「Chromebook Detachable CZ1」と人気モデルを徹底比較！

2021年10月1日に発売されたASUS「Chromebook Detachable CZ1」(CZ1000)と人気モデルを徹底比較！価格やスペック、ベンチマークの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月22日、「ASUS Chromebook CM30 Detachable」(CM3001)が発売されました。

※2021年3月からASUS「Chromebook Detachable CM3000」も発売中です。

このページ内の目次

「Chromebook Detachable CZ1」の特徴

「Chromebook Detachable CZ1」の特徴をまとめてみました。

タッチでフルHD・ASUS USIペン・着脱キーボード

「Chromebook Detachable CZ1」は10.1インチ、解像度1920×1200ドットのワイドTFTカラー液晶を搭載。画質は高精細なフルHDでタッチ操作にも対応しています。また、筆圧4096段階に対応したASUS USIペンが付属。本体に収納することもできます。そのほか、マグネットで着脱できる専用キーボードが付属。ノートPCスタイル利用時にはエルゴリフトヒンジでタイピングしやすいようになっています。

4GBメモリ・128GB eMMC・フル機能Type-C

「Chromebook Detachable CZ1」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、128GB eMMCストレージを搭載し、画像や音楽、PDFファイルのなどの大量のデータを保存できます。そのほか、フル機能のType-C端子を搭載。高速なデータ転送の他に、外部ディスプレイへの映像出力、高速充電にも対応しています。

8MPカメラ・MIL規格・ステレオスピーカー

「Chromebook Detachable CZ1」はオートフォーカス対応の800万画素カメラを搭載。前面には192万画素カメラを搭載し、Web会議やテレワーク、チャットなどで活用できます。また、米国の軍用規格「MIL-STD-810H」に準拠。落下に耐えるラバー加工や傷や指紋から保護するディンプル仕上げも採用しています。そのほか、高音質なデュアルステレオスピーカーを搭載。アレイマイクも利用できます。

ASUSの公式ページ
https://www.asus.com/jp/

価格を比較

「Chromebook Detachable CZ1」と「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」、「Acer Spin 311」、「HP Chromebook x360 14b」(2021)の価格を比較してみました。

「Chromebook Detachable CZ1」

「Chromebook Detachable CZ1」は、Amazonで29,980円、楽天市場で28,800円 (税込・送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで 28,800円(税込・未使用に近い)で販売されています。

「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」

「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は、Amazonで32,200円（セール特価）、楽天市場で 39,380円 (税込)、ヤフーショッピングで39,380円、ビックカメラで39,380円（税込）で販売されています。

「Acer Spin 311」

「Acer Spin 311」は、Amazonで35,425円、楽天市場で32,780円 (税込)、ヤフーショッピングで46,800円（税込）、米国Amazon.comで$215.00で販売されています。

「HP Chromebook x360 14b」(2021)

「HP Chromebook x360 14b」(2021)は、HP公式サイトで59,800（税込）～、楽天市場で62,800円 (税込)、ヤフーショッピングで62,800円(税込・送料無料)で販売されています。

スペックを比較

「Chromebook Detachable CZ1」と「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」、「Acer Spin 311」、「HP Chromebook x360 14b」(2021)のスペックを比較してみました。

「Chromebook Detachable CZ1」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920×1200ドットのワイドTFTカラー液晶
※グレア/タッチ対応
プロセッサ　MediaTek Kompanio 500 (MT8183)
GPU　Arm Mali-G72 MP3
RAM（メモリ）　4GB
ストレージ 128GB eMMC
バッテリー駆動時間　約11.5時間
背面カメラ　800万画素（オートフォーカス対応）
前面カメラ　192万画素
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB2.0 Type-C (データ転送、DP映像出力、PD給電)×1、ヘッドホンジャック×1
スピーカー　ステレオスピーカー(1W×2)
マイク　アレイマイク
スタイラスペン　専用のASUS USIペンが付属
キーボード　78キー日本語キーボード（JIS配列・マグネットで着脱・独自のエルゴリフトヒンジを採用）
耐久性 米国の軍用規格「MIL-STD-810H」に準拠、ラバー加工（落下に耐える）、ディンプル仕上げ（傷や指紋から保護）
OS　Chrome OS
Google Playストア　対応 ※Androidアプリの他にLinuxアプリも使えます。
サイズ　幅256.43mm × 奥行き168.03mm × 高さ15.11mm（本体＋キーボード時）
重量　約750g（本体＋キーボード時）
カラー　ブラック
付属品　ACアダプター , 製品マニュアル , 製品保証書 , ASUS USI Pen、デタッチャブルキーボード、フレックスアングルスタンドカバー
型番 CZ1000
保証　購入日より12ヵ月間のインターナショナル保証＋購入日より12ヵ月間のASUSのあんしん保証

