ASUS「VivoMini UN45H」スペック詳細 LIVA Z2との違い


AmazonでWindows10を搭載した小型PC ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)が販売されている。3万円台で購入できるASUS製の小型PCとして注目の製品。4K出力やデュアルディスプレイにも対応する。

ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)と「LIVA Z2」との違い

ASUS「VivoMini UN45H」(2016年発売)は3万円台で販売されており、ちょうど「LIVA Z2」(2018年発売)と同じ価格帯となる。エントリークラスの小型PCであるという点も同じである。

しかし、スペックに注目して比較してみると両機種は大きくことなっている。

まず、ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)がBraswell世代の インテルCeleron N3000 CPUと2GB RAMを搭載しているのに対し、「LIVA Z2」はGemini Lake世代のIntel Celeron N4100 CPUと4GB RAMを搭載。

ストレージは ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)が32GB SSD M.2を搭載し、「LIVA Z2」が32GB eMMCを搭載する。

また、 ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)がインターフェースにUSBポートUSB3.0×2 (左側面)、USB3.0×2 (背面) を搭載しているのに対し、「LIVA Z2」は3×USB 3.1 Gen.1、1×USB Type-C 3.1 Gen.1、2×USB 2.0を搭載。

ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)が独自の「ASUS Remote GO!」、「ASUS Media Streamer」といった機能を持っているのに対し、「LIVA Z2」にはない、などといった違いがある。

以上をまとめると、ストレージや機能面ではASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)が有利で、プロセッサやインターフェースは「LIVA Z2」が有利であるといえる。

公式製品紹介ページはこちら
https://www.asus.com/jp/Mini-PCs/VivoMini-UN45/

ASUS「VivoMini UN45H」スペック 詳細

高速SSD&4K出力に対応した小型PC

ASUS「VivoMini UN45H」(VM163Z)はWindows10を搭載した小型PC。手のひらサイズの小型ボディにBraswell世代の インテルCeleron N3000 CPUと2GB RAMを搭載。高速な32GBのM.2 SSD、ワイヤレス接続のキーボードとマウスを備えるほか、4K UHD(3,840×2,160ドット)出力、デュアルディスプレイ出力、無線LAN、Bluetooth 4.0、インテル ハイ・デフィニション・オーディオ、静音動作、VESAマウント、「ASUS Remote GO!」、「ASUS Media Streamer」にも対応している。

プロセッサ・ベンチマーク・メモリ・グラフィックGPUは?

プロセッサはBraswell世代の インテルCeleron N3000(2コア、1.04GHz)、RAM(メモリ)は 2GB を搭載。14 nmプロセスで製造されたデュアルコアCPUで、最大2.08 GHzの周波数で駆動。Passmarkによるベンチマークスコアは「909」(CPU)。グラフィック(GPU)はインテル HD グラフィックス (CPU内蔵)で、動画を滑らかに再生する。

なお、「LIVA Z2」のプロセッサは Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100 デュアルコア 1.10 GHzで、メモリは4GBを搭載していた。Passmarkによるベンチマークスコアは「2310」(CPU)。

ストレージ容量はどうなってる?

ストレージは 32GB SSD M.2を搭載。一般的なHDDで使用されているSATAインターフェースよりも大幅に高速な「M.2」規格で接続するM.2 SSDを搭載し、OSの起動やアプリケーションの起動なども高速で動作する。

なお、「LIVA Z2」の32GB eMMCで、SSDではなかった。

通信はどうなってる?

通信は Wi-Fi 802.11n/g/b、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)をサポートする。

インターフェースはどうなってる?

インターフェースはUSBポート:USB3.0×2 (左側面)、USB3.0×2 (背面) /外部出力:HDMI 1.4a×1、D-Sub×1。映像出力は3,840×2,160ドットの4K UHD出力に対応。アイドル時で 18.5dB(通常PCで30dB) 、高負荷時で26.3dB(通常PCで60dB)の静音動作が可能になっている。

なお、「LIVA Z2」のインターフェースは3×USB 3.1 Gen.1、1×USB Type-C 3.1 Gen.1、2×USB 2.0、1×HDMI 2.0、1×HDMI 1.4、1×有線ギガビットLANポート、1×音声出力とマイクインの3.5mmコンボジャック、1×デジタルマイク、1×給電用DCポートだった。

どんな機能があるの?

機能面では「ASUS Remote GO!」に対応。PC内のデータをASUS WebStorage、Dropbox®、Microsoft OneDrive、Google Drive™、SkyDrive®といったストレージにバックアップできる。また、ネットワーク経由で離れた場所からPCを操作したり、スマートフォンなどのデータをワンクリックでPCに送ったり、ネットワーク経由でスマートフォンなどからPCを操作できたりする。

また、「ASUS Media Streamer」に対応し、どこからでも動画や音楽にアクセスすることが可能。動画をテレビに出力したり、PCの音楽を再生したりできる。

そのほか、BC1.2に対応したUSB 3.0ポートを利用し、スマートフォンなどのデバイスを高速充電することが可能。BC1.2対応デバイスであれば、2倍の速度で充電できる。

サイズや重さ、カラーはどうなってる?

サイズは幅131mm×奥行き131mm×高さ42mmで、重量は約0.6kg 。カラー はミッドナイトブルーを用意する。なお、「LIVA Z2」のサイズは255x220x75mmで、重量は約1.5kgだった。

「VivoMini UN45H」(VM163Z)のスペック  一覧

  • プロセッサ Celeron N3000(2コア、1.04GHz)
  • GPUはインテル HD グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ 2GB / 最大8GB (DDR3L-1600 (PC3L-12800))
  • ストレージ 32GB SSD M.2
  • インターフェース USBポート:USB3.0×2 (左側面)、USB3.0×2 (背面) /外部出力:HDMI 1.4a×1、D-Sub×1
  • 映像出力 3,840×2,160ドットの4K UHD出力
  • 通信 Wi-Fi 802.11n/g/b、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)
  • サウンド インテル ハイ・デフィニション・オーディオ
  • 静音動作 対応
    ※完全ファンレス動作モデル UN45-VM163Z もあり
  • 電源 ACアダプター
  • 消費電力:最大約45W
  • VESAマウント 対応
  • サイズ 幅131mm×奥行き131mm×高さ42mm
  • 重量 約0.6kg
  • カラー ミッドナイトブルー
  • OS Windows 10 Home 64bit
  • 主な付属品 キーボード(ワイヤレス)、マウス(ワイヤレス)、ACアダプター、製品保証書、ユーザーマニュアル、VESA規格対応マウント

ASUS「VivoMini UN45H」の価格は?

Amazonでの価格は現在 34,800円。高速SSDや4K出力に対応した小型PCを探している人におすすめだ。

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