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N97の「BMAX B4 Pro」とB4 Plus、B6 Plusを比較

BMAX B4 Pro N97 top
インテル N97を搭載したミニPC「BMAX B4 Pro (New)」。早くも「こんなに安くていいのか?」と評判です。しかし、その一方で「似たモデルがたくさんあって、どれを買っていいか分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はその違いが分かるように、次の7点を重点的に解説します。

  • プロセッサ(CPU)
  • 接続端子(USB)
  • 映像出力
  • メモリ
  • ストレージ
  • 通信性能
  • デザイン(サイズ・重量)

また、「BMAX B4 Plus」、「BMAX B6 Plus」との違いも比較して紹介!ベンチマークやゲーム性能、原神のFPS、

購入する前に知っておきたいデメリット、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「BMAX B4 Pro (New)」が発売開始!

2024年9月、中国のPCメーカーBMAX(ビーマックス)の新製品「MaxMini B4 Pro (New)」(マックスミニ B4 プロ ニュー)が発売されました。

第12世代 インテル N97 プロセッサを搭載した Windows ミニPCです。

BMAXからは2023年7月にインテル N100 プロセッサ搭載の「BMAX B4 Plus」が発売されています。

このミニPCは「低価格なのにサクサク動く」、「WindowsとLinuxのデュアルブートもできる」と評判でした。

新モデルはさらに高速なインテル N97 プロセッサを搭載していることで話題になっています。

もちろん、Ubuntu OSとのデュアルブートやSSD増設(※メモリは増設不可)もできますよ。

それでは早速、どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:MaxMini B4 Pro (New) from China manufacturer – BMAX

インテル N97の性能とベンチマーク

BMAX B4 Pro N97 CPU

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は第12世代 インテル N97 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは10nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大3.6GHzのCPUを搭載し、省電力かつ高速に動作します。

PassmarkのCPUベンチマークは約5800 前後で、インテル N100 プロセッサ(Passmark:5500 前後)の性能を上回ります。

インテル N97のCPUベンチマーク結果 一覧

  • PassmarkのCPUベンチマークで「5877」
  • Geekbench 6のシングルコア「1237」、マルチコア「3051」
  • Cinebench R23 シングルコア「781」、マルチコア「2069」

インテル N97性能を比較

他のCPUとPassmarkのCPUベンチマークで比較すると、

Intel N97 プロセッサは7機種中、2番目に高いスコアを記録していました。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。

  • 1.Intel Core i3-N305・・・Passmark:10448
  • 2.Intel N97 (BMAX B4 Pro (New)/GMKtec NucBox G5)・・・Passmark:5877
  • 3.Intel N100 (BMAX B4 Plus/Minisforum UN100P)・・・Passmark:5502
  • 4.Intel N95 (Blackview MP80)・・・Passmark:5372
  • 5.Intel N200 (Beelink EQ13)・・・Passmark:5145
  • 6.Intel N5105 (Beelink U59)・・・Passmark:4053
  • 7.Core i3-1000NG4 (BMAX B6 Plus)・・・Passmark:3572

グラフィック性能

内蔵のGPUは第12世代のインテル UHD グラフィックス 1.20 GHzで、グラフィックAPI「DirectX 12.1」をサポート。

ゲームや音楽、映像ソフトがスムーズに動作できるようになっています。

Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集は動作します。

グラフィック のベンチマーク結果

  • Fire Strike グラフィックスコアで「1490」
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「721」
  • Time Spy グラフィックスコアで「490」

また、GPUのベンチマークはFire Strikeのグラフィックスコアで約1500 前後となり、比較的軽めのPCゲームが動作します。

ゲーム性能

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマークでは、

FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)、DirectX 11 設定で「1874」(設定変更が必要)

と判定されています。画質を下げることによって、多くの人気ゲームが動作します。

具体的なゲームのフレームレートは以下の通りです。

各ゲームタイトルのFPS

  • 原神:低設定で720p解像度: 30-40 FPS 比較的重いゲームなので、低設定でのプレイが推奨されます。
  • フォートナイト:低設定で720p解像度: 30-40 FPS 設定をさらに下げれば60 FPSも可能かもしれません。
  • エーペックスレジェンズ:低設定で720p解像度: 25-35 FPS 安定したプレイには、より低い解像度や設定が必要です。
  • League of Legends:中設定で1080p解像度: 60-70 FPS 比較的軽いゲームなので、中程度の設定でも快適にプレイできます。
  • Valorant:高設定で1080p解像度: 50-60 FPS 軽量なゲームなので、高設定でもFPSは出やすいです。
  • Minecraft:中設定で1080p解像度: 60 FPS以上 軽いため、設定を上げても高いFPSを維持できます。
  • Counter-Strike: Global Offensive:高設定で1080p解像度: 80-90 FPS 軽いゲームなので、高設定でも高いFPSを維持できます。
  • Dota 2:中設定で1080p解像度: 60-70 FPS 比較的軽いゲームなので、中程度の設定でも快適にプレイできます。
  • Rocket League:高設定で1080p解像度: 70-80 FPS 軽いゲームなので、高設定でも高いFPSを維持できます。
  • Forza Horizon 4: Forza Horizon 4は、美しいグラフィックで知られる demanding なゲームです。N97では、低設定で720p解像度で30-40 FPS程度が期待されます。設定をさらに下げることで、より高いFPSを得られる可能性があります。
  • GTA V: GTA Vは、依然として人気の高いオープンワールドゲームです。N97では、低設定で720p解像度で30-40 FPS程度が期待されます。ただし、都市部など負荷の高い場面では、FPSが低下する可能性があります。
  • CS GO: CS GOは、比較的軽いeスポーツタイトルです。N97では、高設定で1080p解像度で60 FPS以上を達成できる可能性があります。
  • GRID: Autosport: GRID: Autosportは、リアルなレース体験を提供するレーシングゲームです。N97では、中設定で720p解像度で40-50 FPS程度が期待されます。
  • DOTA 2: DOTA 2は、人気のMOBAゲームです。N97では、中設定で1080p解像度で50-60 FPS程度が期待されます。

2つのUSB 3.2ポートと2つのUSB 2.0ポートで周辺機器と接続できる

BMAX B4 Pro N97 ポート

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は2つのUSB 3.2ポートと、2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。

USB 3.2ポートは規格によって転送速度が異なりますが、Gen1規格なら 5Gbpsで転送が可能です(Gen2は10Gbps)。

USB 2.0ポートは最大480Mbpsの転送が可能です。

合計で4つのUSBポートが利用でき、周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、前モデル「BMAX B4 Plus」はType-C (フル機能) ×1、USB 3.0 ×2,USB 2.0 ×2を搭載していました。

新モデルにはないType-C (フル機能)ポートが一つ搭載されています。

「BMAX B6 Plus」は Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3を搭載しています。

こちらも新モデルにはないType-C (フル機能)ポート搭載で、しかも3つのUBS3.0ポートが使えるようになっています(※UBS2.0はなし)。

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は前モデルと異なり、Type-Cポートが省力され、

Type-Cに対応したストレージやUSB機器を直接挿しこめない仕様になっています。

USBポートを比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・USB 3.2 x2、USB 2.0 x2
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・Type-C (フル機能) ×1、USB 3.0 ×2,USB 2.0 ×2
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・ Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3

2つのHDMIポートを搭載・4K画質で2画面に出力できる

BMAX B4 Pro N97 2画面

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は2つのHDMIポートを搭載しています。

このポートを利用して2台のモニターに4K画質で同時に映像出力することができます(4K 2画面出力)。

前モデル「BMAX B4 Plus」と「BMAX B6 Plus」はType-Cポートと2つのHDMIポートを組み合わせて、

4K 3画面出力が可能でした。

新モデルは前モデルで対応していた3画面出力が利用できなくなっています。

映像出力を比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・4K 2画面出力(HDMI 2.0 x2)
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・4K 3画面出力(Type-C + HDMI 2.0 x2)
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・4K 3画面出力(Type-C + HDMI 2.0 x2)

16GB DDR4 メモリでスムーズに動作できる・増設は不可

BMAX B4 Pro N97 メモリ

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は16GB DDR4 2666MHz メモリを搭載しています。

最大で搭載できるメモリ容量は16GBで、増設はできません。

DDR4 2666MHzは最大2.666Gbpsの転送が可能で、DDR3規格(最大1.6Gbps)よりも 高速に転送できます。

ただし、「LPDDR5」規格(最大6.4Gbps)と比べると、転送速度が遅くなります。

一方、前モデル「BMAX B4 Plus」は新モデルと同じく16GB DDR4 2666MHz メモリを搭載していました。

BMAX B6 Plus」は12GB LPDDR4 メモリを搭載していました。

メモリを比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・16GB DDR4 2666MHz
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・16GB DDR4 2666MHz
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・12GB LPDDR4

512GB SSD ストレージ搭載でM.2で増設もできる

BMAX B4 Pro N97 ストレージ

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は512GB SSD ストレージを搭載しています。

このストレージは2.5インチのSSDで、交換して増設することもできます。

また、ストレージ用のM.2拡張スロットを搭載。

メモリのような形状をしたM.2 SATA 2280 でストレージを簡単に増設できます。

一方、前モデル「BMAX B4 Plus」も512GB SSD ストレージ搭載で、M.2で拡張できました。

BMAX B6 Plus」は新モデルよりも高速な512GB M.2 NVMe SSD ストレージを搭載しています。

ストレージのスロットが2つあり、空いているM.2スロットで拡張・増設できます。

なお、NVMe規格はSATA規格よりも高速な転送が可能です。これはインターフェースにSerial ATAを使わず、PCI Expressバスを利用しているためです。

ストレージの仕様を比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・512GB SSD (2.5inch SATA)+ M.2 SATA 2280
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・512GB SSD (2.5inch SATA)+ M.2 SATA 2280
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・512GB M.2 NVMe SSD (Slot x2)※拡張可能

Wi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LAN対応で快適に通信できる

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」はWi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LANに対応しています。

Wi-Fi 5はWi-Fi 4(600Mbps)よりも圧倒的に高速で、最大通信速度は6.9Gbpsです。

Bluetooth 4.2はBluetooth 4.1に比べて、データ転送速度が向上し、低消費電力で近距離無線通信を行えます。

有線LANは1000Mbpsのギガビット有線LAN通信に対応し、安定した高速通信を利用できます。

一方、前モデル「BMAX B4 Plus」と「BMAX B6 Plus」はもi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LANに対応していました。

通信性能を比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・Wi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LAN
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・Wi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LAN
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・Wi-Fi 5とBluetooth 4.2、1Gbpsの有線LAN

厚さ44 mm、重さ310gの小型デザイン・省スペース設計で持ち運びも簡単にできる

BMAX B4 Pro N97 デザイン

新モデル「BMAX B4 Pro (New)」は薄型でコンパクトなデザインを採用しています。

省スペース設計で、持ち運びも簡単にできます。

BMAX B6 Plus」のように光沢のある、メタリックなデザインにはなっていません。

カラーも従来モデル「BMAX B4 Plus」などと同じブラック/グレーです。

厚さは44 mmで重さは310g。ミニPCの中では薄く軽い方です。

サイズ・重量を比較

  • 1.「BMAX B4 Pro (New)」・・・サイズ 125 x 112 x 44 mm、重量 310g
  • 2.「BMAX B4 Plus」・・・サイズ 125 x 112 x 47 mm、重量 300g
  • 3.「BMAX B6 Plus」・・・サイズ 124 x 112 x 43 mm、重量 約 300g

「BMAX B4 Pro (New)」のデメリット

BMAX B4 Pro N97 斜め

BMAX B4 Pro (New)」のデメリットを紹介します。

デメリット1:メモリを増設できない

BMAX B4 Pro (New)」はメモリを増設することはできません。

16GB DDR4 2666MHzのまま、変更せずに使用することになります。

デメリット2:フル機能のType-Cポートがない

BMAX B4 Pro (New)」はフル機能のType-Cポートがありません。

そのため、Type-Cを利用した接続や映像出力、PD給電が利用できません。

一方、「BMAX B4 Plus」と「BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを利用できます。

デメリット3:Wi-Fi 6に対応していない

BMAX B4 Pro (New)」はWi-Fi 6に対応していません。

そのため、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した超高速なワイヤレス通信が利用できません。

一方、「Beelink EQ13」はWi-Fi 6に対応しています。

「BMAX B4 Pro (New)」のスペック

  • モデル MaxMini B4 Pro
  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N97
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.6GHz/TDP 12W
  • GPU Intel UHD Graphics 12世代
  • RAM(メモリ)16GB DDR4 2666MHz SO-DIMM
  • ストレージ 512GB SSD
  • 拡張ストレージ M.2_SATA_2280 x1, Notebook Hard Drive (2.5″) SATA interface x1
  • 電源 DC 12V/2A
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN 1000Mbps Ethernet x1
  • インターフェース USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、HDMI 2.0 x2、RJ45 x1、3.5mmヘッドホンジャック
  • 冷却システム なし(ファンレス設計)
  • VESAマウント 対応(ネジの付属なし)
  • OS Windows 11 (LinuxとのデュアルOSをサポート)
  • サイズ 125 x 112 x 44 mm
  • 重量 310g
  • カラー ブラック/グレー

「BMAX B4 Pro (New)」の評価

BMAX B4 Pro N97 Ubuntu

6つの基準で「BMAX B4 Pro (New)」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★
  • デザイン:★★★
  • 通信:★★★
  • 機能(拡張性):★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★★

総合評価

BMAXから発売されたインテル N97搭載のミニPCです。

低価格ながらもパワフルに動作し、Linux Ubuntu OSとのデュアルブートやSSDの増設にも対応しています。

注目のインテルN97プロセッサは、同じ12世代のIntel N100やIntel N200 プロセッサ、第6世代のCore i5プロセッサよりも少しCPU性能が高くなっています。

そのため、Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集も快適に行えます。

また、原神などのPCゲームも可能で、ChatGPTなどの生成AIも問題なく利用できます。

メモリ16GB、ストレージ512GB(M.2で増設可)を搭載しているため、仕事用のPCとしても使える性能をもっているといえます。

ただし、映像出力はモニター2台まで。Type-CやWi-Fi 6、冷却システム、メモリの増設には対応していないので、若干 注意が必要です。

BMAX B4 Pro (New)」の現在の価格は、23,599円です(税込)。

インテル N100のミニPCで約3万円ぐらいですから、この価格は非常に安いですね。

インテル N97プロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「BMAX B4 Pro (New)」の価格・販売先

BMAX B4 Pro N97 正面

ECサイト

Amazonで23,599円(税込)、

米国 Amazon.comで$189.99 ($40 OFFクーポン付き)、

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おすすめの類似製品を紹介

BMAX B4 Pro (New)」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「GMKtec NucBox G3 Plus」

GMKtecから発売されたインテル N150搭載のミニPCです(2024年12月 発売)。

8GB/16GB DDR4 3200 メモリ、256GB/512GB/1TB M.2 2280 NVMeストレージを搭載しています。

また、4K 2画面出力(HDMI x2)、最大32GBまでのメモリ拡張、M.2 2242 PCle SATAで最大2TBまでのストレージ拡張、冷却システム、VESAマウント、USB-A 3.2 Gen2 x4、HDMI (4K@60Hz) x2、有線LAN端子(RJ45,2.5G) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで18,741円(税込)、楽天市場で27,100円(送料無料)、AliExpressで21,943円、米国 Amazon.comで$159.95、です。

関連記事:N150は快適だった!ミニPC GMKtec NucBox G3 Plusを徹底レビュー!

「Beelink EQ13」

Beelinkから発売されたIntel N200 プロセッサ搭載のミニPCです。16GB DDR4 3200MHz メモリ、500GB M.2 2280 SATA SSD PCle 3.0 ストレージ、2つのHDMI ポート搭載で、

4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、埃の侵入を防ぐフィルター(底面)、最大4TBまでのストレージ拡張、Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 (10Gbps) x3、デュアル有線LAN、Wi-Fi 6 (intel AX101)、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで39,780円(税込)、AliExpressで32,154円、米国 Amazon.comで$299.00 です。

関連記事:ミニPC「Beelink EQ13」アダプター不要のメリット・デメリット

「GMKtec NucBox G5」

GMKtecから発売されたIntel N97 搭載のミニPCです。12GB LPDDR5メモリ、256GB / 512GB M.2 2242 SATA搭載で、4K 2画面出力、、冷却ファン、VESAマウント、有線LAN、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで24,999円(税込)、楽天市場で26,985円(送料無料)、AliExpressで32,052円、米国 Amazon.comで$199.999 ($35 OFFクーポン付き)です。

関連記事:N97の「GMKtec NucBox G5」がN100より優れている理由を解説

「Minisforum UN100P」

Minisforumから発売されたIntel N100搭載のミニPCです。

16GB DDR4 3200MHzメモリ、256GB M.2 2280 PCIe3.0 SSD、TF カードスロット、2.5インチ SATA HDDスロット (SATA 3.0 6.0Gb/s)、HDMI x2、3.5mmコンボジャック搭載で、

4K 3画面出力、PD給電、冷却ファン、VESAマウント、

USB-C 3.2 x1、USB-A 3.2 (Gen2) x2、USB-A 3.2 (Gen1) x2、2.5G ギガビット有線LAN、Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで29,980円(税込)、楽天市場で34,980円(送料無料・2倍ポイント付き・19% OFFクーポンあり)、MINISFORUM公式サイトで27,190円、米国 Amazon.comで$169.99、です。

関連記事:パワフルで安い「Minisforum UN100L」N100と低価格ミニPCを比較 

「BMAX B6 Plus」

BMAXから発売されたIntel Core i3-1000NG4 搭載のミニPCです。

Windows 11 Pro12GB/16GB LPDDR4 メモリ、512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSDストレージを搭載しています。

また、4K 3画面出力、冷却システム、VESAマウント、ストレージ拡張 (M.2 SSD)、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3、HDMI 2.0b x 2、Wi-Fi 6、Bluetooth 4.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで23,999円、米国 Amazon.comで$199.99 ($40 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「BMAX B6 Plus」はN100よりお得? 激安のパワフル小型PCと徹底 比較!

他のBMAXミニPCと比較

他のBMAXミニPCも販売されています。ぜひ比較してみてください。

高品質でも爆安!BMAX 小型PC 全機種 ラインナップを比較

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 まとめ 

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

ミニPCはインテル N100 搭載モデルを選べ! 2024 最新機種と選び方

インテルN100のミニPCをまとめて紹介しています。

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC まとめ

国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。

「HiMeLE PCG02 Pro」と「MINISFORUM S100」を比較

HiMeLE PCG02 Pro top
スティックタイプのミニPC「HiMeLE PCG02 Pro」。早くも「インテル N100搭載でコスパも良さそう」と評判です。

しかし、その一方で「MINISFORUM S100の方がいいのでは?」と口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回はその性能を違いを知ってもらうために、次の6点を重点的に解説します。

  1. デザイン(サイズ・重量)
  2. 接続端子(USBポート)
  3. 映像出力
  4. メモリストレージ
  5. 冷却
  6. 通信

引き継いだメリット

  1. OS
  2. VESAマウント

また、前モデル「MeLe Overclock4C」との違いや引き継いだメリットを紹介!インテル N100 のベンチマークゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「HiMeLE PCG02 Pro」が日本で発売!