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「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920×1200ドットのIPS液晶
※LEDバックライト付 / WUXGA / 約1,677万色 / 光沢あり / 10点マルチタッチ
プロセッサ　MediaTek Helio P60T オクタコア 2.0GHz
GPU Arm Mali-G72 MP3
RAM（メモリ） 4GB LPDDR4X ※増設は不可
ストレージ　128GB eMMC
※Amazonモデルは64GB
バッテリー 2セルリチウムイオンポリマーバッテリー (固定式)
駆動時間　約 10.0時間
充電時間　約 4時間 (ACアダプター使用時)
ACアダプター　AC 100-240V(50/60Hz) / 本体:約 37g、コード:約 27g
背面カメラ　800万画素 AF
前面カメラ　200万画素 FF
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB Type-C 2.0 (DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き)、専用キーボード接続用コネクタ
※マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックはなし
センサー　ジャイロセンサー、加速度センサー、光センサー
スピーカー　ステレオスピーカー
マイク　デジタルアレイマイクロホン
キーボード　78キー、JIS配列、マルチタッチパッド
ボタン　パワーボタン、ボリュームボタン
消費電力　10W
OS　Chrome OS
サイズ　タブレット本体：約 239.8×159.8×7.35mm、キーボードとスタンドカバー装着時：約 244.9×169.3×18.2mm
重量　タブレット本体：約 450g、キーボードとスタンドカバー装着時：約 920g
カラー　タブレット本体：アイスブルー + アイアングレー、キーボード：グレー、スタンドカバー：グレー（ファブリック生地）

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「Acer Spin 311」のスペック

ディスプレイ　11.6インチ、解像度1366×768ドットのIPS液晶
※16:9 / LEDバックライト / 光沢パネル / WXGA / 360度回転 / 10点マルチタッチ / Corning Gorilla Glass
プロセッサ　MediaTek M8183C オクタコア 2.00GHz
GPU ARM Mali-G72 MP3
RAM（メモリ）　4GB LPDDR4 SDRAM ※増設不可
ストレージ　32GB or 64GB eMMC
外部ストレージ　microSDカードで拡張可能
バッテリー駆動時間　約15時間
電源 45W USB Type-C ACアダプター (100V-240V、50/60Hz)
カメラ HDウェブカメラ (1280×720、720p) 広視野角対応 HDR
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.1 Type-C×1 (Type-C、Gen 1、最大5Gbps、PD対応/映像出力対応)、USB 2.0×1、microSDカードスロット×1、ヘッドセット/スピーカー×1
スピーカー 内蔵ステレオ・スピーカー
サウンド・オーディオ　ハイ・デフィニション・オーディオ準拠
マイク 内蔵マイクロフォン
キーボード　Acer Fine Tipキーボード (日本語/中央が少しへこんだ凹型形状)、タッチパッド
USIペン　非対応・利用できません
セキュリティチップ TPM (TCG V1.2 準拠)
OS　Chrome OS
サイズ　約290.0 x 18.8 x 206.0 mm
重量　約1.05kg
カラー　ピュアシルバー

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「HP Chromebook x360 14b」(2021)のスペック

ディスプレイ 14.0インチ、解像度1920×1080ドットのワイドIPS液晶
※フルHDブライトビュー/タッチ対応/最大1677万色/360度回転
プロセッサ　インテル Pentium Silver N6000 クアッドコア 1.10 GHz
※10 nm/4コア/4スレッド/最大3.30GHz
GPU Intel UHD Graphics
RAM（メモリ）　8GB LPDDR4
ストレージ　128GB eMMC
外部ストレージ　microSDカードで拡張可能
バッテリー　リチウムイオンバッテリ (2セル)
駆動時間　最大 11時間
電源　ACアダプター、45W USB Type-C™ (動作電圧:100-240VAC、動作周波数:50-60Hz)
カメラ　HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素)
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0
インターフェース　SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×2 (Power Delivery, DisplayPort 1.4)、microSDカードスロット、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
オーディオ　B&O Playデュアルスピーカー、内蔵デュアルマイク、音量調整ボタン付き
キーボード　バックライトキーボード (日本語配列)
スタイラスペン　USIペン (別売り) 対応
付属品　ACアダプター、電源コード、保証書など
OS　Chrome OS　※Google Play＆Android アプリ対応
サイズ　約 326.5 x 219.6 x 18.5 mm
重量　約 1.6kg
カラー　スプルースブルー

