Apple Watch Series 8購入ガイド!評価とデメリットを徹底解説

Apple Watch Series 8 本体複数が絡み合っている。
2022年9月に発売された「Apple Watch Series 8」は、新たに「皮膚温センサー」や「衝突事故検出」といった先進的な機能を搭載し、日々の健康と安全を見守るパートナーとして大きな注目を集めています。

このレビューでは、Apple Watch Series 8が私たちの生活をどれだけ豊かにしてくれるのか、その性能や便利な使い方、そして前モデルである「Apple Watch Series 7」との違いを、ユーザーの口コミや評判も交えながら徹底的に解説します。

先に結論からお伝えしましょう

Apple Watch Series 8 の長所(Pros):

  • 皮膚温センサーや心電図など、他のスマートウォッチを凌駕する先進的なヘルスケア機能
  • 万が一の際に命を守る「衝突事故検出」や「転倒検出」といった高度な安全機能
  • iPhoneとの完璧な連携による、通知確認やキャッシュレス決済の圧倒的な利便性
  • 実用性が大幅に向上した「低電力モード」によるバッテリー持続時間
  • 豊富なバンドでカスタマイズできる、洗練されたデザインとファッション性

Apple Watch Series 8 の短所(Cons):

  • 通常モードでのバッテリー駆動時間が短く、毎日の充電が基本となる
  • Apple Watch Series 7からのデザインや性能の進化が限定的
  • 多機能な分、Apple Watch SE(第2世代)と比較すると価格が高い
  • 当然ながら、iPhoneユーザーでないと利用できない

総合評価:

Apple Watch Series 8は、日々の健康管理からワークアウト、安全確保、キャッシュレス決済まで、あらゆる場面で生活をサポートする、iPhoneユーザーにとって最も完成されたスマートウォッチです。特に、高度な健康機能を活用したい方や、旧モデルからのアップグレードを検討している方には強くおすすめできます。

この記事で分かること

  1. Apple Watch Series 8でできることの全機能
  2. 新機能「皮膚温センサー」「衝突事故検出」の詳細と使い方
  3. Apple Watch Series 7とのスペック・機能の徹底比較
  4. メリット・デメリットに基づいた客観的な評価
  5. バッテリー性能の実際と「低電力モード」の効果
  6. ユーザーによるリアルな口コミ・評判のまとめ
  7. Apple Watch SE(第2世代)との違いと、どちらを選ぶべきか
  8. おすすめの購入先や価格情報

この記事を最後まで読むことで、「Apple Watch Series 8」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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公式ニュースリリース:Apple、Apple Watch Series 8と新しいApple Watch SEを発表 – Apple (日本)

※YouTube動画でもApple Watch Series 8を紹介しています。「Apple Watch Series 8」ベストな体を取り戻せる超高性能スマートウォッチが登場! 性能をざっくり解説

Apple Watch Series 8の主な特徴:進化した健康と安全機能

Apple Watch Series 8 本体 左向き。

Apple Watch Series 8は先進的な健康機能と安全機能を搭載し、Apple Watchの主要な体験を提供するスタンダードモデルとして位置づけられています 。デザインは前モデルのSeries 7を踏襲し、大きく見やすい常時表示Retinaディスプレイと、強度と耐亀裂性の高い前面クリスタルが特徴です 。

革新的な新機能:皮膚温センサーと衝突事故検出

Apple Watch Series 8には、ユーザーの健康と安全を守るための新しい機能が搭載されました。その一つが皮膚温センサーです 。この新機能は、睡眠中に5秒おきに手首の皮膚温を計測し、0.1℃のわずかな変化まで測定します 。

これにより、ヘルスケアアプリケーション上で、運動や時差ぼけ、病気などによる体温の変動を確認できます 。特に女性の健康管理に焦点を当てており、この皮膚温データを用いて過去の排卵日を推定したり、月経予測の精度を向上させたりすることが可能です 。この機能を利用するには、5日間以上、睡眠時にApple Watchを装着して基準となる皮膚温を測定する必要があります 。

もう一つの重要な新機能が衝突事故検出です 。新しい高重力加速度センサーとジャイロスコープ、さらに気圧計やGPS、マイクからの情報を組み合わせた先進的なアルゴリズムにより、自動車での重大な衝突事故(正面、側面、追突、横転)を検知します 。