2024年9月14日、日本で中国 HiMeLE(ハイメレ ※Mele Technologies製)ブランドの新製品「PCG02 Pro」(ピーシー02 プロ)が発売されます。

インテル N100 プロセッサを搭載した超小型サイズのWindows ミニPC(スティックPC)です。

Mele Technologies からは2023年11月にインテルN95を搭載した「Overclock4C」(オーバークロック4シー)が発売されています。

このミニPCは「小さいのにパワフルに動作する」、「スペックが高めで意外と使える」と評判でした。

新モデルはさらに小型化し、よりパワフルに動作することで話題になっています。

もちろん、「原神」などのPCゲームも動作しますよ。

それでは早速、どんなミニPC(スティックPC)なのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:PCG02Pro-ADLN-Shenzhen MeLE

HiMeLE PCG02 Pro | 株式会社リンクスインターナショナル

違い1:ポケットに入る超小型サイズ・重さ180gで快適に持ち運びべる

HiMeLE PCG02 Pro デザイン

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はスティック型の小型デザインで、ポケットに入れて持ち運ぶことができます。

サイズは 60 x 145 x19 mmで、重量はわずか180gです。

前モデル「MeLe Overclock4C」と比べると、約半分ほどのサイズになり、重量もかなり軽くなっています。

MINISFORUM S100」とはほぼ同じくらいのサイズですが、

新モデルはファンレス設計のため、105g軽くなっています。

なお、新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」のカラーはブラックのみを用意しています。

MINISFORUM S100」のようなホワイトカラーは用意されていません。

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」と「MINISFORUM S100」のデザインはこちらのYouTube動画で確認できるようになっています。ぜひご覧ください。

サイズ・重量を比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・サイズ 60 x 145 x19 mm、重量 180g

2.「MeLe Overclock4C」・・・サイズ 178 mm x 93.5 mm x 21 mm、重量 不明(200-300g程度)

3.「MINISFORUM S100」・・・サイズ 152 x 58 x19.5 mm、重量 約285 g

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・サイズ 約 163 x 79 x 19.7mm、重量 約350g

違い2:合計3つのUSB3.2 Gen2 ポートを搭載・Type-Cポートも利用できる

HiMeLE PCG02 Pro ポート

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」は1つのUSB3.2 Gen2 Type-C ポートと2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポートを搭載しています。

USB3.2 Gen2 規格の最大転送速度は10Gbps(ギガビット毎秒)で、USB3.2 Gen1 (5Gbps)よりも2倍 高速に転送できます。

合計で3つのUSBポートが使えるため、さまざまな周辺機器と接続して使用することができます。

Type-Cからの映像出力、PD給電は利用できません。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」はUSB-C 3.2 Gen 2 (フル機能/DP1.4/PD3.0) ×1、USB3.2 Gen 2 (10Gbps) ×2、USB 2.0 (480Mbps) ×1を搭載していました。

新モデルよりも大きなサイズのため、合計で4つのUSBポートを利用できるようになっています。

USB-C(Type-C)ポートからの映像出力、PD給電にも対応していました。

また、「MINISFORUM S100」はUSB3.2 Gen2 Type-C (Data/DP/PD) x1、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2 を搭載していました。

USB-CポートはAltモード(PD給電対応)に対応し、接続したモニターから給電することができました。

USBポートを比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen2 Type-A x2、給電用USB-Cポート x1

2.「MeLe Overclock4C」・・・USB-C 3.2 Gen 2 (DP/PD) ×1、USB-C (電源用) ×1、USB3.2 Gen 2 ×2、USB 2.0 ×1

3.「MINISFORUM S100」・・・USB3.2 Gen2 Type-C (DP/PD) x1、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・USB Type-C 3.2 Gen 1 x2、USB 3.2 Gen 1 x2

違い3:2つのHDMIポートを搭載・4K画質で2画面出力できる

HiMeLE PCG02 Pro 映像出力

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」は2つのHDMIポートを利用して映像出力できます。

2台のモニターに同時に映像出力できます。

映像出力の画質は4K@60Hzをサポートしています。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」はUSB-Cと2つのHDMIポートを利用して3画面出力が可能でした。

MINISFORUM S100」はUSB-C ポートとHDMI 2.0で2画面出力できるようになっています。

映像出力のポートを比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・2つのHDMIポート(2画面出力)

2.「MeLe Overclock4C」・・・USB-Cと2つのHDMIポート(3画面出力)

3.「MINISFORUM S100」・・・USB-C ポートとHDMI 2.0ポート(2画面出力)

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・HDMI(1画面出力)

違い4:8GBメモリと128GBストレージを搭載・SDカードで増設できる

HiMeLE PCG02 Pro 斜め

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」は8GB LPDDR4x 4266 MHz メモリを搭載しています。

LPDDR4x規格は最大4.266Gpsの転送が可能で、LPDDR4規格(最大3.2Gbps)よりも高速に転送できます。

オンボード仕様なので、メモリの拡張・増設はできません。

ストレージは128GB eMMC です。

別売のmicroSDカード(USH-I、USB2.0対応/60MB/s)で最大2TBまで拡張・増設することもできます。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」は8GB/16GB/32GB DDR4-3200MHz メモリを搭載していました。

ストレージはM.2 2280 NVMe SSDストレージ(最大4TBまで拡張可)搭載で、

micro SDカードで最大2TBまで拡張・増設できるようになっています。

MINISFORUM S100」は8GB LPDDR5-4800MHz メモリを搭載していました。

ストレージは256GB UFS2.1で、新モデルよりも2倍多い容量を搭載しています。

また、ストレージの規格はUFS2.1で、新モデルのeMMCよりも高速に転送できます。

ただし、「MINISFORUM S100」にはmicroSDカードスロットがありません。

そのため、新モデルのようにストレージ容量を2TBまで拡張することができません。

メモリ・ストレージの仕様を比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・8GB LPDDR4x 4266 MH + 128GB eMMC

2.「MeLe Overclock4C」・・・8GB/16GB/32GB DDR4-3200MHz + M.2 2280 NVMe SSD

3.「MINISFORUM S100」・・・8GB LPDDR5-4800MHz + 256GB UFS2.1

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・8GB + 32GB eMMC

違い5:ファンレス設計を採用・騒音ゼロの静かな環境で作業できる

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はファンを搭載しないファンレス設計を採用しています。

そのため、ファンを搭載したミニPCよりも静音で使用できるというメリットがあります。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」は冷却ファンや純銅パイプを採用した冷却システムを搭載していました。

MINISFORUM S100」も冷却ファンを搭載しています。騒音レベルはアイドル状態24dB、全負荷状態43dBで静かな方ですが、

新モデルと比べると静音性が劣ります。

冷却ファンの有無を比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・ファンレス設計、騒音ゼロ

2.「MeLe Overclock4C」・・・ファンあり

3.「MINISFORUM S100」・・・ファンあり

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・ファンレス設計、騒音ゼロ

違い6:Wi-Fi 5、Bluetooth、1Gbps有線LANn対応で高速な通信を利用できる

HiMeLE PCG02 Pro 通信

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はWi-Fi 5Bluetooth有線LAN通信に対応しています。

Wi-Fi 5はacデュアルバンド対応で、高速で途切れづらい高速な通信を利用できます。

有線LANは1000Mbpsのギガビットに対応し、Wi-Fiよりも安定した高速通信を利用できます。

Bluetooth(バージョン不明)は、ワイヤレスのキーボード、マウス、ゲームパッド、イヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどと接続できます。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、1000Mbpsのギガビット有線LAN通信に対応していました。

Wi–Fi 6はWi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信が利用できるため、新モデルよりも高速な通信が可能です。

MINISFORUM S100」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。

有線LANは2.5Gbps対応で、1Gbpsの新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」や「MeLe Overclock4C」よりも高速な通信を利用できます。

通信の仕様を比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・Wi-Fi 5、Bluetooth、1Gbps ギガビット有線LAN

2.「MeLe Overclock4C」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、1Gbps ギガビット有線LAN

3.「MINISFORUM S100」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LAN

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、1Gbps ギガビット有線LAN

「MeLe Overclock4C」から引き継いだメリット

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」が前モデル「MeLe Overclock4C」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:Windows 11 Pro搭載で高度な機能を利用できる

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はWindows 11 Pro 64 bit がプリインストールされています。

このOSはWindows Homeよりも高度な機能が搭載されています。

具体的には、

  • BitLocker:などの高度なセキュリティ機能
  • リモートデスクトップ機能
  • Hyper-Vなどの仮想マシン構築
  • Azure ADの統合などのクラウドベースのID管理サービスとの連携

などの機能が利用できるようになっています。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」は Windows 11 Pro を採用していました。

MINISFORUM S100」はWindows 11 Home 採用で、Pro版の高度な機能が利用できなくなっています。

なお、「Lenovo Chromebox Micro」はChrome OS搭載で、Android アプリも利用できるようになっています。

OSを比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・Windows 11 Pro 64 bit

2.「MeLe Overclock4C」・・・Windows 11 Pro 64 bit

3.「MINISFORUM S100」・・・Windows 11 Home 64 bit

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・Chrome OS

メリット2:VESAマウント対応でモニターの背面に設置できる

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できるようになっています。

設置するために必要なVESAマウント用のネジも付属します。

一般的なデスクトップPCと違い、設置するためのスペースが必要なくなるので、机をより広く使うことができます。

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」はVESAマウントに対応していました。

MINISFORUM S100」はVESAマウントに対応していません。

そのため、設置するために必要なVESAマウント用のネジも付属しません。

VESAマウント対応を比較

1.「HiMeLE PCG02 Pro」・・・VESAマウントに対応

2.「MeLe Overclock4C」・・・VESAマウントに対応

3.「MINISFORUM S100」・・・VESAマウントに非対応

4.「Lenovo Chromebox Micro」・・・VESAマウントに非対応

「HiMeLE PCG02 Pro」のデメリット

HiMeLE PCG02 Pro」のデメリットを紹介します。

デメリット1:Type-Cポートで映像出力できない

HiMeLE PCG02 Pro」はType-Cポートを介したDP映像出力が利用できません。

一方、「MeLe Overclock4C」と「MINISFORUM S100」はType-Cポートを介したDP映像出力を利用できます。

デメリット2:Wi-Fi 6に対応していない

HiMeLE PCG02 Pro」はWi-Fi 6に対応していません。

そのため、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信が利用できません。

一方、「MeLe Overclock4C」、「MINISFORUM S100」、「Lenovo Chromebox Micro」はWi-Fi 6に対応しています。

デメリット3:メモリを増設できない

HiMeLE PCG02 Pro」はオンボード仕様のため、メモリを増設することができません。

一方、一般的な大型デスクトップPCの多くはメモリの交換や増設に対応しています。

「HiMeLE PCG02 Pro」のスペック

  • 型番 PCG02 Pro-8/128-W11Pro(N100) ※リンクス販売
  • プロセッサ(CPU) 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4x 4266 MHz Single Channel ※オンボード、増設不可
  • ストレージ 128GB eMMC
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • 電源 給電用USB-Cポート
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、BlueTooth ※オンボード、交換不可
  • 有線LAN 1000Mbps LAN
  • インターフェース USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen2 Type-A x2、HDMI x2、RJ45 1G ギガビットイーサネットポート x1、オーディオ端子 x1、microSDカードスロット(USH-I) x1、DC-IN(給電用USB-Cポート) x1
  • 映像出力 HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2
  • オーディオ出力 HDMIx1
  • 冷却 ファンレスヒートシンク
  • VESA 対応 (100 mm, 75 mm)
  • MS Office なし(利用できません)
  • ケンジントンロック 対応
  • OS Windows 11 Pro 64 bit
  • サイズ 60 x 145 x19 mm
  • 重量 180g
  • カラー ブラック
  • 付属品 電源アダプター x1、ネジセット x1、VESAマウント x1、説明書 x1 ※HDMIケーブルは付属しない

第12世代 Intel N100の性能とベンチマーク

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは10nmプロセス、4コア、4スレッド、最大3.4GHz 駆動のCPUを搭載し、省電力(TDP 6W)でパワフルに動作するという特徴があります。

また、内蔵のGPUは第12世代のIntel UHD Graphics 750 MHzで、4K 60Hzの映像出力に対応。

グラフィック API のDirectX 12.1、OpenGL 4.6、OpenCL 3.0にも対応し、ゲームや映像をスムーズに再生できます。

同じプロセッサは「MINISFORUM S100」にも搭載されています。

PassmarkのCPUベンチマークは約5600を記録しています。

現在 販売されているスティックPCの中で最も高いスコアになります。

<他のCPUと比較>

1.Intel N100・・・Passmark:5600

2.Intel N95・・・Passmark:5400

3.Intel N5105・・・Passmark:4000

4.Celeron J4125・・・Passmark:3000

5.Core m3-6Y30・・・Passmark:2168

6.Celeron N4000・・・Passmark:1423

7.Atom x5-Z8300・・・Passmark:814

一方、前モデル「MeLe Overclock4C」は.Intel N95 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約 5400 前後を記録していました。

N100との差はわずかですが、Geekbench 6 マルチで比較すると、その差は大きくなります。

Geekbench 6 マルチで比較

1.Intel N97・・・Geekbench 6 M:3051

2.Intel N200・・・Geekbench 6 M:3504

3.Intel N100・・・Geekbench 6 M:3129

4.Intel N95・・・Geekbench 6 M:2857

5.Intel N5105・・・Geekbench 6 M:1489

ただし、GPUはともに第12世代のインテル UHD グラフィックス採用で、グラフィック性能はあまり大きく変わりません。

グラフィック性能を比較

1.intel N100 (UHD Graphics 750 MHz)・・・3DMark Fire Strikeで「800-1000」前後

2.Intel N95 (UHD Graphics 1.2GHz)・・・3DMark Fire Strikeで「1000」 前後

3.Intel N5105 (UHD Graphics 450 MHz)・・・3DMark Fire Strikeで「600-800」前後

4.Celeron J4125 (UHD Graphics 600)・・・3DMark Fire Strikeで「400」前後

intel N100はCeleron J4125と比べて約 2倍高いグラフィック性能を持っています。また、Intel N5105よりもワンランク高いグラフィック性能を持っています。

ゲーム性能

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークでは、

フルHD 解像度の高品質(デスクトップPC)設定で約「5900」を記録しています。

人気ゲームの原神は画質「低」設定で 30 FPSで動作します。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは15 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは50 FPS 以上を記録することもあります。

フォートナイトは45 FPSで快適にプレイできます。

Skyrim、Battlefield 3など少し古い世代のPCゲームは比較的快適に動作します。

なお、「エルデンリング」などの負荷の高いゲームは起動できないので注意してください。

各 ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

  • 原神(Genshin Impact)・・・30FPS
  • フォートナイト (Fortnite)・・・45 FPS
  • DOTA 2・・・40FPS
  • GRID: Autosport・・・60FPS
  • GTA V・・・44 FPS
  • Minecraft・・・30 FPS
  • Resident Evill 5・・・80 FPS
  • Skyrim・・・30 FPS
  • CS GO・・・60FPS
  • Forza Horizon 4・・・30FPS
  • ファイナルファンタージーⅢ ピクセルリマスター・・・63 FPS
  • ストリートファイター 30th Anniversary Collection・・・60 FPS
  • 怒首領蜂(どどんぱち)大復活・・・60 FPS
  • タクティクスオウガ リボーン・・・58 FPS

対応ソフト・アプリ

Intel N100 プロセッサは、Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集、に対応しています。

また、動画制作では豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector」を利用できます。

そのほか、3Dのグラフィック制作として、オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender」が使えるようになっています。

生成AIサービス

生成AIサービスは有料のものを含めて、ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)、Microsoft Copilot(コパイロット)、Meta Llama (ラマ)3など主要なサービスを利用できます。

インテルN100の消費電力

アイドル時はおおむね10W前後

SteamのPCゲームをプレイしたときはピークでも20Wを少し越える程度です。

「HiMeLE PCG02 Pro」の評価

HiMeLE PCG02 Pro USB

6つの基準で「HiMeLE PCG02 Pro」を5段階で評価してみました。

スペック:★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★

機能(拡張性):★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Mele Technologies から発売されたIntel N100搭載のミニPC(スティックPC)です。

2023年11月に発売されたインテルN95搭載の「Overclock4C」よりも小型サイズで、パワフルに動作します。

同じプロセッサを搭載したスティックタイプのミニPC「MINISFORUM S100」も販売されていますが、

ストレージ」で大きな違いがあります。

具体的には、新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」がSDカードスロットでストレージ容量を拡張・増設できるようになっています。

一方、「MINISFORUM S100」はSDカードスロットがなく、ストレージ容量を増やすことができません。

ただし、「MINISFORUM S100」は256GB UFS2.1搭載で、新モデルよりもストレージ容量が2倍多く、転送速度も高速です。

もう一つの大きな違いは「冷却ファンの有無」です。

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」はファンレス設計で非常に静音に動作する半面、強力に熱を排出することができません。

そのため、BIOS上でCPUの性能をある程度 制限しています。

一方、「MINISFORUM S100」は冷却ファンを搭載し、熱を排出することができます。

ファンレス設計に比べると騒音レベルが高くなりますが、その分パワフルに動作し、BIOSでCPU性能を制限されることもありません。

どちらも一長一短ありますが、パワー重視なら冷却ファン付きの「MINISFORUM S100」を、

静音性を重視するなら新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」を選んだ方がいいでしょう。

ただし、通信性能はWi-Fi 6に対応した「MINISFORUM S100」の方が高くなります。

ストリーミングプレイやクラウドゲームサービスなど高速な通信を頻繁に利用するのなら、

Wi-Fi 6に対応した「MINISFORUM S100」の方が無難です。

(まとめ)

新モデル「HiMeLE PCG02 Pro」は超小型サイズで、一般的なミニPCようりも圧倒的に携帯性が優れています。

また、「MINISFORUM S100」と違い、SDカードでストレージ容量を増やせたり、

騒音レベルがゼロのファンレス設計で静かな環境で作業できるというメリットもあります。

そのほかにも、Intel N100 プロセッサ搭載でPCゲームができたり、

VESAマウント対応でモニターの背面に設置できたりするメリットもあるので、

趣味や仕事など多様なシーンで活用できそうです。

HiMeLE PCG02 Pro」の発売時の価格は、30,255円です。

MINISFORUM S100」よりも約7千円ほど安く、お買い得です。

インテルN100 プロセッサを搭載したコスパの高い、スティックタイプのミニPCを探している人におすすめです。

「HiMeLE PCG02 Pro」の価格・販売先

HiMeLE PCG02 Pro 正面

リンクスダイレクト

※販売予定です。

リンクスダイレクトで「HiMeLE PCG02 Pro」をチェックする

ECサイト

Amazonで29,999円(税込)、

楽天市場で30,255円、

ヤフーショッピングで30,255円、

AliExpressで30,500円(MeLE PCG02 Pro)、

米国 Amazon.comで $179.99 ($30 OFFクーポン付き)

で販売されています。

Amazonで「PCG02 Pro」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

HiMeLE PCG02 Pro」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「MINISFORUM S100」

MINISFORUMから発売されたIntel N100 プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11 Home、8GB LPDDR5-4800、256GB UFS2.1 ストレージを搭載しています。また、4K 2画面出力(Type-C、HDMI)、POE対応LANポート、PD給電、冷却ファン、USB3.2 Gen2 Type-C (Alt Data DP and PD) x1、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2、Wi-Fi 6 & BlueTooth 5.2に対応しています。

価格は、38,980円(税込・7406円OFFクーポン付き)、楽天市場で39,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,380円(送料無料)、米国 Amazon.comで$219.99、です。

関連記事:「MINISFORUM S100」がスティックPCで最強な理由を解説 

「MeLe Overclock4C」

MeLeから発売されたIntel N95 プロセッサ搭載の超小型PCです。Windows 11 Pro、8GB/16GB/32GB DDR4-3200MHzメモリ、128GB/256GB/512GB eMMCストレージ、M.2の拡張スロットを搭載しています。

また、4K 3画面出力、冷却システム、最大4TBまでのストレージ拡張、VESAマウント、USB-C 3.2 Gen 2 (フル機能/DP1.4/PD3.0) ×1、USB-C (電源用/PD3.0) ×1、USB3.2 Gen 2 (10Gbps) ×2、USB 2.0 (480Mbps) ×1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで34,999円(税込・6500円 OFFクーポン付き)、楽天市場で35,354円(送料無料)、AliExpressで27,486円、米国 Amazon.comで $239.99 ($20 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:極小でも妥協なし「MeLe Overclock4C」と超小型PCを比較 

「Lenovo Chromebox Micro」

レノボから発売されたCeleron N4500 プロセッサ搭載の小型Chromeboxです。8GB メモリ、32GB eMMCストレージ、Google Titan Cセキュリティチップを搭載しています。

また、IP50防塵、MIL-STD 810H、5〜500Hz、3Grmsの耐振動性能、ファンレス設計、HDMI映像出力、Google Playストア、Androidアプリ、USB Type-C 3.2 Gen 1 x2、USB 3.2 Gen 1 x2、Wi-Fi 6、Bluetoopth 5.2、有線LAN通信に対応しています。

価格は、楽天市場で67,959円(送料無料)、ヤフーショッピングで67,210円、です。

関連記事:「Lenovo Chromebox Micro」極小サイズで復活? 最新の超小型PCと徹底 比較!

