現在、手書き最強スマホと言われる「Galaxy Note」シリーズ。 2012年に発売された「Galaxy Note」(SC-05D)から着々と改良を加えられ、最新モデル「Galaxy Note10」では弱点が見当たらないほどハイスペックなスマートフォンに進化を遂げている。
その性能の高さは他社のフラグシップと同等かそれ以上に値するほど。なぜこれほどまでに「Galaxy Note」はサムスンの代名詞と言っていいほどのフラグシップモデルへと進化したのか? 歴代モデルの軌跡をたどりながら、その理由について考えてみよう。
「Galaxy Note」はいつからフラグシップモデルへと変化したか?
「Galaxy Note」シリーズを振り返ってみると、ちょうど「Galaxy Note 5」あたりからハイスペックな路線を歩み始めたことが分かる。よく知られている通り、「Galaxy Note 5」はデザインがより洗練されたものへと刷新され、それまでの単なる「手書きスマホ」としてのイメージから脱却を図ろうとしていたことがうかがえる。その背景には あまりヒットしたとはいえない「GALAXY Note4」の影響があるだろう。
「GALAXY Note4」は手書きスマホとして十分な性能を持っていた「 GALAXY Note3」をさらに使いやすくしたのにもかかわらず、世間での反応はイマイチなものに終わっていた。それに対し、「Galaxy Note 5」のインパクトは予想以上のものだった。デザインだけでなく、スペックを他社のフラグシップモデル並みに引き上げたことで再び人気に火がつく。ここから、「Galaxy Note」は単なる「手書きスマホ」から、「手書きができるフラグシップモデル」として変化していくことになる。
Galaxy Note 最新ラインナップ 機種 一覧
ここでは最新モデルのGalaxy Noteを紹介します。リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
ここで紹介する機種は以下の通りです。
「Galaxy Note10+」
「Galaxy Note10 Lite」
「Galaxy Note9」
「Galaxy Note8」
「Galaxy Note FE」
「Galaxy Note 5」
「GALAXY Note4」
「Galaxy Note3」
「GALAXY Note Edge」
「Galaxy Note2」
「Galaxy Note」(SC-05D)
<Snapdragon 855&12GBメモリ搭載>
「Galaxy Note10+」
「Galaxy Note10+」はAndroid9.0を搭載した6.8型のスマートフォン。厚さ7.9mmのボディにQualcomm Snapdragon 855 オクタコア プロセッサと12GBメモリを搭載。19:9のフルスクリーン 有機EL液晶、256GB ストレージ、背面 16MP + 12MP + 12MP + 0.3MP、前面10MPカメラを備えるほか、
筆圧4096段階の手書き入力、Sペンでのジェスチャーコントロール、AR手書き機能、手書き入力からのテキスト化、PDF・Wordファイル出力、ライブフォーカス(写真・動画で背景ぼかし)、マイクのズームイン、手ぶれ補正(写真・動画)、DeX機能、「ベイパーチャンバー冷却システム」、45W急速充電、Qiワイヤレス充電(20W)、顔認証、指紋認証(超音波式・ディスプレイ内指紋認証)、防水 IPX5/IPX8 防塵 IP6X、USB Type-C、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0にも対応している。
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「Galaxy Note10 Lite」
「Galaxy Note10 Lite」はAndroid 10ベースの One UI 2を搭載した6.7型のスマートフォン。厚さ 8.7 mm、重さ 199 gのボディにExynos 9810 オクタコア プロセッサと 6/8GB メモリを搭載。20:9 のフルスクリーン有機EL液晶、128GB UFS 2.1ストレージ、4500 mAhバッテリー、12MP+12MP+12MPのトリプルカメラ、32 MPのフロントカメラを備えるほか、
筆圧4096段階のSペンによる入力、AR Doodle(Sペンで3D描画)、エアアクション(Sペンでリモコン操作)、手書きのテキスト変換、スクリーンペンのメモ(ロック画面でメモ)、PENUPアプリ(SNSコミュニティ)、Sペンでの自撮り写真、25Wの急速充電、NFC、Google Pay、USB Type-C、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0にも対応している。
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<AI機能&Sペン強化の手書きスマホ>
「Galaxy Note9」
「Galaxy Note9」はAndroid 8.1を搭載した6.4 型のスマートフォン。防水防塵に対応したボディにQualcomm Snapdragon 845 クアッドコアCPUと6/8GB RAMを搭載。デュアルエッジスクリーン対応のSuperAMOLED液晶や1200万画素のデュアルカメラを備えるほか、DeXモード、筆圧4096段階のSペンによる入力、AIインテリジェント機能、指紋センサー、虹彩認証、ギガビットLTE、4×4MIMO、最大512GB追加できるmicroSDカード(別売)、ワイヤレス充電、急速充電に対応している。
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<Sペン&デュアルカメラ搭載の手書き最強スマホ>
「Galaxy Note8」
