先月24日に発売された「BlackBerry Passport」(ブラックベリーパスポート)。その特徴は、やはりパスポート型になったことだろう。正確な外形寸法は、高さ128mm、幅90.3mm、厚さ9.3mm。ディスプレイサイズは、4.5インチの正方形画面だ。
以前からblackberryの画面は小さいと感じていたが、正方形サイズになることで、かなり画面が見やすくなる。特にグーグルマップのような地図データの閲覧、エクセルデータのグラフや新聞記事のテキスト、複数の人間とやりとりできるメッセンジャーアプリなどは、以前のようにストレスを感じることはなくなるだろう。
それから「BlackBerry Passport」の画面が大きくなったことで、市販のスタイラスペンも使用しやすくなった。何かアイディアが思いついたときに、スタイラスペンを使って簡単な図を書き、キーボードでテキストを入力しておくといった使い方ができるのではないだろうか。
もちろん、キャプチャした地図に手書きで書き込み、キーボードでメッセージを入力してメールで送るといった作業も簡単にできる。
4.5インチの正方形液晶を搭載した「Blackberry Passport」
「BlackBerry Passport」はディスプレイに4.5インチの正方形サイズを採用したモデル。プロセッサはQualcomm製 Snapdragon 800デュアルコアを搭載し、RAMは3GBを備える。
バッテリー容量は3450mAhで最大30時間の連続使用が可能。カメラは前面1300万画素、背面200万画素と十分に使えるレベルになっている。
通信は4G LET、3G、2Gに対応。
対応バンドは4G LTE700/800/850/900/1700/1800/1900/2100/2600、3G WCDMA:850/900/1700/1900/2100 MHz、2G GSM:850/900/1800/1900 MHz。
Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth:4.0、NFC、 Miracastもサポートする。SIMカードサイズはNano SIMを採用する。
「BlackBerry Passport」のスペック
- ディスプレイは4.5インチ、解像度1440×1440(453dpi)のIPS液晶を搭載。
- プロセッサはQualcomm Snapdragon 800クアッドコア 2.2GHz。
- RAMは3GB。
- ストレージは32GB(microSDカードで最大128GBまで増設可能)。
- バッテリーは3450mAh。
- カメラは前面1300万画素、背面200万画素。
- OSはBlackBerry 10.0.3。
- サイズは128×90.3×9.3mm。
- 重量は196g。
「Blackberry Passport」の進化と特徴
今回のモデルは単に画面が大きくなっただけではない。端末そのもののスペックも格段に向上し、動作は想像以上に快適だ。スペックは、2.2GHzの米Qualcomm製「Snapdragon 800」デュアルコアプロセッサー搭載。3GバイトのRAM、1300万画素の1080p HDリアカメラ、200万画素のフロントカメラ、32Gバイトのストレージを内蔵。
その他の特徴として最大128GバイトのmicroSD用スロットを備える。バッテリー容量は3450mAh。最大30時間の連続使用が可能だ。この快適さを疑う人は、ブラックベリーのホームページ上の動画で確認してみよう。それが嘘ではにないことがすぐにわかるはずだ。
今回のニューモデルでもう一つユニークなのは、「BlackBerry Blend」という機能が使えることだ。「BlackBerry Blend」とは、同社の最新OS「BlackBerry 10.3」でのセキュリティーを維持しながら、BlackBerryスマホのメッセージやコンテンツをパソコンやタブレット端末と共有できる機能だ。
ブラックベリーのホームページに掲載してあるデモサイトで詳細が確認できる。
今まで、ブラックベリーのメッセンジャーアプリを使うために、ブラックベリーを使い続けてきた人は多いのではないだろうか。海外では未だに高い人気を誇っていると聞く。そんな人たちの不満は、メッセンジャーアプリがブラックベリー本体でしか使えなかったこと。
つまり、PCやタブレットからは使えなかったのだ。その不満が今回の「BlackBerry Blend」で解消されたと言える。最新のブラックベリーはこうしたユーザーの不満をいっきに解消するように作られている。横長になったキーボードもその一つ。
ブラックベリーZ10では最大の武器であったキーボードがなくなり、かえって人気が落ちてしまった。その不満を今回のブラックベリーでは横長にさせて復活させたのだ。
キーボードは単に横長になっただけではなくて、スクリーン上に記号を表示して、物理キーボードを併用して使うことも可能だ。スクリーンが大きくなったので、併用しても問題なくテキストを入力できる。
細かいところだが、あくまでユーザーの利便性を第一に考えて改善してきたことに賛辞を贈りたい。今回の新モデルは米国で599ドルで発売されている。日本のAmazonでももうすぐ発売されるだろう。とにかくいち早く「BlackBerry Passport」を手に入れたいものだ。
「BlackBerry Passport」の価格
「BlackBerry Passport」はAmazonなどで販売されていました。
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