大型モノクロ液晶を搭載したAndroid端末を探せ!

最近、本を読んだ後にメモをつけるようになった。メモは、本のタイトル、著者の名前、参考になった部分のコピーとそのページ数のみ。

参考になった部分はポストイットを貼り付けて、後はすばやくポメラDM100で打ち込んでいる。

ところで、ポメラDM100を使っていると、どうしても画面サイズが小さいのが気になる。

外出先では、もっと大きな画面で快適に作業したいのだ。

電子ペーパーを採用したモバイルディスプレイがあったらいいのだが、そんなものは残念ながらない。

そこで、大型の電子ペーパーを採用したAndroid端末がないかどうかネットで探してみた。

Android端末なら、ポメラとBluetooth接続できるので外部ディスプレイにできるのではないかと考えたのだ。

海外製の大型モノクロ液晶を搭載したAndroid端末 一覧

まず最初に見つかったのが、CAD図面表示に特化した13.3型タブレット 「PocketBook CAD Reader」という製品。

その名の通り、製図用のタブレットなのだが、13.3インチの液晶にAndroid 4.0.4を搭載。重さはたったの60gしかない。(一般的には販売されていない。)

詳しくはこちら。http://japanese.engadget.com/2013/12/03/e-ink-fina-13-3-cad/

この製品を調べていたら、なんとニュースで最新機種が紹介されていた。

「PocketBook CAD Reader Flex」という製品で、薄膜ガラス基板TFT技術を用いたE Ink Finaを採用している。

くわしくはこちら。http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1412/03/news138.html

次に見つかったのが、中国Onyxがロシア国内向けに発売した9.7型E Inkディスプレイの電子書籍端末「Onyx M96M Zeus」。

面解像度825×1200ピクセルのE Ink Pearlディスプレイを搭載して、複数の電子ビューワアプリを搭載しているようだ。こちらは発売されているようだが、日本ではもちろん売られていない。

詳しくはこちら。http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1404/23/news095.html

そして最後に見つけたのが、オランダ Energenie 社が発売した「Energenie ePP2 E-paper printer 9.7」。

こちらは9.7インチの E-Ink ディスプレイを採用し、端末で編集したデータをパソコンへ PDF 形式で仮想プリントできる機能を搭載しているという。

くわしくはこちら。http://gpad.tv/tablet/energenie-epp2-e-paper-printer97/

こちらからは動画も閲覧できる。http://energenie.com/item.aspx?id=7548

いろいろ探してみたが、上記のAndroid端末は日本では購入できないようだ。日本では電子ディスプレイに魅力を感じていないのか、製品化の動きもない。

電子ペーパーを採用した薄型の外部ディスプレイがあれば、ポメラはもっと快適になるはずだけに非常に残念だ。

なぜ電子ペーパーにこだわるのか?

フルカラーの液晶を持つAndroid端末は多数販売されているし、ポメラともBluetooth接続することができる。だが、全くといって興味がわかない。どうしても電子ペーパーを採用した端末が欲しい。

その理由は、簡単に言うと、目にやさしいから。フルカラーのAndroid端末は便利だが、目が疲れて長時間見る気がしない。

それに電子ペーパーの方が省電力。バッテリーが長持ちするので充電の手間が省ける。

端末の重さが軽くなるのもいい。

主に原稿執筆のために使用したいので、それほど高性能な端末は必要ない。それよりも見やすく、長時間使用できるものがほしい。
今後、キングジムさんにぜひ製品化してほしいものだ。

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