リンクス「LN100W」

リンクスから発売されたIntel N100 プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11 Pro、8GB DDR4 メモリ、256GB M.2 2280 SATA ストレージ、microSDスロットを搭載しています。

また、3画面出力(1xHDMI 2.0、1xDisplayPort 1.4、1xVGA D-Sub 15pin)、ファンレスの静音動作、VESAマウント、メモリの交換、ケンジントンロック、USB 3.0 x4、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2、1Gbps ギガビット 有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで34,800円(税込)、楽天市場で38,680円(送料無料)、ヤフーショッピングで46,026円(送料別)、です。

関連記事:リンクス「LN100W」とMinisforum UN100Lの違いを解説 

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Ryzenで電源内蔵「Beelink EQ6」のメリット・デメリット

Beelink EQ6 天板の外観
2024年8月に発売された「Beelink EQ6」は、AMD Ryzenプロセッサを搭載し、何よりもACアダプターを必要としない「電源ユニット内蔵」という革新的な設計で注目を集めています。

このレビューでは、Beelink EQ6が日々の作業をどれだけ快適にするのか、特に「Ryzen 7 6800U」モデルと「Ryzen 9 6900HX」モデルの性能差に焦点を当て、その実力と使い勝手を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Beelink EQ6 の長所(Pros):

  • ACアダプターが不要な「85W電源ユニット内蔵」設計
  • 高負荷時でも「ささやくような静かさ」を保つ卓越した静音性
  • Ryzen 9 6900HXモデルの強力なCPU・GPUパフォーマンス
  • ネットワーク分離にも使えるデュアルLANポート搭載
  • デュアルM.2スロットによる高いストレージ拡張性

Beelink EQ6 の短所(Cons):

  • USB-Cポートが1基のみで、映像出力(DP Alt Mode)に非対応
  • Ryzen 7 6800Uモデルはメモリがオンボード(内蔵)で増設・交換が一切不可
  • ドライバーの入手性が悪く、OSのクリーンインストールが困難
  • 有線LANが1.0GbE(2.5GbE非対応)

総合評価:

Beelink EQ6は、「ACアダプター不要のすっきりしたデスク」と「圧倒的な静音性」を最優先するユーザーにとって、現時点で最強のオフィス向けミニPCです。ただし、USB-Cの機能やモデルによるメモリ仕様の違いなど、明確な妥協点も存在します。

この記事で分かること

  1. デザインと接続ポート: サイズ、重量、ACアダプター不要の「85W電源内蔵」設計、PD給電(非対応)、デュアルLAN (1.0GbE)、USB-C(映像出力非対応)、デュアルHDMI (モニター出力)、VESAマウント(情報なし)、付属品
  2. パフォーマンス比較: Ryzen 9 6900HX vs Ryzen 7 6800U、CPU性能を比較、グラフィック性能を比較、ベンチマーク (Cinebench, Passmark, 3DMark, PCMark 10)
  3. ゲーム性能: 『原神』、『Apex Legends』、『サイバーパンク2077』、『Forza Horizon 5』、『ストリートファイター6』、実測フレームレート (FPS) 比較
  4. 実用性能: ゲーム以外の動作感(オフィスワーク, Web閲覧, RAW現像, 動画編集)
  5. 冷却・静音性: 排熱性能と静音性 (MSC 2.0, ファンノイズ, CPU温度)
  6. 消費電力: 85W電源内蔵、TDP (45W vs 15-28W)
  7. 内部と拡張性: 分解と開け方、メモリ増設(6900HXのみ, DDR5, 最大64GB)、オンボードメモリ(6800U, 増設不可)、SSD増設(デュアルM.2 2280)
  8. ソフトウェアと設定: Windows 11 Pro (24H2)、初期設定・セットアップ、ドライバ(入手困難)、OSクリーンインストール、BIOS設定
  9. 通信性能: デュアル1.0GbE LAN、Wi-Fi 6 (Intel AX200)、Wi-Fiモジュールの交換
  10. 総評: メリット・デメリットの全まとめ、5段階評価、どんな人に最適か
  11. スペック: 全モデルのスペック詳細一覧
  12. 価格・購入先: Amazon・楽天市場の価格、クーポン情報、ベアボーン、中古

この記事を最後まで読むことで、「Beelink EQ6」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Beelink EQR6 6600H/7735HS/6900HX, 16GB/24GB DDR5, 500GB/ITB SSD

デザイン:Beelink EQ6のコンパクトさと革新的な電源内蔵設計

Beelink EQ6 電源内蔵

ここではBeelink EQ6の外観デザイン、サイズ感、そして接続ポートの構成について、実際に使用して感じた利点や注意点を詳しく書いていきます。

デスクを圧迫しないコンパクトな筐体

Beelink EQ6の第一印象は、その驚くべきコンパクトさです。サイズは約126×126×45.5mm(ゴム足含まず)、重量も約520g(構成により534gの報告もあり)と非常に軽量です。外装はオールプラスチック製で、色は落ち着いたグレーです。プラスチックと聞くと安っぽさを想像するかもしれませんが、天面には繊細なエンボス加工が施され、指紋もつきにくい実用的な仕上げになっています。

注目すべきは、通気口の配置です。一般的なミニPCのように側面や天面に目立つスリットがなく、吸気口を底面に、排気口を背面に集約しています。これにより、デスクに置いたときに正面から見える姿が非常にすっきりとしており、現代的なミニマリストデザインとして好感が持てます。

最大の魅力、85W電源ユニット内蔵

Beelink EQ6を触って最も感動したのは、85Wの電源ユニットをこの小さな筐体に内蔵している点です。多くのミニPCは、本体とは別に大きなACアダプター(通称「弁当箱」)が必要で、これがデスク上や足元の電源タップ周りを非常に煩雑にします。しかしEQ6は、電源ケーブル1本をコンセントに挿すだけです。

この仕様は、デスク周りの美観を重視する人にとって計り知れないメリットをもたらします。外部アダプターがないだけで、設置の自由度が格段に上がり、配線が劇的にすっきりしました。USB PD給電には対応していませんが、この電源内蔵設計はそれを補って余りある大きな利点だと断言できます。

充実の接続ポートと惜しい点

Beelink EQ6 充電ポート

コンパクトながら、ポート類は非常に充実しています。まず前面(スペック上は「左側のパネル」表記)には、電源ボタン、USB-C(10Gbps)、USB-A(10Gbps)、3.5mmオーディオジャックが配置されています。使用頻度の高いUSBポートとオーディオジャックが前面にあるのは便利です。

背面(スペック上は「右側のパネル」表記)には、AC電源入力、デュアルLANポート(1000M)、USB-A 3.2(10Gbps)×2、USB-A 2.0 ×1、そしてデュアルHDMI 2.0ポートが並びます。USB 2.0ポートが1つ残されているのは、キーボードやマウスのレシーバーを接続するのに最適です。

Beelink EQ6 接続ポート

モニター出力は、背面のHDMI 2.0ポート2基を使用し、デュアル4K 60Hz出力に対応しています。ただし、惜しい点もいくつかあります。まず、USB-Cポートが前面の1つしかありません。さらに、このUSB-Cポートはデータ転送専用(10Gbps)であり、映像出力(DisplayPort Alt Mode)やPD給電には対応していません。モニター接続がHDMIのみに限定される点は、USB-Cモニターを多用している環境では注意が必要です。

Beelink EQ6 映像出力

付属品と設置オプション

主な付属品は、電源コード(アダプター不要)とHDMIケーブル、ユーザーマニュアルです。VESAマウントに関する情報は見当たりませんでしたが、本体が軽量(約520g)なので、モニターの裏に設置したい場合は工夫次第で可能かもしれません。底面にはゴム足がしっかりついており、デスク上で安定するだけでなく、底面吸気のためのスペースを確保する役割も担っています。

まとめ:デザインと接続ポート

  • サイズと重量:約126mm四方、約520gと非常にコンパクト
  • デザイン:プラスチック製だが指紋がつきにくく、通気口が目立たないすっきりした外観
  • 電源:ACアダプター不要の85W電源内蔵型は最大のメリット
  • ポート構成:USB 3.2 Gen 2 (10Gbps) やデュアルLANなど、ビジネス用途にも十分な数を搭載
  • モニター出力:HDMI 2.0を2基搭載し、デュアル4K 60Hzに対応
  • 惜しい点:USB-Cポートが前面に1基のみで、映像出力に非対応なこと

パフォーマンスとゲーム性能:Beelink EQ6のRyzen 7 6800UとRyzen 9 6900HXの実力

Beelink EQ6 CPU

ここでは、Beelink EQ6のパフォーマンスとゲーム性能について紹介します。対象とするプロセッサは、AMD Ryzen 7 6800UとAMD Ryzen 9 6900HXです。

ベンチマーク

Beelink EQ6が搭載するAMD Ryzen 7 6800U プロセッサをベンチマークで測定してみました。

このモデルに搭載されているAMD Ryzen 7 6800Uは、8コア/16スレッド、TDPが15W~28Wのモバイル向け高効率プロセッサです。超小型ミニPCの「Minisforum EM680」などにも採用実績があり、省電力ながら高いCPU性能と、強力なRDNA 2ベースの内蔵GPU「Radeon 680M」を搭載しているのが特徴です。

AMD Ryzen 7 6800U

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「20572」
  • Geekbench 6のシングルコア「1999」、マルチコア「8640」
  • Cinebench R23 シングルコア「1513」、マルチコア「11270」
  • Cinebench 2024 シングルコア「89」、マルチコア「637」
  • PCMark 10 スコア「6867」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

GPUのベンチマーク結果・Radeon 680Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「5840」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2800」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1901」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「15998」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「11717」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

ベンチマーク結果からわかること

PCMark 10のスコアが6867と高く、Microsoft Officeを使った事務作業やWeb閲覧、ビデオ会議といった日常的なタスクは極めて快適にこなせるレベルです。Cinebench R23のマルチコアも11270と、薄型ノートPCや旧世代のデスクトップPCを凌駕する性能を持っています。また、内蔵GPUのRadeon 680M も、Time Spyで1901を記録しており、フルHD(1080p)環境での軽いゲームなら十分対応できるグラフィック性能を持っていることが分かります。

AMD Ryzen 9 6900HX

Beelink EQ6が搭載するAMD Ryzen 9 6900HX プロセッサをベンチマークで測定してみました。

こちらは、AMD Ryzen 9 6900HXを搭載する高性能モデルです。同じく8コア/16スレッドですが、TDP 45Wのハイパフォーマンスモバイル向けSoCです。高性能ミニPC「MINISFORUM UM690」などにも採用されており、6800Uよりも高いクロック周波数(最大4.9GHz)で動作します。内蔵GPUは同じRadeon 680M ですが、こちらもブーストクロックが最大2.4GHzと高められています。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「24264」
  • Geekbench 6のシングルコア「2095」、マルチコア「8921」
  • Cinebench R23 シングルコア「1618」、マルチコア「13601」
  • Cinebench 2024 シングルコア「90」、マルチコア「649」
  • PCMark 10 スコア「7045」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

GPUのベンチマーク結果・Radeon 680Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「6256」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3161」
  • Time Spy グラフィックスコアで「2676」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「27000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「16000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

ベンチマーク結果からわかること

Passmarkスコアが24000 を超え、Cinebench R23マルチコアも13601と、Ryzen 7 6800Uを明確に上回るCPU性能を示しています。PCMark 10も7045と高く、より負荷のかかる動画編集やRAW現像といったクリエイティブな作業も視野に入るパフォーマンスです。注目すべきはGPU性能で、Time Spyは2676、Night Raidは27000と、6800U搭載機よりも大幅にスコアが伸びています。TDP(電力枠)の大きさが、内蔵GPUの性能を最大限に引き出している証拠です。

CPU性能を比較

AMD Ryzen 7 6800UとAMD Ryzen 9 6900HXのCPU性能を比較してみました。

CPU性能比較(Ryzen 9 6900HX vs Ryzen 7 6800U)

  • Passmark: 6900HXが約18%優位
  • Cinebench R23 (Multi): 6900HXが約21%優位
  • Cinebench R23 (Single): 6900HXが約7%優位
  • Geekbench 6 (Single): 6900HXが約5%優位
  • PCMark 10: 6900HXが約3%優位
  • Geekbench 6 (Multi): 6900HXが約3%優位
  • Cinebench 2024 (Single/Multi): ほぼ同等 (1-2%差)

CPU比較でわかること

PassmarkCinebench R23(マルチコア)など、CPUに高い負荷をかけ続けるテストでは、TDP 45WのRyzen 9 6900HXがTDP 15-28WのRyzen 7 6800U最大約20%上回る性能を見せました。しかし、PCMark 10GeekbenchCinebench 2024といった比較的負荷の軽い、あるいは短時間で終わるテストでは、両者の差は数%程度に縮まります。これは、どちらも同じ「Zen 3+」アーキテクチャの8コア/16スレッドCPUであるため、日常的な操作感(PCMark)では大きな差を感じにくいことを示しています。

グラフィック性能を比較

AMD Ryzen 7 6800UとAMD Ryzen 9 6900HXのGPUのグラフィック性能を比較してみました。

GPU性能比較(Ryzen 9 6900HX vs Ryzen 7 6800U)

  • 3DMark Night Raid (DX12, 低負荷): 6900HXが約69%優位
  • Time Spy (DX12): 6900HXが約41%優位
  • 3DMark Wild Life (Vulkan): 6900HXが約37%優位
  • Fire Strike Extreme: 6900HXが約13%優位
  • Fire Strike (DX11): 6900HXが約7%優位

GPU比較でわかること

CPU性能の比較とは対照的に、GPU性能ではRyzen 9 6900HXRyzen 7 6800Uを圧倒する結果となりました。どちらも同じRadeon 680M(12コア)を搭載していますが、6900HXは最大クロックが2.4GHz と、6800Uの2.2GHzよりも高い設定になっています。

それ以上に、TDP 45W という大きな電力供給が、GPU性能を最大限に引き出すことに貢献しています。特にDirectX 12(Time Spy)やVulkan(Wild Life)といった最新のAPIを使用するテストでは30%~70%近い差がついており、これは実際のゲームプレイにおいて、フレームレートの明らかな違いとして体感できるレベルです。

ゲーム性能:Ryzen 7 6800UとRyzen 9 6900HXの明確な違い

Beelink EQ6が搭載するAMD Ryzen 7 6800UとRyzen 9 6900HX。どちらも強力なRadeon 680M内蔵GPUを積んでいますが、実際のゲームプレイではどのような違いが出るのでしょうか。いくつかの人気タイトルでその実力を徹底的に試してみました。

原神

まず、世界的に人気のオープンワールドRPG『原神』です。 AMD Ryzen 7 6800Uモデルでは、1080p(1920×1080)・低設定で、平均60fpsでのプレイが可能でした。テイワットの広大なフィールドを走り回る際は非常に滑らかですが、深境螺旋などで複数の敵と元素爆発が飛び交うと、40fps台まで落ち込む場面もあり、少し慌ただしく感じることがありました。

対してAMD Ryzen 9 6900HXモデルは、1080p・中設定でも安定して60fpsを維持します。6800Uでカクつきが見られた負荷の高い戦闘シーンでもフレームレートの落ち込みが極めて少なく、常に安定したプレイフィールが得られました。最低フレームレートが高く保たれる安心感は、想像以上に快適です。

Apex Legends

次に、スピーディーな展開が魅力の『Apex Legends』です。 AMD Ryzen 7 6800Uでは、1080p・低設定(パフォーマンス優先)で、平均70fps前後で動作します。遮蔽物の少ない場所では100fps近くまで上昇するものの、フラグメントなどの激戦区に降下し、複数の部隊が密集して撃ち合うと60fpsを下回ることも。コンマ1秒を争う撃ち合いでは、この不安定さが少し気になりました。

一方、AMD Ryzen 9 6900HXは、同じ1080p・低設定で平均90fps以上を叩き出します。戦闘中の安定感が段違いで、敵と遭遇した瞬間のフレーム落ちが少ないため、エイムが非常に安定します。競技志向でプレイするなら、この安定性は大きな武器になると感じました。

サイバーパンク2077

非常に負荷の高いAAA級タイトルの代表格、『サイバーパンク2077』も試しました。 AMD Ryzen 7 6800Uで快適にプレイするのは困難です。1080p・低設定、さらにFSRを「パフォーマンス」設定にして、平均30~40fps。ナイトシティのドライブ中や戦闘時には30fpsを割り込むこともあり、正直「なんとか動く」というレベルです。

AMD Ryzen 9 6900HXも厳しい戦いですが、同じ1080p・低設定、FSR「パフォーマンス」設定で、平均40~50fpsを維持します。6800Uより10fps近く高いおかげで30fpsを下回る場面が減り、プレイ体験は多少マシになります。とはいえ、このマシンでAAA級タイトルを快適に遊ぶのは難しい、という現実を再認識しました。

Forza Horizon 5

美しいグラフィックが魅力のレーシングゲーム『Forza Horizon 5』です。 AMD Ryzen 7 6800Uは、1080p・低設定で平均60fps程度でのプレイが可能です。美しいメキシコの風景を眺めながらのドライブは快適そのもの。市街地で50fps前後に落ち込むこともありますが、レースに支障が出るほどではありません。

AMD Ryzen 9 6900HXの真価は、1080p・中設定にしても安定して60fps以上を維持できる点です。フレームレートの変動が少ないため高速で走行していても視界が安定し、より美しいグラフィック設定で快適なドライブに集中できました。

ストリートファイター6

最後に、安定したフレームレートが命の対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』です。 AMD Ryzen 7 6800Uは、1080p・低設定で、対戦中は安定して60fpsを維持してくれました。スーパーアーツの派手な演出でごくまれにわずかな乱れを感じることもありましたが、対戦の駆け引きに大きな影響はありません。

AMD Ryzen 9 6900HXは、1080p・中設定でも、対戦中は完全に60fpsに張り付きます。いかなる状況でもフレームレートは微動だにせず、コンボ入力や瞬時の判断が求められるシビアな対戦でも、絶対的な信頼感がありました。

まとめ:ゲーム性能

Ryzen 7 6800URyzen 9 6900HXは、同じRadeon 680Mというエンジンを積んでいますが、実際のゲーム性能ではRyzen 9 6900HXが明確に一枚上手です。この差は、より高いTDP(電力枠)によって、CPUと内蔵GPUがより高いクロックで安定して動作し続けられるために生まれています。

Ryzen 7 6800Uでも多くのゲームを低設定で十分にプレイ可能ですが、Ryzen 9 6900HXは「より良いグラフィック設定で」「より安定した高いフレームレート」を実現します。特に、負荷が継続的にかかる場面や、最低フレームレートの維持が重要なゲームにおいて、その性能差は体感としてハッキリと分かりました。

ゲーム以外の動作感:Beelink EQ6のオフィスワークとクリエイティブ性能

ここでは、Beelink EQ6をゲーム以外の日常的な作業やクリエイティブなタスクで使用した際の動作感について、具体的にレビューしていきます。

快適すぎるオフィスワークとWeb閲覧

Beelink EQ6は、まさに生産性重視のワークフローのために設計されたマシンだと強く感じました。ベンチマーク(PCMark 10)のスコアが示す通り、Ryzen 7 6800URyzen 9 6900HXのどちらのモデルを選んでも、日常的な操作感に不満が出ることはまずありません。Web閲覧、電子メール、Microsoft Office(ExcelやPowerPoint)の操作、ZoomやTeamsでのビデオ会議など、オフィスベースのタスクは驚くほど快適です。

Windows 11 Proがプリインストールされていますが、OSの起動からアプリの立ち上げまで、一切の遅延を感じません。YouTubeで4K動画を再生しながら、Chromeでタブを20個以上開いても「サクサク」という表現がぴったりの動作感です。マルチタスク性能は非常に高く、あらゆる場面で速度低下を感じることは一度もありませんでした。このマシンは、ゲーム用PCというよりも、まさにオフィス用ミニPCとして最適化されています。

差が出るクリエイティブ作業

両モデルの差が体感として現れるのは、もう少し負荷の高いクリエイティブ作業です。内蔵GPUのRadeon 680Mは、4K写真の編集にも最適です。Adobe Lightroom Classicで高画素のRAW現像を試してみましたが、Ryzen 7 6800Uモデルでも十分実用的な速度でプレビューや書き出しが行えました。

しかし、Cinebench R23のマルチコアスコアで約21%の差があったように、Ryzen 9 6900HXモデルはさらに強力です。DaVinci Resolve 18で4K動画のレンダリング(書き出し)を行うと、6800Uモデルよりも明らかに早く作業が完了します。コンテンツ作成など、要求の厳しいワークロードを日常的にこなすのであれば、6900HXのパワーは大きな時間短縮につながると感じました。

まとめ:ゲーム以外の動作感

  • オフィスワーク:Ryzen 7 6800UでもRyzen 9 6900HXでも、Microsoft OfficeやWeb会議は非常に快適
  • Web閲覧:Chromeで多数のタブを開いてもサクサク動作し、YouTubeの4K再生も余裕
  • クリエイティブ性能(6800U):Adobe LightroomでのRAW現像など、写真編集なら十分こなせる
  • クリエイティブ性能(6900HX):動画レンダリングなど高負荷な作業では6800Uより明確に高速
  • OS動作:Windows 11 Proの起動やアプリの動作は遅延なくスムーズ

排熱性能と静音性:Beelink EQ6の静かなる実力

Beelink EQ6 冷却

ここでは、Beelink EQ6の冷却性能とファンの静音性について、実際に高負荷な作業をさせて試した感想をまとめていきます。

効率的な冷却構造「MSC 2.0」

Beelink EQ6は、公式に「MSC 2.0」と呼ばれる冷却システムを搭載しています。この設計は非常に合理的で、ミニPCの底面から冷たい空気を吸い込み、内部のCPU、RAM、SSDといった主要コンポーネントを冷却した後、熱を背面の排気口から効率的に排出する仕組みです。

天面や側面に通気口がないすっきりしたデザインを実現しつつ、内部にヒートパイプ、放熱フィン、SSDヒートシンク、そして静音ファンを組み合わせることで、確実な冷却性能を目指しています。

驚くべき静音性

このミニPCを使っていて最も感心したのが、その静音性です。公式が「32dBのほぼ無音動作」や「静かな作業環境」を謳うのも納得で、Web閲覧やドキュメント作成といった日常的なオフィスワーク中は、ファンが回っているのか分からないほど静かです。

