「Diginnos Stick DG-STK5S」スペック、性能、DG-STK4D 比較


Gemini Lake搭載のスティックPC「Diginnos Stick DG-STK5S」のスペック、性能、機能、価格を紹介! 。前モデル「DG-STK4D」との比較・違いも合わせて掲載しています。

Gemini Lake搭載のスティックPC「Diginnos Stick DG-STK5S」

 

Diginnos Stick DG-STK5S」はWindows10を搭載したスティックPC。小型ボディにGemini Lake世代のインテル Celeron N4000 デュアルコアCPUと4GB RAMを搭載。「毘沙門亀甲」をベースにした独自デザインを採用し、従来の丸形通気口に比べ開口面積を155%拡大。強度と異物の侵入防止性を維持したまま、冷却効率を向上している。

また、Intel製のAC9560 無線LANモジュールを搭載。理論速度 1.7Gbps、スループット値 950Mbps(※当社測定値)、11ac 2x2 とすることで有線LAN接続に迫る帯域を確保。4Kストリーミング動画の再生も快適に楽しめるようになっている。

「Diginnos Stick DG-STK5S」 スペック  一覧

  • プロセッサ  Gemini Lake世代のインテル Celeron N4000
  • ※(1.10GHz-2.60GHz/2コア/2スレッド)
  • GPU  インテル UHDグラフィックス 600 (CPU内蔵)
  • RAM(メモリ)4GB LPDDR4
  • ストレージ   64GB eMMC
  • 電源 microUSB経由で給電
  • ワイヤレス通信  Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース  USB 3.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-C×1、HDMI×1、microSDXCカードスロット×1
  • OS  Windows 10 Home 64ビット
  • サイズ  118(幅)×14(高さ)×45(奥行)mm
  • 重量  約75g
  • カラー  ブラック

「Diginnos Stick DG-STK5S」の性能・機能

Diginnos Stick DG-STK5S」の性能機能についてまとめてみました。

「Diginnos Stick DG-STK5S」のプロセッサ性能

Diginnos Stick DG-STK5S」はGemini Lake世代のインテル Celeron N4000 デュアルコア プロセッサを搭載しています。14 nmプロセスで製造された64ビット対応の2コア、2スレッドのプロセッサで、最大2.60GHzの周波数で駆動できます。

前モデル「Diginnos Stick DG-STK4D」が搭載していたCherry Trail世代のIntel Atom x5-Z8550 クアッドコア プロセッサと同様に、低電力で駆動するため、発熱が少なく長時間でも安定して動作します。

「Diginnos Stick DG-STK5S」のベンチマーク

Passmarkによるベンチマークスコアは「1440」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1853」、マルチコアで「3123」。

Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「391」。

Cherry Trailパソコンとベンチマークスコアを比較

前モデル「Diginnos Stick DG-STK4D」はCherry Trail世代のIntel Atom x5-Z8550 クアッドコア プロセッサを搭載していました。ベンチマークスコアは以下のようになります。

Passmarkによるベンチマークスコアは「1276」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「167」、マルチコアで「521」。

Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「149」。

このベンチマーク結果から、Gemini Lake世代のインテル Celeron N4000 デュアルコア プロセッサは、Cherry Trail世代のIntel Atom x5-Z8550 クアッドコア プロセッサの約2倍の性能を発揮できることが分かります。

「Diginnos Stick DG-STK5S」のストレージ性能

Diginnos Stick DG-STK5S」は64GB eMMCストレージを搭載。別売のmicroSDXCカードで拡張することもできます。

一方、前モデル「Diginnos Stick DG-STK4D」のストレージ容量は32GB eMMCで、「Diginnos Stick DG-STK5S」の2分の1の容量でした。「Diginnos Stick DG-STK5S」は容量が増えた分、たくさんのアプリや画像、音楽、動画ファイルを保存できるようになっています。

「Diginnos Stick DG-STK5S」の通信性能

Diginnos Stick DG-STK5S」はWi-Fiデュアルバンドに対応しています。2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数が利用できるため、途切れづらく高速な通信を利用できます。

また、Intel製のAC9560 無線LANモジュールを採用し、理論速度 1.7Gbps、スループット値 950Mbps、11ac 2x2 とすることで有線LAN並みに快適な通信環境を確保。4Kストリーミング動画の再生も快適に楽しめます。

そのほか、高速で超低消費電力で駆動する通信規格「Bluetooth 5.0」を採用。ワイヤレスのヘッドホン・イヤホンやマウス、キーボードなども高速かつスムーズに接続できます。

なお、前モデル「Diginnos Stick DG-STK4D」はWi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz&5GHz)、Bluetooth 4.0をサポートしていました。「Diginnos Stick DG-STK5S」からはBlutoothのバージョンが4.0から5.0にアップグレードされていることが分かります。

「Diginnos Stick DG-STK5S」のインターフェース

Diginnos Stick DG-STK5S」はUSB 3.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-C×1、HDMI×1、microSDXCカードスロット×1を搭載。

前モデル「Diginnos Stick DG-STK4D」のインターフェースはmicroSDXCカードスロット、USB 3.0×2、Micro USB(給電用)、HDMI出力端子だったので、「Diginnos Stick DG-STK5S」から新たにUSB 3.0 Type-Cポートを採用したことが分かります。

「Diginnos Stick DG-STK5S」の冷却性能

Diginnos Stick DG-STK5S」は廃熱処理に必要な通気口に日本古来の「毘沙門亀甲」をベースにした独自デザインを採用。従来モデルDG-STK4Dの丸形通気口に比べ開口面積を155% 拡大し、強度と異物の侵入防止性を維持したまま、高い冷却効果を発揮できるようになっています。

「Diginnos Stick DG-STK5S」と「DG-STK4D」の違い  まとめ

Diginnos Stick DG-STK5S」は「DG-STK4D」とどのように違っているのでしょうか? スペック上の大きな違いはやはりプロセッサです。

Cherry Trail世代のIntel Atom x5-Z8550からGemini Lake世代のインテル Celeron N4000に変更されたことで、動作スピードは大幅に向上しました。

具体的にはベンチマークスコアは「1440」(passmark・CPU)から「1847」に上がり、Intel HD Graphics 400からIntel HD Graphics 600になったことで、グラフィック性能も向上。ネットを介したストリーミング動画や4K画質の動画でも熱暴走することなく、スムーズに動作するように改善されています。

また、ストレージ容量が32GBから64GBへと強化されたことも大きな特徴です。これにより、USBメモリや外付けHDDなどを用意する必要がほとんどなく、データを保存できるようになりました。

そのほか、インターフェースがUSB 3.0×2からUSB 3.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-C×1に変更されていること、Bluetoothのバージョンが4.0から5.0に変更されているなど、性能の向上が図られています。

廃熱処理に必要な通気口がDG-STK4Dよりも155% 拡大し、冷却効果が向上していることも大きな違いです。

「Diginnos Stick DG-STK5S」の価格は?

Diginnos Stick DG-STK5S」は、

Amazonで28,980円〜(中古)、

で販売されています。ドスパラ公式サイトは売り切れました。楽天市場やヤフーショッピングでは販売されていないようです。

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