「Alldocube Smile X」と話題の注目タブレットを徹底比較！

2021年12月に発売された「Alldocube Smile X」と話題の注目タブレットを徹底比較！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2022年11月、「Alldocube iPlay50」が発売されました。

※2022年4月28日、「ALLDOCUBE iPlay 9T」が発売されました。

このページ内の目次

「Alldocube Smile X」の特徴

「Alldocube Smile X」の特徴をまとめてみました。

10.1フルHD液晶・64GB ROM・6000 mAh

「Alldocube Smile X」は10.1インチで解像度1980×1200 pxのIPS液晶を搭載。画質はフルHDで、画面がより広く見えるナローベゼルも採用しています。また、64GBストレージを内蔵。別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。そのほか、6000mAhバッテリーを搭載。Type-C充電にも対応しています。

Tiger T610＆4GBメモリ＆Android 11

「Alldocube Smile X」はUnisoc Tiger T610 オクタコアプロセッサを搭載。Antutuベンチマーク総合で約180,000点を記録しています。また、4GBメモリ搭載でスムーズに動作。OSはAndroid 11でバブルやスクリーンレコードなどの新機能が使えるようになっています。

SIMフリー・5MPカメラ・BOXスピーカー

「Alldocube Smile X」は本体にSIMスロットを搭載。SIMフリーで4G LET通信が利用できます。また、背面に500万画素カメラを搭載。前面には200万画素カメラを搭載しています。そのほか、スマートPAアンプ搭載のデュアルBOXスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽を楽しめます。

公式ページ Alldocube tablet

価格を比較

「Alldocube Smile X」と「BMAX MaxPad i10 Plus」、「Oscal Pad 8」、「VASTKING KingPad M10」の価格を比較してみました。

「Alldocube Smile X」

「Alldocube Smile X」は、Amazonで15,119円（セール価格）、楽天市場で15,780円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで15,780円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $120.00（セール価格）、米国 Amazon.comで$115.19で販売されています。

「BMAX MaxPad i10 Plus」

「BMAX MaxPad i10 Plus」は、Amazonで17,490円、楽天市場で21,990円(税込)、ヤフーショッピングで21,990円、Banggoodで22,114円、AliExpressでUS $139.99で販売されています。

「Oscal Pad 8」

「Oscal Pad 8」は、Amazonで18,999円（2500円OFFクーポン付き）、楽天市場で25,041円 (税込)、ヤフーショッピングで22,848円、Banggoodで23,152円、AliExpressでUS $147.99 – 184.99、米国 Amazon.comで$199.99で販売されています。

「VASTKING KingPad M10」

「VASTKING KingPad M10」は、Amazonで23,800円 (4000円OFFクーポン付き)、米国Amazon.comで$193.99で販売されています。

ベンチマークを比較

「Alldocube Smile X」と「BMAX MaxPad i10 Plus」、「Oscal Pad 8」、「VASTKING KingPad M10」のベンチマークスコアを比較してみました。

※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。

「Alldocube Smile X」

Antutu総合で約180,000

例：Antutu総合で「186869」、CPUで「61801」、GPUで「30806」、MEMで「37722」、UXで「56540」

＜CPU＞Unisoc Tiger T610

＜プロセッサ性能を解説＞

12nmプロセスで製造されたUnisoc Tiger T610 オクタコアプロセッサを搭載し、Antutu総合で約18万を記録しています。同じプロセッサは「BMAX MaxPad I10」、「TECLAST M40SE」、「ALLDOCUBE kPad」にも搭載されています。

UNISOC Tiger T618搭載の「BMAX MaxPad i10 Plus」、「VASTKING KingPad M10」と比較するとスコアが約1～2万ほど低くなります。

Unisoc SC9863A搭載の「Oscal Pad 8」と比較するとスコアが約8万ほど高くなります。

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、Web会議、オンライン授業などでも快適に動作します。また、Androidの3DゲームやPSP、PS1、SFC、MDなどのエミュレータも快適に動作します。

「BMAX MaxPad i10 Plus」

Antutu総合で「211843」

＜CPU＞ UNISOC Tiger T618

「Oscal Pad 8」

Antutu総合で「96231」

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

「VASTKING KingPad M10」

Antutu総合で「189235」、CPUで「68876」、GPUで「42186」、MEMで「36162」、UXで「42011」。

＜CPU＞ Unisoc Tiger T618

スペックを比較

「Alldocube Smile X」と「BMAX MaxPad i10 Plus」、「Oscal Pad 8」、「VASTKING KingPad M10」のスペックを比較してみました。