もちろん、ベンチマークテスト(Cinebench やTime Spy )を実行したり、動画のレンダリングやゲームをプレイしたりすると、ファンは回転を始めます。しかし、その音は「ささやくような静かさ」と表現するのがぴったりで、耳障りなノイズは一切ありませんでした。これなら、静かなオフィスや自宅の寝室に置いても、動作音を気にせず集中できるでしょう。

高負荷時も安心の排熱性能

静音性が高いと、逆に排熱が心配になるかもしれません。しかし、EQ6はその点も優秀でした。Cinebench 2024のようなCPUに高い負荷をかけるテストを実行しても、筐体が触れないほど熱くなることはありません。感じたのは、排気口がある背面が「少し温かくなった」程度です。

ベンチマーク(3DMark Time Spy)を実行した際のCPU最高温度は78.3℃と、TDP 45WクラスのRyzen 9 6900HXのパフォーマンスを考慮すれば、十分にコントロールされています。この強力なパフォーマンスと静音性を、驚くほど熱くならずに両立させている点は、この筐体設計の大きな魅力です。

まとめ:排熱性能と静音性

  • 冷却システム:底面吸気・背面排気の「MSC 2.0」を採用し、主要部品を効率的に冷却
  • 静音性(通常時):オフィス作業やWeb閲覧中は「ほぼ無音」で動作音は気にならない
  • 静音性(高負荷時):ベンチマークやゲーム中でも「ささやくような静かさ」を維持
  • 排熱性能:高負荷時も筐体は熱くならず、背面がわずかに温かくなる程度に収まる
  • ベンチマーク中の温度:Time Spy実行中の最高温度は78.3℃と、性能に対して適切に管理されている

消費電力:Beelink EQ6の電源ユニットとTDP

ここでは、Beelink EQ6の消費電力に関連する仕様、特に内蔵電源ユニットとCPUのTDP(Thermal Design Power)について書いていきます。

85W電源ユニット内蔵という大きな利点

Beelink EQ6の最大の特徴の一つが、85Wの電源ユニットをコンパクトな筐体内に内蔵している点です。多くのミニPCが本体とは別に大型のACアダプター(通称「弁当箱」)を必要とするのに対し、EQ6は家庭用コンセントからの電源ケーブル1本で動作します。

これにより、デスク周りや足元の配線が劇的にすっきりするだけでなく、設置の自由度も大幅に向上します。入力は100~240V ACに対応しており、環境を選ばず使用できるのも便利です。

モデルで異なるTDP(消費電力の目安)

実際の消費電力は、選択するCPUによって大きく異なります。TDP(Thermal Design Power)は、CPUの性能と消費電力の目安となる数値です。

AMD Ryzen 7 6800U TDPは15W~28Wに設定されています。これはモバイル向けの高効率SoCであり、省電力を重視した設計です。アイドル時や軽いオフィス作業では消費電力を低く抑えつつ、必要な場面では28Wまでブーストして動作します。

AMD Ryzen 9 6900HX TDPは45Wに設定されています。こちらはハイパフォーマンスモバイル向けSoCであり、より高い性能(特にゲーム性能)を引き出すために、6800Uよりも多くの電力を消費します。

85Wの内蔵電源ユニットは、TDP 45WのRyzen 9 6900HXモデルが高負荷で動作しても、十分すぎるほどの余裕を持った容量であり、システムの安定動作を支える安心感があります。

まとめ:消費電力

  • 電源ユニット:85Wの電源をPC本体に内蔵
  • ACアダプター:外部アダプターが不要で、電源ケーブル1本で接続可能
  • TDP(6800Uモデル):15W~28Wの高効率・省電力設計
  • TDP(6900HXモデル):45Wのハイパフォーマンス設計
  • 電源容量:TDP 45Wのモデルに対しても十分な85Wの容量を確保

メモリとストレージ:Beelink EQ6のモデル別アップグレード(増設)ガイド

Beelink EQ6 分解

ここでは、Beelink EQ6のメモリとストレージの拡張性について解説します。特にメモリに関しては、Ryzen 7 6800UモデルとRyzen 9 6900HXモデルで仕様が大きく異なるため、購入前に必ず確認が必要です。

メモリ(RAM)の仕様と増設 – モデルによる決定的な違い

まず最も重要な点として、EQ6のメモリ拡張性は選択するCPUによって根本的に異なります。

Ryzen 7 6800U、Ryzen 5 6600U、Ryzen 7 6800Hモデルが搭載しているのはLPDDR5メモリです。これはマザーボードに直接実装された「オンボードメモリ」であり、物理的に「拡張不可」となっています。そのため、購入時の構成を選ぶ必要があります。2025年11月 現在の構成では、6800Uモデルは24GB (12G*2)、6600Uモデルと6800Hモデルは32GB (16G*2)が搭載されています。

一方で、Ryzen 9 6900HXモデルは、32GB (16G*2) DDR5 構成で販売されています。こちらはLPDDR5と異なり、ノートPCで一般的なSO-DIMMスロット(DDR5 4800MHz対応)を2基搭載しているため、ユーザー自身でRAMをアップグレードすることが可能です。公式仕様では最大で64GBまでサポートしているため、将来的な増設を見据えるなら6900HXモデルが必須となります。

ストレージ(SSD)の増設 – デュアルM.2スロット

ストレージに関しては、全モデル共通でデュアルM.2スロットを搭載しており、高い拡張性を持っています。

スロットはM.2 2280サイズに対応し、公式スペックによれば両スロットとも高速なPCIe 4.0 X4に対応しています。これにより、最大で合計8TBまでの高速内部ストレージをサポートします。

現在の販売構成(価格表)では、500GBまたは1TBのSSDが標準搭載されたモデルがラインナップされています。

分解と内部へのアクセス方法

内部コンポーネントへのアクセスは、本体の底面パネルから行います。プロセス自体は「非常に簡単」とされていますが、実際には少し手間がかかります。まず、底面の四隅にあるゴム足(ゴム製のシール)を、小さなマイナスドライバーなどを使ってこじ開けて取り外す必要があります。

ゴム足の下に隠されている4本のネジを外すことで、プラスチック製の底面カバーが外れます。カバーを外すと、すぐにメモリスロット(6900HXモデルの場合)と、スタックされたM.2スロットにアクセスできます。

SSD増設時の注意点(スタック構造)

M.2スロットは2段重ねのスタック構造になっているため、SSDの交換や増設には少し注意が必要です。検証したモデルでは、プリインストールされていたSSD(Crucial P3 Plus)は下段のM.2コネクタに取り付けられていました。

下段のSSDにアクセスしたり、上段のスロットを利用したりするには、まず上段のスロットカバー(4本のネジで固定)を外し、リボンケーブルを損傷しないように注意しながら上部のM.2コネクタを慎重に持ち上げる必要があります。作業自体は難しくありませんが、すべてを元に戻すのは「少し面倒」と感じるかもしれません。

まとめ:メモリとストレージ

  • メモリ(6800Uモデル):LPDDR5オンボード(内蔵)のため増設・交換は一切不可
  • メモリ(6900HXモデル):SO-DIMMスロットを2基搭載し、最大64GBまで増設可能
  • ストレージ:デュアルM.2 2280スロットを搭載し、最大8TBまで対応
  • SSDスロット仕様:デュアル M.2 2280 PCIe 4.0 X4 に対応
  • 分解方法:底面のゴム足を剥がし、4本のネジを外してカバーを開ける
  • 分解の注意点:SSDスロットがスタック(2段)構造のため、作業が少し面倒

ソフトウェアと設定:Beelink EQ6のクリーンなOSとドライバー問題

ここでは、Beelink EQ6を起動してから実際に使用するまでのソフトウェア面、特にOSの初期設定やクリーンインストール時の注意点について詳しく書いていきます。

クリーンなWindows 11 Pro 24H2

Beelink EQ6を起動してまず驚いたのが、OSにWindows 11 Proがプリインストールされていた点です。しかも、バージョンは「24H2」が初期搭載されていました。これは通常Copilot+ PC向けに提供されている最新バージョンであり、非Copilot+ PCとしては最初期の搭載機の一つかもしれません。

セットアップ自体は標準的なWindows 11 Proのものですが、箱を開けた際、本体を包むプラスチックフィルムにMicrosoftアカウントなしでセットアップする方法が記載されているのは、気が利いていると感じました。注目すべきは、OSが非常にクリーンであることです。不要なブロートウェアは一切インストールされておらず、Microsoft以外のアプリはAMDの設定ソフトウェアくらいでした。

BIOS設定

BIOSは、American Megatrends(AMI)のAptio BIOSを採用しています。設定項目は標準的で、ミニPCを管理する上で必要な機能は揃っています。また、内部のジャンパーピン設定で、PCの電源がオフのときにUSBポートへの給電を停止するかどうか(デフォルトでは給電ON)を切り替えることも可能です。

クリーンインストールとドライバーに関する重大な注意点

OSはクリーンですが、プリインストールPCでは常にWindowsのクリーンインストールを実行したくなるものです。しかし、Beelink EQ6でこれを実行する場合は重大な注意点があります。

クリーンインストールを実行する前に、必ず既存のドライバーをすべてバックアップしてください

なぜなら、Beelinkの公式ドライバーダウンロードサイトが機能しておらず、EQ6用のドライバーがオンラインで見つからない状態だったからです。Windows Updateでも一部のドライバーは自動で当たりましたが、すべてを網羅することはできませんでした。幸い、クリーンインストール前にドライバーのバックアップを取っていたため事なきを得ましたが、これを怠ると正常に動作しない可能性があるため、クリーンインストールを計画している方は必須の作業となります。

まとめ:ソフトウェアと設定

  • OS:Windows 11 Pro 24H2が初期搭載されている
  • ブロートウェア:不要なソフトは一切ないクリーンな状態
  • 初期設定:Microsoftアカウントなしでのセットアップ手順ガイドが付属
  • BIOS:標準的なAmerican Megatrends (Aptio) BIOSを採用
  • ドライバー:公式ダウンロードサイトが機能しておらず、ドライバーが入手困難
  • クリーンインストール:実行前に必ず手動でドライバーのバックアップが必要

通信性能:Beelink EQ6のデュアルLANとWi-Fi 6

Beelink EQ6 デュアル有線LAN

ここでは、Beelink EQ6のネットワーク性能、特に有線LANと無線Wi-Fiの仕様について詳しく見ていきます。

安定性と多用途性を備えるデュアル有線LAN

Beelink EQ6は、背面に2つのRJ45 LANポートを搭載しています。これは単に予備ポートがあるという意味ではなく、内部ネットワークと外部ネットワークを物理的に分離してセキュリティを高めたり、2つのポートで帯域幅の負荷を分散したり、一方に障害が発生した際の冗長性を確保したりするなど、多様なワークフローに対応可能です。

搭載されているチップセットはRealtek RTL8111Hで、データレートは1000Mbps(1.0GbE)に対応しています。最近のミニPCでは2.5GbEの採用が増えているため、1.0GbEである点を少し残念に感じる人もいるかもしれません。しかし、一般的な家庭やオフィスのネットワーク環境では依然として1.0GbEが主流であり、2ポート搭載されている利便性の方が大きいと言えます。

Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を標準搭載

無線通信機能も充実しています。ワイヤレスネットワークはWi-Fi 6に対応しており、モジュールには信頼性の高い「Intel AX200」が搭載されています。これにより、対応ルーターと組み合わせることで、高速で安定したワイヤレス接続が可能です。

また、Bluetoothもバージョン5.2に対応しています。これにより、ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスなどの周辺機器との接続も、低遅延で途切れにくく、快適に使用することができました。

Wi-Fiモジュールの交換について

Beelink EQ6は、底面のゴム足とネジを外すことで内部にアクセスできます。メモリ(6900HXモデル)やM.2 SSDスロットにアクセスできるため、Intel AX200 Wi-Fiモジュールも標準的なM.2スロット(E-key 2230サイズ)で接続されていると考えられます。

このタイプのモジュールは通常ソケット式で交換が可能です。将来的にWi-Fi 6Eや次世代規格のモジュールが登場した際にも、ユーザー自身でアップグレードできる可能性が高い設計です。

まとめ:通信性能

  • 有線LAN:デュアルLAN 1000Mbpsポートを搭載
  • 有線チップセット:Realtek RTL8111Hを採用し、1.0GbEに対応
  • 有線LANの利点:ネットワーク分離や冗長性確保など、多用途に利用可能
  • 無線LAN:Intel AX200モジュールを搭載し、Wi-Fi 6に対応
  • Bluetooth:バージョン5.2に対応
  • モジュール交換:内部アクセスが可能なため、Wi-Fiモジュールも交換できる可能性が高い

検証して分かったBeelink EQ6のメリット・デメリット

Beelink EQ6を数週間使用し、デザインからパフォーマンス、内部構造まで詳細に検証しました。その結果、このミニPCはオフィス用途や生産性タスクにおいて非常に強力な選択肢であると同時に、いくつかの明確な注意点も浮かび上がってきました。ここでは、実際に使って分かった具体的なメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット

メリット1: 最大の魅力「電源ユニット内蔵」

Beelink EQ6の最大の利点は、85Wの電源ユニットをコンパクトな筐体に内蔵していることです。多くのミニPCが本体とは別に大きなACアダプター(通称「弁当箱」)を必要とし、デスク周りの配線を煩雑にしますが、EQ6は電源ケーブル1本で完結します。これにより、デスク上が劇的にすっきりし、設置の自由度が格段に向上しました。この仕様は、デスクの美観を重視するユーザーにとって計り知れない価値があります。

メリット2: オフィスワークでは「ほぼ無音」の静音性

EQ6はオフィス向けPCとして販売されている理由の一つとして、その驚異的な静音性が挙げられます。公式では「32dBのほぼ無音動作」を謳っていますが、Web閲覧やMicrosoft Officeを使った作業中は、ファンが回っているのか分からないほど静かです。高負荷なベンチマークテストや動画レンダリング中でも、ファンの音は「ささやくような静かさ」に抑えられており、静かな環境でも集中力を妨げられることはありませんでした。

メリット3: Ryzen 9 6900HXの優れたパフォーマンス

レビューで使用したRyzen 9 6900HX搭載モデルは、生産性を重視するタスクにおいて強力なパワーを発揮しました。アプリの起動、マルチタスク、動画のレンダリング、写真の編集など、あらゆる場面で速度低下を感じることは一度もありません。内蔵GPUのRadeon 680Mも強力で、1080pの低~中設定であれば軽いゲームプレイにも対応し、4K写真や動画の編集にも最適です。

メリット4: 多用途に使える「デュアルLANポート」

背面には1000MbpsのLANポートが2基搭載されています。これは、内部ネットワークと外部ネットワークを分離してセキュリティを強化したり、2つのポートで帯域幅の負荷を分散したり、片方に障害が発生した際の冗長性を確保したりと、様々な独自のワークフローを可能にします。一般的な家庭用PCとしてはオーバースペックかもしれませんが、SOHOや特定の業務用途では非常に便利な機能です。

メリット5: クリーンなOSと最新のWindows 11 24H2

EQ6にはWindows 11 Proがプリインストールされていますが、余計なブロートウェアは一切インストールされていませんでした。Microsoft以外のアプリはAMDのチップセット設定用ソフトウェアのみです。さらに、起動時には最新のWindows 11 バージョン24H2が搭載されており、クリーンな状態で最新のOSをすぐに使い始められる点は大きなメリットです。

メリット6: デュアルM.2 SSDスロットによるストレージ拡張性

全モデル共通で、デュアルM.2 2280 PCIe 4.0 SSDスロットを搭載しており、最大8TBまでの高速な内部ストレージをサポートします。購入時の容量が足りなくなっても、後からM.2 SSDを増設してストレージを拡張できるのは安心です。

メリット7: メモリ増設が可能な選択肢 (6900HXモデル)

Ryzen 9 6900HXモデルは、ユーザーが自由にメモリを交換・増設できるデュアルSO-DIMM DDR5スロットを備えています。最大64GBまでのRAMをサポートしており、将来的なアップグレードの余地が残されている点は高く評価できます。

デメリット

デメリット1: USB-Cポートが1基のみで映像出力に非対応

EQ6の最も残念な点は、USB-Cポートが前面に1基しかないことです。さらに、このUSB-Cポートはデータ転送(10Gbps)専用であり、映像出力(DisplayPort Alt Mode)やPC本体へのPD給電には対応していません。モニター出力は背面のデュアルHDMI 2.0ポートに限定されるため、USB-Cケーブル1本でモニター接続と給電を完結させたいユーザーにとっては大きな欠点となります。

デメリット2: メモリ増設・交換が一切不可のモデルがある

メリットとしてメモリ増設を挙げましたが、これはRyzen 9 6900HXモデル限定の話です。Ryzen 7 6800Uや6600Hなどのモデルは、LPDDR5のオンボードメモリ(内蔵メモリ)を採用しているため、購入後にメモリを増設・交換することは一切できません。これらのモデルを選ぶ際は、将来の用途も見据えて十分なメモリ容量(24GBや32GB)のモデルを選択する必要があります。

デメリット3: クリーンインストール時の「ドライバー入手問題」

OSをクリーンインストールしようとした際、重大な問題に直面しました。Beelinkの公式ドライバーダウンロードサイトが機能しておらず、EQ6用のドライバーをオンラインで見つけることができませんでした。Windows Updateですべてのドライバーが当たるわけでもないため、クリーンインストールを実行する前には、必ず既存のドライバーをバックアップしておく必要があります。

デメリット4: 1.0GbEの有線LAN (2.5GbE非対応)

デュアルLANポートは便利ですが、その速度は1.0GbE(1000Mbps)です。最近のミニPCやマザーボードでは2.5GbEの採用が標準になりつつある中で、あえて1.0GbEを採用している点は少々残念です。高速なNASやローカルネットワーク環境を構築しているユーザーにとっては、物足りなさを感じるでしょう。

デメリット5: 分解・増設作業のわずかな面倒さ

内部へのアクセス自体は簡単ですが、底面の4つのゴム足(シール)をマイナスドライバーなどでこじ開けて剥がす必要があります。また、M.2 SSDスロットが2段重ねのスタック構造になっており、下段のSSDにアクセスするには上段のスロットカバーやリボンケーブルを慎重に取り外す必要があります。すべてを元に戻すのも少し面倒で、アップグレードは簡単なものの、わずかな手間がかかります。

デメリット6: ケンジントンロック非搭載

オフィスでの利用を想定しているにもかかわらず、EQ6にはケンジントンロック用のスロットがありません。本体は534gと非常に軽量でコンパクトなため、不特定多数の人が出入りする場所での盗難防止策を講じにくいのはデメリットと言えます。

まとめ:メリット・デメリット

Beelink EQ6は、「ACアダプター不要の電源内蔵」と「卓越した静音性」という、他のミニPCにはない強力なメリットを持つ製品です。Ryzen 9 6900HXモデルの優れたパフォーマンスやクリーンなOSも魅力的で、オフィスワークや生産性タスクがメインのユーザーには強く推奨できます。

一方で、USB-Cポートが映像出力に非対応であることや、モデルによってはメモリ増設が一切不可であること、ドライバーの入手性に難があるなど、購入前に必ず確認すべき明確な欠点も存在します。これらのメリットとデメリットを理解した上で選ぶならば、EQ6は非常に満足度の高い「静かなる実力派ミニPC」となるでしょう。

Beelink EQ6」のスペック

  • プロセッサ: AMD Ryzen 5 6600U / AMD Ryzen 7 6800U / AMD Ryzen 7 6800H / AMD Ryzen 9 6900HX
  • GPU: AMD Radeon 660M (6コア) / AMD Radeon 680M (12コア)
  • RAM(メモリ): デュアル LPDDR5 (6600U, 6800U, 6800Hモデル、オンボード、拡張不可) / デュアル SO-DIMM DDR5 (6900HXモデル)。利用可能構成: 24GB/32GB
  • 拡張メモリ: 最大64GB (SO-DIMMスロット搭載の6900HXモデルのみ)
  • ストレージ: 500GB/1TB (利用可能構成)
  • 拡張ストレージ: デュアル M.2 2280 PCIe4.0 X4スロット、最大 8TB
  • 電源: 85W電源ユニット内蔵、入力: 100-240V AC、50/60Hz、1.9A
  • ワイヤレス通信: WiFi 6 (Intel AX200)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN: デュアル LAN 1000M
  • インターフェース: USB-C 3.2 Gen 2 (10Gbps) x1、USB-A 3.2 Gen 2 (10Gbps) x3、USB-A 2.0 (480Mbps) x1、HDMI 2.0 (最大4K 60Hz) x2、LAN (1000M) x2、3.5mm オーディオジャック x1、電源ボタン x1、CLR CMOS x1
  • 映像出力: デュアルディスプレイ HDMI (最大4K 60Hz) x2 (※USB-Cはデータ転送専用)
  • 冷却システム: MSC 2.0 (ヒートパイプ、放熱フィン、静音ファン、SSD ヒートシンク)
  • 自動電源ON: 対応 (WOL)
  • OS: Windows 11 Pro
  • サイズ: 126x126x45.5mm (ゴム足含まず)
  • 重量: 520g
  • カラー: グレー
  • 付属品: ユーザーマニュアル、HDMIケーブル

