SIMフリーの「NEC VersaPro LTE」(VJE11U1)と人気2in1タブレットPCを徹底比較して紹介! 価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。
「NEC VersaPro LTE」の特徴
「NEC VersaPro LTE」(VJE11U1)の特徴についてまとめてみました。
SIMフリー & 4G LTE通信に対応
「NEC VersaPro LTE」は本体にSIMスロットを搭載し、単体で4G LET通信が利用できます。SIMカードはNanoSIMで、ドコモやソフトバンク、au回線を使った格安SIMカードも利用可能。SIMカードを用意すれば、Wi-Fi環境のない場所でも快適に通信することができます。
専用のデジタイザーペンで手書き入力できる
「NEC VersaPro LTE」は付属の専用デジタイザーペンで手書き入力することができます。筆圧感知に対応しているため、自然な書き心地で滑らかな線もラクラクと描くことが可能。わずか15秒の充電で約90分使用できるため、バッテリー切れを気にすることなく使用できます。
USB 2.0ポート付きの専用キーボード
「NEC VersaPro LTE」に付属する着脱式デタッチャブルキーボードはUSB 2.0ポートが2つ搭載されており、マウスやUSBメモリなどのUSB機器と直接接続することができます。また、キーボードには日本語配列の85キーを採用。キーピッチ18.5mm、キーストローク1.8mmで快適にタイピングできます。
VersaPro タイプVUの公式ページ
https://jpn.nec.com/products/bizpc/versapro/vu-4/index.html
価格を比較
「NEC VersaPro LTE」と、「CHUWI Hi10X」、「Surface Go 2」、「Ideapad 330」(10.1)の価格を比較してみました。
「NEC VersaPro LTE」
「NEC VersaPro LTE」(VJE11U1)は、Amazonで44,800円、楽天市場で43,800円〜(税込)、ヤフーショッピングで45,230円〜で販売されています。
「CHUWI Hi10X」
「CHUWI Hi10X」は、Amazonで34,000円、楽天市場で32,800円〜 (税込)、ヤフーショッピングで32,800円〜、Banggoodで24,088円、GearBestで25253 円、AliExpressでUS $219.99 – 289.99 で販売されています。
「Surface Go 2」
「Surface Go 2」はAmazonで78,760円(タイプカバー付属)、楽天市場で65,120円〜 (税込)、ヤフーショッピングで65,780円〜 (税込)、ビックカメラで65,780円〜 (税込)、マイクロソフト公式ストアで65,780円〜 (税込)で販売されています。
「Ideapad 330」(10.1)
「Ideapad 330」(10.1)は、Amazonで38,920円〜、楽天市場で42,800円〜 (税込)、ヤフーショッピングで42,000円 〜(税込)で販売されています。
スペックを比較
「NEC VersaPro LTE」と、「CHUWI Hi10X」、「Surface Go 2」、「Ideapad 330」(10.1)のスペックを比較してみました。
「NEC VersaPro LTE」のスペック
- 型番 VJE11U1
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1,920×1,200ドットのワイドカラーIPS液晶
※WUXGA / LEDバックライト / グレア / 指紋付着防止 /高強度ガラス / タッチパネル / 静電容量方式 - プロセッサ Intel Celeron N4100 クアッドコア 1.10GHz
※14nm / 64bit / 4コア / 4スレッド / 最大2.40GHz - GPU インテル UHD グラフィックス 600
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4 ※増設不可
- ストレージ 64GB eMMC
- バッテリー リチウムイオンバッテリまたはAC100~240V
- 駆動時間 約13.3時間
- 背面カメラ 500万画素
- 前面カメラ 192万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/ac/b/g/n (2.4G/5G) 、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB 3.0×1、USB Type-C×1(Power Delivery対応 / ACアダプタ接続ポートを兼用)、HDMIポート×1、microSD(SDHC/SDXC)メモリ-カードスロット×1、3.5mmヘッドホンジャック
- センサー 加速度センサー、近接センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、GPS(LTE搭載モデルのみ)
- マイク モノラルマイク内蔵
- キーボード キーピッチ18.5mm、キーストローク1.8mm、JIS標準配列(85キー)
※デタッチャブルキーボード、スライドパッド搭載、USB 2.0ポート×2搭載 - OS Windows 10 Pro 64ビット
- サイズ 262(W)×179(D)×10.6(H)mm
- 重量 約653g
- カラー シルバー
- セキュリティチップ TPM(TCG v2.0)
- SIMカード Nano SIM
- 対応バンド 4G LET Band 1/3/8/18/19/28/41
- 付属品 小型軽量ACアダプタ(USB-C)、デジタイザーペン(充電式)、保証書
- キーボードのサイズ 262(W)×186(D)×6.6 20.2(H)mm
- キーボードの重さ 約536g
- スタイラスペン デジタイザーペン・筆圧検知に対応・15秒の充電で約90分使用可能
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「CHUWI Hi10X」のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