「Alldocube Smile X」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1980×1200 pxのIPS液晶
※ナローベゼル
プロセッサ 　Unisoc Tiger T610 オクタコア (ARM 2×A75 2.0G and 6×A55 2.0G）
※12nm
GPU　Mali G52-3EE-2-core 850MHz
RAM（メモリ） 4GB LPDDR4
ストレージ 64GB eMMC 5.1
外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
バッテリー 6000 mAh
背面カメラ　5MP
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (Beidou/Galileo)、4G通信
インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　デュアルBOXスピーカー (スマートPAアンプ搭載)
OS　Android 11
サイズ　 242.0 x 168.0 x 9.3mm
重量　474g
カラー グレー
SIMカード NanoSIM
対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au回線に対応
4G FDD：B1 / 3/5/7/8/20 / 28A TDS：B34 / 39 TDD：B38 / 39/40/41
3G WCDMA：B1 / 5/8
2G GSM：B3 / 5/8

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「BMAX MaxPad i10 Plus」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS LCD液晶
※FHD/16:10
プロセッサ UNISOC Tiger T618 オクタコア
※12nm/8コア/AI対応
CPU 2 x A75@2.0GHz + 6 x A55@2.0GHz
GPU ARM Mali-G52 3EE
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDカードで最大256GBまで
バッテリー 22.8Wh(6000mAh/3.8V)
充電 Type-C充電
背面カメラ 5MP ※オートフォーカス対応
前面カメラ 2MP ※オートフォーカス対応
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、BLuetooth 5.0、GPS (A-GPS/Beidou/Galileo/Glonass)、4G通信
インターフェース USB Type-C (USB2.0/OTG) x 1、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー ステレオスピーカー x2 (3Dサラウンドサウンド)
マイク 内蔵（高音質なVoLTE通話が可能）
筐体の素材　アルミ合金
OS　Android 10
サイズ 242 × 164 × 8.9 mm
重量 535g
カラー　グレー

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「Oscal Pad 8」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
※FHD/画面比率78.5%/画面分割
プロセッサ　Unisoc SC9863A オクタコア 1.6 GHz
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ）　4GB
ストレージ　64GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　スタンバイで480時間、通話で24時間、HD動画再生で5時間、Web閲覧で7時間、ゲームで5時間、音楽再生で25時間
充電　Type-C充電
背面カメラ　5MP ※フラッシュ対応
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GLONASS/BEIDOU)、4G通信
インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
センサー　Gセンサー
スピーカー　デュアルステレオスピーカー内蔵
マイク　内蔵
キーボード　専用キーボードを用意
ケース　専用カバーケースが付属
Office　WPS Office プリインストール
生体認証　顔認証
OS Android 11ベースのDoke OS_P1.0
サイズ 242 x 160.5 x 9.4 mm
重量 547g
カラー　Android 11

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「VASTKING KingPad M10」のスペック

ディスプレイ　10.36インチ、解像度2048 x1080 ドットの液晶
※2K
プロセッサ　UNISOC Tiger T618 オクタコア 2.0GHz
※12nm
GPU ARM Mali-G52
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　12時間
背面カメラ　13MP
前面カメラ 8MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS（A-GPS）、4G通信
※ワイヤレスで外部出力が可能
インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
※microHDMI端子は搭載されていません
筐体の素材　フルメタル（金属）
スピーカー　クアッドスピーカー
キーボード　専用の着脱式キーボードカバーを用意（別売）、タッチパッド付き
音声認識　Googleアシスタント
生体認証　3D顔認証
OS　Android 11
サイズ　247 x 157 x 8 mm
重量　450g
カラー ミスティックグレー

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「Alldocube Smile X」のメリット・デメリット

「Alldocube Smile X」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.1インチのフルHD液晶

「Alldocube Smile X」は10.1インチで解像度1980×1200 pxのIPS液晶を搭載。画質はフルHDで、画面がより広く見えるナローベゼルも採用しています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPS LCD液晶を搭載しています。「Oscal Pad 8」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶を搭載しています。「VASTKING KingPad M10」は10.36インチで解像度2048 x1080 ドットの液晶を搭載しています。