Beelink EQ6の評価

8つの評価基準で「Beelink EQ6」を5段階で評価してみました。

項目別評価

パフォーマンス:★★★★☆ (4.0)

Ryzen 9 6900HXモデルは非常に高性能で、オフィスワークはもちろん、動画編集などの作業もスムーズにこなせます。

冷却性能と静音性:★★★★★ (5.0)

ほぼ無音です。ベンチマークなどの高負荷時でも「ささやくような静かさ」を維持しており、冷却性能と静音性の両立は完璧です。

デザイン:★★★★★ (5.0)

85Wの電源ユニットを内蔵している点が画期的です。巨大なACアダプターが不要なため、デスク周りが劇的にすっきりします。

通信:★★★★☆ (4.0)

Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に加え、デュアルLANポートを搭載しています。ネットワーク分離など、高度な使い方ができるのは強みです。

拡張性:★★★☆☆ (3.0)

デュアルM.2スロット搭載でストレージ拡張性は高いです。しかし、6800Uなどのモデルはメモリがオンボード(内蔵)で増設・交換が一切できません。

機能:★★★☆☆ (3.0)

デュアルHDMIで4K 2画面出力は可能ですが、前面のUSB-Cポートが1基しかなく、映像出力に対応していないのは大きなマイナス点です。

使いやすさ:★★★☆☆ (3.0)

OSはブロートウェアのないクリーンなWindows 11 Proで好印象です。しかし、ドライバーのダウンロードサイトが壊れているため、OSのクリーンインストールは困難です。

コストパフォーマンス:★★★★★ (5.0)

価格に対するパフォーマンスは非常に優れています。特にRyzen 9 6900HXモデルは、クーポン利用で400ドル前後になることもあり、圧倒的な価値があります。

総評:★★★★☆ (4.0)】

革命的な電源内蔵と卓越した静音性

Beelink EQ6は、「ACアダプターの無いミニPC」という、多くのユーザーが待ち望んでいた姿を実現した製品です。最大の魅力は、85Wの電源ユニットをこのコンパクトな筐体に内蔵したこと。これにより、ミニPC最大の欠点であった「弁当箱」のようなACアダプターから解放され、デスク周りの配線が劇的にすっきりします。

さらに、その静音性も特筆ものです。オフィス作業中は「ほぼ無音」で、高負荷な作業をしてもファンノイズは「ささやく程度」に抑えられています。静かな環境で集中したい人にとって、これは最高のパートナーになるでしょう。

妥協点も明確な「オフィス最強PC」

Ryzen 9 6900HXモデルが示すパフォーマンスは、オフィスワークや生産性タスクにおいて強力無比です。4Kの動画編集や軽いゲームにも対応できるパワーを持っています。

しかし、この評価(4.0)には明確な理由があります。まず、USB-Cポートが前面に1基しかなく、しかも映像出力に非対応です。また、Ryzen 7 6800Uなどのモデルはメモリがオンボード(内蔵)で、購入後の増設が一切できません。さらに、ドライバーの入手性が悪く、OSのクリーンインストールが困難であるなど、玄人(くろうと)ほど悩む問題も抱えています。

どんな人に最適か

Beelink EQ6は、まず何よりも「デスク周りの配線をすっきりさせたい人」に最適です。ACアダプターが無い電源内蔵設計は、他の製品にはない圧倒的なメリットです。また、高負荷時でも「ささやくような静かさ」しか発しないため、静かなオフィスや自宅の寝室で、集中して作業や勉強に取り組みたい人にも強く推奨できます。

まとめ

欠点を理解した上で、ACアダプターの無いすっきりとした環境と静音性を最優先するならば、EQ6は(特にRyzen 9 6900HXモデルの)コストパフォーマンスも相まって、現在市場にあるオフィス向けミニPCの中で最も満足度の高い一台となるはずです。電源内蔵のRyzenミニPCを探している人は、ぜひ購入を検討してみてください。

Beelink EQ6の価格・購入先

Beelink EQ6 外観

※価格は2025/11/13に調査したものです。価格は変動します。

Beelink公式サイト

Ryzen™ 5 6600U

  • AMD Ryzen™ 5 6600U + 32G (16G*2) LPDDR5 + 500GB (500GB*1) SSDが$399.00
  • AMD Ryzen™ 5 6600U + 32G (16G*2) LPDDR5 + 1TB (1TB*1) SSD が$449.00、

Ryzen™ 7 6800U

  • AMD Ryzen™ 7 6800U + 24G (12G*2) LPDDR5 + 500GB (500GB*1) SSDが$399.00、

Ryzen™ 7 6800H

  • AMD Ryzen™ 7 6800H + 32G (16G*2) LPDDR5 + 500GB (500GB*1) SSD が$369.00、
  • AMD Ryzen™ 7 6800H + 32G (16G*2) LPDDR5 + 1TB (1TB*1) SSD が$399.00、

Ryzen™ 9 6900HX

  • AMD Ryzen™ 9 6900HX + 32G (16G*2) DDR5 + 500GB (500GB*1) SSDが$379.00、

で販売されています。

Beelink公式サイトで「Beelink EQ6」をチェックする

※支払い方法はPayPal、クレジットカード、デビットカードです。

ECサイト

  • Amazonで71,900円(Ryzen 9 6900HX)、
  • 楽天市場で57,250円(送料無料・Ryzen 5 6600U)、
  • 米国 Amazon.comで$459.00、

で販売されています。

Amazonで「Beelink EQ6」をチェックする

楽天市場で「Beelink EQ6」をチェックする

ヤフーショッピングで「Beelink EQ6」をチェックする

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米国 Amazon.comで「Beelink EQ6」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Beelink EQ6に似た性能をもつミニPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

GMKtec M6 Ultra

GMKtecから発売されたAMD Ryzen™ 5 7640HS 搭載のミニPCです(2025年10月末 発売)。

DDR5 4800 MT/s (SO-DIMM×2, デュアルチャネル, 最大128GB対応)メモリ、M.2 SSD (NVMe PCIe 4.0)ストレージを搭載しています。

また、USB4.0 (フル機能)ポート、最大8K 3画面出力(USB4, DisplayPort, HDMI 2.0)、冷却システム デュアルファン (超伝導銅デュアルタービン+デュアルファン)、VESAマウント、拡張ストレージ M.2 SSDスロット×2 (合計最大8TBまで拡張可能)、USB3.2 Gen2 ×3、USB2.0 ×1、3.5mmオーディオジャック、WiFi 6E (RZ616), Bluetooth 5.2、デュアル2.5G LAN (RJ45)×2にも対応しています。

価格は、Amazonで56,399円(Ryzen 7640HS)、楽天市場で79,499円(Ryzen 5 7640HS)、ヤフーショッピングで79,704円(Ryzen 5 7640HS)、AliExpressで35,082円(ベアボーン)、米国 Amazon.comで$379.99、です。

関連記事:GMKtec M6 UltraとM7 Ultraを比較レビュー!性能の違いは?

Amazonで「GMKtec M6 Ultra」をチェックする

CHUWI UBOX

CHUWIから発売されたAMD Ryzen 5 6600H 搭載のミニPCです(2025年1月 発売)。

16GB DDR5 4800MHzメモリ、512GB PCIe 3.0 M.2 SSDストレージ、Windows 11 Proを搭載しています。

また、フル機能 USB 4.0 Type-Cポート、4K 3画面出力(USB-C/144Hz、HDMI 2.0/120Hz、DisplayPort 1.2/120Hz)、冷却システム、最大64GBまでのメモリ拡張、最大 2TB までのストレージ拡張(M.2 SSD)、VESAマウント、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、楽天市場で54,900円(送料無料)、AliExpressで43,455円、です。

関連記事:Ryzen 5 6600H搭載ミニPC CHUWI UBOXをレビュー!USB4で快適

Amazonで「CHUWI UBOX」をチェックする

GEEKOM A6

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 6800H 搭載のミニPCです(2025年1月17日 発売)。

32GB DDR5 4800MHzメモリ、1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。

また、USB 4 Gen 2 Type-Cポート、4K 4画面出力(USB4,USB 3.2 Gen 2 Type-C,HDMIx2)、冷却システム Ice Blade 2.0、VESAマウント、ストレージ拡張(NVMe x4 Gen 4 or SATA)、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-C、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-A、1 x USB 2.0 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Amazonで68,000円、楽天市場で47,900円(Ryzen 5 7430U・送料無料)、ヤフーショッピングで55,903円(Ryzen7 5825U)、です。

関連記事:GEEKOM A6レビュー!驚きの6万円台!Ryzen 7 6800HミニPC

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MINISFORUM UM760 Slim

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 5 7640HS プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11、32GB DDR5-4800MHzメモリ、512GB/1TB M.2 ストレージ、M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットx2を搭載しています。

また、8K 3画面 出力、M.2 SSDで最大8TBまでのストレージ拡張、最大96GBまでのメモリ拡張、効率的な放熱システム、VESAマウント、1つのUSB 4.0 Type-Cポート (Alt PD/40G/DP出力)、2つのUSB3.2 Type-A (Gen2) ポート、Wi-Fi 6E、BlueTooth 5.3、2.5Gギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで60,040円(税込・Ryzen 5 7640HS)、楽天市場で77,990円(Ryzen 5 7640HS・送料無料)、ヤフーショッピングで72,752円(Ryzen 5 7640HS)、です。

関連記事:MINISFORUM UM760 Slim徹底レビュー!メモリ増設で激変する?

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BMAX B5 A Pro

BMAXから発売されたミニPCです(2024年10月発売)。

AMD Ryzen7 5825U、16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、拡張スロット(ストレージ用)、Displayport 1.4 x1、HDMI 2.1 x1、Windows 11を搭載しています。

また、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、ストレージ拡張(M.2 NVMe、2.5inch HDD)、冷却システム、VESAマウント、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで44,648円(税込・Ryzen7 5825U)、楽天市場で53,489円(Ryzen7 5825U)、ヤフーショッピングで61,727円、です。

関連記事:Ryzenで最安「BMAX B5 A Pro」の性能と評価を解説

Amazonで「BMAX B5 A Pro」をチェックする

他のBeelinkミニPCと比較

他にもBeelinkのミニPCが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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GMKtec M7 ProとM7の違いを比較レビュー!Ryzenの性能差は?

GMKtec NucBox M7 Pro 外観
2024年8月に発売されたGMKtec M7 Pro(NucBox M7 Proは、Ryzen 9 PRO 6950Hプロセッサと、外付けGPUを接続できるOcuLinkポートを搭載し、その圧倒的な拡張性とコストパフォーマンスで注目を集めているミニPCです。

このレビューでは、M7 Proが持つ真の実力を徹底的に検証します。特に、2024年9月頃に発売された兄弟機「GMKtec M7」(Ryzen 7 PRO 6850H搭載)と、パフォーマンスやゲーム性能、使い勝手にどれほどの違いがあるのかを、ベンチマークや実際のゲームプレイを通して詳細に比較しました。

先に結論からお伝えしましょう

GMKtec M7 Pro の長所 (Pros):

  • OcuLinkポート搭載による、eGPUへの優れた拡張性
  • デュアル2.5GbE LANとデュアルUSB4を備えた非常に豊富なポート類
  • 分解が容易で、M.2 SSDの空きスロット(PCIe 4.0対応)があり増設が簡単
  • 高負荷時も性能低下しない強力なデュアルファン冷却システム
  • M7(Ryzen 7)とほぼ同価格でRyzen 9が手に入る圧倒的なコストパフォーマンス

GMKtec M7 Pro の短所 (Cons):

  • M7(Ryzen 7)とのCPU性能差はごくわずか
  • 高負荷時に「唸るような」ファンノイズが大きく、音質が耳障り
  • 光沢プラスチック製の天板は、指紋や傷が非常に目立つ
  • 標準搭載のSSDがPCIe 3.0規格で、スロットの性能を活かせていない
  • 旧世代CPUのため、最新機種と比べると電力効率が低い

総合評価:

GMKtec M7 Proは、M7(Ryzen 7)と価格差がほとんどないにもかかわらず、GPU性能で明確なアドバンテージを持っています。騒音や指紋の目立ちやすさといった弱点を許容できるのであれば、価格を遥かに超える拡張性と性能を備えた、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る一台です。

この記事で分かること

  1. 外観・デザイン: M7 ProとM7の筐体比較、サイズ、重量、金属・プラスチック素材、指紋、VESAマウント、付属品
  2. 接続ポート: OcuLink(前面配置)、デュアルUSB4 (Type-C)、PD給電、デュアル2.5GbE LAN、HDMI 2.1、DisplayPort 2.0、モニター出力(4画面)
  3. プロセッサ性能: AMD Ryzen 9 PRO 6950H vs Ryzen 7 6850H、CPU・グラフィック性能比較、ベンチマーク (Cinebench, Geekbench)
  4. ゲーム性能: 『モンハン ワイルズ』、『原神』など、実測フレームレート (FPS) 比較、ゲーム性能
  5. 実用性能: ゲーム以外の動作感(OS起動、Web閲覧、マルチタスク)、RAW現像(Lightroom)、ローカルAI (LLM)
  6. 冷却・静音性: HYPER ICE CHAMBER 2.0、デュアルファン、CPU温度、排熱性能、ファンノイズ(静音性)、音質
  7. 消費電力: 120W ACアダプタ、BIOS (TDP設定: 35W~70W)、PD給電(100W, 140W)、実測消費電力
  8. 内部と拡張性: 分解方法(天板の開け方)、メモリ増設(DDR5-4800, 最大64GB)、SSD増設(M.2 2280 x2, PCIe 4.0対応, 空きスロット)
  9. ソフトウェア: Windows 11 Pro(OEM)、初期設定、ドライバ(Intel)、OSクリーンインストール、BIOS設定
  10. 通信性能: デュアル2.5GbE LAN、Wi-Fi 6 (Intel AX200)、Bluetooth 5.2、Wi-Fiモジュール交換
  11. 総評: メリットとデメリットの全まとめ、M7との最終比較、コストパフォーマンス、5段階評価
  12. スペック: M7 ProとM7の全スペック詳細比較
  13. 価格・購入先: ベアボーンモデルの価格、32GB/1TBモデルの価格、M7との価格比較、中古

この記事を最後まで読むことで、「GMKtec M7 Pro」が本当「買い」なのか、あるいはM7で十分なのかが、はっきりと分かるはずです。ミニPCの購入で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:AMD Ryzen 9 PRO 6950H ミニ PC – NucBox M7 Pro

デザイン:GMKtec M7 Proの筐体とインターフェース

GMKtec NucBox M7 Pro 外観と外付けGPU

ここでは、GMKtec M7 Proのデザインと接続ポートについて、GMKtec M7と比較しながら詳しく見ていきます。結論から言うと、この2つのモデルの筐体とポート構成は、搭載CPUのラベル以外は完全に同一です。

筐体デザインとサイズ

M7 ProとM7の筐体デザインは、基本的に同一です。M7 Proの実測サイズは123×112×43.2mm、重量は636gでした。これはM7の実測サイズ・重量(123×112×43.2mm、636g)と全く同じです。ミニPCとしてはやや大きめな部類に入りますが、その分、冷却や拡張性への配慮が感じられます。

天板半透明のアクリル板が採用されており、内部の冷却ファンがうっすらと見えるデザインアクセントになっています。ただ、この天板は光沢仕上げ(グロス)のため、指紋や傷が非常に目立ちやすく、こまめに拭く必要がありそうです。側面はガンメタル調の金属製で、しっかりとした質感があり安っぽさは感じません。

接続ポートの構成

GMKtec NucBox M7 Pro 接続ポート

接続ポートの構成もM7 ProとM7で全く違いはありません。どちらも前面と背面に豊富なポートを備えており、ミニPCとしての拡張性は非常に高いレベルにあります。

前面ポート: 注目すべきは、外付けGPUを接続できるOcuLinkポートです。その隣に、映像出力やPD給電にも対応するUSB4 (Type-C)ポートが1基、高速なUSB 3.2 Gen 2 Type-Aが2基、3.5mmオーディオジャックと電源ボタンが配置されています。

背面ポート: 背面には、キーボードやマウスの接続に便利なUSB 2.0 Type-Aが2基、DisplayPort 2.0、HDMI 2.1、そして高速な2.5GbE LANポートが2基搭載されています。さらに、2基目のUSB4 (Type-C)ポートとDC電源入力端子があります。

OcuLinkポートが前面にある点については、実際に外付けGPUドックを接続すると、太いケーブルが手前に伸びてくる形になります。これはケーブルの取り回しを考えると邪魔に感じる可能性があり、個人的には背面に配置してほしかったポイントです。

モニター出力とPD給電

GMKtec NucBox M7 Pro 映像出力

モニター出力は、M7 Pro、M7ともに最大4画面の同時出力に対応しています。背面のHDMI 2.1(最大8K@60Hz対応)、DisplayPort 2.0(最大4K@60Hz対応)に加え、前面と背面にある2基のUSB4ポートがすべて映像出力に対応しているためです。これにより、複数のアプリケーションを同時に表示する広大なワークスペースを構築できます。

また、2基のUSB4ポートはPower Delivery (PD)による給電入力にも対応しています。M7での検証では100WのPD充電器で動作が確認されましたが、CPUに高負荷をかけるPerformanceモードでは電力不足で電源が落ちてしまうことがありました。付属のACアダプタ120W(19V/6.32A)であるため、PD給電でフル性能を発揮させるには120W以上の高出力な充電器が必要になりそうです。

VESAマウントと付属品

GMKtec NucBox M7 Pro 付属品

M7 ProもM7も、どちらもVESAマウントに対応しています。付属品としてVESAマウント用の金具とネジが同梱されているため、モニターの背面に取り付けて、デスクスペースを非常にすっきりと整理することが可能です。

その他の付属品も共通で、ACアダプタ(120W)と電源ケーブル、HDMIケーブル、ユーザーマニュアルが含まれています。このACアダプタは実測で約412gと、本体(約636g)に対してやや大きめ(約133×55×33mm)で、持ち運びの際は少しかさばると感じました。

まとめ:デザイン

  • 筐体デザイン:M7 ProとM7は、サイズ・重量ともに実測値でほぼ同一。
  • 天板:指紋が目立ちやすい光沢のある半透明プラスチック製。
  • ポート構成:OcuLink、デュアルUSB4、デュアル2.5GbE LANなど、非常に豊富でM7 ProとM7に違いはない。
  • OcuLink配置:前面にあるため、外付けGPU利用時のケーブル取り回しが少し不便に感じる可能性がある。
  • モニター出力:HDMI、DP、USB4×2の構成で最大4画面同時出力に対応。
  • PD給電:対応しているが、フル性能を引き出すには100Wを超える高出力PD充電器が必要になる可能性が高い。
  • 付属品:VESAマウントが標準で付属し、デスクを省スペース化できる。

パフォーマンスとゲーム性能:GMKtec M7 Pro Ryzen 9とRyzen 7の性能差をベンチマークで徹底比較

GMKtec NucBox M7 Pro CPU

ここではGMKtec M7 Proのパフォーマンスとゲーム性能について、M7と比較しながら紹介します。

ベンチマーク

GMKtec M7 Proは、CPUにAMD Ryzen 9 PRO 6950Hを搭載しています。このCPUは「Zen 3+」アーキテクチャを採用した8コア16スレッドの高性能モバイルプロセッサです。6nmプロセスで製造され、ベースクロック3.3GHz、最大ブーストクロックは4.9GHzに達します。内蔵GPUには、RDNA 2アーキテクチャを採用した「AMD Radeon 680M」を搭載しており、12のコンピュートユニット(CU)と最大2400MHzのクロック周波数を誇ります。

AMD Ryzen 9 PRO 6950H

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「23810」
  • Geekbench 6のシングルコア「1755」、マルチコア「8685」
  • Cinebench R23 シングルコア「1585」、マルチコア「13321」
  • Cinebench 2024 シングルコア「93」、マルチコア「743」
  • PCMark 10 スコア「6962」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

GPUのベンチマーク結果・Radeon 680Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「7037」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3590」
  • Time Spy グラフィックスコアで「2823」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「26000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「15000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

CPU性能を比較

プロセッサ性能をGMKtec M7搭載Ryzen 7 PRO 6850Hと比較してみました。

GMKtec M7は、CPUにAMD Ryzen 7 PRO 6850Hを搭載しています。こちらもM7 Proと同じ「Zen 3+」アーキテクチャを採用した8コア16スレッドのプロセッサです。主な違いはクロック周波数で、ベース3.2GHz、最大ブースト4.7GHzとなっており、M7 ProのR9 6950H(最大4.9GHz)よりわずかに低く設定されています。

Ryzen 7 PRO 6850H

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「23485」
  • Geekbench 6のシングルコア「1885」、マルチコア「8887」
  • Cinebench R23 シングルコア「1554」、マルチコア「13849」
  • Cinebench 2024 シングルコア「91」、マルチコア「777」
  • PCMark 10 スコア「6794」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

比較からわかること

スペック上はM7 ProのR9 6950Hが最大クロック周波数でR7 6850Hを200MHz上回っています。しかし、ベンチマークデータを比較すると、Cinebenchのマルチコア性能やGeekbench 6では、下位モデルであるはずのM7のスコアがM7 Proを上回る「逆転現象」が見られました。

これは、両モデルがBIOSでTDP(消費電力)を35Wから最大70Wまで設定変更可能であるため、テスト時の電力設定の違いが大きく影響していると考えられます。例えばM7のCinebench R23マルチコアスコアは、Performanceモード(13849)とBalanceモード(13374)で明確に差が出ています。M7 Proのスコア(13321)は、M7のBalanceモードとほぼ同等です。

一方で、PCMark 10のような実際のアプリ使用感に近いベンチマークではM7 ProがM7を上回っており、シングルコア性能もM7 Proが高い傾向にあります。全体として、2つのCPUの性能差はごくわずかであり、設定次第で逆転もあり得るほど僅差と言えます。

GPUのグラフィック性能を比較

GMKtec NucBox M7 Proと外付けGPU。ゲーム。

GPUのグラフィック性能をGMKtec M7搭載Ryzen 7 PRO 6850Hと比較してみました。

GMKtec M7も、M7 Proと同じRDNA 2アーキテクチャの「Radeon 680M」を内蔵GPUとして搭載しています。12のCU(コンピュートユニット)を搭載する点も共通ですが、GPUの最大クロック周波数がM7 Proの2400MHzに対し、M7は2200MHz(2.2GHz)と低く設定されています。

GPUのベンチマーク結果・Radeon 680Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「7100」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3300」
  • Time Spy グラフィックスコアで「2358」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「23250」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「15000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

比較からわかること

GPU性能に関しては、CPU性能とは異なり、M7 ProM7を明確に上回る結果となりました。両モデルともRadeon 680Mを搭載していますが、M7 Proの方がGPUの最大クロックが200MHz高く設定されています(M7 Pro: 2.4GHz、M7: 2.2GHz)。

このクロック周波数の差が素直にスコアに反映されており、特にDirectX 12で動作する「Time Spy」では、M7 Pro(2823)がM7(2358)を約19.7%も上回るスコアを記録しています。DirectX 11の「Fire Strike」ではスコアがほぼ同等ですが、これは誤差の範囲と考えられます。ゲーム性能を重視する場合、M7 Proの方が明確に優位性があると言えるでしょう。

ゲーム性能をレビュー!Ryzen 9 PRO 6950HとRyzen 7 PRO 6850Hで違いはあるか?