※ 16:10 / フルラミネート / マルチタッチ - プロセッサ Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100 クアッドコア
※14 nm / 4コア / 4スレッド / 64bit / 最大2.4GHz - GPU Intel UHD Graphics 600,700MHz
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4
- ストレージ 128GB eMMC
- 外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで拡張可能
- バッテリー 24.05Wh (7.4V/3250mAh)
- 駆動時間 連続スタンバイ時間で最大260時間、通常使用時で6時間、動画再生で8時間
- 充電 24Wの急速充電
- 背面カメラ 500万画素
- 前面カメラ 200万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/ac/b/g/n (2.4G/5G) 、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB Type-C 3.0(データ)、USB Type-C 2.0(充電/データ)、USB 3.0、SDカードスロット、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック
- センサー G-sensor
- OS Windows 10 Home 64bit
- サイズ 261.8 x 167.3 x 8.8mm
- 重量 522g
- カラー グレイ
- 発売日 2020年1月8日
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「Surface Go 2」のスペック
- ディスプレイ 10.5 インチ、解像度1920 x 1280ドットのPixelSense液晶
※3:2 / 220 PPI / コントラスト比: 1500:1 / 10点マルチタッチ / Corning Gorilla Glass 3 - プロセッサ
第 8 世代 インテル Core m3 8100y
インテル Pentium Gold 4425Y - GPU インテル® UHD グラフィックス 615
- RAM(メモリ) 4GB または 8GB
- ストレージ
eMMC ドライブ: 64GB (Wi-Fi)
SSD (ソリッド ステート ドライブ): 128 GB (Wi-Fi または LTE)
256 GB (LTE) - バッテリー駆動時間 通常のデバイス使用時間は最大 10 時間
- 背面カメラ 8.0 MP オートフォーカス付きリア カメラ (1080p HD ビデオ)
- 前面カメラ 5.0 MP フロント カメラ (1080p HD ビデオ)
※Windows Hello 顔認証に対応 - ワイヤレス通信 Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz+5GHz/Wi-Fi6)、Bluetooth 5.0、GPS(Assisted GPS および GLONASS)
- インターフェース USB Type-Cx 1、3.5 mm ヘッドフォン ジャック、Surface Connect ポート x 1、Surface タイプ カバー ポート、MicroSDXC カード リーダー、nano SIM トレイ
- センサー 光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、磁力計、NFC
- マイク 強化された、遠距離用デュアル スタジオ マイク
- スピーカー Dolby® Audio™ Premium 搭載 2W ステレオ スピーカー
- タイプカバー(キーボード) 「Surface Go Signature タイプカバー」(別売1万6940円)
- OS Windows 10 Pro
- Officeアプリ Microsoft Office 365 新規顧客向け 1 ヶ月間試用版
- サイズ 245 mm x 175 mm x 8.3 mm (9.65 x 6.9 x 0.33インチ)
- 重量 Wi-Fi:544 g(1.2ポンド)、LTE Advanced: 553 g(1.22ポンド)
- カラー シルバー(ケース)
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「IdeaPad D330」(10.1)のスペック
- ディスプレイ 10.1インチ、解像度1280×800ドットのIPS液晶
※ LEDバックライト付 / 1,677万色以上 / 16:10 / 10点マルチタッチ対応 / 光沢なし - プロセッサ インテル Celeron N4000
- GPU インテル UHD グラフィックス 600
- RAM(メモリ) 4GB DDR4
- ストレージ 64GB eMMC
- バッテリー駆動時間 約 14.3時間
- 背面カメラ 500万画素
- 前面 200万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/ac/b/g/n (2.4G/5G) 、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB 2.0×2、USB Type-C×1、ヘッドホンジャック
- センサー 加速度センサー
- オーディオ インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™ Premium機能付き)
- スピーカー ステレオスピーカー
- マイク デジタルマイクロフォン
- キーボード フルサイズ・キーボード (5列)、73キー (パワーボタン、ボリュームボタン、Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー)、JIS配列、マルチタッチパッド
- OS Windows 10 Pro 64bit (日本語版)
