「Diginnos Compute Stick」長時間ゲームもOKなスティックPC

ドスパラからインテル製のスティック型PC「Diginnos Compute Stick」が発表された。インテルのBay Trail-Tこと、Atom Z3735F プロセッサを搭載し、冷却機能を備えたインテル製ベアボーンも採用されているという。

国内ではマウスコンピューターがすでにWindows 8.1 with Bing 搭載の m-Stick （64GB版もあり）を発売済み。iiyama PCブランドで知られているユニットコムからも静音性を高めたスティック型PC「ピコレッタ」が発売され、爆発的な売れ行きを見せている。

また、海外からもデュアル OSを搭載したスティック型PC「Aoluguya M1」など新たな製品が続々と登場。新製品が続々と登場する一方で、スティック型PC市場の競争も激しさを増している。

果たしてドスパラのスティック型PCは熾烈な競争が繰り広げられるスティック型PC市場で主導権を握ることができるだろうか？ドスパラの最新端末「Diginnos Compute Stick」に注目が集まっている。

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冷却＆インテル製ベアボーン採用スティックPC「Diginnos Compute Stick」

「Diginnos Compute Stick」は、インテルが CES 2015 で発表した HDMI 端子に差し込む小型 PC「Compute Stick」の国内版。HDMI 端子でテレビ／ディスプレイに直接挿入してWindowsPCとして利用することができる。

注目したいのは、冷却機能を備えたインテル製ベアボーンを採用している点だ。現在発売されているスティック型PCはネット閲覧や文書作成などそれほど負荷のかからない作業は快適に動作するが、負荷のかかるゲームなどは不向き。動作処理に時間がかかって快適にプレイすることができない。

しかし、この「Diginnos Compute Stick」はインテル製のベアボーンを採用しているため、高負荷な状態でも高い処理速度を維持することができる。スティック型PCを使って長時間ゲームをプレイしたいと考えている人には最適な製品だと言えるだろう。

プロセッサはインテル Atom Z3735F 1.33GHz（Bay Trail-T）、RAMには2GBを搭載。グラフィックスにはCPU内蔵のIntel HD Graphicsが採用されている。また、インターフェースは、USB 2.0×1、HDMI×1、microSDXCカードスロットを搭載。ストレージは32GBだが、microSDカードで増設することができる。なお、同様の製品はアイ・オーデータ機器からも4月下旬に発売される予定。予想実売価格は税別2万500円前後。アイ・オーの直販サイトでは予約を受け付けている。

また、5月中旬から液晶ディスプレイ LCD-MF243XDB や無線キーボード/マウス 2FL-00033 をセットにした「CSTK-32W/WD」や液晶ディスプレイのみセットの「CSTK-32W/D」もラインナップに加わる予定。

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