事故を検知すると、まずユーザーに確認を促し、10秒間反応がない場合は自動的に緊急通報サービスへ発信します 。同時に、登録された緊急連絡先にも位置情報が通知されるため、万が一の事態にも迅速な対応を促すことができます 。この機能は、ユーザーの安全をさらに高いレベルで確保するためのものです 。

進化した基本性能とデザイン

Apple Watch Series 8 本体。斜め上から見ている。

Apple Watch Series 8は、S8 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)を搭載しており、watchOS 9の多彩な機能をスムーズに動作させます 。バッテリーは通常使用で最大18時間持続しますが、新しく搭載された「低電力モード」を使用することで、最大36時間まで駆動時間を延長できます 。このモードは、常時表示Retinaディスプレイや一部のバックグラウンド測定などを制限することでバッテリー消費を抑えるもので、旅行時など充電が難しい状況で役立ちます 。また、高速充電にも対応しています 。

デザイン面では、Series 7から引き継がれた縁(ベゼル)の狭いディスプレイにより、コンパクトなサイズ感を保ちながら広い表示領域を確保しています 。ケースサイズは41mmと45mmの2種類 。素材はアルミニウムとステンレススチールから選べ、それぞれに複数のカラーバリエーションが用意されています 。さらに、IP6X等級の防塵性能と50メートルの耐水性能を備えており、日常生活からアクティブなシーンまで安心して使用できます 。

充実のヘルスケアとフィットネス機能

Series 8は、従来のモデルから定評のある健康管理機能を網羅しています。血中酸素ウェルネスアプリによる血中酸素レベルの測定や、電気心拍センサーを利用した心電図(ECG)アプリ不規則な心拍の通知といった高度なモニタリングが可能です 。これらの機能は、心臓の健康状態を把握し、潜在的な疾患の兆候に気づくきっかけとなり得ます 。

watchOS 9の搭載により、ワークアウトアプリも強化され、ランニングフォーム指標の追加や、心拍数範囲に基づいたトレーニングが可能になりました 。睡眠記録では、レム睡眠、コア睡眠、深い睡眠の段階を記録する「睡眠ステージ」機能が追加され、より詳細な睡眠分析ができるようになっています 。さらに、服薬管理アプリを使えば、薬やサプリメントの服用スケジュールを記録し、リマインダーを受け取ることもできます 。

Apple Watch Series 8のできること

Apple Watch Series 8のモニタリング画面

Apple Watch Series 8は、日々の健康管理からアクティブなフィットネス、そして安全確保に至るまで、多岐にわたる機能を備えたデバイスです。先進的なセンサーとソフトウェアの連携により、ユーザーの生活を多角的にサポートします。

高度なヘルスケア機能

Apple Watch Series 8は、先進的なヘルスケア機能で日々の健康状態を詳細に記録します。皮膚温センサーを利用して、排卵日や月経周期の把握に役立てることができます。また、血中酸素飽和度(SpO2)の測定や、心電図アプリによる不整脈の検知にも対応しています。

第3世代の光学式心拍センサーにより、心拍数やその強度レベルを正確に追跡し、高心拍数や低心拍数、不規則な心拍リズムを検知した際には通知を受け取ることが可能です。睡眠中には、レム睡眠、コア睡眠、深い睡眠といった睡眠ステージとその時間の長さを記録し、睡眠の質を分析するのに役立ちます。さらに、歩数や消費カロリーの記録、ストレスレベルの測定もできます。

ヘルスケア機能 一覧

  • 皮膚温(排卵日・月経周期)、血中酸素飽和度(SpO2)、
  • 心電図(不整脈)、心電図の作成、
  • 心拍数(第3世代の光学式心拍センサー・心拍数範囲、強度レベル)、
  • 睡眠(レム睡眠、コア睡眠、深い睡眠およびその時間の長さ)、
  • ストレスレベル、、歩数、消費カロリー、高心拍数と低心拍数の通知、
  • 不規則な心拍リズムの通知
  • 睡眠アドバイス
  • 薬・サプリのリマインダー

