「Alldocube iPlay 20」と激安10.1タブレットを徹底比較！

2020年6月に発売された「Alldocube iPlay 20」と激安10.1タブレットを徹底比較して紹介！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2021年5月、「Alldocube iPlay 20S」が発売されました。

※2021年1月10日、「Alldocube iPlay 40」が発売されました。

※2020年10月から「Alldocube iPlay 30 / Pro」も発売されています。

※2020年7月19日、上位版「Alldocube iPlay 20 Pro」が発売されました。

このページ内の目次

「Alldocube iPlay 20」の特徴

「Alldocube iPlay 20」の特徴をまとめてみました。

AIプロセッサ＆4GBメモリで高速動作

「Alldocube iPlay 20」はUnisoc SC9863A オクタコアプロセッサを搭載。AIを内蔵した高性能な8コアプロセッサで、Antutuベンチマークは総合で約100,000点を記録しています。また、大容量4GBメモリを搭載。複数アプリを同時に起動させても遅延なくスムーズに動作します。

フルHD画質のIPS液晶・ゴリラガラスで保護

「Alldocube iPlay 20」は10.1インチのIPS液晶を搭載しています。解像度は1920 x 1200 ドットのフルHD画質。ピクセル密度225ppi とフルラミネート技術により、色鮮やかな映像を映し出します。また、液晶表面を堅牢なゴリラガラスで保護。長時間の使用でも目が疲れにくいアイプロテクションモードも利用できます。

大容量64GBストレージ・最大512GBまで拡張

「Alldocube iPlay 20」は低価格ながらも大容量64GBストレージを搭載。16〜32GBのタブレットと比べて、2倍以上のデータを保存することができるため、大量の写真、動画、音楽、PDFファイルを持ち歩くことができます。また、microSDカードスロットを搭載。別売のmicroSDカードを使って最大512GBまで拡張することができます。

公式ページ
https://www.alldocube.com/en/android/iplay20/

価格を比較

「Alldocube iPlay 20」と、「Vankyo S30」、「Teclast P10HD」、「Dragon Touch MAX10」の価格を比較してみました。

「Alldocube iPlay 20」

「Alldocube iPlay 20」は、Amazonで17,000円、楽天市場で18,980円 (税込)、ヤフーショッピングで20,685 円、Banggoodで13,380円、AliExpressでUS $134.99 – 159.10、GearBestで 13844 円　で販売されています。

「Vankyo S30」

「Vankyo S30」は、Amazonで19,999円（3000円OFFクーポン付き）、楽天市場で19,999円 (税込)、ヤフーショッピングで21,583円（税込）（税込）（税込）、米国 Amazon.comで$159.99 （日本発送は+ $28.20）で販売されています。

「Teclast P10HD」

「Teclast P10HD」は、Amazonで16,950円（1000円OFFクーポン付き）、楽天市場で 17,980円〜 (税込)、ヤフーショッピングで19,075円（税込）、Banggoodで11,644円、AliExpressでUS $108.79 – 140.07 で販売中です。

「Dragon Touch MAX10」

「Dragon Touch MAX10」は、日本のAmazonで18,999円（※4000円OFFクーポンあり）、楽天市場で28,275円 (税込)、ヤフーショッピングで37,300円〜（税込）、米国Amazon.comで$149.99 （日本発送は+ $26.33 ）で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「Alldocube iPlay 20」と、「Vankyo S30」、「Teclast P10HD」、「Dragon Touch MAX10」のAntutuベンチマークを比較してみました。

「Alldocube iPlay 20」

「Alldocube iPlay 20」のAntutuベンチマークスコアが判明。総合で10万9千点を超えていました。プロセッサはUnisoc SC9863A オクタコアです。 pic.twitter.com/FS7kS2V3Pe

— BURARI (@akiba_burari) August 10, 2020

Antutu総合で「109263」、CPUで「39027」、GPUで「11165」、MEMで「40629」、UXで「18442」。

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

「Vankyo S30」

AnTuTu総合で「90073」、CPUで「39529」、GPUで「5391」、MEMで「27577」、UXで「17576」。

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

「Teclast P10HD」

AnTuTu総合で「97578」、CPUで「38592」、GPUで「5654」、UXで「37932」、MEMで「15400」。

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

「Dragon Touch MAX10」

AnTuTu総合で約97,000

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

スペックを比較

「Alldocube iPlay 20」と、「Vankyo S30」、「Teclast P10HD」、「Dragon Touch MAX10」のスペックを比較してみました。