「Galaxy Note8」はAndroid 7.1を搭載した6.3型のスマートフォン。前モデルから4096段階の筆圧検知が可能なSペンの機能を継承し、背面にデュアルカメラを搭載。4K動画撮影、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0、USB Type-Cにも対応している。
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<筆圧4096段階で手書き入力できるAndroidスマホ>
「Galaxy Note FE」
「Samsung Galaxy Note FE」はAndroid 7.0を搭載した5.7型のスマートフォン。虹彩認証機能を備え、セキュリティを強化しているほか、本体とSペンが防水、防塵に対応している。
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<デザイン刷新 手書き入力も充実 >
「Galaxy Note 5」
「Galaxy Note 5」はペン入力が可能なファブレットサイズのAndroidスマートフォン。本体がスリープ状態でも手書きメモを取れるように改善され、より手書きのメモが書きやすくなっている。
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<有機EL& 筆圧2048対応の手書き用スマホ>
「GALAXY Note4」
「Samsung Galaxy Note 4」はAndroid 6.0 (Android4.4)を搭載した5.7型のスマートフォン。厚さ8.5 mmの薄型ボディに解像度2560 x 1440の有機EL 液晶を搭載。筆圧2048段階に対応し、Sペン用のさまざまなアプリが使えるほか、手ブレ補正を使った撮影、NFC、急速充電、Wi-Fiデュアルバンドにも対応している。
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「Galaxy Note3」
「Galaxy Note3」はAndroid 4.3(5.0にアップグレード可)を搭載した5.7 型のスマートフォン。厚さ8.3 mmのスリムなボディに前モデルよりも大型化した5.7インチのフルHD液晶を搭載。ワンセグ、おサイフケータイに対応するほか、Sペンのアプリに新たな機能「Air Command」も加わっている。
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「GALAXY Note Edge」
「GALAXY Note Edge」のスペック
- ディスプレイは5.6インチ、解像度1600 x 2560 の有機EL液晶
※Super AMOLED / 518 ppi - プロセッサはQualcomm APQ8084 Snapdragon 805 Quad-core 2.7 GHz Krait 450
- GPUはAdreno 420
- RAMは3GB
- ストレージ容量は32GB/64GBで、micro SDカードで最大256GBまで増設可能
- バッテリー容量は3000 mAh
- カメラは背面1600万画素、前面370万画素
- OSはAndroid 6.0(もともとはAndroid 4.4)
※MHL、NFC対応
※オプションのSamsung Gear VRに対応
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「Galaxy Note2」
「Galaxy Note2」はAndroid 4.1.1 ( 4.4.2にアップグレード可 )を搭載した5.5型のスマートフォン。ワコムの技術を使った専用のスタイラスペン「Sペン」は1024段階の筆圧に対応。画面に触れなくてもペン先を近づけるだけでアプリを操作できる「Air View」、ペン先の動かし方で決められた操作を実行するジェスチャー操作、ユーザーが設定したコマンドを描くことで特定のアプリを起動させられるクイックコマンドに対応する。
「Galaxy Note2」のスペック
- ディスプレイは5.5インチ、解像度720 x 1280のSUPER AMOLED液晶
- プロセッサはExynos 4412 Quad-core 1.6 GHz
- GPUは Mali-400MP4
- RAMは2GB
- ストレージは16/32/64 GB
- バッテリーは3100 mAh
- カメラは背面800万画素(AFと手ブレ補正に対応)、前面190万画素
- OSはAndroid 4.1.1 ( 4.4.2にアップグレード可 )
- サイズは151.1 x 80.5 x 9.4 mm
- 重量は183 g
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「Galaxy Note」(SC-05D)
初代「Galaxy Note」のスペック
- ディスプレイは5.3インチ、解像度800×1280の液晶
- プロセッサはAPQ8060 デュアルコア 1.5GHz
- RAMは1GB
- ストレージは16GB
- バッテリーは5000mAh(交換可能)
- カメラは背面810万画素、前面196万画素
- OSはAndroid 2.3
- サイズは147.0 × 83.0 × 9.7 mm
- 重量は 184.0 g
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タブレット Galaxy Note まとめ
ここではGalaxy Noteタブレットをまとめて紹介します。
手書きに特化した8型タブレット「Galaxy Note 8.0」
「Galaxy Note 8.0 」はAndroid 4.1.2を搭載した8型のタブレット。Sペンによる手書き入力機能を備えている。
Sペン付属の「Galaxy Note 8.0 」のスペック
- ディスプレイは8 インチ( 解像度 800 x 1280)
- プロセッサは Exynos 4412 クアッドコア
- GPUはMali-400MP4
- RAMは 2GB
- ストレージは16 GB/32
- バッテリーは4,600mAh