- サイズ 約 249x178x9.5mm
- 重量 約 600g ※キーボード合わせて約 1.135kg
- カラー ミネラルグレー
- 発売日 2020年3月24日
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ベンチマークを比較
「NEC VersaPro LTE」と、「CHUWI Hi10X」、「Surface Go 2」、「Ideapad 330」(10.1)のベンチマークスコアを比較してみました。
「NEC VersaPro LTE」(VJE11U1)
<CPU> Intel Celeron N4100
Passmarkによるベンチマークスコアは「2528」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「381」、マルチコアで「1160」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「CHUWI Hi10X」
<CPU> Intel Celeron N4100
Passmarkによるベンチマークスコアは「2528」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「381」、マルチコアで「1160」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「Surface Go 2」
<CPU> インテル Core m3 8100y
Passmarkによるベンチマークスコアは「2898」(CPU)。
<CPU> インテル Pentium Gold 4425Y
Passmarkによるベンチマークスコアはまだ不明。分かり次第追記します。
<GPU> インテル UHD グラフィックス 615
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「720」。
「Ideapad 330」(10.1)
<CPU> Celeron N4000
Passmarkによるベンチマークスコアは「1527」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「394」、マルチコアで「694」。
<GPU> インテル® UHD グラフィックス 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「NEC VersaPro LTE」のメリット・デメリット
「NEC VersaPro LTE」のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・SIMフリーでも4万円台
「NEC VersaPro LTE」はSIMフリーの4G LET通信に対応していながら4万円台で販売されています。一方、「Surface Go 2」にもLETモデルが用意されていますが、価格が10万円以上しており、価格差は約6万円以上になります。
・液晶を保護できる着脱式キーボードが付属
「NEC VersaPro LTE」はマグネットで着脱できるキーボードが付属。本体表面に装着液晶を保護しながらノートPCのように持ち運ぶこともできます。
一方、「CHUWI Hi10X」と「Surface Go 2」はマグネットで着脱できる専用キーボードが用意されていますが、キーボードが付属しないモデルも販売されています。「Lenovo Ideapad 330」(10.1)はマグネットで着脱できる専用キーボードが付属します。
・最大約13.4時間のロング駆動
「NEC VersaPro LTE」は約13.4時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。一方、「CHUWI Hi10X」は動画再生で8時間、「Surface Go 2」は最大 10 時間、「Lenovo Ideapad 330」(10.1)は約 14.3時間の駆動が可能になっています。
・オンラインでも快適に使えるWebカメラ
「NEC VersaPro LTE」は背面に500万画素カメラを搭載し、高精細なメモ写真を撮影することができます。また、前面には192万画素カメラを搭載し、オンライン授業やテレワーク、Web会議、チャットなどでも鮮明な映像を映し出すことができます。
一方、「CHUWI Hi10X」と「Lenovo Ideapad 330」(10.1)は背面 500万画素&前面200万画素、「Surface Go 2」は背面 800万画素&前面500万画素カメラを搭載しています。
・高強度ガラスで頑丈
「NEC VersaPro LTE」の液晶ディスプレイには高強度ガラスが採用されており、圧迫や落下、擦過といった持ち運びの際の様々な衝撃に耐えることができます。
一方、「CHUWI Hi10X」と「Lenovo Ideapad 330(15)」には堅牢な強化ガラスは採用されていません。「Surface Go 2」はGorilla Glass 3を採用しているため頑丈です。
デメリット
・キーボードが重い
「NEC VersaPro LTE」のキーボードは重さ約536gで、本体(約653g)を合わせると1.189kgになります。
「Surface Go 2」は本体544 gとキーボード245 gを合わせて789gと非常に軽いです。「CHUWI Hi10X」は本体522gとキーボード730 gと合わせて1252g、「 Ideapad 330」(10.1)は本体が約 600gで、キーボード合わせて約 1.135kgになります。
・USB Type-C 3.0ポートは一つだけ
「NEC VersaPro LTE」はUSB Type-C 3.0ポートを1つ搭載しています。一方、「CHUWI Hi10X」はUSB Type-Cポートを2つ搭載しています。
「NEC VersaPro LTE」の販売・購入先
「NEC VersaPro LTE」(VJE11U1)は、Amazonで44,800円、楽天市場で43,800円〜(税込)、ヤフーショッピングで45,230円〜で販売されています。
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