多岐にわたるスポーツとフィットネス機能

多様なワークアウトに対応しており、ウォーキングやランニング、スイミングなど8種類のワークアウトモードが用意されています。スクワットやスピンといった動きもサポートし、特に自転車でのワークアウトは自動検出が改善されました。内蔵されたGPSにより、ルートや速度、移動距離を正確に記録できます。

ワークアウトは、運動と休息のインターバルを自由に設定してカスタマイズすることが可能です。また、常時計測の高度計やコンパス、気圧計も搭載されており、屋外でのアクティビティを詳細に記録します。将来的には、過去の自分や自己ベストと競える「レースコース」機能にも対応する予定です。

スポーツ機能 一覧

  • 8種類のワークアウトモード(室内ウォーキング、ウォーキング、室内ランニング、ランニング、エリプティカル、ローイング、プールスイミング、オープンウォータースイミング)
    ※スクワット、スピン、ストライドに対応 ※自転車は自動検出ができるように改善・自転車の転倒も検知
  • ワークアウトのカスタマイズ(ワークとリカバリーのインターバルを設定)、レースコース(自己ベスト、過去の自分と競争※対応予定)、
  • VO2MAX(最大酸素摂取量)、
  • ルート・速度・移動距離(GPS/GNSS内蔵)、
  • 高度(常時計測の高度計)、気圧・高度、方角(コンパス)

日常生活を支える便利な機能と安全機能

万が一の事態に備える安全機能も充実しています。自動車の衝突事故を検知して自動で緊急通報する機能や、転倒検出機能を搭載しています。また、緊急SOS機能は海外での利用にも対応しています。新しく追加された低電力モードを使えば、バッテリー駆動時間を最大36時間まで延長させることが可能です。

Apple PayによるSuica決済や、単体での音楽再生、薬やサプリのリマインダーなど、日常生活を便利にする機能が満載です。スマートフォンの通知受信やBluetooth通話はもちろん、セルラーモデルでは単体での通信も行えます。また、ウォッチフェイスの変更やアプリの追加によって、自分好みにカスタマイズすることもできます。

その他の機能 一覧

  • 衝突事故検出、転倒検出(自転車を含む)、緊急SOS(海外)、海外における緊急通報、
  • 低電力モード(駆動時間を最大36時間まで延長)、
  • 携帯電話通信機能(セルラーモデルのみ)、
  • ファミリー共有設定(1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング)、
  • 国際ローミング(2022年秋頃に対応)、
  • マップ(地図)、
  • Apple Pay(Suica決済に対応)、
  • 音楽再生(単体・ストリーミング音楽に対応)、32GBストレージ保存、
  • 常時表示、
  • 50メートルの耐水性能、IP6X相当の防塵、
  • GymKitアプリ、
  • 音声認識Siri、
  • インターコム機能、
  • アクティビティの共有、
  • スマートフォンの通知受信、
  • Bluetooth通話、
  • 通信機能:Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.3、
  • ウォッチフェイスの変更、
  • アプリの追加(App Store)

Apple Watch Series 8とApple Watch Series 7の主な違い

Apple Watch Series 8本体左向き。アナログ文字盤。

Apple Watch Series 8は、前モデルであるSeries 7の優れたデザインと機能を基盤としながら、特定の機能を進化させたモデルです。以下に、両モデルの主な違いをスペックの比較とともにまとめました。

新しいヘルスケア機能の追加

  • Series 8には「皮膚温センサー」と「衝突事故検出」機能が新たに搭載されました。Series 7にはこれらの機能はありません。
  • 違い:(※Series 8は皮膚温計測による女性の健康管理と、万が一の事故に対応する安全機能がハードウェアレベルで追加されています。)

バッテリー性能の向上

通常使用での駆動時間は両モデルとも最大18時間ですが、Series 8には「低電力モード」が追加され、最大36時間まで駆動時間を延長できます。

違い:(※Series 8は新しい低電力モードにより、充電の頻度を減らし、より長時間使用できるという実用的なメリットがあります。)

通信機能の強化

  • Series 8のGPS + Cellularモデルは、新たに「国際ローミング」に対応しました。Series 7はこの機能に対応していません。
  • 違い:(※海外へ頻繁に行くユーザーにとって、Series 8はiPhoneが近くになくても通信を維持できるという大きな利点があります。)

