「Clova Desk」意外なほどハイスペックなスマートディスプレイ


LINEのスマートディスプレイ「Clova Desk」を紹介!ビデオ通話が利用できるスマートディスプレイとして注目の製品。ACアダプターの駆動のほか、内蔵バッテリーで駆動できる。

「Clova Desk」のメリット

「Clova Desk」を調べていたら、他のスマートディスプレイにはないメリットがいくつかあることに気づいた。

まず、最初に気づいたのが「500万画素カメラ」を搭載しているということ。

Google Nest Hub」はカメラは非搭載で、「Amazon Echo Show 5」は100万画素カメラを搭載。「Clova Desk」のカメラは「Amazon Echo Show 5」よりも高画素でよりきれいに映るようになっている。

また、「Amazon Echo Show 5」ビデオ通話が可能だが、「Clova Desk」のようにLINEのビデオ通話は利用できない。LINEユーザーであれば、ビデオ通話はやはりLINE経由で行いたくなる。

次に気づいたのが、「3000mAhバッテリー」を内蔵しているということ。

「Google Nest Hub」と「Amazon Echo Show 5」はともにACアダプター利用のみで、内蔵バッテリーは搭載されていない。

さらに気づいたのが、「20Wスピーカー(2基)」を搭載しているという点。「Google Nest Hub」はフルレンジ スピーカー(何Wかは不明)、「Amazon Echo Show 5」は4Wスピーカーで、「Clova Desk」のスピーカーほどパワフルではない。

さらに最後に気づいたのが、「赤外線リモコン機能」を搭載しているということ。この機能があるおかげで、外部の機器を必要とすることなく、テレビやエアコンなどの家電を音声で操作できる。

ただし、「Clova Desk」は「Google Nest Hub」や「Amazon Echo Show 5」よりも価格が2倍近く高くなる。これだけのハイスペックが本当に必要かどうか、改めて確認した方がいいだろう。

「Clova Desk」

カメラ&バッテリー搭載の7型スマートディスプレイ

Clova Desk」はAIアシスタントClova対応のスマートディスプレイ。コンパクトボディに7インチのタッチ対応液晶を搭載。ビデオ通話が可能な500万画素カメラ、 3000mAhバッテリー、赤外線リモコン(家電操作が可能)、20Wスピーカー(2基)を備えるほか、音声による家電操作、赤外線リモコン機能(※家電60社やIoT機器10社のデータをプリセット済み・非対応機種も学習可能)、騒音環境下での呼び出し性能が最大20%向上した音声認識(※反応速度も最大20%向上)、LINEビデオ通話、「クックパッド」のレシピを閲覧、Youtube・「AbemaTV」の動画再生にも対応する。

「Clova Desk」のスペック

  • ディスプレイ  7インチ、解像度1024 × 600のタッチ対応液晶
  • スピーカー  20W (Full-Range Speaker ×2)
  • マイク Analog 2 inner MIC
  • カメラ 500万画素カメラ ビデオ通話が利用可能
  • 通信 Wi-Fi 802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)、Bluetooth 4.2(A2DP, AVRCP, SPP) 対応
  • センサー 不明
  • 電源  ACアダプター + 3000mAh / 3.7V 内蔵バッテリー
  • ポート Analog 2 inner MIC
  • 対応OS Android 4.4以上/iOS 10.0以上
  • カラー ホワイト、ブラック
  • サイズ 181(幅)×173(高さ)×104.5(奥行)mm
  • 重量 915g
  • 電源ケーブル 1.45m

ディスプレイ

ディスプレイは7インチ、解像度1024×600ドットのタッチ対応 WSVGA液晶を搭載している。自動調光機能はないようだ。

機能

待機時に表示されるHome Signageでは、天気や家族の予定、LINEの新着、電車の運行情報などがひと目で確認することが可能。赤外線リモコン機能も搭載し、IoT家電の音声操作をサポートする。

また、Communicationの機能では、内蔵のディスプレイとカメラを利用してのLINEビデオ通話が可能なほか、画像やスタンプ、動画を見ることができる。

そのほか、レシピサイト「クックパッド」のレシピを閲覧することが可能。音声で操作するため、手が濡れている料理中でもレシピや料理の手順を確認できる。

音楽配信サービス

本体に 20Wのフルレンジスピーカーを2基搭載。「LINE MUSIC」も利用できる(※有料プランでなければ、1曲30秒しか再生できない)。

動画配信サービス

Youtubeの再生が可能。また、インターネットテレビ局「AbemaTV」内のオリジナルの生放送コンテンツや、ニュース、音楽、スポーツ、ドラマなどの再生にも対応する(※「Abemaビデオ」プレミアムは非対応。リニア放送のみ)。

音声操作

LINE Clovaの公式サイトからClova用のスキルを用意。エンターテイメント、音楽・オーディオ・ライフスタイル・学習、コミュニケーション、ニュースなどのカテゴリーがあり、現在は238のスキルが利用できる。

電源

電源はACアダプターのほかに内臓の3000mAhのバッテリーが利用可能。約2時間駆動できる。

「Clova Desk」の価格

LINE Clovaの公式サイトでは現在 27,540円(税込)円(※LINE Clova公式サイトでのみ販売中。Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどでは販売されていない)。カメラやバッテリーを搭載した7インチのスマートディスプレイを探している人におすすめだ。

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