
2021年9月にAmazonで発売されたレノボ「IdeaPad Slim 360 Chromebook」と人気3万円モデルを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」の特徴
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」の特徴をまとめてみました。
IPS液晶&タッチモデルとTN液晶モデル
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はIPS液晶モデルとTN液晶モデルの2種類を用意。視野角が広いIPS液晶モデルは10点マルチタッチ操作に対応。TN液晶モデルはタッチに対応しない分、価格が安くなっています。また、どちらも高精細なフルHD画質に対応。暗い場所でもタイピングできるLEDバックライトも搭載されています。
MT8183・4GBメモリ・64GB eMMC
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はMediaTek MT8183 オクタコアプロセッサを搭載。Passmarkベンチマークスコアで「1684」(CPU)を記録しています。また、 4GB LPDDR4Xメモリを搭載。ストレージは64GB eMMCで、別売のmicroSDカードで拡張できます。
フル機能Type-C・ステレオスピーカー・約1.4kg
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はフル機能のUSB 2.0 Type-C端子を搭載。Display Port映像出力のほかに高速なPD充電も利用できます。また、ステレオスピーカーを搭載。高音質なサウンドで音楽や動画を楽しめます。そのほか、約1.4kgの軽量ボディを採用。OSはChrome OSでAndroidアプリやLinuxアプリも使用できます。
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」のスペック
- ディスプレイ 14インチ、解像度1920×1080ドットの液晶
※IPS液晶モデルとTN液晶モデルの2種類あり
※IPS液晶モデルは10点マルチタッチ対応
※どちらもLEDバックライト付きで約1,677万色 - プロセッサ MediaTek MT8183 オクタコア 2.00GHz
- GPU Arm Mali-G72 MP3
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X ※増設不可
- ストレージ 64GB eMMC ※増設不可
- バッテリー 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー (固定式)
- 駆動時間 TN液晶モデルは約 16.0時間、IPS液晶モデルは約 14.7時間
- ACアダプター AC 100-240V(50/60Hz)
- カメラ 前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB 2.0 Type-C (Power Delivery対応、Display Port出力機能付き) x1、USB 2.0 Type-A x1、microSDメディアカードリーダー x1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- スピーカー ステレオスピーカー
- マイク デジタルアレイ マイクロホン
- キーボード 78キー、JIS配列(日本語)、マルチタッチパッド、パワーボタン
- 360度回転 非対応・利用できません
- Google Playストア 対応・利用できます
- OS Chrome OS (日本語版) ※Android、Linuxアプリに対応
- サイズ 約 326.6×221.8×18.6mm(最薄部)
- 重量 約 1.4kg
- カラー アークティックグレー
ベンチマークを比較
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」と「Acer CB314」、「ASUS Chromebook CX1」 (CX1500) 、「HP Chromebook 14a」のベンチマークスコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」
<CPU> MediaTek MT8183
※「Acer Spin 311」と同じプロセッサ
Octane v2総合で約「9800」
Passmarkによるベンチマークスコアは「1684」(CPU)。
Geekbench5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「453」、マルチコアで「866」。
<GPU> ARM Mali-G72 MP3
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「513」。
<プロセッサ性能を解説>
MediaTek MT8183搭載でPassmarkベンチマークスコア「1684」(CPU)を記録しています。同じプロセッサは「Acer Spin 311」など多くのChromebookに採用されています。
また、このプロセッサはPassmarkだけで見ると、Celeron N4020とほぼ同性能であるようです。Celeron N3350よりは性能が高く、高速に動作します。
ただし、Pentium Silver N5030プロセッサと比較するとPassmarkスコアで約1000ほど低くなっています。
パワフルなプロセッサではありませんが、Office文書作成、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、Web会議、オンライン授業などの用途には十分に快適に動作します。
「Acer CB314」
<CPU> Celeron N4020
Octane v2総合で18282
Passmarkによるベンチマークスコアは「1705」(CPU)。
Geekbench5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「486」、マルチコアで「896」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「ASUS Chromebook CX1」
<CPU> Celeron N3350
Passmarkによるベンチマークスコアは「1157」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「288」、マルチコアで「522」。
<GPU> インテル HD グラフィックス 500
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「271」。
「HP Chromebook 14a」
<CPU> Celeron N4020
Passmarkによるベンチマークスコアは「1719」(CPU)。
<CPU> Pentium Silver N5030
Passmarkによるベンチマークスコアは「2564」(CPU)。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 605
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「414」。
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」のメリット・デメリット
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・14インチのフルHD液晶でLEDバックライト付き
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は14インチ、解像度1920×1080ドットの液晶を搭載。画質は高精細なフルHDで、細かい文字もはっきりと表示できます。また、暗い場所でもタイピングできるLEDバックライトも搭載されています。
一方、「Acer CB314」は14.0インチで解像度1366×768ドットの液晶を搭載しています。「ASUS Chromebook CX1」(CX1500)は 15.6インチで解像度1,366×768ドットのワイドTFTカラー液晶を搭載しています。「HP Chromebook 14a」は14 インチで解像度1920×1080ドットのIPS液晶(タッチ対応)を搭載しています。
・タッチ対応のIPS液晶モデルも用意
