Amazonで6.4 型のスマートフォン「Galaxy Note9」が販売されている。AI機能を搭載し、Sペンの機能を強化した注目の製品。DeXモード搭載でデスクトップPCとしても使用できる。

「Galaxy Note9」の特徴

前モデルのGalaxy Note8の基本性能やデザインを引き継ぎつつ、新たにAI機能やSペン機能の強化を図り、より使いやすく改善されている。動作面ではQualcomm Snapdragon 845 クアッドコアCPUと6/8GB RAMを搭載。ウォーターカーボン冷却システム）とAIベースのアルゴリズムの組み合わせで、放熱性を高め、負荷の高いゲームも快適にプレイできるようになっている。

また、ベゼルのないデュアルエッジスクリーン対応のSuperAMOLED液晶を搭載。一日充電なしで使用できる4000mAhバッテリーや大容量128GB/512GB ストレージも備えている。

そのほか、AIシーン認識や手ぶれ補正機能が使える1200万画素のデュアルカメラを搭載。目をカメラに映すだけですばやくロック解除できる「虹彩認証」にも対応している。

Samsung「Galaxy Note9」 スペック 詳細

AI機能＆Sペン強化の手書きスマホ

「Galaxy Note9」はAndroid 8.1を搭載した6.4 型のスマートフォン。防水防塵に対応したボディにQualcomm Snapdragon 845 クアッドコアCPUと6/8GB RAMを搭載。デュアルエッジスクリーン対応のSuperAMOLED液晶や1200万画素のデュアルカメラを備えるほか、DeXモード、筆圧4096段階のSペンによる入力、AIインテリジェント機能、指紋センサー、虹彩認証、ギガビットLTE、4×4MIMO、最大512GB追加できるmicroSDカード（別売）、ワイヤレス充電、急速充電に対応している。

ディスプレイはどうなってる？

ディスプレイは6.4 インチ、解像度1440 x 2960ドットのSuperAMOLED液晶を搭載。ベゼルレスで前面フルガラスのインフィニティ液晶( Infinity Display )を採用。両端を湾曲させたデュアルエッジスクリーンも採用し、よりワイドで美しい映像が楽しめる。そのほか、日光の下でも写真を鮮やかに表現することが可能。光によってコントラストを自動調整し、クリアで鮮明な画像が楽しめる。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる？

プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.8 GHz& 4×1.7 GHz 、RAMは6/8GBを搭載。10nmのプロセッサと6GBのRAMとの組み合わせで圧倒的なパフォーマンスを発揮。ゲームやストリーミング、マルチタスクモードでもサクサクと動作する。また、新たに開発した「Carbon Cooling System」（ウォーターカーボン冷却システム）とAIベースのアルゴリズムにより、従来よりも効率のいい放熱を実現。ゲーム中でも高いパフォーマンスを発揮する。グラフィック(GPU)はAdreno 630を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

ベンチマークのスコアは？

AnTuTu アプリによるベンチマークスコアは、総合で「239721」、CPUで「81875」、GPUで「97346」、UXで「52573」、MEMで「7927」。

ゲームは快適にプレイできるの？

ゲームを快適にプレイできる程度のベンチマークスコアはクリアしている。3Dゲームを含めてほとんどのゲームはスムーズに動作する。詳しいゲームプレイの様子は以下の動画レビューから分かるようになっている。

バッテリー容量 ＆ 駆動時間は？

バッテリー容量は 4000 mAh。駆動時間は約9時間。１回の充電で１日中持ち運べるほか、ワイヤレス充電にも対応する。

ストレージ容量はどれくらい？

ストレージ容量は 128GB or 512GB で、micro SDカードで最大512GBまで増設できる。

カメラはどうなってる？

カメラは背面1200万画素+1200万画素、前面800万画素。

AIシーン認識により、雪景色のSNOW、花のFLOWERなど、合計20種類のシーンを最適な設定で撮影できる。

また、デュアルアパチャーレンズにより、２種類のF値モードによって周りの光を人間の瞳のように取り込むことが可能。F値1.5モードでは暗闇での撮影でも光を集めることができ、F値2.4モードではシャープで鮮明な写真を撮影することができる。

