「Google Nest Audio」をレビュー!音質に関する口コミ、Media EQ機能やAmbient IQ、Nestデバイスとの連携機能、メリット・デメリット、スペック、詳細な価格情報も掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Google Nest Audio」が日本で発売開始!
2020年10月15日、米国 Googleの新製品「Nest Audio」(ネスト オーディオ)が発売されました。
Googleアシスタントに対応した高音質なスマートスピーカーです。
グーグルからは2017年10月にスマートスピーカー「Google Home」(グーグルホーム)が発売されています。
このスマートスピーカーは「想像以上に音がいい」、「動画や音楽を簡単にキャストできて便利」と評判でした。
新モデルはその音質を格段に向上させ、クリアな高音とパワフルな低音を再現できることで話題になっています。
もちろん、マルチルームオーディオ対応で、複数のNest Audioを連携させて、部屋全体で音楽を楽しむこともできますよ。
それでは早速どんなスマートスピーカーなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:Google Nest Audio なら、迫力のあるサウンドも思いのままに – Google ストア
75mmウーファーと19mmツイーター搭載・バランスが良くクリアなサンド
「Google Nest Audio」は全体的にバランスが良くクリアで、特に中音域の音質が優れていると評判です。
本体には75mmウーファーを搭載し、深みのある、迫力の低音を再生することが可能。
19mmツイーターも搭載し、ボーカルや高音域がクリアに聞こえます。
Google Homeと比べて、低音域が強化されつつも高音域とのバランスがとれており、様々なジャンルの音楽を楽しめます。
また、Google Homeよりも75%音量が大きくなっています。
<音質に関する口コミ・評判>
- ボーカルがクリアで聞き取りやすい。
- 低音がしっかり出ている(※低音が少しぼやけているという意見もあり)
- 音に広がりがあり、臨場感がある
- 小音量でもバランスが良い
- 高音域がやや控えめ
価格を考えると非常に優れた音質を持つスマートスピーカーと言えます。特にクリアなボーカルとバランスの良さが魅力です。
ただし、重低音重視の人や、高音域のきらびやかさを求める人には、物足りないと感じる可能性もあります。
他のスマートスピーカーと比較
一方、「Amazon Echo 第4世代」は1.6インチスピーカー搭載でDolbyステレオサウンドに対応しています。
「Echo Studio」は2.0インチスピーカー x 3&1.0インチツイーター&5.25インチ(133 mm)ウーファー搭載でDolby Atmosに対応しています。
「Sony LF-S50G」は最大18W出力できる53mm(サブウーファー)+48mm(サテライト)を搭載しています。
Media EQ機能で音質を自動で調整できる
「Google Nest Audio」は聴いているコンテンツに合わせて自動的に音質を調整してくれる「Media EQ機能」を利用できます。
具体的には再生中のコンテンツの種類を自動的に認識し、それぞれに最適なイコライザー設定を適用します
例えば、音楽を聴いているときは低音を強調したり、ポッドキャストを聴いているときは人の声を聞き取りやすくしたりします。
この機能を利用すると、手動でイコライザーを調整する必要がないため、手間がかからず、快適に音楽を楽しめます。
「Media EQ機能」は以下のコンテンツに対応しています。
- 音楽
- ポッドキャスト
- オーディオブック
- Google アシスタントからの応答
Ambient IQで音量を自動調整できる
「Google Nest Audio」は周囲の音環境に合わせて音量を自動調整するAmbient IQに対応しています。
具体的には内蔵マイクを使って周囲の音を常にモニタリングし、テレビの音や人の話し声など、周囲のノイズレベルを検知すると、それに応じてスピーカーの音量を自動的に調整します。
そのため、聞き取りやすさが向上し、騒がしい環境でも、ニュースやポッドキャストの内容を聞き逃すことなく、クリアに聞き取ることができます。
快適な音量: 静かな環境では音量を抑え、周囲への配慮をしながらコンテンツを楽しむことができます。
対応コンテンツ
Ambient IQは、以下のコンテンツの音量調整に対応しています。
- Google アシスタントからの応答
- ニュース
- ポッドキャスト
- オーディオブック
他のスマートスピーカーと比較
一方、「Amazon Echo 第4世代」は音質の自動調整機能に対応しています。
「Echo Studio」は自動音響調整機能に対応しています。
「Sony LF-S50G」はジェスチャー操作、「2ステージディフューザー」、「ダンプドバスレフダクト」に対応しています。
Google Nestデバイス同士で連携できる
「Google Nest Audio」はGoogle Nestデバイス(旧Google Home)同士で連携し、すべてのデバイスから同じ曲を再生することができます。
また、2台のGoogle Nest Audioを連携させ、ステレオサウンドを楽しむこともできます。
<連携機能>
1.ステレオスピーカーとしての連携
2台のNest Audioをペアリングすることで、ステレオスピーカーとして使用できます。より広がりのある、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
