2018年10月に発売された小型PC 「LIVA Z2」(LIVAZ2-4/32-W10 N4100)のスペック、性能、価格を紹介! LIVA Z (N4200) との比較・違いも合わせて掲載しています。
※2021年3月20日、「LIVA Q1D」が発売されました。
※2019年10月から「LIVA Q2」も発売されています。
「LIVA Z2」
「LIVA Z2」はWindows 10 を搭載した小型PC。手のひらサイズのボディにGemini Lake世代の Intel Celeron N4100 デュアルコアCPUと4GB RAMを搭載。32GBストレージ、拡張スロット(2.5インチ・SATA3.0)、4K出力対応のHDMI 2.0ポート、USB 3.1 Type-Cポートを備えるほか、デュアルモニタ、ファンレス静音動作(完全無音)、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 4.2にも対応している。
公式製品紹介ページはこちら
https://www.links.co.jp/item/liva-z2/
「LIVA Z2」のスペック 一覧
- 型番 LIVAZ2-4/32-W10(N4100)
- プロセッサ Intel Celeron N4100 デュアルコア 1.10 GHz
- GPU Intel UHD Graphics 605
- RAM(メモリ) 4GB
※SO-DIMM DDR4-2400 最大8GB (4GB×2) 空きスロット1 - ストレージ 32GB eMMC
- 拡張ストレージ 2.5インチ SATA 6Gb/s(SATA3.0) 空きスロット1
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.2、有線LAN ( 1×Gigabit LAN 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
- インターフェース 1×HDMI 2.0、1×HDMI 1.4、3×USB 3.1 Gen.1、1×USB Type-C 3.1 Gen.1、2×USB 2.0、1×有線ギガビットLANポート、1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック、1×デジタルマイク、1×給電用DCポート
- OS Windows 10 Home 64bit
- サイズ 255x220x75mm
- 重量 約1.5kg
- 発売日 2018年10月
「LIVA Z2」のベンチマーク
「LIVA Z2」のベンチマークスコアを紹介します。
<CPU> Celeron N4100
Passmarkによるベンチマークスコアは「2310」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「382」、マルチコアで「1165」。
<CPU> Pentium Silver N5000
Passmarkによるベンチマークスコアは「2765」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「434」、マルチコアで「1236」。
<CPU> Pentium N4200
Passmarkによるベンチマークスコアは「2027」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「320」、マルチコアで「989」。
<GPU> Intel UHD Graphics 605
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「414」。
<GPU> Intel HD Graphics 505
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「353」。
「LIVA Z2」(N4100)の性能
「LIVA Z2」(N4100)の性能についてまとめてみました。
プロセッサ・メモリ・グラフィックの性能
プロセッサはGemini Lake世代の Intel Celeron N4100 デュアルコア 1.10 GHz、RAMは4GBを搭載。14 nmプロセスで製造された64ビット対応の4コアプロセッサで、最大2.40 GHzの周波数で駆動。
グラフィック(GPU)はIntel UHD Graphics 605を採用し、動画を滑らかに再生する。
なお、「LIVA Z (N4200) 」のプロセッサはApollo Lake世代の Intel Pentium N4200で、メモリは4GBを搭載。
ストレージの性能
ストレージは32GB eMMC。拡張ストレージとして2.5インチ SATA 6Gb/s(SATA3.0)のHDD / SSDを追加できる。
なお、「LIVA Z (N4200) 」のストレージは32GB eMMCで全く同じ仕様だった(※拡張スロットも同じ)。
通信の性能
通信はWi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.2、有線LAN ( 1×Gigabit LAN 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)をサポートする。
なお、「LIVA Z (N4200) 」はWi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.0、有線LAN ( 1×Gigabit LAN 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)をサポートしていた。
インターフェースの性能
インターフェースは1×HDMI 2.0、1×HDMI 1.4、3×USB 3.1 Gen.1、1×USB Type-C 3.1 Gen.1、2×USB 2.0、1×有線ギガビットLANポート、1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック、1×デジタルマイク、1×給電用DCポート。
4K/60fpsの映像出力に対応するHDMI 2.0ポートを備えるほか、2つのHDMI出力によるデュアルモニタに対応する。また、ファンを搭載せず、完全無音を実現。2.5インチ SATAに対応した拡張スロットも搭載している。
なお、「LIVA Z (N4200) 」のインターフェースは1×HDMI、1×mDP、2×ギガビットLANポート、3×USB 3.0、1×USB 3.0 Type-C、1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック、1×給電用DCポートだった。
ボディ・筐体の性能
サイズは255x220x75mmで、重量は約1.5kg。
なお、「LIVA Z (N4200) 」のサイズは117 x 128 x 33 mmで、重量は約365gだった。
「LIVA Z2」と「LIVA Z (N4200) 」との違い
「LIVA Z2」は2018年10月に発売された。一方、「LIVA Z (N4200) 」は2017年 2月に発売されたモデルで、約1年と8ヶ月ほど前のモデルとなる。
スペック上の違いは、まずプロセッサがApollo Lake世代の Intel Pentium N4200からGemini Lake世代の Intel Celeron N4100となり、ベンチマークスコアも「2027」(CPU)から「2310」(CPU)へと引き上げられた。
また、Bluetooth のバージョンが4.0から4.2にアップデート。インターフェースはHDMI端子が1基から2基へと増強され、2つのHDMI端子を利用したデュアルモニタにも対応するようになった。
ただし、メモリやストレージ、拡張スロット、ファンレスの完全無音動作、USB Type-C端子を搭載している点に変更はない。
価格は「LIVA Z (N4200) 」の方が安いことが多いので、用途にあえばあえて「LIVA Z (N4200) 」を選択してもいいだろう。両機種の差はそれほど大きくはない。
「LIVA Z2」の価格は?
「LIVA Z2」は、
Amazonで38,670円〜、
楽天市場で33,448円 (税込)、
ヤフーショッピングで33,448円〜、
で販売されています。
Amazonで「LIVA Z2」(LIVAZ2-4/64-W10Pro N5000)をチェックする
楽天市場で「LIVA Z2」( N5000)をチェックする
ヤフーショッピングで「LIVA Z2」( N5000)をチェックする
米国Amazon.comで「LIVA PC」をチェックする
他の小型PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「LIVA Q1D」
★「LIVA Q2」
「CHUWI LarkBox」(Pro)
「BMAX B1」
その他のおすすめ小型PCは?
その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
海外製の小型PCをまとめて紹介しています。
国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。
超小型UMPCが続々! 最新の極小Windows ノートPC まとめ
超小型のUMPCをまとめて紹介しています。
大容量メモリ&ストレージの最新スティックPCを紹介しています。