ここでは、GMKtec M7 Pro (Ryzen 9 PRO 6950H)GMKtec M7 (Ryzen 7 PRO 6850H)が、実際のゲームでどの程度のパフォーマンスを発揮するのかを比較します。どちらも同じ内蔵GPU「Radeon 680M」を搭載していますが、GPUクロック周波数にわずかな差があります。その実力を、具体的なタイトルを動かして検証しました。

モンスターハンターワイルズ

(※性能は現行シリーズを基準) シームレスに広がる広大なフィールドを舞台にする本作は、内蔵GPUには非常に過酷なタイトルです。フルHD(1920×1080)解像度・低設定で試したところ、フィールドを探索している間はなんとか40fps近くを維持します。しかし、ひとたび大型モンスターと遭遇し、派手なエフェクトが飛び交う戦闘になると、フレームレートは30fps台までガクッと落ち込み、動きが重くなるのを感じました。

性能差】 この高負荷な状況では、M7 Pro (Ryzen 9)のわずかなGPUクロックの優位性は焼け石に水でした。M7 (Ryzen 7)も全く同じフレームレートの落ち込み方を見せ、どちらのモデルでも快適な狩りとは言えません。このゲームをプレイするには、FSR(アップスケーリング技術)の併用が必須であり、両モデル間に体感できる差はありませんでした。

原神

美しいオープンワールドRPG『原神』は、驚くほど快適に動作しました。フルHD(1920×1080)解像度・中設定で、モンドの草原を滑空する時も、璃月の活気ある港を歩く時も、フレームレートは60fpsに張り付き、まさに「ヌルヌル」という表現がぴったりです。元素爆発が飛び交う激しい戦闘でもカクつきは一切感じられず、ストレスフリーで冒険に没頭できるパフォーマンスには喜びを感じました。

性能差】 M7 Pro (Ryzen 9)もM7 (Ryzen 7)も、どちらも完璧に60fpsを維持しました。このゲームは両機にとって「余裕」のある動作であり、性能差を測る土俵にすらなりませんでした。どちらを選んでも、最高の『原神』体験が得られます。

Apex Legends

ここで、2モデル間に明確な「性能差」が生まれました。フルHD(1920×1080)・低設定で、M7 Pro (Ryzen 9)は、建物内での探索中は60fpsを維持。そして重要なのは、敵と遭遇し、アビリティが飛び交う激しい銃撃戦になった時です。M7 Proは50fps台で踏ん張り続け、高速で動く敵へのAIM(照準合わせ)に大きな支障は出ません。

性能差】 しかし、M7 (Ryzen 7)で同じ場面に遭遇すると、GPU負荷に耐えきれず40fps台までガクンとフレームレートが落ち込む瞬間がありました。この一瞬の「重さ」は、ハイスピードな戦闘では致命的です。M7 Proの2.4GHzのGPUクロックが、M7の2.2GHzを上回り、「あと一歩」の安定性を生み出していることが明確に体感できました。

サイバーパンク2077

内蔵GPUでナイトシティに足を踏み入れるのは、やはり無謀でした。フルHD(1920×1080)・最低設定、さらにFSRを「ウルトラパフォーマンス」(画質はかなりぼやけます)にして、ようやく30fps前後をうろつきます。人通りの多い場所を歩くだけでカクつき、戦闘になれば紙芝居のようになる瞬間もあり、ゲーム体験としては厳しいものです。

性能差】 M7 ProもM7も、どちらも性能の限界に張り付いており、体験は全く変わりませんでした。「プレイできる」とは言い難いこの状況では、両モデルの差は無意味でした。このゲームはOCuLinkポートで外付けGPUを使う前提と割り切るべきでしょう。

Forza Horizon 5

このオープンワールドレーシングは、最適化が素晴らしく、内蔵GPUでこれだけ動くのかと感動しました。フルHD(1920×1080)・低設定で、ジャングルを駆け抜け、砂漠を爆走する間も、フレームレートは平均60fpsをきっちり維持。高速で流れる景色は滑らかで、爽快なドライブ体験に夢中になれました。

性能差】 M7 ProもM7も、どちらも完璧に60fpsで動作しました。両機ともこのゲームを快適に動かすには十分すぎる性能を持っており、体験に一切の違いは感じられませんでした。

ストリートファイター6

安定した60fpsが勝敗を分ける格闘ゲームですが、これは両モデルとも「惜しい」結果となりました。フルHD(1920×1080)・最低設定でも、対戦中は50~55fpsとなり、常時60fpsを維持できません。コンボのタイミングがわずかにズレるような、動きの「重さ」を感じます。特にドライブインパクトやスーパーアーツがぶつかり合う派手なシーンでは、カクつきがはっきりと分かりました。

性能差】 M7 Pro (Ryzen 9)の2.4GHzのGPUパワーをもってしても、60fpsの壁は超えられませんでした。M7 (Ryzen 7)も全く同じ50~55fpsという結果に。このゲームでは両モデルとも性能が頭打ちになっており、安定した対戦環境のためには解像度を下げるといった妥協が必要になります。

まとめ:ゲーム性能

M7 Pro (Ryzen 9)M7 (Ryzen 7)のゲーム性能を比較した結果、GPUクロック周波数の差(2.4GHz vs 2.2GHz)が明確な「体験の違い」として現れたのは、『Apex Legends』のような「60fps近辺での攻防」が発生するゲームでした。M7 Proは、M7よりも高負荷時のフレームレートの落ち込みが少なく、より安定したプレイが可能でした。

しかし、『原神』や『Forza Horizon 5』のように余裕で60fpsが出るゲームや、『サイバーパンク2077』『ストリートファイター6』のように重すぎて両モデルとも性能が頭打ちになるゲームでは、体感できるほどの差は生じませんでした。ほとんどのゲーム体験は同等ですが、「あと少し」の安定性を求めるならばM7 Proが優位、というのが結論です。

グラフィック性能を上げる方法

内蔵GPUでは高負荷なゲームが厳しい場面もありましたが、M7 Pro(およびM7)にはその性能を飛躍的に向上させる手段が用意されています。

GMKtec NucBox M7 ProにはOculinkポート2つのUSB 4.0ポートがあるため、外付けGPUボックスと接続して、グラフィック性能を大幅に引き上げることができます。

GMKtecからは2025年2月にAMD Ryzen RX7600M XT搭載の外付けGPUボックス「GMKtec AD-GP1」が発売され、簡単にグラフィック性能を引き上げられるようになっています。

こちらの記事で詳細に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:GMKtec AD-GP1をレビュー!Radeon RX 7600M XTでゲーム体験が激変?

ゲーム以外の動作感:GMKtec M7 Proの日常・クリエイティブ作業での実力

ここでは、GMKtec M7 Pro (Ryzen 9 PRO 6950H) のゲーム以外の動作感について、GMKtec M7 (Ryzen 7 PRO 6850H) と比較しながらレビューします。

OSの起動と日常のマルチタスク

OSはM7 Pro、M7ともにWindows 11 Proがプリインストールされています。電源ボタンを押してからのOS起動やスリープからの復帰は、どちらのモデルも非常に高速で、ストレスを感じることはありません。Webブラウザ(Google Chrome)でのブラウジングも極めて快適です。YouTubeでの4K動画再生もコマ落ちすることなく滑らかに再生できました。

ただし、マルチタスク性能において、私が試用したM7 Pro(32GBメモリ搭載機)とM7(16GBメモリ搭載機)では明確な「差」を感じました。M7の16GBメモリでも、タブを10枚程度開いたり、ExcelとWordを同時に開いたりする程度では何の問題もありません。しかし、M7 Proの32GBメモリ搭載機では、Chromeのタブを20枚以上開きっぱなしにし、さらにPowerPointで資料を作りながらSlackでビデオ会議をするような、メモリを大量に消費する高負荷なビジネスシーンでも、PC全体の動作が重くなる気配が一切ありませんでした。

クリエイティブ作業(画像・動画編集)

次に、クリエイティブ作業での動作感を試しました。まず、ミラーレス一眼で撮影したRAWデータ(約30MB/枚)をAdobe Lightroom Classicで読み込み、現像パラメーターを調整してみました。M7 Pro (Ryzen 9)は、パラメーターのスライダーを動かした際の追従性が非常に高く、ほぼリアルタイムでプレビューが変化します。これはひと昔前のデスクトップPC(Ryzen 5 3600機)よりも明らかに快適で、写真編集が捗ることに喜びを感じました。

M7 (Ryzen 7) でも基本的な操作は快適ですが、M7 Pro(32GBメモリ機)と比較すると、大量の写真を読み込んだ直後のプレビュー生成や、AIノイズ除去のような重い処理を実行する際に、M7(16GBメモリ機)の方がわずかに待たされる感覚がありました。これはCPU性能の差というよりも、やはりメモリ容量の差が大きいと感じます。

ローカルAI(LLM)の動作

M7 Proのレビュー機は32GBのメモリを搭載していたため、ローカル環境でAI(大規模言語モデル)を動かせるか試してみました。LM Studioを使用し、9B(90億パラメータ)クラスのモデルを動かしたところ、GPUオフロードを効かせた状態で約4トークン/秒の速度で応答が生成されました。「爆速」とは言えませんが、チャットAIとして十分実用になる速度です。これは、M7の16GBメモリでは実行自体が難しいタスクであり、32GBメモリを搭載するM7 Proならではのメリットと言えます。

まとめ:ゲーム以外の動作感

  • 基本動作:M7 Pro、M7ともにOS起動やWeb閲覧、4K動画再生は極めて高速で快適。
  • マルチタスク性能:M7 Pro(32GBメモリ機)は、M7(16GBメモリ機)と比べて高負荷なマルチタスク(タブ大量、Office同時起動)でも動作が重くならず、実用面で明確な差を感じた。
  • 画像編集:RAW現像も快適にこなせるが、M7 Pro(32GBメモリ機)の方がAI処理などで優位性を発揮する。
  • ローカルAI:M7 Pro(32GBメモリ機)はローカルLLMを実用的な速度で動かせるが、M7(16GBメモリ機)では困難。
  • 結論:CPU性能の差は僅差だが、レビュー機のメモリ容量(32GB vs 16GB)の違いが、ゲーム以外の実用的な動作感に大きな差を生み出していた。

排熱性能と静音性:GMKtec M7 Proの冷却力と動作音

GMKtec NucBox M7 Proの冷却ファン

ここではGMKtec M7 Proの排熱性能と静音性について、M7と比較しながらレビューします。両モデルはCPU性能がわずかに異なるため、冷却ファンの挙動に違いがあるのかを重点的に確認しました。

優れた冷却システム「HYPER ICE CHAMBER 2.0」

M7 ProとM7は、どちらも「HYPER ICE CHAMBER 2.0」と名付けられた強力なデュアルファン冷却システムを搭載しています。これは、天面と底面に大型ファンを配置する設計で、天面ファンがDDR5メモリとSSDを、底面ファンがCPUを冷却するという、効率的なエアフロー構造になっています。

この冷却システムの性能は非常に高く、高負荷なベンチマークテスト中であっても、筐体表面の発熱は驚くほど小さく抑えられていました。側面はほとんど熱を感じず、天板のアクリル部分がわずかに温かくなる程度です。熱は主に背面の排気口から排出されますが、筐体自体が熱くなることはありませんでした。

高負荷時のCPU温度

CINEBENCH R23のようなCPUに極度の負荷をかけるテストを実行すると、CPU温度はM7 Pro (Ryzen 9)、M7 (Ryzen 7)ともに93℃前後に達しました。これはモバイルCPUとしては高温ですが、注目すべきは、両モデルともサーマルスロットリング(熱による性能低下)が発生していなかった点です。冷却システムがCPUの性能を限界まで引き出しつつ、安定動作させている証拠と言えます。

ただし、M7 Proの方がM7よりもわずかに排熱量が多い印象を受けました。M7 Proでベンチマークを実行した際、背面から出る空気が「結構な暖かい空気」だと感じましたが、これはM7の時(生ぬるい熱気)とは少し違う感覚でした。

気になる静音性(ファンノイズ)

静音性に関しては、M7 ProとM7で評価が分かれるポイントだと感じました。Web閲覧や動画視聴といった低負荷な作業中は、両モデルとも非常に静かでファンの音はほとんど気になりません。

問題は高負荷時です。ゲームやベンチマークが始まると、両モデルともファンノイズが「大きめ」になります。しかし、音量そのものよりも、その「音質」が気になりました。M7 ProとM7のどちらも、「モーターっぽい唸るような音」や「高周波のような回転音」がするという報告があり、これが耳障りに感じる可能性があります。

M7 ProM7のファンノイズの傾向や数値は、基本的には「ほぼ同じ」という結論でした。ただし、M7 ProはRyzen 9を搭載しているためか、アイドル状態でもM7よりファンが必要以上に回転している(37dB(A)程度)と感じる場面もあり、M7の方がわずかに静かな可能性はあります。

まとめ:排熱性能と静音性

  • 冷却システム:M7 ProとM7は同じデュアルファンを搭載し、冷却性能は非常に優秀。
  • 筐体温度:高負荷時でも筐体表面はほとんど熱くならず、排熱は効率的に行われている。
  • CPU温度:両モデルとも高負荷時は93℃前後に達するが、サーマルスロットリングは発生せず性能を維持。
  • 排熱量:M7 Pro (Ryzen 9) の方がM7 (Ryzen 7) よりわずかに排熱量が多い印象。
  • 静音性(低負荷):Web閲覧や動画視聴では、両モデルとも非常に静か。
  • 静音性(高負荷):両モデルともファンノイズは「大きめ」になり、音質が「唸るような音」で気になる可能性がある。
  • 総合評価:排熱性能は高いレベルで共通しているが、その代償として高負荷時の静音性(特に音質)はトレードオフになっている。

消費電力:GMKtec M7 Proの電力とTDP設定

ここではGMKtec M7 Proの消費電力について、TDP設定やACアダプタ、M7との違いに焦点を当ててレビューします。

ACアダプタとBIOSの電力モード

M7 ProM7は、どちらも全く同じ120W (19V/6.32A) のACアダプタを使用しています。これは、両機に搭載されたCPU(M7 Pro: Ryzen 9 PRO 6950H、M7: Ryzen 7 PRO 6850H)の標準TDP 45W に対して十分な余裕を持たせています。

両モデルの最大の特徴は、BIOSからTDP(消費電力)設定を細かく変更できる点であり、この機能も両モデルで同一です。選択できるモードは以下の通りです。

  • Silent mode (サイレントモード): 35W (または35-40W)
  • Balance mode (バランスモード): 54W (または54-60W)
  • Performance mode (パフォーマンスモード): 65W

最大パフォーマンスモード: 70W

この設定により、標準では45WのモバイルCPUを、デスクトップPCに近い最大70Wで動作させ、パフォーマンスを最大限に引き出すことが可能になっています。

USB PD給電の共通点と注意点

M7 ProM7は、どちらも前面と背面のデュアルUSB4ポートからPD (Power Delivery) による給電に対応しています。これにより、付属のACアダプタの代わりにPD充電器での運用も可能です。

ただし、これには非常に高出力な充電器が必要です。M7では、65Wの充電器では起動すらできず、100Wの充電器でも「Performance」モードでのベンチマーク中に電源が落ちてしまったと報告されています。M7 Proでも、100Wでは足りず、安定動作には140W以上の充電器が必要になる可能性が示唆されており、PD運用は充電器を選ぶため注意が必要です。

実際の消費電力とM7との違い

では、実際の消費電力に違いはあるのでしょうか。M7 Pro (Ryzen 9) の実測値として、以下のデータが報告されています。

  • アイドル時 (待機中): 約14.6W ~ 16W
  • 負荷時 (平均): 約80.4W
  • 高負荷時 (最大): 最大89.5W(Prime95実行時など)
  • ゲーム時: 『Cyberpunk 2077』を高設定でプレイ中、約86.2W

M7 Proは、Ryzen 9 6950Hという旧世代のCPUを搭載しているため、最新のミニPCと比較すると電力効率は低く、「比較的高い消費電力」であると評価されています。

一方、M7 (Ryzen 7) の実測データはありませんが、ACアダプタとBIOSの電力設定がM7 Proと完全に同一であるため、消費電力の傾向もほぼ同じと考えられます。

まとめ:消費電力

  • ACアダプタ:M7 ProとM7は、どちらも同じ120W (19V/6.32A)のACアダプタを共有している。
  • BIOS設定:両モデルともBIOSから35W (Silent)~70W (Performance) の間でTDP(消費電力)を調整できる同一の機能を搭載している。
  • PD給電:デュアルUSB4ポートからのPD給電に両モデルとも対応しているが、最低100W、安定動作には140W以上が必要になる可能性があり不安定さも報告されている。
  • 実測値 (M7 Pro):M7 Proのアイドル時消費電力は約14.6W~16W、高負荷時は最大約89.5Wを記録した。
  • M7との比較:M7の実測データはないが、ハードウェアと設定が同一であるため、消費電力に大きな差はないと考えられる。
  • 効率:M7 Proは旧世代CPUを搭載しているため、最新のミニPCと比較すると電力効率は低く、消費電力は「比較的高い」と評価されている。

メモリとストレージ:GMKtec M7 Proの分解と簡単なアップグレード

GMKtec NucBox M7 Pro メモリ

ここではGMKtec M7 Proの内部へのアクセス方法と、メモリやストレージの増設について、GMKtec M7と比較しながら解説します。結論から言うと、この2モデルの内部構造と拡張性は完全に同一で、非常にメンテナンスしやすい設計になっています。

分解と開け方(内部アクセス)

M7 ProとM7の分解方法は、一般的なミニPCが底面のゴム足を外すのとは異なり、工具不要で天面からアクセスするユニークな方式を採用しています。まず、天板の半透明アクリル製カバーを手でつかみ、左にひねって(回して)取り外します。レビューによっては「結構な力が必要」との報告もあるため、最初は少し戸惑うかもしれません。

アクリル板を外すと、4本のプラスネジで固定された「第二の天板」が現れます。このネジをドライバーで外すと、天面パネルが外れて内部にアクセスできます。ただし、このパネルにはメモリとSSDを冷却するためのミニファンが接続されており、ケーブルがマザーボードに繋がっています。勢いよく開けると断線する恐れがあるため、ゆっくりと開けるよう注意が必要です。

