「GKD350H」スペック、エミュレーター、メリット、デメリット、価格

Linux OpenDinguxシステムを採用した3.5インチの携帯ゲーム機「GKD350H」のスペック、エミュレーター、メリット、デメリット、アップデート方法、価格を紹介します。

※2021年3月、「GKDmini」が発売されました。

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「GKD350H」

「GKD350H」はLinux OpenDinguxシステムを採用した携帯ゲーム機。厚さ18mm、重さ約140gのボディにIngenic JZ4780 プロセッサを搭載。3.5インチのIPS液晶、2つのmicroSDカードスロット、モノラル 1.2Wスピーカーを備えるほか、アナログジョイスティック搭載で快適に操作できる。

「GKD350H」のスペック

ディスプレイ 3.5インチ、解像度320×240 pxの IPS液晶
プロセッサ　Ingenic JZ4780 1.5Ghz
RAM（メモリ）　128MB
ストレージ　内蔵ストレージなし　※ゲームを収録したmicroSDカードが必要
外部ストレージ　microSDカードを利用・最大256GBまで
バッテリー　2300mAh
カメラ　非搭載
ワイヤレス通信　非対応
インターフェース　Micro USB（データコピーと充電） x 1、 microSDカードスロット x 2
ボタン　アナログジョイスティック、 d-パッド、 4 アクションボタン、 lr ボタンと 2 つのシステムボタン
スピーカー　モノラル 1.2W
OS　Linux OpenDingux
サイズ　150×75×18mm
重量　約140g
カラー　スケルトン（ブルー・グリーン・ブラック）、イエロー、ホワイト

「GKD350H」のゲーム数

「GKD350H」の収録ゲームはありません。別途ゲームを収録したmicroSDカードが必要になります。

RG350に付属していたmicroSDカード（ゲーム収録済み）はそのまま挿して使用できます。

また、「Whatsko RG350 /RG350M ポータブルゲーム機 64GB専用ゲームカード RG350カスタム保護パッケージ」という製品が販売されています。microSDカードにはPS1ゲームが豊富に収録してあります。

※そのほか、吸い出したROMを利用する方法がありますが、面倒なのでおすすめはしません。要はLinux OpenDinguxシステムを採用しているので、同じシステムを採用した中華ゲーム機を購入した方がいいでしょう。その際はゲームを収録したmicroSDカードが付属するかどうかを必ずチェックしてください。

「GKD350H」のエミュレーター

SFC、FC、MD、GB、GBA、PS1、GBA、GBC、GB、SMS、GG、PCE、NEOGEOなど

プレイステーション1はもちろん、スーパーファミコン、ファミコン（ディスクシステム含む）、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、メガドライブ、セガ・マスターシステム、PCエンジン、ネオジオのゲームを追加することが可能です。

「GKD350H」のメリット

・RG350よりも高速に動作する

「RG350」はJZ4770 1GHzのチップセットを搭載していましたが、「GKD350H」はその1.5倍の性能を発揮するIngenic X1830 (JZ4780) 1.5GHzを搭載しています。そのため、RG350よりも高速に動作します。

「GKD350H」のデメリット

・HDMI出力ができない

「GKD350H」には外部出力端子がありません。

・L2 / R2ボタン・音量ボタン・リセットボタンがない

「GKD350H」は「RG350」と違い、L2 / R2ボタン・音量ボタン・リセットボタンがありません。360度ジョイスティックレバーも1つだけになります。

・スピーカーがモノラル

「GKD350H」はステレオスピーカーでなく、モノラルスピーカーになります。音はあまり良くないです。

「GKD350H」のアップデート方法

「GKD350H」はファームウェアアップデートするには、「https://jutleys.wixsite.com/retrogamers97-90/home/」にアクセスし、最新版の純正FWをダウンロードする必要があります。古いバージョンは使えなくなるので、新しいmicroSDカードを用意した方がいいです。

なお、「GKD350H」にはmicroSDカードスロットが2つあり、ROM用とゲーム用で分けて使用できるようになっています。