搭載チップと性能

  • Series 7はS7チップ、Series 8はS8チップを搭載しています。
  • 違い:(※チップ名は異なりますが、実際の処理性能に体感できるほどの差はなく、日常的な操作感はほぼ同じとされています。)

Bluetoothのバージョン

  • Series 7はBluetooth 5.0に対応していましたが、Series 8は新しい規格であるBluetooth 5.3に対応しています。
  • 違い:(※Series 8は、対応機器との接続において、より省電力で安定した通信が期待できます。)

発売日と価格

  • Series 7は2021年10月に48,800円から、Series 8は2022年9月に59,800円から発売されました。
  • 違い:(※Series 8は新しい機能が追加された分、発売時の価格がSeries 7よりも高価に設定されていました。)

まとめ:Apple Watch Series 8とSeries 7の違い

Apple Watch Series 8は、Series 7で完成された大画面ディスプレイやデザイン、耐久性をそのまま引き継いでいます。その上で、女性の健康管理に役立つ「皮膚温センサー」、万が一の際に命を守る「衝突事故検出」という重要な新機能を追加し、さらに「低電力モード」や「国際ローミング」によって利便性を向上させた、成熟したアップデートモデルと言えます。

一方で、基本的な操作感や性能、ディスプレイの体験はSeries 7と大きく変わらないため、これらの新機能に魅力を感じるかどうかが、両モデルを選ぶ上での大きな判断基準となります。

Apple Watch Series 8のメリット・デメリット

Apple Watch Series 8」は、先進的な機能で日々の生活を豊かにする一方、ユーザーの利用目的や所有しているモデルによっては考慮すべき点も存在します。購入を検討する際に役立つメリットとデメリットを以下にまとめました。

【メリット】

メリット1:先進的なヘルスケア機能

Apple Watch Series 8は、皮膚温センサーを新たに搭載し、睡眠中の皮膚温の変化を記録することで、女性の月経周期や排卵日の推定に役立てることができます 。また、血中酸素ウェルネスアプリや心電図アプリも備えており、SEモデルにはない高度な健康モニタリングが可能です 。

メリット2:安心感を高める安全機能

自動車での重大な衝突事故を検知し、ユーザーの応答がない場合に自動で緊急通報サービスに発信する「衝突事故検出」機能が新たに追加されました 。従来の転倒検出機能と合わせて、万が一の事態に対する安心感が大きく向上しています 。

メリット3:実用性が向上したバッテリー性能

通常使用で最大18時間のバッテリー駆動時間に加え、新機能の「低電力モード」を利用することで最大36時間まで利用時間を延長できます 。一部機能は制限されますが、常時表示をオフにするなど、実用性を保ちながら充電の頻度を減らせるため、旅行時などにも安心です 。

メリット4:充実したキャッシュレス決済

Apple Payに対応しており、SuicaやPASMO、iD、QUICPayなど、多くの非接触決済サービスを利用できます 。スマートフォンを取り出すことなく、手首をかざすだけで電車に乗ったり買い物をしたりできるため、日常生活が非常にスムーズになります 。

メリット5:watchOSによる優れた利便性

watchOS 9の搭載により、日本語キーボードでの文字入力が可能になり、LINEなどへの返信がより簡単になりました 。また、睡眠ステージの記録や服薬リマインダーといった新しいアプリも追加され、iPhoneやMacとのシームレスな連携と合わせて、高い利便性を実現しています 。

【デメリット】

デメリット1:Series 7からの進化が限定的

外観デザインやプロセッサの性能はApple Watch Series 7から大きく変わっていません 。主な新機能は皮膚温センサーと衝突事故検出に限られるため、すでにSeries 7を所有しているユーザーにとっては、買い替えるメリットが少ないと感じられる可能性があります 。

デメリット2:標準モードでは毎日の充電が必要

低電力モードがあるものの、常時表示ディスプレイや各種バックグラウンド測定など、すべての機能を活用する通常モードでのバッテリー駆動時間は最大18時間です 。そのため、アクティブに利用する場合は、毎日の充電が基本となり、手間だと感じるユーザーもいます 。

デメリット3:Apple Watch SE(第2世代)との価格差

安価なApple Watch SE(第2世代)も衝突事故検出などの主要な安全機能を搭載しており、非常に機能が近いです 。常時表示ディスプレイ、心電図、血中酸素ウェルネス、皮膚温センサーといった機能が不要な場合、Series 8との価格差を考えるとSEの方がコストパフォーマンスに優れている選択肢となります 。

