「HiBy R3Pro」スペック、特徴、価格、Sony NW-A100 比較


ハイレゾプレイヤー「HiBy R3Pro」のスペック、特徴、価格を紹介! 「Sony NW-A100シリーズ」との違いやお得なセール&クーポン情報も合わせて掲載していきます。

※楽天市場、ヤフーショッピング、ビックカメラで国内版が正式に販売されました。

「HiBy R3Pro」の概要

HiBy R3Pro」はハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤー(DAP)。手のひらサイズのコンパクトボディにCirrus Logic社製DACチップ 「CS43131」 を2基搭載。3.2インチのIPSマルチタッチスクリーン、1600mAhバッテリー、USB Type-Cポートを備える。

また、DSD11.2までネイティブ対応、32bit/384kHzまでのPCM再生に対応。最大20時間の連続再生、DLNA、AirPlay、スマホから操作できる「HiBy Link」、独立したクロックシステム、HiBy OSによる使いやすいUI、Bluetoothレシーバー、Bluetoothトランスミッター、MQAフォーマットのサポート、Wi-Fi デュアルバンド、Bluetooth5.0にも対応している。

公式ページ 「HiBy R3Pro」
https://www.hiby.jp/detail.php?id=1572022753

「HiBy R3」公式レビュー動画 ディスプレイの見え方やボディの質感・操作・音質が分かる

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「R3Pro」のスペック 一覧

  • DACチップ Cirrus Logic社製 「CS43131」 x 2
  • 対応ファイルフォーマット FLAC、APE、WMA、WAV、AIFF、DSD、DFF、OGGなど、ほとんどのハイレゾロスレスフォーマットをサポート
  • 対応コーデック LDAC/aptX/AAC/SBCなど主要なものをサポート
  • バランス駆動 対応 2.5mmバランス端子 ※3.5mmイヤホンジャック(シングルエンド)もあり
  • ディスプレイ 3.2インチのIPSマルチタッチスクリーン
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
  • バッテリー 1600mAh
  • 駆動時間 アンバランス接続時に20時間、バランス接続時に16時間
  • USB USB Type-C
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5 GHz)、Bluetooth5.0
    ※NFCは非対応
  • OS  HiBy OS
  • サイズ 8.2 x 1.3 x 6.1 cm
  • 重量 95.3 g
  • カラー ブラック、グレイ
  • シングルエンドヘッドフォン出力(3.5mm)
  • 出力電力:60mW+60mW @32Ω
  • 出力電圧:1.4Vrms @32Ω
  • ノイズフロアレベル:1.2uVrms
  • 周波数応答(±3dB): 20-90000Hz
  • SNR:120dB
  • チャネル分離:73dB
  • THD +ノイズ:0.0007%

「HiBy R3Pro」の特徴

HiBy R3Pro」の特徴を、前モデルの「R3」との違いをふまえてまとめてみました。

※専門用語がよく分からない人はページ下の用語解説をご覧ください。

Cirrus Logic社製のデュアルDACチップで高音質・独立クロックで低ノイズ

HiBy R3Pro」はCirrus Logic社製のDACチップCS43131」 を2基 搭載。ES9028Q2MのシングルDAC構成だった前モデルの「R3」よりも音質が向上しています。また、クロックに独立した2つの低位相ノイズ・アクティブ水晶発振器(日本電波工業社製)を採用。45.1584MHz(44.1kHz*1024fs) および49.152MHz(48kHz*1024fs)の異なるサンプルレートに対応し、ノイズの少ないクオリティの高いサウンドを再現できます。

最大20時間のロング バッテリー・USB Type-Cで高速充電

HiBy R3Pro」は1600mAhバッテリーを搭載。アンバランス駆動(通常使用)で20時間、バランス駆動で16時間 駆動することができます。また、インターフェースにUSB Type-Cポートを搭載。PD充電器と組み合わせることで、高速に充電することもできます。

なお、「HiBy R3Pro」はDACとヘッドホンアンプを一体化した統合DACチップ「CS43131」を採用しているため、通常のオーディオプレーヤーよりも省電力消費で駆動。前モデルのR3と同じバッテリー容量でありながらも、より長い時間 駆動できるようになっています。

3.2インチのタッチ対応 IPS液晶・コンパクトサイズで携帯性も良し!

