昨日の午後9時すぎ、茨城県南部でマグニチュード(M)5・5の地震があった。関東地方では熊本地震後にこれほど大きな地震があったのは初めて。熊本地震では4月14日に発生したマグニチュード(M)6.5 の地震が本震だと思われていたが、実際には16日に起こったマグニチュード(M)7.3 の地震が本震だった。
最初に起こった地震から、これ以上大きな地震が起こらないと思い込むのは非常に危険だ。あらかじめ大きな地震が起こることを想定して、避難する準備をしておいた方がいいだろう。
自宅の地震対策をどうするか?
熊本地震では家が倒壊するなど大きな被害もあったが、棚からモノが落ちて怪我をする人もいた。大きな揺れがあっても、棚からモノが落ちないように固定しておくことが必要だ。棚の中のモノが落ちないようにするためには、ハリガネや粘着テープなどでしっかり固定する方法がある。
また、いかにも地震で落下してしまいそうなものは今のうちに別の場所に移動させておいた方がいいだろう。デスクトップPCに保存している重要なデータはクラウドサービスにアップロードしておくのがいい。地震後は壊れてしまう可能性が大きく、自宅に戻れない可能性も大きい。
これを機に、デスクトップPCを使うのをやめて、持ち歩きしやすいノートPCや2in1 PCに乗り換えておくという手もある。いずれにせよ、大きく重いデスクトップPCは外には持ち出せないので、データだけはバックアップしておくことが重要だ。
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大地震が起こった後はどこにいくか?
東京都では「東京都防災マップ」が公開されている。このマップでは、地図からクリックするだけで自分の地域の避難先が分かるようになっている。地図を拡大させると、一時滞在施設や避難所、避難場所など避難できる場所が記載されているので、あらかじめ確認しておこう。
東京都防災マップ
http://map.bousai.metro.tokyo.jp/
また、「Google防災マップ」を利用すれば、一目で危険なエリアが分かるようになっている。
具体的には、
避難場所 総合危険度(下記の要素を踏まえた上での危険度) 建物倒壊危険度(地盤の揺れやすさと地震に対する建物耐力を考慮) 火災危険度(地震時に予想される出火件数の予想値を考慮) 地区内残留地区(不燃化が進んでいる地区)
などがわかるようになっているので、こちらもあらかじめ確認しておいた方がいいだろう。
Google防災マップ
http://www.google.org/crisismap/japan-bosai
大地震が起こった後に何を持って行くか?
避難する際に持っていけるのは、リュックサックに入るものだけだ。大量の荷物があればそれだけ動きづらくなるので、持ち歩くものを日頃から厳選しておくことが大切だ。水や食料はもちろん、避難先で必要になるものをあらかじめ防災用のリュックサックに入れて準備しておこう。
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必需品その1 大容量バッテリーのスマホ
必ず携帯しておきたいのは、やはりスマホだ。これがなければ災害時のリアルタイムの情報が届かず、大きな被害に合うかもしれない。外出先からでもしっかりと通信できるように格安SIMなどで通信環境を整えておこう。それから、避難先で使い続けるためには大容量バッテリーを備えたモデルがいい。避難先ではスマホを十分に充電できないかもしれないので、充電回数が少ない方が圧倒的に有利だ。まだ用意していないという人はこちらの記事を読んでみてほしい。
関連記事:大容量バッテリースマホ 最強SIMフリーモデル全機種を比較
必需品その2 モバイルバッテリーとソーラー充電器
小型なので2つぐらいはリュックサックに入れておきたいところ。ただ、これも充電できない環境だと使えないので、ソーラー発電で充電できるものが必要だ。スマホとモバイルバッテリーとソーラーパネルがあれば、なんとか最低限の通信環境は確保できるだろう。
関連記事:ソーラー充電は災害にも強い アウトドア用 全機種をチェック
必需品その3 タブレット&モバイル用ノートパソコン
避難生活が長期化すれば、タブレットやノートPCも必要になる。スマホでは画面が小さいので、大画面で作業できるものがあった方がいいだろう。タブレットは閲覧用としていいが、ブログなど物書きをするときにはあまり向かない。少々重くなるが、Surfaceのようにキーボードがカバーにもなる2in1 PCや11インチ程度のモバイル用ノートパソコンを用意しておくのがいいだろう。
ただし、気をつけておかなければならないのは充電できなくなる可能性があることだ。そのため、ノートPCでもモバイルバッテリーで充電できるタイプのものが望ましい。大きな地震が起こる前に、ノートPCでも充電できるモバイルバッテリーを用意するなど、入念に準備しておくことが必要だ。
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