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ベンチマークを比較

「Chromebook Detachable CZ1」と「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」、「Acer Spin 311」、「HP Chromebook x360 14b」(2021)のベンチマークスコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード（以下、グラボ）の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Chromebook Detachable CZ1」

＜CPU＞　MediaTek MT8183

Octane v2総合で約9,000

Antutu総合で約120,000

PassmarkでCPU「1684」

＜GPU＞　Arm Mali-G72 MP3

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「513」。

＜プロセッサ性能を解説＞

AI内蔵のMediaTek MT8183プロセッサを搭載し、Passmarkベンチマークスコアで「1684」を搭載しています。Chromebookとしては一般的なスコアで、「IdeaPad Flex 360 Chromebook」、「Chromebook Flip CM3」や「Acer Spin 311」にも同じプロセッサが搭載されています。

ベンチマーク結果をふまえると、MediaTek Helio P60T搭載の「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」とはほぼ同じくらいの性能です。

Pentium Silver N6000搭載の「HP Chromebook x360 14b」(2021)の方が性能が高いです。

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、写真撮影などはサクサクと動作します。Androidアプリは軽いので動作さえすれば軽快に動作します。グラフィック性能はあまり高くないので3Dゲームにはあまり適していません。軽いものならプレイできます。

「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」

＜CPU＞ MediaTek Helio P60T

Octane v2総合で「9957」

AnTuTu v7の総合で約130,000

Geekbench 5.1ベンチマークスコアはシングルスコアで「293」、マルチコアで「1439」

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「513」。

「Acer Spin 311」

＜CPU＞ MediaTek M8183C ※「Lenovo 10e Chromebook Tablet」と同じプロセッサ

Octane v2総合で「9870」

Geekbench5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「453」、マルチコアで「866」。

＜GPU＞ ARM Mali-G72 MP3

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「513」。

「HP Chromebook x360 14b」(2021)

＜CPU＞　Pentium Silver N6000

Octane v2総合で「29424」

Passmarkによるベンチマークスコアは「3592」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「729」、マルチコアで「1806」。

＜GPU＞　Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。

iGPU-FP32で「456」

「Chromebook Detachable CZ1」のメリット・デメリット

「Chromebook Detachable CZ1」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・フルHDのワイドTFTカラー液晶・タッチ対応

「Chromebook Detachable CZ1」は10.1インチで解像度1920×1200ドットのワイドTFTカラー液晶を搭載。画質は高精細なフルHDで、タッチ操作にも対応しています。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は10.1インチで解像度1920×1200ドットのIPS液晶（10点マルチタッチ）を搭載しています。「Acer Spin 311」は11.6インチで解像度1366×768ドットのIPS液晶（10点マルチタッチ・ゴリラガラス）を搭載しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)は 14.0インチで解像度1920×1080ドットのワイドIPS液晶（タッチ対応）を搭載しています。

・4GBメモリ＆128GB eMMCストレージで快適に使える

「Chromebook Detachable CZ1」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、128GB eMMCストレージ搭載で大量のデータも保存できます。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は4GB LPDDR4X＆128GB eMMCストレージを搭載しています。「Acer Spin 311」は4GB LPDDR4メモリと32/64GB eMMCストレージを搭載しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)は8GB LPDDR4メモリと128GB eMMCストレージを搭載しています。

・約11.5時間駆動するバッテリー・Type-Cで充電

「Chromebook Detachable CZ1」は約11.5時間駆動するバッテリーを搭載しています。また、Type-Cで高速充電することもできます。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は約 10.0時間駆動するバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Acer Spin 311」は約15時間駆動するバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)は最大11時間駆動するバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・8MPカメラ＆1.92MPカメラが使える