・4GBメモリ＆64GBストレージ搭載で快適に使える

「Alldocube Smile X」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、64GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」と「Oscal Pad 8」は4GBメモリと64GBストレージを搭載しています。「VASTKING KingPad M10」は4GBメモリと128GBストレージを搭載しています。

・6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

「Alldocube Smile X」は6000mAhバッテリー搭載で長時間動作します。また、Type-C充電に対応しています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」、「Oscal Pad 8」、「VASTKING KingPad M10」は6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・背面5MP＆2MPカメラが使える

「Alldocube Smile X」は背面5MP(500万画素)カメラと2MP(200万画素)カメラが使えるようになっています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」は背面5MP＆2MPカメラ（※オートフォーカス対応）を搭載しています。「Oscal Pad 8」は背面5MP＆2MPカメラ（※フラッシュ対応）を搭載しています。「VASTKING KingPad M10」は背面13MP＆8MPカメラを搭載しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応

「Alldocube Smile X」は高速で途切れにくいi-Fiデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0とGPSもサポートしています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPS (A-GPS/Beidou/Galileo/Glonass)に対応しています。「Oscal Pad 8」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPS (GLONASS/BEIDOU)に対応しています。「VASTKING KingPad M10」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0、GPS（A-GPS）に対応しています。

・SIMフリーで4G LET通信に対応

「Alldocube Smile X」はSIMスロットを搭載し、SIMフリー＆4G LET通信に対応しています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」、「Oscal Pad 8」、「VASTKING KingPad M10」もSIMフリー＆4G LET通信に対応しています。

・薄型軽量デザイン

「Alldocube Smile X」は薄型軽量デザインになっています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」は厚さ8.9 mmで重さ535gになっています。「Oscal Pad 8」は厚さ9.4mmで重さ547gになっています。「VASTKING KingPad M10」は厚さ8mmで重さ450gになっています。

・デュアルBOXスピーカー搭載で音がいい

「Alldocube Smile X」はスマートPAアンプ搭載のデュアルBOXスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」は3Dサラウンドサウンド対応のステレオスピーカー x2を搭載しています。「Oscal Pad 8」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「VASTKING KingPad M10」はクアッドスピーカーを搭載しています。

・Android 11の新機能が使える

「Alldocube Smile X」はAndroid 11の新機能が使えるようになっています。

Android 11には、

「メディアコントロール」（アプリ起動なしで再生などの設定変更）、「バブル」（他のアプリにふきだしでメッセージを表示・返信）、「スクリーンレコード」（操作などを録画）、「デバイスコントロール」（スマート家電のコントロールメニュー）、「アプリ候補」（ホーム画面に頻度の高いアプリを表示）、「ワンタイムパーミッション」（アプリ使用中のみ位置情報などを許可）

などの新機能が使えるようになっています。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」はAndroid 10を搭載しています。「Oscal Pad 8」と「VASTKING KingPad M10」はAndroid 11を搭載しています。

デメリット

・専用キーボードが用意されていない

「Alldocube Smile X」は専用キーボードが用意されていません。

一方、「Oscal Pad 8」と「VASTKING KingPad M10」は専用キーボードが用意されています。「BMAX MaxPad i10 Plus」は専用キーボードが用意されていません。

・オートフォーカス撮影に対応していない

「Alldocube Smile X」はオートフォーカス撮影に対応していません。

一方、「BMAX MaxPad i10 Plus」はオートフォーカス撮影に対応しています。「Oscal Pad 8」と「VASTKING KingPad M10」はオートフォーカス撮影に対応していません。

「Alldocube Smile X」の評価

「Alldocube Smile X」の評価を紹介します。

スペック：★★★★

通信：★★★★

機能：★★★

デザイン：★★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★★

＜総合評価＞

Alldocubeからはすでに8インチの「Alldocube Smile 1」が発売されていますが、今回発売された「Alldocube Smile X」は10.1インチになっています。スペックは「ALLDOCUBE kPad」に近く、価格はSmile 1と同様にリーズナブルになっています。

「ALLDOCUBE kPad」との違いは液晶のサイズ＆解像度とカメラ性能です。「ALLDOCUBE kPad」の方がやや性能が高くなっていますが、「Alldocube Smile X」はその分価格が安めに設定されているようですね。

発売時の価格は$149.99。日本で発売されても安くなりそうです。コスパのいいAndroid 11タブレットを探している人におすすめです。