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はタッチに対応しないTN液晶モデルとタッチ対応のIPS液晶モデルの2種類が用意されています。
一方、「Acer CB314」と「ASUS Chromebook CX1」はタッチ操作に対応していません。「HP Chromebook 14a」はタッチ操作に対応しています。
・4GBメモリと64GBストレージで快適に使える
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。また、64GB eMMCストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張することができます。
一方、「Acer CB314」は4GBメモリと32GB eMMCストレージを搭載しています。「ASUS Chromebook CX1」(CX1500)と「HP Chromebook 14a」は4GB LPDDR4メモリと64GB eMMCストレージを搭載しています。
・14.7時間以上駆動するバッテリー・PD充電に対応
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はTN液晶モデルで約 16.0時間、IPS液晶モデルで約 14.7時間駆動することができます。また、(Power Delivery対応で高速な充電も利用できます。
一方、「Acer CB314」は約12時間駆動するバッテリーを搭載しています。「ASUS Chromebook CX1」は約10.4時間駆動するバッテリーを搭載しています。「HP Chromebook 14a」は最大11時間駆動するバッテリーを搭載しています。
・Wi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は高速で途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 4.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
一方、「Acer CB314」と「HP Chromebook 14a」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応しています。「ASUS Chromebook CX1」はWi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。
・フル機能Type-C端子で映像出力できる
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はフル機能USB 2.0 Type-C端子を搭載し、PD充電だけでなくDisplay Port映像出力も利用できます。
一方、「Acer CB314」はフル機能USB 3.1 Type-Cポート x2を搭載しています。「ASUS Chromebook CX1」はフル機能USB 3.2 Type-Cポート x2を搭載しています。「HP Chromebook 14a」はフル機能Type-Cポート x2を搭載しています。
・厚さ18.6mmで重さ1.4kgの薄型軽量ボディ
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は厚さ18.6mm(最薄部)で重さ1.4kgの薄型軽量デザインになっています。
一方、「Acer CB314」は厚さ16.95mmで重さ約1.4kg、「ASUS Chromebook CX1」は厚さ17.5mmで重さ約1.2kg「HP Chromebook 14a」は厚さ 18(最薄部)-19.5(最厚部)mmで重さ1.33 Kgになっています。
・ステレオスピーカー搭載で音がいい
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はステレオスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめるようになっています。
一方、「Acer CB314」はステレオ・スピーカーを搭載しています。「ASUS Chromebook CX1」はステレオスピーカー内蔵 (2W×2)を搭載しています。「HP Chromebook 14a」はB&O Playデュアルスピーカーを搭載しています。
デメリット
・メモリ・ストレージの増設ができない
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は4GB LPDDR4を搭載していますが、オンボード仕様のため増設はできません。また、ストレージを交換・増設することもできません。
その点は、「Acer CB314」、「ASUS Chromebook CX1」 「HP Chromebook 14a」も同じです。
・360度回転に対応していない
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」はタッチ対応モデルも用意していますが、360度回転には対応していません。
その点は、「Acer CB314」、「ASUS Chromebook CX1」 「HP Chromebook 14a」も同じです。
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」の評価
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
14インチのレノボ製Chromebookです。レノボからはタッチなしモデルとして11.6型「IdeaPad Silm 350i Chromebook」も発売されていますが、「IdeaPad Slim 360 Chromebook」にはタッチ対応のIPS液晶モデルも用意されています。
どちらを買うべきか迷うところでしょうが、個人的にはタッチなしのTN液晶モデルをおすすめします。こちらの方が価格が安くなりますし、フルHD画質であることに変わりはありません。IPSと比べて視野角が狭くなるかもしれませんが、基本的に正面しか見ないノートPCスタイルで使用するのであまり気にならないと思います。
また、タッチ対応の方がAndroidアプリ使用で操作しやすいというメリットもありますが、基本的にAndroidアプリはあまり使わないと思います。マイクロソフトのOfficeアプリはAndroid版が使えなくなり、クラウド版に移行する予定です。また、Androidアプリよりもデスクトップ向けに開発されているLinuxアプリの方が断然使いやすいです。そういうわけで無理をしてタッチ対応のIPS液晶モデルを購入する必要はないでしょう。
なお、「MediaTek MT8183」プロセッサはパワフルではありませんが、動画視聴やテレワーク、オンライン授業などでは十分な性能です。同スペックのWindows10よりも圧倒的にサクサク使えるのでそれほど心配する必要はありません。
[Amazon]
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」の販売・購入先
「IdeaPad Slim 360 Chromebook」は、
Amazonで38,597円(タッチモデル)、
楽天市場で39,800円 (税込)、
ヤフーショッピングで41,457円 (税込)、
レノボ公式サイトで29,660円、
で販売されています。
Amazonで「IdeaPad Slim 360 Chromebook」をチェックする
楽天市場で「IdeaPad Slim 360 Chromebook」をチェックする
ヤフーショッピングで「IdeaPad Slim 360 Chromebook」をチェックする
他のレノボ Chromebookと比較
他にもレノボのChromebookが販売されています。ぜひ比較してみてください。
レノボ Chromebookは高性能でコスパよし! 最新 機種 2021 まとめ
その他のおすすめChromebookは?
その他のおすすめChromebookは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
Andoroidアプリが使える最新 Chromebook ラインナップ 一覧
タッチ対応の最新Chromebookをまとめて紹介しています。
HP Chromebook 買うならどれがベスト? 全機種を徹底 比較!
HPのChromebookをまとめて紹介しています。
ASUS Chromebookが最高に使いやすい 最新 全機種を比較
ASUSのChromebookをまとめて紹介しています。
AcerのChromebookが高コスパで人気! 全機種を比較
AcerのChromebookをまとめて紹介しています。