そのほか、光学２倍ズーム、デュアル光学手ブレ補正（OIS）、スーパースローモーション（960フレーム）、オートフォーカス、フラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能も利用できる。

通信・対応バンド・Wi-Fi・Bluetooth は？

通信は4G、3Gに対応（4×4 MIMO、受信時最大1.2GbpsのGigabit LTEに対応）。

対応バンド・ネットワーク（周波数）は、4G LTE band 1, 2, 3), 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 32, 38, 39, 40, 41, 66、3G band HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100。

SIMカードサイズはNano-SIM+Nano-SIM。

WiFi 802.11 a/b/g//ac（2.4GHz/5GHz）、Bluetooth 5.0、GPS(A-GPS/GLONASS/BDS/GALILEO)もサポートする。

格安SIMは使えるの？

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、 au の通信網に対応。楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できる。

インターフェースはどうなってる？

インターフェースは USB Type-C、3.5mmイヤホンマイク端子。搭載センサーは加速度計、気圧計、指紋、地磁気、ジャイロ、ホール、心拍センサー、アイリス、近接、RGBライト、圧力センサー。本体の右側面に電源ボタン、左側面に音量キーとBixbyキー、下部にUSB Type-C端子と3.5mmイヤホンマイク端子を備える。

ボディはどうなってる？

ボディは IP68の防水防塵に対応。フレームにダイヤモンドカットを施し、光沢感のある仕上がりになっている。

どんな機能があるの？

「DeXモード」機能により、マルチウィンドウ表示が可能なデスクトップ画面での操作が可能。ディスプレイのタッチパッド化、通知パネルから動作モードを切り替え、ミラーリングモードも利用できる。また、Sペンで描いた文字を「AR絵文字」にする機能を搭載。絵文字にいたずら書きをしたり、手書きのメッセージを送ることもできる。

Sペンはどうなってる？

ペン先0.7mm、筆圧4096段階の電磁誘導式スタイラスペン「Sペン」は、新たにBluetooth 5.0に対応。スマホに触れることなく、ボタンを押すだけでカメラやプレゼンテーション、写真、YouTube動画、アプリを操作できる。また、Sペンを取り出すと、メニューが表示され、すばやくアプリにアクセスすることが可能。ペンのボタン長押しで起動する操作やアプリの操作などを設定することもできる。

そのほか、バッテリーを内蔵し、本体に40秒間格納することで30分間ほど使用できる。なお、画面オフでもSペンでのメモが利用可能。Sペンのボディカラーに合わせた色で描けるほか、Always On Displayに表示したり、Samsung Notesアプリに保管したりすることもできる。

セキュリティはどうなってる？

指紋認証（センサーはカメラから離れた位置に設置）、虹彩認証に対応。目をカメラに映すだけですばやくロック解除できる。

サウンドはどうなってる？

AKGのチューニングによるステレオスピーカーを搭載。ドルビーの音響技術「Dolby Atmos」にも対応し、臨場感のあるサウンドが楽しめる。

サイズや重さ、色はどうなってる？

サイズは 161.9 x 76.4 x 8.8 mmで、重量は 201 g。カラーはメタリッククーパー、ラベンダーパープル、オーシャンブルー、ミッドナイトブラックをラインナップする。

「Galaxy Note9」 スペック  一覧

• ディスプレイは6.4 インチ、解像度1440 x 2960ドットのSuperAMOLED液晶
  ※有機EL
• プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.8 GHz& 4×1.7 GHz
• GPUはAdreno 630
• RAMは6/8GB
• ストレージ容量は128GB/512GBで、micro SDカードで最大512GBまで増設可能
• バッテリー容量は4000 mAh
  ※ワイヤレス充電
• カメラは背面1200万画素+1200万画素、前面800万画素
• インターフェースは USB Type-C、3.5mmイヤホンマイク端子
• 通信は WiFi 802.11 a/b/g//ac（2.4GHz/5GHz）、Bluetooth 5.0、GPS、SIMフリー
• OSはAndroid 8.1
  ※RAM 6GBとROM 128GB、RAM 8GBとROM 512GBのモデルを用意
• 付属品はSペン、ピンセットとペン先、USB充電器、MicroUSBコネクター、USBコネクター(USB Type-C)、USBケーブル、SIMピン、イヤフォン、ケース、クリアカバー

