米 SL Interphaseから x86 と ARM プロセッサの両方をを搭載したスマートフォン「Nitro Duo」が発表された。異なる2種類のプロセッサを活用し、Android と Windows など2つの OS をボタン1つで切り替えて使用できるという。
現在はAndroid と Windows が両方使えるデュアルOS搭載タブレットが大人気。最近では高解像度の大型液晶とパワフルなプロセッサを組み合わせた製品も多数発売され、市場をにぎあわせている。
今回発表された「Nitro Duo」は通常のデュアルOSタブレットと違い、2基のプロセッサを搭載したデュアルOS搭載スマートフォン。起動中であっても瞬時にOSを切り替えられるところやUSB機器も設定を変更することなく使えるところが魅力的だ。
公式製品紹介ページ
http://sl-interphase.com/
ボタン1つでOSが切り替えられるデュアルOS搭載スマートフォン「Nitro Duo」
「Nitro Duo」は x86 と ARM プロセッサの両方を搭載したスマートフォン。Android と Windows など、異なる2つの OS を作動させることができる。
ディスプレイは5インチ、解像度800×480のTN LCD タッチパネルを搭載。プロセッサはARM側がFreescale i.MX 6 (Cortex-A9) Quad-core 1GHz。x86側がIntel Atom Z3745 (Bay Trail-T) Quad-core 1.33GHz (Max 1.86GHz)。RAMは2GB(ARM) と4GB(x86)を搭載している。ストレージは x86がメインで、SSD 256GB。ARM側はストレージを搭載せず、8GBをSDカードで代用する。
共通インターフェースはUSB 、HDMI 出力端子、SDカードスロットなど。本体側面部にはハードを切替えるボタンを搭載し、ボタン一つで瞬時に Android と Windows を切替えることができる。OS の切替えに本体の再起動は不要。また USB にキーボードやマウスが接続されている場合はポートを変更することなく使用することができる。そのほか、本体には専用ドックとなるデスクトップステーションを用意。USB ポート3基、イーサネットポートが利用でき、ディスプレイと接続することで、デスクトップPCとして使用できる。
「Nitro Duo」のスペック
- ディスプレイは5インチ、解像度800×480のTN LCD タッチパネル
- プロセッサはFreescale i.MX 6 (Cortex-A9) Quad-core 1GHz(ARM)
- ※Intel Atom Z3745 (Bay Trail-T) Quad-core 1.33GHz (Max 1.86GHz)(x86)
- RAMは2GB(ARM) 4GB(x86)
- ストレージは SSD 256GB(x86) ※ARMは8GB(SDカード)
- バッテリーは不明
- カメラは不明
- OSはAndroid 4.4 KitKat/Windows 10
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