2.Nest Hubなどのスマートディスプレイとの連携
Nest HubやNest Hub Maxなどのディスプレイ付きデバイス(スマートディスプレイ)と連携することで、音声だけでなく、画面でも情報を確認できます。
例えば、Nest Audioで音楽を再生している時に、Nest Hubで曲名やアーティスト名を表示したり、アルバムアートワークを表示したりできます。
また、Nest Hubで再生している動画の音声を、Nest Audioから出力することもできます。
3.Nest Miniなどの他のスマートスピーカーとの連携
Nest Miniなどの他のスマートスピーカーと連携することで、家全体で音楽を再生することができます。
各部屋にスピーカーを設置し、Google Homeアプリでグループ化することで、マルチルームオーディオシステムを構築できます。
4.Chromecast built-in対応デバイスとの連携
Chromecast built-in対応のテレビやスピーカーと連携することで、Nest Audioから音声操作でコンテンツを再生できます。
5.スマートホームデバイスと連携
Nest Thermostatなどのスマートホームデバイスと連携することで、音声で室温を調整したり、照明を操作したりできます。
他のスマートスピーカーと比較
一方、「Amazon Echo 第4世代」と「Echo Studio」はAmazonデバイスと連携が可能です。
「Sony LF-S50G」はGoogle Nestデバイス(旧Google Home)同士で連携可能です。
拡張アクションで機能を追加できる
「Google Nest Audio」は、るサードパーティ(他社)製の拡張アクション(Actions on Googleアプリ)で機能を追加することができます。
例えば、料理のレシピや不動産の物件情報、ごみ収集情報、音楽ランキングなどがあります。
拡張アクションとは?
Googleアシスタントには、標準で多くの機能が搭載されていますが、拡張アクションを利用することで、さらに多くのことができるようになります。
拡張アクションは、サードパーティ製のアプリやサービスが提供するもので、ゲーム、教育、ライフスタイルなど、様々なカテゴリがあります。
- ゲーム・・・音声で操作するクイズゲームやアドベンチャーゲームなどを楽しめます。
- 教育・・・子供向けの学習コンテンツや、語学学習アプリなどを利用できます。
- ライフスタイル・・・レシピ検索、ニュースや天気予報の確認、To Doリストの管理などができます。
- スマートホーム・・・対応する家電を音声で操作できます。
拡張アクションは日々増加しており、新しいコンテンツやサービスが続々と追加されています。Google Homeアプリで定期的に新しい拡張アクションをチェックしてみることをおすすめします。
他のスマートスピーカーと比較
一方、「Amazon Echo 第4世代」と「Echo Studio」はサードパーティ製のスキルを追加できます。
「Sony LF-S50G」は拡張アクション(Actions on Googleアプリ)で機能を追加できます。
「Google Nest Audio」のデメリット
「Google Nest Audio」のデメリットを紹介します。
NFCに対応していない
「Google Nest Audio」はWi-Fi&Bluetoothが利用できますが、ワンタッチで他の機器と接続できるNFCには対応していません。
一方、「Sony LF-S50G」だけはNFC対応でワンタッチで他の機器と接続できるようになっています。「Amazon Echo 第4世代」と「Echo Studio」はNFCに対応していません。
防水に対応していない
「Google Nest Audio」は防水に対応していません。台所で使うには少々危険です。
一方、「Sony LF-S50G」だけはIPX3相当生活防水に対応しています。「Amazon Echo 第4世代」と「Echo Studio」は防水に対応していません。
「Google Nest Audio」のスペック
- ディスプレイ なし
- プロセッサ クアッドコア A53 1.8GHz
※高性能 ML ハードウェアエンジン - RAM(メモリ) 不明
- ストレージ なし
- バッテリー なし
- 電源&ポート 外部アダプター・30W、24W
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- センサー 静電容量方式タッチセンサー(タッチエリア x3)
- スピーカー&マイク 75mmウーファー、19mmツイーター
※低音が50%強くなっている。高周波カバレッジとクリアなボーカル再生が可能・500時間以上のチューニングにより、低、中、高音域のバランスをとることで、豊かでクリアな音質を実現 - 音声認識 Googleアシスタント
- Chromecast built-in 対応
- 対応OS Android、iOS
- 材質 エンクロージャーの70%にリサイクル プラスチック素材
- サイズ 175 x 124 x 78mm
※電源ケーブル: 1.5 m - 重量 1.2 kg(外付けの電源アダプターを除く)
- カラー Chalk、Charcoal
- 付属品 電源アダプター、ケーブル、クイックスタートガイド
「Google Nest Audio」の機能・できること まとめ
「Google Nest Audio」の機能・できることをまとめてみました。
機能
