「HP Elite x3」ハイエンドなWindows10搭載スマホ

AmazonでWindows 10 Mobile搭載のスマートフォン「HP Elite x3」の発売が開始された。Continuumに対応したハイスペックなスマホで周辺機器「デスクドック」や「ノートドック」も用意され、簡易PCとしても利用できる。

また、強力なセキュリティ性能を備え、虹彩認証と指紋認証をサポート。内蔵ストレージはBitLockerにより暗号化され、指定したOS以外起動できないようになる仕様を採用。ボディはIP67準拠の防水設計や、MIL-STD 810Gスタンダード準拠の耐衝撃性を備えている。

ディスプレイは5.96インチ、解像度2,560×1,440のAMOLED液晶、プロセッサはQualcomm Snapdragon 820（MSM8996）で、RAMは4GB、ストレージは64GB、バッテリー容量はは4150mAh（ワイヤレス充電にも対応）。

HP公式ショップでの価格は、単体の「HP Elite x3」が77,800円で、ヘッドフォン付きの「プレミアムパッケージ」が79,800円。PCの代わりになるようなハイエンド向けのスマホを探している人に人におすすめだ。

Windowsスマホのまとめ記事はこちら

[bigcamera-mini]

Snapdragon 820搭載ハイスペックWindows 10スマホ「HP Elite X3」

「HP Elite x3」はWindows 10 Mobileを搭載したハイスペックなスマートフォン。Qualcommの最高峰と言われるSnapdragon 820プロセッサを搭載し、指紋センサーや虹彩認証も利用できる。

ディスプレイは5.96インチ、解像度2,560×1,440のAMOLED液晶を搭載。パネルにはGorilla Glass 4を採用し、低反射コーティングが施されている。また、上下左右ともに170度の視野角を確保し、494ppiの精密な映像を映し出せる。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 820（MSM8996）で、RAMは4GBを搭載。ストレージは64GBで、microSDカードで最大2TBまで拡張できる。バッテリー容量はは4150mAhで長時間使用可能。ワイヤレス充電（Qi/PMA）にも対応する。

通信は2G/3G/4G LTEが利用可能。

対応ネットワークは、FDD-LTEが1/3/5/7/8/19/20/26/28、TDD LTEが38/39/40/41。3Gがバンド1/2/4/5/8、2Gが850/900/1,800/1,900MHz。無線はIEEE 802.11a/b/g/b/ac(2×2 MIMO)、Bluetooth 4.0+LEをサポート。日本で販売されるモデルはSIMフリー仕様で、KDDIとの相互接続性テストを実施済み。

Windows 10 Mobile搭載のモバイルデバイスとしては国内初となる「au VoLTE」に対応し、従来の方式に比べ、低音域から高音域の幅が広がり、よりクリアな音声通話を実現する。また、「キャリアアグリゲーション」「WiMAX 2+」にも対応。高速データ通信を快適に利用できる。

インターフェイスにはUSB 3.0 Type-Cを搭載。給電および外部接続はUSB 3.0 Type-C端子で行う。センサーは周辺光、近接、加速度、ジャイロ、電子コンパス、圧力、NFC、GPSなどを搭載。生体認証は指紋センサーに加え、虹彩認証もサポートとする。本体はIP67準拠の防水防塵仕様で、1.2mからの落下テストを含む、MIL-STD-810G試験をクリア。

音響面では、デュアル前面スピーカーを搭載。B&Oオーディオ機能を備えるほか、ノイズキャンセリング機能でクリアな音質が再生できる。

セキュリティ面では、TPM 2.0準拠のハードウェア暗号化機能を備え、128bitのBitLocker暗号化などをサポート。そのほか、外部ディスプレイを接続することでパソコンライクな使い方ができる「Continuum」もサポート。Continuumで利用できないアプリケーションについては、同社のシンクライアントソリューション「HP Workspace」でカバーする。サイズは83.1×161.2×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は190g。なお、オプションで、USB Type-CとUSB Type-A、Gigabit Ethernet、DisplayPortを備えたドッキングステーション「HP Elite x3 デスクドック」を用意。12.5型ディスプレイと46.5Whのバッテリを内蔵したノートPC型のドックも用意されている。

※公式サイトでオプションも発売！

有線LANやUSBマウス/キーボード、ディスプレイ出力機能を備えた「デスクドック」が12,000円。従来のデスクトップアプリケーションが使える「HP Workspace」は56.400円（※発売は9月8日）。バッテリを内蔵し、無線でContinuumが使えるようになる「ノートドック」が49,800円となっている。