Apple Watch Series 8の口コミ情報・評判 まとめ

ここでは、Apple Watch Series 8の口コミ情報・評判をまとめて紹介します。

【全体の評価】

ポジティブな意見:

  • 「買ってよかった」「手放せない生活必需品」など、全体的な満足度は非常に高い。
  • iPhoneとの連携による通知確認、電子決済、iPhoneを探す機能などが非常に便利。
  • 健康管理ツールとして、心電図や睡眠記録などが役立つとの声が多数。
  • 旧モデル(Series 3やSE)からの買い替えでは、動作速度、常時点灯、高速充電などの進化に満足する意見が多い。

ネガティブな意見:

  • 最大の不満点として、ほぼ全てのレビューで「バッテリー持ちの悪さ」が指摘されている。
  • 他社のスマートウォッチと比較してバッテリー性能が劣るという意見がある。
  • 機能が多すぎて使いこなせない、価格が高いと感じる声もある。

項目別まとめ

デザイン・サイズ・装着感

  • シンプルで完成されたデザインと評価されている。
  • 41mmは女性や腕の細い人向け、45mmは画面が大きく見やすい・操作しやすいという意見がある。
  • 装着感は軽く快適で、「つけていることを忘れる」という声もある。
  • バンドを交換して着せ替えを楽しめる点が評価されている。

操作性

  • 動作はサクサクで、直感的に操作できると高評価。
  • デジタルクラウン(ダイヤル)のクリック感が心地よいという意見がある。
  • 一方で、画面が小さいため細かい操作や文字入力はしにくいという指摘もある。

機能性

  • 健康管理: 心電図、血中酸素飽和度、皮膚温測定、睡眠トラッキング機能が「安心感がある」「健康意識が高まる」と高く評価されている。
  • 特に心房細動の発見を目的として購入したユーザーから満足の声が上がっている。
  • 電子決済: Apple Payでの支払いが、iPhoneを取り出す手間なくスムーズに行える点が便利だと評価されている。
  • 通知機能: LINEや電話の着信などを手元で確認できるのが便利。
  • 常時点灯: 常に時刻が表示される機能が便利(オフ設定も可能)。

バッテリー・充電

  • 持ちの悪さ: 多くのユーザーが「1日〜1.5日しかもたない」「毎日充電が必須」と指摘している。
  • 充電速度: 高速充電に対応しており、短時間(朝の支度中など)で充電が完了する点は評価されている。
  • その他: 低電力モードを使えば2日程度持つという声や、マグネット充電がうまくできていないことがあるという注意喚起もある。

バンドに関する意見

付属のソロループバンドが半年~1年程度で劣化して切れたという報告が複数ある。

その他

  • 他社製品との比較: Huaweiなどの製品と比べるとバッテリー持ちは劣るが、iPhoneとの親和性やアプリの豊富さ、心電図機能で優位性がある。
  • 注意点: Apple Watchの電池が切れるとSuica/PASMOも使えなくなる(iPhoneとは仕様が異なる)。

Apple Watch Series 8 スペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 41mm/45mm LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ (最大輝度1,000ニト)
  • 操作: 回転式クラウン(Digital Crown)およびタッチ操作
  • プロセッサ: S8 SiP (64ビットデュアルコア)、W3ワイヤレスチップ、U1チップ
  • ストレージ: 32GB
  • バッテリー駆動時間: 通常使用で最大18時間、低電力モードで最大36時間
  • 充電: USB-C磁気高速充電(約45分で80%まで充電可能)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi (802.11b/g/n, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
  • GPS: L1 GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDouに対応
  • NFC & Apple Pay: 対応 (Suica、PASMOなどの決済が可能)
  • センサー: 皮膚温、血中酸素、電気心拍、第3世代光学式心拍、高重力加速度、ジャイロ、高度計、コンパス、環境光
  • スピーカーとマイク: 搭載
  • 耐水・防塵: 50メートルの耐水性能およびIP6X等級の防塵性能
  • OS: watchOS 9 (発売時)
  • サイズ: 41mm: 41x35x10.7mm / 45mm: 45x38x10.7mm
  • 重量: 41mm: 31.9gから / 45mm: 38.8gから (モデルにより異なる)
  • カラー: アルミニウムは4色、ステンレススチールは3色展開
  • SIMカード: eSIMに対応 (GPS + Cellularモデルのみ)