Media EQ機能(音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、Google アシスタントからの応答の再生など、聴いているものに応じて自動的にイコライザーを調整)、Ambient IQ(室内の環境音に基づき、Google アシスタント、ニュース、ポッドキャスト、オーディオブックの音量を調整)、ホームデバイス連携機能(手持ちの「Google Home」「Google Nest Mini」「Google Nest Hub」などと組み合わせ・連携が可能・デバイスから同じ曲を再生できる)、Stream Transfer機能(「Google Home」アプリから音楽を別のデバイスに移動できる)、Chromecast built-inに対応
できること
音声操作(ストリーミング動画&音楽の再生・家電の操作)、ニュースのチェック(天気・交通情報)、ラジオ・ポッドキャストの視聴、音楽再生(Bluetooth使用・デバイスローカル保存したファイルを使用)、カレンダー・予定の確認、リマインダー・タイマー・アラームの設定、ショッピングリストの作成、連携可能なデバイス同士にメッセージを送る、調べもの(ファイナンス、スポーツ、電卓、翻訳、単位換算、栄養、辞書)
「Google Nest Audio」の価格・販売先
ECサイト
楽天市場で11,550円、
ヤフーショッピングで12,867円、
米国 Amazon.comで$99.95、
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「Google Nest Audio」に似た性能をもつスピーカーも販売されています。
「Fire TV Soundbar Plus」
Amazonから発売された「Fire TV」シリーズ初のサウンドバーです(2024年12月6日 発売)。
3つのフルレンジスピーカー、3つのツイーター、2つのサブウーファー、HDMI、光デジタル、AC、USB-Aポートを搭載しています。
また、Dolby Atmos、DTS:X サラウンドサウンド、ダイアログエンハンサー機能、EQモード、壁掛けマウント、スマートフォン・タブレットとの接続、Bluetoothに対応しています。
価格は、Amazonで34,800円(税込)、です。
関連記事:Fire TV Soundbar Plusを徹底レビュー!音質や機能、評価は?
Sony「LinkBuds Speaker」
ソニーから発売されたLinkBudsシリーズ初のワイヤレススピーカーです(2024年10月11日発売)。
独自開発したウーファー「X-Balanced Speaker」、約16 mmのトゥイーター、2基のパッシブラジエーター、約25時間 駆動できるバッテリー、全指向性マイク(本体の上部)を搭載しています。
また、Auto Switch、Quick Access、Auto Play、クレードル充電(急速充電、いたわり充電)、Stereo Pair、マルチペアリング、IPX4相当の防滴、音声ガイダンス、Sound Connectアプリ、コーデック SBC、AAC、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで29,727円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料)、ヤフーショッピングで29,700円、です。
関連記事:Sony「LinkBuds Speaker」の新機能、音質、できること
「Apple HomePod 第2世代」
Appleから発売されたSiri対応の高性能なスマートスピーカーです。S7チップ、4インチ高偏位ウーファーと5つのホーンツイーターアレイを備えた高音質なスピーカーを搭載しています。
また、温度・湿度の測定、ドルビーアトモス、空間オーディオ、タッチ操作、音響の最適化、室内検知機能、ステレオペア、セキュリティ機能、サウンド認識、オートメーション、リモートアクセス、デバイスを探す、インターコム、Matter、Wi-Fi通信、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで43,800円(送料無料)、楽天市場で42,790円、です。
関連記事:「Apple HomePod 第2世代」」の音質、できること、新機能を紹介
「Echo Studio」
Amazonから発売されたAlexaに対応したスマートスピーカーです。2.0インチ(51 mm)ミッドレンジスピーカー x 3、1.0インチ(25 mm)ツイーター、低音開口部付き5.25インチ(133 mm)ウーファーを搭載しています。
また、音響の自動調整、空間オーディオ(Amazon Music Unlimitedのみ)、Fire TVシリーズおよびEchoデバイスとの連携、プライバシー保護機能、呼びかけ機能、アナウンス機能、Matter、
Alexaがささやき声で応答、音声録音の自動削除設定が可能、5つのスピーカー、帯域幅100kHzのパワーアンプ、Dolby Atmos、Amazon Music HDの高音質なロスレスオーディオの再生、Zigbee対応のスマートホームハブ(内蔵)、Wi-Fiデュアルバンド 、Bluetoothに対応しています。
価格は、Amazonで29,980円、楽天市場で26,420円、ヤフーショッピングで26,420円、米国 Amazon.comで$204.97 です。
関連記事:Amazon 「Echo Studio」の音質、できること、機能を解説
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