「Alldocube iPlay 20」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
※225ppi / 10点マルチタッチ / フルラミネート / Corning Gorilla Glass / アイプロテクション（目の保護モード）
プロセッサ　Unisoc SC9863A オクタコア
CPU ARM-A55×8 ＆ 1.6GHz+1.2GHz Octa-core
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ　microSDカードで最大512GBまで
バッテリー 6000mAh
充電　5V/2A
背面カメラ　5MP オートフォーカス対応
前面カメラ　2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n ( 2.4GHz/5GHz )、Bluetooth 5.0、GPS ( Beidou )
インターフェース　USB Type-C（OTG/充電）、microSDカードスロット、NanoSIMカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
※Wi-Fi Display / Wi-Fi Direct 対応
センサー　重力センサー、光センサー、距離センサー、ホールエフェクター
スピーカー　デュアルスピーカー（BOX）
マイク　あり
FMラジオ　対応
OTG 対応
OS　Android 10.0
サイズ 245.2 x 149.4 x 7.95mm
重量 450g
カラー ブラック
SIMカード　NanoSIM（デュアルSIM）
対応バンド
4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD:B38/39/40/41
3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS:B34/39
2G GSM:B2/3/5/8
※CAT6 / VoLTE 対応

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「Vankyo S30」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1980 x 1200ドットのIPS液晶
※16:9 / Eye health（バックライト自動調光機能で目に優しい）
プロセッサ　Unisoc SC9863A
※28 nm / 64bit / 8コア
CPU Cortex A55 Octa-Core
GPU IMG 8322
RAM（メモリ） 3GB
ストレージ 32GB
バッテリー 6000mAh
背面カメラ　13MP
前面カメラ　8MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GH)、Bluetooth 5.0、GPS (Wi-Fi)
※技適認証に対応
インターフェース　USB Type-C (2.0) 、microSDカードスロット、 3.5mmイヤホンジャック
オーディオ　デュアルスピーカー
FMラジオ　対応
生体認証　顔認証
OS　Android 9.0 ※Android 10モデルも発売中
Google Mobile Service (GMS) 認証対応
Google アシスタント　対応
サイズ　不明
重量 579g
カラー シルバー

関連記事：「Vankyo S30」と人気タブレットを徹底比較

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「Teclast P10HD」のスペック

ディスプレイ　10.1 インチ、解像度1920 x 1200 px のIPS 液晶
※10点マルチタッチ / 7mm ベゼル / 2.5D TP / AI inteligent image algorithm
プロセッサ　Unisoc SC9863A Octa Core
※64bit / A55
GPU　IMG GX6250
RAM（メモリ）　3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ　microSDカードで最大128GBまで
バッテリー容量　6000mAh
バッテリー駆動時間 7時間
背面カメラ 500万画素
前面カメラ 200万画素
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS/BDS)
インターフェース　microUSB、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
オーディオ　大型スピーカー搭載
OS　Android 9.0 + AI Speed-up
サイズ　24.00 x 15.00 x 0.79 cm
重量　450g
カラー　ブラック

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「Dragon Touch MAX10」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ 1200 x 1920 pxの IPS液晶
※5点マルチタッチ / 16：10 / ブルーライト低減 / 自動調光
プロセッサ　Unisoc SC9863A Octa-core 　最大1.6GHz
※64bit / 28nm
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ） 3GB
（※Amazon.comでは2 GB SDRAM DDR3と記載）
ストレージ 32GB
外部ストレージ　Micro SDカードで最大128GBまで
バッテリー容量 5000 mAh / 3.7V
バッテリー駆動時間　6時間ほど
電源 5V/2A
カメラ　背面200万画素、前面200万画素
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、GPS
インターフェース Micro USB × 1、microSDカードスロット、 3.5mm ステレオミニジャック
マイク　あり
スピーカー　スピーカー 8Ω/1W × 2
OS　Android 9.0 ※Android 10モデルも発売中
サイズ　約240.8 x 167.5 x 8.7mm
重量　約 550g
カラー　ブラック