「Chromebook Detachable CZ1」はオートフォーカス対応の800万画素カメラを搭載。前面には192万画素カメラを搭載しています。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はオートフォーカス対応の8MPカメラ＆2MPカメラを搭載しています。「Acer Spin 311」はHDR対応のHDウェブカメラ(1280×720、720p)を搭載しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)はHP Wide Vision HD Webcam (約92万画素)を搭載しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 4.2に対応

「Chromebook Detachable CZ1」は高速で途切れづらいWi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)に対応しています。また、BLuetooth 4.2をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 4.2に対応しています。「Acer Spin 311」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 4.0に対応しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)はWi-Fi 6とBluetooth 5.0に対応しています。

・薄型軽量デザイン

「Chromebook Detachable CZ1」は厚さ15.11mm（本体＋キーボード時）で重さ約750g（本体＋キーボード時）の薄型軽量デザインになっています。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は厚さ7.35mmで約 450g（+キーボードで約920g）になっています。「Acer Spin 311」は厚さ18.8mmで重さ約1.05kgになっています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)は厚さ18.5 mmで重さ約 1.6kgになっています。

・専用のASUS USIペンで手書き入力できる

「Chromebook Detachable CZ1」は専用のASUS USIペンが付属します。わずか15秒の充電で45分間使用できます。本体に収納できます。

一方、「Acer Spin 311」はUSIペンに対応していません。「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」と「HP Chromebook x360 14b」(2021)は別売のUSIペンが利用できます。

・タフで頑丈なボディ

「Chromebook Detachable CZ1」は米国の軍用規格「MIL-STD-810H」に対応しています。また、落下に耐えるラバー加工や傷や指紋から保護するディンプル仕上げも採用しています。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」、「Acer Spin 311」、「HP Chromebook x360 14b」(2021)はMIL-STD-810Hに対応していません。

・Chrome OS搭載・Android＆Linuxアプリも使える

「Chromebook Detachable CZ1」は常に最新OS・セキュリティにアップデートされるようになっています。また、Google Playストアに対応し、Androidアプリも使用可能。Linuxアプリも利用できます。

・ASUSのあんしん保証が受けられる

「Chromebook Detachable CZ1」はASUSのあんしん保証が受けられます。万が一故障しても、自己負担額は20%で済みます。保証加入料は1年間無料です。

デメリット

・microSDカードスロットがない？

「Chromebook Detachable CZ1」はmicroSDカードがないようです。製品の写真には見当たりません。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はmicroSDカードで拡張できません。「Acer Spin 311」と「HP Chromebook x360 14b」(2021)はmicroSDカードで拡張できます。

・フル機能Type-C端子が1つしかない

「Chromebook Detachable CZ1」はフル機能Type-C端子が1つしかありません。USBハブが別途必要になるかもしれません。

一方、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はType-C ×1を搭載しています。「Acer Spin 311」はType-C ×1の他にUSB 2.0 ×1を搭載しています。「HP Chromebook x360 14b」(2021)はType-C ×2とUSB Type-A ×1を搭載しています。

「Chromebook Detachable CZ1」の評価

「Chromebook Detachable CZ1」の評価を紹介します。

スペック：★★★

通信：★★★★

機能：★★★★

デザイン：★★★★

使いやすさ：★★★★★

価格：★★★

＜総合評価＞

ASUSから発売されたAmazon.co.jp限定モデルです。ASUSからはすでに10.5型の「Chromebook Detachable CM3000」が発売されており、スペックも共通している部分が多いです。

違いは「Chromebook Detachable CZ1」が128GB eMMCストレージモデルのみで、MIL-STD-810H対応のタフネスボディになっていることです。

特に「Chromebook Detachable CZ1」では落下に耐えるラバー加工や傷や指紋から保護するディンプル仕上げも採用しており、外観のデザインが大きく異なっています。頑丈なタフネス仕様を求める人は「Chromebook Detachable CZ1」を購入した方がいいでしょう。

なお、レノボからはすでに10.1型「IdeaPad Duet Chromebook」が販売されています。こちらも「Chromebook Detachable CZ1」と似たスペックになっていますが、頑丈なタフネスボディにはなっていません。また、キーボードが付属するものの、専用スタイラスペンが付属しません。

「Chromebook Detachable CZ1」は筆圧4096段階に対応したASUS USIペンが付属し、快適に手書き入力できます。イラスト制作に使うChromebookとしても十分に活用できるでしょう。タブレットとしても使える10インチのChromebookを探している人におすすめです。