- カメラは(8 インチ)背面 500 万画素、前面に 130 万画素
OSはAndroid 4.1.2 (Jelly Bean), upgradable to 4.4 (KitKat)
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「Galaxy Note 10.1」(2014)
「Galaxy Note 10.1」(2014)は Android 4..3(5.1にアップグレード可)を搭載した10.1型のタブレット。厚さ7.9 mm の薄型ボディにSnapdragon 800 オクタコアCPUと3GB RAMを搭載。解像度2560 x 1600の液晶を備えるほか、筆圧1024段階のSペンが利用可能。画面分割機能、「Air Command」ホイール機能を備え、スムーズに手書きアプリにアクセスできる。
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「Galaxy Note Pro」
「Galaxy Note Pro」はAndroid 4.4 を搭載した12.2型のタブレット。厚み7.95mmの薄型ボディにExynos 5420 オクタコアCPUと3GB RAMを搭載。「Sペン」での手書き入力に対応するほか、最大4つのアプリを同時に表示可能なマルチウインドウ機能、グラフィカルなUI「Magazine UX」にも対応している。
「Galaxy Note Pro」のスペック
- ディスプレイは12.2インチ、解像度2560 x 1600のSuper clear LCD 液晶
- プロセッサはExynos 5420 Octaa-core (4×1.9 GHz & 4×1.3 GHz )
- GPUはMali-T628 MP6
- RAMは3 GB
- ストレージは32/64 GB
- バッテリーは9500 mAh
- カメラは背面800万画素、前面200万画素
- OSはAndroid 4.4 (KitKat)
- インターフェースははmicroUSB 3.0端子、microSDカードスロット、IrLED、各種操作ボタン
- 通信はIEEE 802.11ac対応の無線LAN、Bluetooth 4.0、IrLED
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Galaxy Noteのライバル
ここではGalaxy Noteのライバル機種をまとめて紹介します。
<専用スタイラスが付属する大型液晶搭載Androidスマホ>
「LG Stylus 2」
「LG Stylus 2」は専用スタイラスが付属する5.7型スマートフォン。7.4mmの薄型で、プロセッサやRAMが強化されている。また、ナノコーティングファイバーを採用専用スタイラスが利用可能。画面オフ(スリープ)中でもメモが書ける「すぐメモ」機能も利用できる。
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「LG Stylus 3」
「LG Stylus 3」はAndroid 7.0を搭載した5.7型のスマーtフォン。厚さ7.4 mmの薄型ボディにMediatek MT6750 オクタコアCPUと3GB RAMを搭載。先端1.8mmで手書きやタップ操作の体験が改善された専用スタイラスペンが使用できるほか、ペンをホルダーから取り出すとメモ帳アプリを起動する機能「Pen Pop 2.0」も利用できる。120度広角フロントカメラ、指紋センサーにも対応する。
「LG Stylus 3」のスペック
- ディスプレイは5.7インチ、解像度720 x 1280の液晶
- プロセッサはMediatek MT6750 Octa-core 4×1.5 GHz & 4×1.0 GHz
- GPUはMali-T860MP2
- RAMは3 GB
- ストレージは16GB
- バッテリーは3200 mAh
- カメラは背面1300万画素、前面500万画素
- OSはAndroid 7.0 Nougat
- サイズは155.6 x 79.8 x 7.4 mm
- 重量は149 g
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ASUS 「VivoTab Note 8」
ASUS「VivoTab Note 8」はWindows 8.1を搭載した8型のタブレット。コンパクトボディにIntel Atom Z3740 クアッドコアCPUに2GB RAMを搭載。付属のワコム製スタイラスペン(筆圧1054段階)で滑らかな線を描けるほか、手をタブレット画面に置きながら描けるパームリジェクション機能も利用できる。
ASUS 「VivoTab Note 8」のスペック
- ディスプレイは8インチ、解像度800 x 1280 のIPS液晶
※LEDバックライト付き / 189 ppi / マルチタッチ - プロセッサはIntel Atom Z3740 Quad-core 1.8 GHz
- GPUはインテル® HD グラフィックス (CPU内蔵)
- RAMは2GB LPDDR3-1066
- ストレージは64GB
- バッテリー駆動時間は約11.8時間
- カメラは背面500万画素、前面126画素
- OSはWindows 8.1
- 通信はIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth V4.0
- インターフェースはMicroUSB、MicroSDカードスロット、3.5mmステレオジャック
※マイク・スピーカーも内蔵 - サイズは幅220.9mm×奥行き133.8mm×高さ10.95mm
- 重量は約380g
- OfficeはMicrosoft Office Home and Business 2013搭載
- 付属品はUSB ACアダプターセット、製品マニュアル、製品保証書、スタイラスペン
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