部出力もケーブル一本で利用することができまう。また、高速なデータ転送が可能なUSB 3.0ポートも搭載。ストレージ容量を増やせるmicroSDカードスロットやテレビやディスプレイに出力するためのminiHDMIポートも備えています。
マグネットで着脱できるキーボード・スタンド&カバーにもなる
「mouse MT-WN1004-V2」のキーボードはマグネットで簡単に着脱することが可能。折り畳んでスタンドになるほか、本体を保護するカバーにもなります。また、キーボードはアイソレーションタイプの日本語キーボードを採用。約18mmのキーピッチで快適にタイピングすることができます。そのほか、大型のタッチパッド搭載でマウスなしでも快適に使用可能。タッチパッドの下に2つのボタンがあり、それぞれクリックできるようになっています。
「mouse MT-WN1004-V2」と「Surface Go」のスペックを比較
「mouse MT-WN1004-V2」と「Surface Go」のスペックを比較してまとめてみました。
ディスプレイの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 10.1インチ解像度1280×800ドットの液晶
※ グレア(広視野角 / LEDバックライト) / 10点 マルチタッチ対応
「Surface Go」 10.0インチ、解像度1800×1200ドットの液晶(PixelSense / アスペクト比3:2 / 10点マルチタッチ)
スタイラス・手書き入力の違い
「mouse MT-WN1004-V2」 専用スタイラスペン なし
「Surface Go」 4096段階の筆圧感知に対応した「Surface ペン」(別売)に対応
プロセッサの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 Intel Celeron N4100 デュアルコア 1.10GHz
「Surface Go」 Intel Pentium Gold 4415Y デュアルコア 1.60 GHz
GPUの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 Intel UHD Graphics 600
「Surface Go」 Intel HD Graphics 615
メモリの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 4GB LPDDR4-2400
「Surface Go」は 4GB or 8GB
ストレージの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 64GB eMMC
「Surface Go」 64GB eMMC or 128GB SSD
バッテリーの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 駆動時間 約8.6時間
「Surface Go」 3411mAh 駆動時間 通常使用時で 9時間
ワイヤレス通信の違い
「mouse MT-WN1004-V2」 WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2 + LE
「Surface Go」 WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.1
インターフェースの違い
「mouse MT-WN1004-V2」 USB 3.0×1、USB 3.0 Type-C×1、microSDカードスロット×1(SDXC,SDHC含む/ 左側面×1)、miniHDMI×1、ヘッドホン/マイク×1
「Surface Go」 USB Type-C(充電/ディスプレイ出力対応)、microSDメモリーカードスロット、Surface Connect(電源アダプタやドックをつなぐ)、音声出力
サイズ・重さ・カラーの違い
「mouse MT-WN1004-V2」サイズ 259.5(幅)×10(高さ)×174(奥行)mm、重量 約640g(本体のみ)/約978g(キーボード、カバー含む)、カラー ブラック
「Surface Go」 サイズ 245(幅)×175(高さ)×8.3(奥行)mm、重量 約522g、カラー ブラック
「mouse MT-WN1004-V2」と「Surface Go」の違い まとめ
「mouse MT-WN1004-V2」は、マイクロソフトの 「Surface Go」とどのように違っているのでしょうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみましょう。
2万円ほど安い
楽天で調べてみたところ、「mouse MT-WN1004-V2」は4万円ほど。マイクロソフト 「Surface Go」は最安で6万円ほどで、約2万円ほどの差があります。しかも「mouse MT-WN1004」はキーボードが付属しており、「Surface Go」のように別途買い足す必要がありません。なお、前モデル「MT-WN1003」は新品で37,800円(Amazon)、中古で1万3千円〜1万5千円(楽天)。価格を重視するなら「mouse MT-WN1004-V2」か、前モデル「MT-WN1003」を選んだ方がいいでしょう。
ディスプレイサイズは同じ・解像度で劣る
「mouse MT-WN1004-V2」はマイクロソフトの 「Surface Go」と同じ10.1インチの液晶ディスプレイを搭載しています。ただし、「mouse MT-WN1004」がHD画質の解像度1280×800ドットであるのに対し、「Surface Go」はフルHD画質に近い解像度1800×1200ドットと大きな差があります。「Surface Go」は解像度が高いため、細かい字もくっきりはっきり見えるというメリットがあります。
動作スピードで大きな差あり
「mouse MT-WN1004-V2」は Gemini Lake 世代の Intel Celeron N4100 デュアルコア CPUを搭載し、Passmarkによるベンチマークスコアは「2463」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「378」、マルチコアで「1114」を記録しています。
一方、「Surface Go」のプロセッサはIntel Pentium Gold 4415Y デュアルコア CPUで、Passmarkによるベンチマークスコアは「2229」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1941」、マルチコアで「3818」になっています。
ベンチマークスコアに大きな差があることから、「mouse MT-WN1004」は「Surface Go」と同等の動作スピードはありません。「mouse MT-WN1004」はあまり負荷のかからないWeb閲覧やOfficeアプリでの文書作成、SNSアプリ、動画再生、音楽再生といった用途には向いていますが、負荷の高い3Dゲームや動画のエンコード、動画編集などには向いていません。
バッテリー駆動時間はほぼ互角
「mouse MT-WN1004-V2」は 約8.6時間駆動するバッテリーを搭載。一方、「Surface Go」のバッテリー駆動時間は9時間となっており、0.4時間ほどの差しかありません。バッテリー駆動時間においてはほぼ同じくらい駆動できるとみていいでしょう。この他にも「mouse MT-WN1004-V2」が64GBストレージ搭載で、「Surface Go」が64/128GBストレージを搭載するなど共通するスペックがあります。両機種ともUSB Type-Cポートを備えている点も同じです。
カメラ性能で大きな差あり
「mouse MT-WN1004-V2」は背面192万画素、前面192万画素カメラを搭載しています。一方、「Surface Go」のカメラは背面800万画素、前面500万画素で、「mouse MT-WN1004」よりも高画質な写真を撮ることができます。
お買い得なのは「mouse MT-WN1004-V2」か「Surface Go」か?