メモリ(RAM)の増設

内部にアクセスすると、2基のSO-DIMMスロットが並んでいます。M7 ProとM7は、どちらもDDR5-4800規格のメモリスロットを2基搭載しています。M7 Pro(32GBモデル)には、Crucial製の16GBメモリが2枚搭載されていました。同様に、M7(16GBモデル)にもCrucial製の8GBメモリが2枚搭載されていました。どちらのモデルも購入時の構成では空きスロットはなく、デュアルチャンネルで動作しています。

もしM7の16GBモデルを購入して32GBに増設したい場合、既存の8GBメモリ2枚を両方とも取り外し、16GBメモリ2枚に交換する必要があります。最大容量は、公式HPによると最大64GBまで対応しています。

ストレージ(SSD)の増設

GMKtec NucBox M7 Pro SSDストレージ

ストレージに関しては、メモリとは対照的に非常に簡単な増設が可能です。M7 ProM7は、どちらもM.2 2280スロットを2基搭載しています。M7 Pro(1TBモデル)には、「ZETTASTONE CP200」というPCIe 3.0規格のSSDが1基搭載されていましたが、その隣にもう1基のM.2スロットが完全に空いていました。M7(512GBモデル)も同様に、PCIe 3.0 SSDが1基搭載され、1スロットの空きがある状態でした。

注目すべきは、この空きスロットもPCIe 4.0規格をサポートしている点です。標準搭載のSSDはPCIe 3.0(実測で約3500MB/s)でしたが、ユーザーは自分でより高速なPCIe 4.0対応SSDを空きスロットに追加して、ストレージ容量と速度の両方を簡単に強化できます。

まとめ:メモリとストレージ

  • 分解方法:M7 ProとM7は天面からアクセスする同一の方式で、分解は非常に容易。
  • 分解時の注意点:天面パネルを開ける際、ファンケーブルの断線に注意が必要。
  • メモリスロット:DDR5-4800規格のSO-DIMMスロットを2基搭載。
  • メモリ増設:レビュー機では空きスロットがなく、増設(交換)には既存メモリ2枚の取り外しが必要な場合がある。
  • SSDスロット:M.2 2280スロットを2基搭載し、1基が空いているため増設が非常に容易。
  • SSD規格:スロットはPCIe 4.0に対応しており、高速なSSDへの換装や増設が可能。

ソフトウェアと設定:GMKtec M7 ProのOSとBIOS機能

ここではGMKtec M7 ProのソフトウェアとBIOS設定について解説します。比較対象のM7とは、OSからドライバ、BIOS機能に至るまで、ソフトウェア面での違いは全くありませんでした。

OSと初期設定

M7 Proには、OSとしてWindows 11 Proがプリインストールされています。これはM7も同様にWindows 11 Proを搭載しています。ライセンスはどちらも正規の「OEM_DM Channel」ライセンスであり、一部の安価なミニPCで見られるようなボリュームライセンスではないため、安心して使用できます。

初期設定の体験もM7 ProとM7で共通しています。余計なアプリ(ブロートウェア)のプリインストールや独自の壁紙変更などは一切なく、クリーンなWindows 11 Proの標準状態で起動します。M7 Proでは、初回セットアップ時にMicrosoftアカウントでのログインを求められなかったという報告もあり、スムーズにセットアップを完了できます。

ドライバ構成

ドライバ構成もM7 ProとM7で完全に共通です。ネットワークは非常に強力で、2.5Gigabit EthernetのコントローラーとしてIntel I226-Vを2基搭載しています。無線LANもIntel Wi-Fi 6 AX200が採用されており、BluetoothもIntel製です。AMDプラットフォームでありながらネットワーク関連がIntel製で統一されているのは、ドライバの安定性において心強い点です。グラフィックスドライバはAMD Software: Adrenalin Editionが使用されます。

OSのクリーンインストール

OSをクリーンインストールした後、各種デバイスを正常に動作させるためにはドライバのインストールが不可欠です。OSを入れ替えた後で「ドライバがない」と探すユーザーも多いですが、その点は心配ありません。GMKtecは公式サポートページ( https://www.gmktec.com/pages/drivers-and-software )にて、M7 ProやM7を含む各モデル専用のドライバパッケージを公開しています。万が一OSをクリーンインストールした場合でも、こちらから必要なドライバを一括でダウンロードできるため安心です。

BIOSと電力設定

BIOS(UEFI)は、両モデルとも起動時に[DEL]キーを押すことでアクセスできます。注目すべきは、両モデルに共通して搭載されているCPUの電力設定機能です。

BIOS内の「Power Mode Select」といった項目から、CPUのTDP(消費電力)を用途に応じて4段階で切り替えることが可能です。設定は「Silent mode (35W)」から「Balance mode (54W)」、「Performance mode (65W)」、最大「70W」まであり、これにより標準TDP 45WのモバイルCPUの性能を最大限に引き出すことができます。

まとめ:ソフトウェアと設定

  • OS:M7 ProとM7は、どちらも正規OEMライセンスのWindows 11 Proを搭載している。
  • 初期設定:余計なプリインストールソフトが一切ないクリーンな状態で、セットアップ体験は両モデルで共通している。
  • ドライバ:デュアルIntel 2.5GbE LAN やIntel Wi-Fi 6 AX200など、M7 ProとM7は全く同じドライバ構成を採用している。
  • ドライバの入手:OSクリーンインストール後も、GMKtec公式サイトの専用ページからM7 ProやM7のドライバを一括ダウンロードできる。
  • BIOS:[DEL]キーで起動し、両モデル共通の機能として最大70WまでTDPを変更できる電力モード選択が搭載されている。
  • 結論:ソフトウェア、ドライバ、BIOSの機能において、M7 ProとM7の間に一切の違いは見られない。

通信性能:GMKtec M7 Proのネットワーク機能

ここではGMKtec M7 Proの有線LANおよび無線LANの通信性能について、M7と比較しながらレビューします。結論から言うと、ネットワーク関連のハードウェアはM7 ProとM7で完全に同一のものが搭載されています。

有線LAN (デュアル2.5GbE)

M7 ProM7のどちらも、有線LANポートとしてIntel I226-Vコントローラーによる2.5GbE LANポートを2基搭載しています。これは両モデル共通の大きな強みです。

一般的なミニPCが1GbpsのLANポートを1基搭載する中で、2.5Gbps対応ポートを2基も備えているのは非常に強力です。これにより、高速なインターネット回線の速度を最大限に活かせるだけでなく、2基のポートを利用してルーターやファイアウォールとして自作するなど、高度なネットワーク用途にも対応できる高い拡張性を持っています。LinuxやVMwareといったシステムにも互換性があるため、ホームサーバーとしての運用にも最適です。

無線LAN (Wi-Fi 6)

無線LANについても、M7 ProとM7は全く同じ「Intel Wi-Fi 6 AX200」モジュールを搭載しています。これにはBluetooth 5.2も統合されています。

Intel AX200は、最新規格のWi-Fi 6EやWi-Fi 7には対応していませんが、Wi-Fi 6 (802.11ax) に対応しており、非常に安定した高速通信が可能です。実際の使用感でも、通信が途切れたり不安定になったりすることはなく、信頼性の高いパフォーマンスを発揮してくれます。AMDプラットフォームでありながら、有線・無線ともにIntel製で統一されている点は、ドライバの安定性という面でも安心感があります。

Wi-Fiモジュールの交換

M7 ProとM7は、どちらもWi-Fiモジュールがマザーボードに直付け(オンボード)されておらず、M.2スロットに取り付けられています。分解して確認したところ、Wi-FiモジュールはSSDスロットの下に配置されていました。

これは、ユーザー自身の手でWi-Fiモジュールを交換・アップグレード可能であることを意味します。将来的にWi-Fi 6EやWi-Fi 7が主流になった際、対応するM.2モジュールに換装して、通信性能を最新の状態に保つことができるのは、長く使う上で大きなメリットと言えます。

まとめ:通信性能

  • 有線LAN:M7 ProとM7は、Intel I226-Vによる2.5GbE LANポートを2基搭載する点で完全に同一であり、非常に強力。
  • 無線LAN:両モデルとも「Intel Wi-Fi 6 AX200」モジュールを搭載し、Bluetooth 5.2にも対応。
  • 通信の安定性:有線・無線ともにIntel製で統一されており、パフォーマンスは高速かつ安定している。
  • 拡張性:Wi-FiモジュールはM.2スロット式で交換可能なため、将来的なアップグレードにも対応できる。

検証してわかったGMKtec M7 Proのメリットとデメリット:M7比較

GMKtec M7 Proを実際に検証してわかった長所と短所を、兄弟機であるM7と比較しながら具体的に解説していきます。どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

メリット

メリット1:OcuLinkポート搭載による高い拡張性

最大のメリットは、OcuLinkポートを標準搭載している点です。これはM7とも共通の仕様です。内蔵のRadeon 680Mでも『原神』 や『Forza Horizon 5』(ユーザー修正内容)などは快適に動作しますが、『サイバーパンク2077』 のような超高負荷ゲームは厳しいのが現実です。

OcuLinkポートがあれば、外付けGPUボックスを接続してグラフィックス性能を飛躍的に向上させることが可能です。USB4経由のeGPU接続に比べ、相性問題が少なく高速なPCIe信号を直接扱えるため、ミニPCで本格的なゲームやAIも視野に入れられるのは大きな喜びです。

メリット2:簡単な分解と優れたメンテナンス性 (M7と共通)

M7 ProとM7は、工具不要で天板をひねって外し、内部のネジ4本を外すだけで簡単にメモリスロットやSSDスロットにアクセスできます。これは両モデル共通の優れた設計です。内部にはM.2 2280スロットが2基あり、1基が空いています。これにより、将来的にストレージが不足しても、ユーザー自身の手で簡単にSSDを増設できます。また、メモリスロットも2基(空きはなし)あり、最大64GBまでの交換に対応しています。

メリット3:デュアルUSB4とデュアル2.5GbE LAN (M7と共通)

ポート構成が非常にリッチな点も、M7 ProとM7に共通する強力なメリットです。USB 4.0 (Type-C) ポートを前面と背面に合計2基搭載しており、高速なデータ転送、PD給電、4K映像出力に対応します。さらに、Intel I226-Vによる2.5GbE LANポートを2基も搭載しています。これにより、高速なインターネット回線を活かすだけでなく、ルーターやホームサーバーとして運用するなど、一般的なミニPCの枠を超えた使い方が可能です。

メリット4:強力な冷却性能 (M7と共通)

M7 ProとM7は、「HYPER ICE CHAMBER 2.0」と呼ばれるデュアルファン冷却システムを搭載しています。このシステムは非常に優秀で、CINEBENCH R23のような高負荷なベンチマークを実行し続けても、CPU温度は93℃前後を維持し、サーマルスロットリング(熱による性能低下)は発生しませんでした。CPUの性能を限界まで安定して引き出せる冷却力は、両モデル共通の大きな強みです。

メリット5:M7 (Ryzen 7) とほぼ同価格でRyzen 9が手に入るコストパフォーマンス

M7 Pro (Ryzen 9 6950H) は、M7 (Ryzen 7 6850H) と比較して、価格差が非常に小さいのが特徴です。ベアボーンモデルの価格差はわずか10ドル程度、32GB/1TBモデルに至っては同価格で販売されている時期もありました。旧世代のCPUではあるものの、Intel NUC 13 Proに匹敵する性能を持ち、1ドルあたりのパフォーマンスは非常に高いと言えます。

デメリット

デメリット1:M7 (Ryzen 7) とのCPU性能差が僅か

M7 Pro (Ryzen 9 6950H) を選ぶ最大の動機は「Pro」や「Ryzen 9」という響きかもしれませんが、M7 (Ryzen 7 6850H)とのCPU性能差はベンチマーク上でも「ごくわずか」です。実際のところ、電力設定(TDP)次第ではM7がM7 Proのスコアを上回る逆転現象すら発生します(ユーザー修正内容)。『Apex Legends』でM7 ProのGPUクロックの高さが安定性につながる場面もありましたが、多くのゲームや日常使いでは体感できるほどの差はありません。

デメリット2:高負荷時のファンノイズと音質 (M7と共通)

強力な冷却性能と引き換えに、高負荷時のファンノイズは両モデル共通の弱点です。アイドル時は静かですが、ゲームやベンチマークが始まるとファンノイズは「大きめ」になります。特に、単なる風切り音ではなく「唸るようなモーター音」や「高周波音」が混じるため、人によってはかなり耳障りに感じる可能性があります。静音性を最重要視する場合には向きません。

デメリット3:指紋や傷が目立つ天板 (M7と共通)

デザインのアクセントとなっている天板の半透明アクリルカバーですが、M7 ProとM7のどちらも光沢(グロス)仕上げになっています。これが非常に指紋や皮脂、細かな傷が目立ちやすく、一度触るとすぐに汚れてしまいます。常に綺麗な状態を保つには、こまめな清掃が必要です。

デメリット4:PCIe 3.0規格の標準搭載SSD

M7 ProとM7のM.2スロットはPCIe 4.0に対応していますが、標準で搭載されているSSD(ZettaStone CP200など)は、PCIe 3.0規格のものです。実測での読み書き速度は約3500MB/s程度であり、PCIe 4.0のポテンシャル(6500MB/s超)を全く活かせていません。性能を最大限に引き出すには、別途高速なPCIe 4.0 SSDへの換装が必要です。

デメリット5:非効率な消費電力 (M7と共通)

M7 ProとM7に搭載されているRyzen 6000シリーズ(Zen 3+)は、最新世代のCPU(Ryzen 7000/8000シリーズやIntel Core Ultra)と比較すると電力効率で劣ります。アイドル時でも約15W前後を消費し、高負荷時には最大で90W近くに達することもあります。TDPを70Wまで引き上げて性能を稼ぐ設計のため、消費電力は「比較的高い」と認識しておく必要があります。

まとめ:メリットとデメリット

GMKtec M7 Proは、OcuLinkポートやデュアル2.5GbE LANといった、価格を遥かに超える強力な拡張性を備えた魅力的なミニPCです。分解や増設が容易なメンテナンス性の高さも、M7と共通の大きなメリットと言えます。しかし、最大のライバルは兄弟機であるM7(Ryzen 7)であり、CPU性能やゲーム体験において期待するほどの明確な差はありませんでした。価格差がほとんどない場合はM7 Proを、もしM7が安価に手に入るならM7を選ぶのが賢明な判断と言えるでしょう。

GMKtec NucBox M7 Proのスペック(仕様)

  • プロセッサ: AMD Ryzen 9 PRO 6950H ※6nm/8コア/16スレッド/最大4.9GHz /TDP 45W (最大54W) または 54W
    ※M7はAMD Ryzen 7 PRO 6850H
  • GPU: Radeon 680M
  • RAM(メモリ): 32GB/64GB DDR5 4800MHz
  • 拡張メモリ: 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ: 1TB/2TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ: 最大4TBまで (デュアルスロット、PCIe 4.0 サポート)
  • 電源: ACアダプター (19V/6.32A)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN: 2.5G ギガビット有線LAN x2 (Intel I226-V)
  • インターフェース: USB 4.0 Type-C (DP/PD/DATA) x2、USB3.2 Gen2 x2、USB 2.0 x2、HDMI 2.1 x1、Displayport 2.0 x1、Oculink x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力: 4画面出力対応、HDMI 2.1 (8K/60Hz) x1、USB4 Type-C (映像出力対応) x2、Displayport 2.0 (4K@60Hz) x1
  • 冷却システム: HYPER ICE CHAMBER 2.0、ツインターボファンシステム (天面および底面)、銅製ベース、低騒音ファン
  • VESAマウント: 対応
  • 筐体: メタル(側面)、プラスチック(天面・底面)
  • OS: Windows 11 Pro (インストール済み)、Linuxをサポート
  • サイズ: 12.7 x 13.2 x 5.8 cm
  • 重量: 約621g~637g (実測値)
  • カラー: グレー(側面)、半透明(天板)
  • 付属品: VESA マウントとねじキット x1、電源アダプター (19V/6.32A)とケーブル x1、HDMIケーブル x1、ユーザーマニュアル(説明書) x1

GMKtec NucBox M7 Proの評価

8つの評価基準で「GMKtec NucBox M7 Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

パフォーマンス:★★★★☆

旧世代CPUながらTDPを最大70Wまで引き上げ、Intel NUC 13 Proに匹敵する性能を発揮します。ただし標準SSDがPCIe 3.0なのが惜しい点です。

冷却性能と静音性:★★★☆☆

デュアルファンによる冷却性能は非常に優秀で、高負荷時も性能低下(サーマルスロットリング)を起こしません。しかし、高負荷時はファンの音が大きく、音質も耳障りに感じる可能性があります。

デザイン:★★★☆☆

M7と共通の筐体です。金属製の側面は良いですが、光沢のあるプラスチック天板は指紋や傷が非常に目立ちやすく、デザイン上の弱点となっています。

通信:★★★★☆

デュアル2.5GbE LAN(Intel I226-V)とIntel Wi-Fi 6を搭載しており、M7と共通で非常に強力なネットワーク性能を誇ります。

拡張性:★★★★★

OcuLink、デュアルUSB4、デュアルM.2スロット(1基空き)、デュアル2.5GbE LANと、価格を遥かに超える豊富なインターフェースを備えています。

機能:★★★★☆

BIOSでTDPを細かく設定できるのは素晴らしい機能です。4画面出力やVESAマウント対応も便利ですが、PD給電が不安定な可能性がある点はマイナスです。

使いやすさ:★★★☆☆

OSはクリーンで快適ですが、OcuLinkポートが前面にあるためケーブルが邪魔になります。また、PD給電が実用的でなく、付属の大型ACアダプタが必須な点も使い勝手を下げています。

コストパフォーマンス:★★★★☆

M7(Ryzen 7)とほぼ同価格で、より高性能なGPUを搭載したRyzen 9が手に入ります。旧世代CPUであることを差し引いても、この拡張性と性能は非常にお買い得です。

総評】 ★★★★☆

兄弟機「M7」の存在価値を消す、圧倒的コストパフォーマンス

GMKtec M7 Proの最大の魅力は、その価格設定にあります。下位モデルであるM7(Ryzen 7 PRO 6850H搭載)と、CPU・GPU性能が上回るM7 Pro(Ryzen 9 PRO 6950H搭載)の価格差は、ベアボーンでわずか10ドル程度、構成モデルによっては同価格で販売されていることさえあります。

CPU性能(マルチコア)自体は、TDP設定次第で逆転もあり得るほどM7と僅差です。しかし、GPU性能に関しては、M7 ProがM7を明確に上回っています。『Apex Legends』のようなゲームでは、M7が高負荷時に40fps台まで落ち込む場面でも、M7 Proは50fps台を維持する安定性を見せました。

価格以上の拡張性と、明確な弱点

M7 Proの真価は、OcuLinkポート、デュアルUSB4、デュアル2.5GbE LANという、この価格帯ではあり得ないほどの拡張性にあります。内部へのアクセスも非常に簡単で、空きのM.2スロット(PCIe 4.0対応)にSSDを増設できるため、将来性も抜群です。

ただし、弱点も明確です。まず、標準搭載のSSDがPCIe 3.0規格であり、スロットの性能を活かしきれていません。また、強力な冷却性能と引き換えに、高負荷時のファンノイズは「唸るような音」で、静かな環境ではかなり耳障りです。そして、指紋がベタベタと付着する光沢プラスチックの天板は、日常的に触れる場所ではないとはいえ、美観を損ねます。

まとめ:どちらを選ぶべきか?