Apple Watch Series 8の評価

Apple Watch Series 8は、先進的な健康・安全機能と洗練されたデザインを両立させた、非常に完成度の高いスマートウォッチです。各項目を評価し、その実力を分析しました。

項目別評価

画面の見やすさ: ★★★★☆
最大輝度は上位モデルに及ばないものの、常時表示と自動輝度調整により、屋外でも十分な視認性を確保しています。

健康管理・スポーツ: ★★★★★
皮膚温センサーによる女性向け機能に加え、心電図や血中酸素計測など機能は網羅的で、日々の健康管理に最適です。

機能性: ★★★★★
Apple Payによる豊富な決済手段や、iPhoneとのシームレスな連携、アプリによる拡張性は他の追随を許しません。

バッテリーの持ち: ★★★☆☆
標準モードでは18時間と短めですが、実用的な低電力モードが追加され、最大36時間まで延長できる点を考慮しました。

耐久性: ★★★★☆
IP6Xの防塵性能と50mの耐水性能を備え、日常利用から軽度なアクティビティまで安心して使用できる十分な堅牢性です。

ファッション性: ★★★★★
豊富なケース素材・色に加え、純正・サードパーティ製のバンドが多数存在し、シーンに合わせて自由に見た目を変更できます。

価格: ★★★☆☆
機能は充実していますが、Apple Watch SEと比較すると高価です。高度な健康機能が不要な場合は割高に感じるでしょう。

使いやすさ: ★★★★★
iPhoneとの簡単なペアリング、直感的な操作が可能なwatchOSにより、誰でもすぐに使いこなせる優れた操作性を持ちます。

総評評価: ★★★★☆

完成されたスタンダードモデル

Apple Watch Series 8は、前モデルSeries 7で完成された大きなディスプレイと美しいデザインを継承しつつ、中身を正統進化させたモデルです。Series 7と外観上の変化はほとんどありませんが、新たに「皮膚温センサー」と「衝突事故検出」という、特定のニーズに応える重要な機能が搭載されました。これらは、日々の利便性というよりは、ユーザーの健康と安全をさらに深く見守るための進化と言えます。

盤石のヘルスケアと機能性

心電図や血中酸素ウェルネスといった高度な健康機能はSeries 7から引き継がれており、その信頼性は盤石です。Series 8はそれに加え、ハードウェアとして皮膚温センサーを新たに搭載したことで、Series 7では実現できなかった周期記録の精度向上や過去の排卵日の推定といった、特に女性にとって価値の高い機能を提供します。また、衝突事故検出機能は、Series 7が持つ転倒検出からさらに一歩進んだ、究極の安全機能として安心感を高めています。

バッテリーと価格の課題

通常モードでのバッテリー駆動時間は最大18時間と、Series 7から据え置きであり、この点は依然として課題です。しかし、Series 8は「低電力モード」に最適化されており、充電が難しい状況でも最大36時間の利用を可能にしました。これは、同じOSにアップデートしたSeries 7よりも優れた利点です。価格面では、Series 7からの進化点を考えると、その差額を支払う価値があるかどうかが選択の分かれ目となります。

どんな人におすすめか

結論として、Series 8は最新の健康・安全機能を求める人に最適なモデルです。特に皮膚温センサーや衝突事故検出に魅力を感じるなら、迷わず選ぶべきでしょう。Apple Watch Series 6以前のユーザーにとっては、Series 7で実現した大画面化の恩恵も受けられるため、非常に大きなアップグレードとなります。一方で、Series 7のユーザーにとっては、体験の差が少ないため、多くの場合で買い替える必要性は低いと言えます。

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Apple Watch Series 8の価格・購入先

※中古モデルは約3万円台で購入できます。

※以下の価格は2025/07/10調査のものです。

ECサイト

  • Amazonで49,067円(整備済み品・GPSモデル、41mmケース)、
  • 楽天市場で54,800円 (送料無料)、
  • ヤフーショッピングで53,600円(税込)、

で販売されています。

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