前モデル「MT-WN1003」は2017年に発売されたので、今回新たに発売された「mouse MT-WN1004-V2」は2年ぶりのリニューアルとなります。
プロセッサは Atom x5-Z8350からGemini Lake 世代の Intel Celeron N4100に変更され、動作スピードがアップ。インターフェースには新たに USB 3.0 Type-Cが採用されるなど使い勝手も向上しています。もちろん、従来通り、専用のカバー兼キーボードも付属します。
ただ、少し気になるのが、高い人気を維持し続けるマイクロソフト「Surface Go」との違いです。価格的には2万円ほどマイクロソフト「Surface Go」が高くなっており、スペックも高めですが、どのくらいの違いがあるのかは気になるところでした。
また、前モデル「MT-WN1003」は中古で1万円台で販売されています。場合によっては「mouse MT-WN1004-V2」よりもお買い得になる可能性もあることから、両機種の違いはきっちりとおさえてから購入した方がいいでしょう。
「mouse MT-WN1004-V2」は買うべきか
「mouse MT-WN1004-V2」は本当に買うべき2in1タブレットPCなのでしょうか? メリット、デメリット、そして マイクロソフトの 「Surface Go」、前モデル「MT-WN1003」を参考にしながらその是非を明らかにしてみましょう。
メリット
Gemini Lake搭載で快適に動作する
「mouse MT-WN1004-V2」はGemini Lake 世代の Intel Celeron N4100を搭載し、Passmarkによるベンチマークスコアは「2463」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「378」、マルチコアで「1114」を記録しています。
一方、前モデル「MT-WN1003」のプロセッサはIntel Atom x5-Z8350で、Passmark によるベンチマークスコアは「1269」(CPU)で、Geekbench によるベンチマークのスコアはシングルコアで「852」、マルチコアで「2199」。ベンチマークスコアが大幅にアップしていることから、「mouse MT-WN1004」は前モデル「MT-WN1003」よりも高速に動作することが分かります。
・専用キーボードが付属する
※マイクロソフトの 「Surface Go」はオプションで別途購入する必要があります。
・8.6時間駆動するバッテリーを搭載
※マイクロソフトの 「Surface Go」は9時間
・キーボードを合わせても1kgをきる軽さ
※本体とキーボードを合わせて 約978g
デメリット
・マイクロソフトの 「Surface Go」よりも動作スピードが劣る
・Officeアプリが付属しない
※前モデル「MT-WN1003」はOffice Mobileがプリインストールされていた。
・カメラ性能が低い
※背面192万画素、前面192万画素
※Surface Go」のカメラは背面800万画素、前面500万画素
総合 評価
「mouse MT-WN1004-V2」はバッテリー駆動時間が比較的長く、しかも本体がキーボード合わせて約978gと軽いです。また、専用キーボード兼カバーは、折りたたむことでキックスタンドのようになり、ノートPCのようにすぐにタイピングできるというメリットもあります。
プロセッサのパワーは「Surface Go」よりも劣りますが、Officeアプリで文書作成したり、フォトショップなどで画像編集したり、動画を視聴したりする分には全く問題なく動作します。
ただし、「mouse MT-WN1004-V2」は「Surface Go」のように豊富なオプション製品はありません。筆圧4096段階のSurface ペン(別売)などは使わず、あくまでメインの用途が「仕事用」であるのなら、「mouse MT-WN1004-V2」は非常に心強い味方になってくれるはずです。
「mouse MT-WN1004-V2」の価格は?
「mouse MT-WN1004-V2」は、
Amazonで43,898円、
ヤフーショッピングで39,000円、
で販売されています。
Amazonで「mouse MT-WN1004-V2」をチェックする
楽天市場で「mouse MT-WN1004-V2」をチェックする
ヤフーショッピングで「Windows タブレット」をチェックする
他のタブレットPCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「mouse E10」(2021)
★「Surface Go 3」
★「Teclast X16」
「CHUWI Hi10」(XR)
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