旧世代のCPUではありますが、その性能はTDP設定によって限界まで引き出されており、日常使いからクリエイティブ作業、設定次第ではゲームまで幅広く対応できます。M7とM7 Proで迷った場合、答えは明確です。価格差がほとんどない以上、わずかでも高性能なRyzen 9を搭載し、GPU性能で明確なアドバンテージがあるM7 Proを選ぶべきです。M7 Proは、いくつかの弱点を許容できるのであれば、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る一台と言えます。

GMKtec NucBox M7 Proの価格・購入先

GMKtec NucBox M7 Pro 正面の外観

※価格は2025/11/12に調査したものです。価格は変動します。

GMKtec公式サイト

※販売が終了しています。かつては、

  • ベアボーンで70,178円、
  • 32GB+1TBで90,648円、
  • 64GB+2TBで108,193円、

で販売されていました。

ECサイト

※販売が終了しています。かつては、

  • Amazonで62,682円、
  • 楽天市場で83,580円(送料無料)、
  • AliExpressで58,663円(ベアボーン、16GB+512GBで71,014円)、

で販売されていました。

Amazonで「GMKtec NucBox M7 Pro」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox M7 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox M7 Pro」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox M7 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox M7 Pro」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

GMKtec NucBox M7と価格を比較

ここではGMKtec NucBox M7の価格・購入先を紹介します。

GMKtec公式サイト

GMKtec M7

ベアボーン(RAMなし、SSDなし、Windows 11 Pro OSプリインストールなし)モデルで$299.99で販売されています。

GMKtec公式サイトで「GMKtec M7」をチェックする

ECサイト

GMKtec M7(Ryzen 7 PRO 6850H)

  • Amazonで60,979円(16GB +512GB)、
  • 楽天市場で79,626円(32GB+1TB)、
  • ヤフーショッピングで71,006円(16GB+512GB)、
  • AliExpressで48,592円(ベアボーン)、
  • 米国 Amazon.comで$384.99(32GB +512GB)、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec M7」をチェックする

楽天市場で「GMKtec M7」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec M7」をチェックする

AliExpressで「GMKtec M7」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec M7」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

GMKtec NucBox M7 Pro」に似た性能をもつミニPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

GMKtec M6 Ultra

GMKtecから発売されたAMD Ryzen™ 5 7640HS 搭載のミニPCです(2025年10月末 発売)。

DDR5 4800 MT/s (SO-DIMM×2, デュアルチャネル, 最大128GB対応)メモリ、M.2 SSD (NVMe PCIe 4.0)ストレージを搭載しています。

また、USB4.0 (フル機能)ポート、最大8K 3画面出力(USB4, DisplayPort, HDMI 2.0)、冷却システム デュアルファン (超伝導銅デュアルタービン+デュアルファン)、VESAマウント、拡張ストレージ M.2 SSDスロット×2 (合計最大8TBまで拡張可能)、USB3.2 Gen2 ×3、USB2.0 ×1、3.5mmオーディオジャック、WiFi 6E (RZ616), Bluetooth 5.2、デュアル2.5G LAN (RJ45)×2にも対応しています。

価格は、Amazonで56,399円(Ryzen 7640HS)、楽天市場で79,499円(Ryzen 5 7640HS)、ヤフーショッピングで79,704円(Ryzen 5 7640HS)、AliExpressで35,082円(ベアボーン)、米国 Amazon.comで$379.99、です。

関連記事:GMKtec M6 UltraとM7 Ultraを比較レビュー!性能の違いは?

Amazonで「GMKtec M6 Ultra」をチェックする

GEEKOM A6

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 6800H 搭載のミニPCです(2025年1月17日 発売)。

32GB DDR5 4800MHzメモリ、1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。

また、USB 4 Gen 2 Type-Cポート、4K 4画面出力(USB4,USB 3.2 Gen 2 Type-C,HDMIx2)、冷却システム Ice Blade 2.0、VESAマウント、ストレージ拡張(NVMe x4 Gen 4 or SATA)、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-C、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-A、1 x USB 2.0 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Amazonで68,000円、楽天市場で47,900円(Ryzen 5 7430U・送料無料)、ヤフーショッピングで55,903円(Ryzen7 5825U)、です。

関連記事:GEEKOM A6レビュー!驚きの6万円台!Ryzen 7 6800HミニPC

Amazonで「GEEKOM A6」をチェックする

Beelink EQ6

Beelinkから発売されたAMD Ryzen 5 6600H / Ryzen 7 7735HS / Ryzen 9 6900HXプロセッサ搭載のミニPCです(2024年8月発売)。

16GB/24GB DDR5 メモリを搭載。500GB/1TB M.2 2280 PCle4x4 ストレージ、ストレージ用の拡張スロット(最大4TB)、電源供給ユニット、HDMI 2.0 (最大4K) x2、Windows 11 Pro、を搭載しています。

また、4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、ACケーブルからの電源供給、最大8TBまでのストレージ拡張、最大64GBまでのメモリ拡張、自動電源ON、USB-C (10Gbps) x1、USB3 (10Gbps) x3、USB2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、デュアル ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで71,900円(Ryzen 9 6900HX)、楽天市場で57,250円(送料無料・Ryzen 5 6600U)、米国 Amazon.comで$459.00、です。

関連記事:Ryzenで電源内蔵「Beelink EQ6」のメリット・デメリット

Amazonで「Beelink EQ6」をチェックする

MINISFORUM UM760 Slim

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 5 7640HS プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11、32GB DDR5-4800MHzメモリ、512GB/1TB M.2 ストレージ、M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットx2を搭載しています。

また、8K 3画面 出力、M.2 SSDで最大8TBまでのストレージ拡張、最大96GBまでのメモリ拡張、効率的な放熱システム、VESAマウント、1つのUSB 4.0 Type-Cポート (Alt PD/40G/DP出力)、2つのUSB3.2 Type-A (Gen2) ポート、Wi-Fi 6E、BlueTooth 5.3、2.5Gギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで60,040円(税込・Ryzen 5 7640HS)、楽天市場で77,990円(Ryzen 5 7640HS・送料無料)、ヤフーショッピングで72,752円(Ryzen 5 7640HS)、です。

関連記事:「MINISFORUM UM760 Pro」の選択はアリ? 性能を徹底レビュー!

BMAX B5 A Pro

BMAXから発売されたミニPCです(2024年10月発売)。

AMD Ryzen7 5825U、16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、拡張スロット(ストレージ用)、Displayport 1.4 x1、HDMI 2.1 x1、Windows 11を搭載しています。

また、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、ストレージ拡張(M.2 NVMe、2.5inch HDD)、冷却システム、VESAマウント、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで44,648円(税込・Ryzen7 5825U)、楽天市場で53,489円(Ryzen7 5825U)、ヤフーショッピングで61,727円、です。

関連記事:Ryzenで最安「BMAX B5 A Pro」の性能と評価を解説

Amazonで「BMAX B5 A Pro」をチェックする

他のGMKtec NucBox ミニPCと比較

他にもGMKtec NucBox ミニPCが販売されています。2025、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

GMKtec NucBox ミニPCのコスパがヤバすぎた! 最新 機種を比較

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

Intel N150ミニPCはこう選べば正解!2025最新の性能・価格を比較

最新のインテルN150搭載ミニPCをまとめて紹介しています。

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC ラインナップ 機種 まとめ

国内で発売されたミニPCをまとめて紹介しています。

CPUを選べるASUS「NUC 14 Pro+」のメリット・デメリット

ASUS NUC 14 Pro+ top
ASUSから発売されたミニPC「NUC 14 Pro+」。早くも「AI対応のPCを簡単に作れそう」と評判です。しかし、その一方で「ふつうのミニPCの方がいい」という口コミがあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回はその性能を明らかにするために、6つの観点で解説します。

  1. プロセッサCPU
  2. メモリ
  3. ストレージ
  4. 接続端子映像出力
  5. 通信
  6. デザイン(サイズ・重量)

また、別途必要になるパーツやその価格も紹介!他のミニPCよりも優れている点(メリット)や購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ASUS「NUC 14 Pro+」が発売開始!

2024年8月、日本で台湾 ASUS(エイスース)の新製品「NUC 14 Pro+」(ナック 14 プロ)が発売されました。

インテル Core Ultra プロセッサに対応したミニPC(ベアボーンPC)です。

ASUSは2023年7月にインテルからNUC事業の非独占的ライセンスを取得。

これにより、NUC(ナック)システムを使う製品の販売が可能になり、

2024年5月以降から「ASUS NUC 14 Pro」を発売していました。

この製品は現在、「小さくてもサクサクと動く」、「分解やメンテナンスが簡単」と評判です。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、さらに性能を強化しているようです。

もちろん、メモリやストレージの交換・増設もできますよ。

それでは早速、どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:ASUS NUC 14 Pro Plus|NUCs|ASUS 日本

メリット1:インテル Core Ultra プロセッサ搭載モデルを5種類 用意

ASUS NUC 14 Pro+ CPU

新モデル ASUSNUC 14 Pro+」は最新のインテル Core Ultra プロセッサを搭載したモデルを5種類用意しています。

最初から搭載されているもので、後で交換することはできません。

いずれもAI処理に最適化されたプロセッサで、最新NPUであるIntel AI Boostを搭載。

長時間のAI処理でも低消費電力で駆動できるというメリットがあります。

搭載されているプロセッサによって性能が異なります。

PassmarkのCPUベンチマークで比較>

  • 1.Core Ultra 9 185H・・・Passmark:29130
  • 2.Core Ultra 7 165H・・・Passmark:26206
  • 3.Core Ultra 7 155H・・・Passmark:25147
  • 4.Core Ultra 5 135H・・・Passmark:23113
  • 5.Core Ultra 5 125H・・・Passmark:22691

また、搭載されているプロセッサによって価格も違ってきます。

Amacon.co.jpで調べてみると、最上位のCore Ultra 9 185Hモデルで約15万円、

最下位のCore Ultra 5 125Hモデルで約10万円でした。

価格差は5万円です。

おすすめモデルは?

AI処理で最高のパフォーマンスを必要とする場合は当然Core Ultra 9 185HCore Ultra 7 165Hを搭載したモデルを選びましょう

AI機能をそれほど使ったことがなく、これから使ってみたいと考えている人はCore Ultra 5 125Hで十分です。

どんなAI機能を使うかによって必要とする性能が変わってくるので、事前に用途をよく考えておきましょう。

メリット2:DDR5-5600 メモリに対応・最大96GBまで搭載できる

ASUS NUC 14 Pro+ メモリ

新モデル ASUSNUC 14 Pro+」はメモリが搭載されていません。別途購入する必要があります。

対応しているメモリの規格はDDR5-5600 (PC5-44800) で、5600MT/sのデータ転送速度が可能です。

メモリスロットは2つあり、最大で96GBまで搭載できます。

価格はAmazonの安いもので約1万2千円台(容量32GB)から発売されています。

セール時には1万1千円台になるようです。

Amazonで「DDR5-5600 メモリ」をチェックする

メリット3:高速なM.2 2280、M.2 2242ストレージの2種類に対応

ASUS NUC 14 Pro+ ストレージ

新モデル ASUS「NUC 14 Pro+」はストレージを内蔵していません。別途購入する必要があります。

対応するストレージは、

  • 1.M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD
  • 2.M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD

の2種類です。

M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD」は読み取り:7400MB/s 、書き込み:6500MB/sの転送速度に対応しています。

価格は2TBで約1万5千円です。

Amazonで「M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD」をチェックする

M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD」は読み取り:最大5,100MB/秒、書き込み:4,300MB/秒の転送速度に対応しています。

価格は1TBで1万8千円でした。

Amazonで「M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD」をチェックする

M.2 2242は種類が少なく、価格が高くなる傾向があるようです。

M.2 2280は種類が豊富で価格もさまざまなものがあるので おすすめです。

メリット4:2つのThunderbolt 4 ポートを搭載・合計7つのUSBポートが使える

ASUS NUC 14 Pro+ 接続端子

新モデル ASUS「NUC 14 Pro+」は豊富な接続端子を搭載しています。

まず前面には1つのUSB 3.2 Gen2x2 Type Cポートと2つのUSB 3.2 Gen2 Type A ポートが搭載されています。

Type-CとType-Aの両方のUSBポートが搭載されているため、変換アダプター不要で利用できます。

一方、背面には2つのThunderbolt 4 Type-C ポートが搭載されています。

このポートで40Gbpsの高速転送、最大100WのUSB PD給電、4K映像出力を利用できます。

そのほか、1つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Aと、1つのUSB 2.0 Type-A ポートが搭載されています。

USBポートは前面に3つ、背面に4つあり、合計で7つのUSBポートが利用できます。

4K 4画面出力に対応

ASUS NUC 14 Pro+ 映像出力

新モデル ASUS「NUC 14 Pro+」は本体にHDMI 2.1 (TMDS) ポートを2つ搭載し、4K映像出力を利用できます。

また、2つのThunderbolt 4 ポートと組み合わせて、4つのモニターに同時に映像出力することもできます。

メリット5:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、2.5Gbpsのギガビット有線LANに対応

新モデル ASUSNUC 14 Pro+」はIntel AX211 ネットワークカードを搭載し、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3を利用できます。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域を利用した、より安定したワイヤレス通信を利用できます。

また、2.5Gbpsギガビット有線LAN通信も利用できます。

メリット6:薄型のスタイリッシュなデザインを採用・重さは800g

ASUS NUC 14 Pro+ デザイン

新モデル ASUSNUC 14 Pro+」はシルバーカラーのスタイリッシュなデザインを採用しています。

側面には熱を排出するための排気孔があり、底面にも無数の排気孔があります。

サイズは144 x 112 x 41 mmで、重量は 800 gです。

厚さが4.1cmしかなく、前モデル「ASUS NUC 14 Pro」(厚さ54 mm)よりも非常に薄くできています。

ASUS「NUC 14 Pro+」のデメリット

ASUS NUC 14 Pro+ 底面

ASUS「NUC 14 Pro+」のデメリットを紹介します。

デメリット1:メモリ・ストレージ・OSを別途 必要になる

ASUS「NUC 14 Pro+」はメモリ・ストレージ・OS、ACケーブルが搭載されていません。

別途購入すると、一般的なミニPCよりも高額になることもあります。

デメリット2:CPUを交換できない

ASUS「NUC 14 Pro+」はCPUを交換することができません。

最初に購入したときに搭載されていたプロセッサ(CPU)のまま使い続けることになります。

一方、一般的なデスクトップPCはマザーボードに対応したCPUと交換することができます。

デメリット3:2.5インチHDD/SSDを内蔵できない

ASUS「NUC 14 Pro+」は2.5インチHDD/SSD ストレージを内蔵することができません。

M.2 SSDストレージのみ内蔵できます。

ASUS「NUC 14 Pro+」のスペック

  • プロセッサ(CPU) Intel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 165H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 135H / Core Ultra 5 125H
  • GPU Intel Arc グラフィックス
  • RAM(メモリ)DDR5-5600 SO-DIMM x2(最大96GB)
  • ストレージ M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD Slot x1、M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD Slot x1
  • 電源 120W 電源アダプター (U5/U7)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E (Intel AX211)、2×2、Bluetooth 5.3
  • 有線LAN 2.5G Ethernet, 10/100/1000/2500 Mbps
  • 前面インターフェース USB 3.2 Gen2x2 Type C x1、USB 3.2 Gen2 Type A x2
  • 背面インターフェース Thunderbolt 4 Type-C x2、USB 3.2 Gen 2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、HDMI 2.1 (TMDS) ports x2、RJ45 LAN Port x1、DC-in x1、ケンジントンロック x1
  • 対応OS Windows 11、Linux ディストリビューション
  • サイズ 144 x 112 x 41 mm
  • 重量 800 g
  • カラー シルバー
  • 付属品 AC アダプター、保証書、VESA マウント
    ※ACアダプターの電源コード(C5 type)は付属しない

ASUS「NUC 14 Pro+」の評価

ASUS NUC 14 Pro+ デスクの上

6つの基準でASUS「NUC 14 Pro+」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能:★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

ASUSから発売されたNUC規格対応のミニPC(ベアボーンPC)になります。

AIに最適化されたインテル Core Ultra プロセッサ対応で、

インターフェースも充実しています。

各モデルに搭載されているプロセッサは全部で5種類です。

上位モデルに搭載されているインテル Core Ultra 9 185HCore Ultra 7 165Hは、

まだミニPCに搭載されていないプロセッサで、

最高のパフォーマンスを必要とする人に最適なモデルです。

一方、下位のインテル Core Ultra 5 125Hプロセッサは、

すでに「GMKtec NucBox K9」や「MINISFORUM UH125 Pro」などのミニPCに搭載されています。

価格は約10万円で、別途メモリやストレージ、OSを必要とする

ASUS「NUC 14 Pro+」よりも安く済みます。

ただし、ASUS「NUC 14 Pro+」の場合は2つのThunderbolt 4 ポートを含む合計7つのUSBポートを備えるなど、

インターフェースが非常に充実しています。

Thunderbolt 4 ポートは外付けのGPUボックスとも接続が可能で、

グラフィック性能を大幅に上げられるというメリットもあり、

拡張性を考慮して、あえてASUS「NUC 14 Pro+」を選ぶというのもアリでしょう。

ASUS「NUC 14 Pro+」の現在の価格は103,354円~(税込)。

ASUSの高性能なNUCミニPCを探している人におすすめです。

ASUS「NUC 14 Pro+」の価格・販売先

ASUS NUC 14 Pro+ 正面

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)

  • Amazonで110,000円(税込)、
  • 楽天市場で80,980円(中古・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで80,980円(中古)、

で販売されています。

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ヤフーショッピングで「NUC 14 Pro+」をチェックする

AliExpressで「NUC 14 Pro+」をチェックする

米国 Amazon.comで「NUC 14 Pro+」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

ASUS「NUC 14 Pro+」に似た性能をもつミニPCやベアボーン、マザーボードも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Mac mini M4

Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。

Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

また、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで84,800円(税込)、楽天市場で91,730円(送料無料)、ヤフーショッピングで91,900円です。

👉関連記事:Mac mini M4徹底レビュー!M2比較で気づいた進化点と欠点を評価

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DESKMINI B860

ASRockから発売されたIntel LGA1851 ソケット対応のベアボーンPCです(2026年1月30日 発売)。

Intel B860チップセット、120W ACアダプター、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットを搭載しています。

また、Intel Core Ultra プロセッサ (シリーズ2)、DDR5 SO-DIMM メモリ (最大128GB, 5600MHz / OC 7200MHz対応)、2.5インチ SATA 6Gb/s SSD/HDD もしくはM.2 PCIe Gen5x4 / Gen4x4 ストレージ(合計で最大4台)を搭載可能。

最大4画面出力(Thunderbolt 4、DisplayPort 1.4、HDMI 2.1)、Thunderbolt 4 x1、DisplayPort 1.4 x2、HDMI 2.1 x1、USB 3.2 Gen2x2 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 3.2 Gen1 Type-A x1、高さ47mmまでのCPUクーラー、ヘッドホン/マイク端子、2.5ギガビット有線LANにも対応しています。

✅価格は、35,980円 前後(税込)です。

👉関連記事:DeskMini B860とCore Ultra 200Sで組む最強ミニPC

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DESKMEET X600

ASRockから発売されたAMD AM4/AM5 ソケット対応のベアボーンPCです(2024年4月19日 発売)。

500W 電源、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットを搭載しています。

また、AMD Ryzen 8000 / 7000 シリーズのプロセッサ、DDR5 メモリ (最大 256GB)、SSD SATA3 6.0Gb/s もしくはM.2 2280 Gen5x4 / Gen4x4 ストレージを搭載可能。

最大20cmのグラフィックボードの追加、54mmまでのCPUクーラー、専用 MOSFET ヒートシンク、効率的なエアフロー設計、USB 3.2 Gen1 Type-A x2、USB 2.0 Type-A x2、DisplayPort 1.4 x2、HDMI x1、USB 3.2 Gen1 Type-C x1、USB 3.2 Gen1 Type-A x2、USB 2.0 Type-A x2、2.5Gbpsのギガビット有線LANにも対応しています。

✅価格は、Amazonで34,509円、楽天市場で37,136円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,801円、です。

👉関連記事:ベアボーン「DESKMEET X600」でAIに強いPCを自作する方法を解説

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Minisforum MS-A1

Minisforumから発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)です(2024年7月23日 発売)。

AMD Ryzen 7 8700G、最大96GBまでのDDR5-5200MHzメモリ、4つのM.2 2280 SSD ストレージを搭載可能で、4K 3画面出力(USB4、HDMI 2.1、Displayport 2.0)、8K映像出力、USB4 ポート、OCuLinkポート、Wi-Fi 6E 、Bluetooth 5.2、2.5G デュアル有線LAN通信に対応しています。

✅価格は、楽天市場で45,920円(ベアボーン)、ヤフーショッピングで127,071円、です。

👉関連記事:CPU交換式「Minisforum MS-A1」のメリット・デメリット

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ASUS PRIME N100I-D D4

ASUSから発売されたIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボードです(2024年8月1日 発売)。DDR4 メモリスロット、ストレージ用のM.2 スロット、SATA 6Gb/s ポート、PCIe 3.0の拡張スロット、通信用のM.2 スロット搭載で、

ASUS Control Center Express、CPUヒートシンク、4ピンPWM/DCファン、オーディオシールド、プレミアムオーディオコンデンサ、ステンレススチール製バックI/O、映像出力(DisplayPort x1、VGA port x1、HDMI x1)、1Gbpsの有線LANに対応しています。

✅価格は、Amazonで35,528円、楽天市場で24,200円(送料無料)、ヤフーショッピングで25,231円、です。

👉関連記事:ASUS「PRIME N100I-D D4」でコスパの高いPCを自作する方法

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その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

ミニPC

激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

Intel N150ミニPCはこう選べば正解!2025最新の性能・価格を比較

マザーボード

【2025最新】マザーボードが破格で注目!おすすめモデルと選び方

デスクトップPC

Core Ultra デスクトップPC【2025最新】おすすめ9選|AI性能で差をつける!

【2025年版】第14世代のデスクトップPCへ買い替えよう! 最新モデル10選

【2025】レノボ デスクトップPCおすすめ!タワー・小型・一体型を徹底比較

この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
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