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「Alldocube iPlay 20」のメリット・デメリット

「Alldocube iPlay 20」のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

4G LET通信に対応・GPSやVoLTEも

「Alldocube iPlay 20」は4G LET通信に対応し、CAT6の高速通信が利用できます。もちろん、通話することが可能で、高音質なVoLTEにも対応しています。また、中国の人工衛星Beidouを使ったGPS通信も利用できます（※SIMカードが別途必要）。

一方、「Vankyo S30」と「Dragon Touch MAX10」はSIMスロットを搭載していないため、4G LET通信が利用できません。「Teclast P10HD」はSIMスロット搭載で4G LET通信が利用できます。

・大容量6000mAhバッテリーでロング駆動

「Alldocube iPlay 20」は大容量6000mAhバッテリーを搭載し、7〜8時間駆動することができます。一日充電なしで使用することも可能です。

「Dragon Touch MAX10」は5000 mAhバッテリー搭載（6時間ほど駆動）で、「Alldocube iPlay 20」よりもバッテリー容量が1000mAh分少なくなっています。一方、「Vankyo S30」と「Teclast P10HD」は6000mAhバッテリー搭載で、「Alldocube iPlay 20」と同じバッテリー容量になっています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0に対応

「Alldocube iPlay 20」は低価格ながらも高速で途切れづらいWi-FiデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。

一方、「Dragon Touch MAX10」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.2対応で、「Alldocube iPlay 20」よりもBluetooth のバージョンが古くなっています。「Vankyo S30」と「Teclast P10HD」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。

・USB Type-C端子で高速充電

「Alldocube iPlay 20」はUSB Type-C端子を搭載し、PD対応の充電器やモバイルバッテリーで高速充電できるようになっています。

一方、「Teclast P10HD」と「Dragon Touch MAX10」はmicroUSBで高速なPD充電は利用できません。「Vankyo S30」はUSB Type-C端子を搭載し、高速なPD充電は利用できます。

・Android 10の新機能が使える

「Alldocube iPlay 20」はAndroid 10 OSを採用し、新しい機能も使えるようになっています。「Vankyo S30」、「Teclast P10HD」、「Dragon Touch MAX10」はAndroid 9.0 OS搭載で、Android 10の新機能は利用できません。

Android 10.0 OSには、スマートリプライ（AIによって短い返信候補が表示される機能）、アプリでの位置情報共有の設定、「フォーカスモード」（指定したアプリを指定時間の間は停止しておく機能）、「Live Caption」（音声を自動的に字幕に変換する機能）、「Sound Amplifier」（スマホのマイクで周囲の音を取り込み、イヤホンやヘッドホンから増幅した音を流す）機能などが新たに追加されています。

デメリット

・カメラ性能があまり高くない

「Alldocube iPlay 20」は背面5MP＆前面2MPカメラを搭載しています。オートフォーカスも利用できます。

一方、「Vankyo S30」は背面13MP＆前面8MPカメラ搭載で、「Alldocube iPlay 20」よりも画素数がかなり高くなっています。なお、「Teclast P10HD」は背面5MP＆前面2MPカメラ、「Dragon Touch MAX10」は背面2MP＆前面2MPカメラ搭載です。

・HDMI端子がない

「Alldocube iPlay 20」はUSB Type-C端子が搭載されており、OTG（他のUSB機器と接続）とPD充電に対応しています。しかし、外部出力機能がないために有線でディスプレイと接続することはできません。Wi-Fi Display / Wi-Fi Direct 対応なのでワイヤレス通信で外部出力することになります。

一方、「Vankyo S30」、「Teclast P10HD」、「Dragon Touch MAX10」もHDMI端子はありません。

なお、前モデル「Alldocube iPlay 10」や「Dragon Touch NotePad K10」、「Winnovo T10」にはHDMI端子が搭載されており、有線ケーブルで外部ディスプレイやテレビと接続し、画面を映し出すことができます。