「Galaxy Note9」の魅力

「Galaxy Note9」にはどのような魅力があるのだろうか？　スペックや機能、前モデルの「Galaxy Note8」と比較しながら、その実力と魅力に迫ってみたい。

DeXモードで活用の幅が広がった

「Galaxy Note9」は前モデルの「Galaxy Note8」とは違い、オプションのドック不要で「DeXモード」が利用できる。この機能が便利なのは、Androidの手書きアプリなどをそのまま画面に映し出して説明できることにある。

例えば、今までスマホの小さな画面でしか見せられなかったものが、大画面で表示できるようになり、さらにSペンによって手書き入力したものをリアルタイムで画面に表示しながら説明できる。Sペン本体にはアプリを起動させる機能も備わっており、複数の画像をスライドして見せることも簡単だ。大型のディスプレイやテレビさえあれば、プロジェクターを持ち歩く必要性は全くなくなる。この利便性はビジネスでの商談の他にも教育分野でも役に立つだろう。

どんなゲームもサクサク楽しめる

「Galaxy Note9」は手書きに特化したスマホでありながらもゲームにも強い仕様になっている。前モデルの「Galaxy Note8」よりも高速に動作させるためにQualcomm Snapdragon 845 クアッドコアCPUと6/8GB RAMを搭載。さらに新たに開発した「Carbon Cooling System」（ウォーターカーボン冷却システム）とAIベースのアルゴリズムによって、高い放熱性能を発揮する。

ハイスペックでゲームにも強いスマートフォンは数多く販売されているが、長時間のプレイによって生じるオーバーヒート対策をしているモデルは数少ない。「Galaxy Note9」は現段階で、ゲームに適した最高レベルのスマホでもある。

より快適な手書き入力が楽しめる

「Galaxy Note9」と前モデルの「Galaxy Note8」は手書き入力の性能においてそれほど差がないように思われる。Sペンの筆圧は4096段階で、文字や絵を書いているプロセスをアニメーション化して送信できる「Live Message機能」や画面オフの状態でメモが取れる「スクリーンオフメモ」機能なども共通して使える。

しかし、「Galaxy Note9」は画面サイズが1インチ大型化し、AI機能を備えたデュアルカメラも搭載。より美しい写真を大型の液晶に映しながら手書き入力できるようになっている。おまけに、内蔵128GBストレージに加えて512GBまで拡張できる。「撮影した写真に手書きメモを書き込む」といった使い方がメインになることを考慮すると、「Galaxy Note9」の方が使い勝手が向上しているといえる。

バッテリー容量＆性能がアップした

「Galaxy Note9」を購入するにあたって最も気になるのがバッテリー問題だ。「長時間使っていたら発火した！」というとんでもないハプニングが再び起こるのではないかと眉をひそめる人もいることだろう。しかし、「Galaxy Note9」ではAI機能によって放熱効率をアップ。冷却システムにより絶対に発火しないようになっているので安心だ。また、バッテリー容量は「Galaxy Note8」の3300mAhから4000mAhにアップ。一日充電しなくても使えるので、外出先でも快適に使用できる。

豊富な専用オプションが使える

「Galaxy Note9」には２台同時に充電できる「Wireless Charger Duo」やQi規格のワイヤレスチャージャーパッド「Wireless Charger Pad」が用意されており、快適にワイヤレス充電することができる。

その他にも完全ワイヤレスイヤホンの「Gear IconX」が用意されているほか、専用ケースとして３段階の角度で使える「Clear View Standing Cover」、電話やメールなどをLEDライトで通知する「LED View Cover」、本物のイタリア牛革で作られている「Leather Wallet Cover」、米国国防省MIL規格の落下試験をクリアした頑丈な「Protective Standing Cover」、柔らかくなめらかな手触りの「Silicone Cover」、鮮やかな色と流線形フォルムを活かせる「Clear Cover」が用意されている。

「Galaxy Note9」の価格は？

Amazonでの「Galaxy Note9」の価格は105,210円（6GB/128GB/SIMフリー/送料無料）。手書きに特化したハイエンドなスマホを探している人におすすめだ。

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