HiBy R3Pro」は前モデルのR3と同じ3.2インチのIPS液晶を搭載。広視野角の見やすいIPSパネルを採用し、タッチ操作もスムーズに行えるようになっています。また、前モデルのR3と同じく手のひらサイズのコンパクトなデザインを採用。重さ95.3 gの軽量ボディで、ブラックとグレイの2色から選択できます。

分かりやすくいHiBy OSの分かりやすいUI・6つのボタンで操作が簡単

HiBy R3Pro」は前モデルのR3と同じHiBy OSを採用。わかりやすく使いやすいユーザーインターフェース (UI) で直感的に操作することができます。また、本体側面に6つのボタンを搭載。シンプルな設計のため、初心者でも迷うことなく操作することができます。なお、HiBy OSはLinuxをベースにした独自OSを採用。Android OSと比べて余計な機能が少ない分、サクサクと軽快に動作します。

Wi-Fiデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応・DLNA&AirPlayも利用できる

HiBy R3Pro」は前モデルのR3と同じくWi-Fiデュアルバンドに対応。無線LANを通じて音楽ファイルをやりとりできる「DLNA」や
iPod/iPad/iPhoneおよびPCのiTunesからWi-Fi経由で音楽ファイルを再生できる「AirPlay」が利用できるようになっています。

また、「HiBy R3Pro」はBluetooth 5.0に対応。LDAC、aptX、AAC、SBCなどのコーデックに対応し、ワイヤレスでも高音質なサウンドが楽しめるようになっています。

HiBy Linkでスマホを操作・USB DAC機能&Bluetoothレシーバー・トランスミッターにも対応

HiBy R3Pro」はDAPをスマートフォンから遠隔操作できる「HiBy Link」機能を搭載。DAPとスマートフォンなどをBluetoothで接続し、スマートフォン側のアプリケーションで「HiBy R3Pro」を遠隔操作できるようになっています。

また、スマートフォンやパソコンとUSB接続して高音質サウンドが楽しめる「USB-DAC」機能を搭載。Bluetoothトランスミッターとレシーバーの両方に対応し、Bluetooth非対応のイヤホンやテレビ、カーオーディオなどでもワイヤレスで音楽を楽しむことができます。

ほぼすべてのハイレゾロスレスフォーマットをサポート・MQAフォーマットにも対応

HiBy R3Pro」は、FLAC、APE、WMA、WAV、AIFF、DSD、DFF、OGGなど、ほとんどのハイレゾロスレスフォーマットをサポート。 DSD256、PCM最大384Khz / 32bitもネイティブでサポートします。また、MQAフォーマットにも対応。膨大な情報量を持つ、スタジオクオリティの音声ファイルを、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮するため、ハイクオリティの高音質サウンドが楽しめます。

「HiBy R3Pro」とウォークマン「Sony NW-A100シリーズ」との違い まとめ

HiBy R3Pro」とウォークマン「Sony NW-A100シリーズ」との違い まとめてみました。

<メリット>

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、2つのDACチップと2つのクロックを搭載している

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、広視野角なIPS液晶を搭載している

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、軽快なHiBy OSで直感的に操作できるようになっている

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、スマートフォンから遠隔操作できる「HiBy Link」機能を搭載している

<デメリット>

「Sony NW-A100シリーズ」の液晶ディスプレイよりも0.4インチ小さい

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、Android 9.0 OSを採用していない

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、NFCに対応していない

「Sony NW-A100シリーズ」と違い、フルデジタルアンプ「S-Master HX」でハイレゾ級にアップスケーリングできない

「HiBy R3Pro」の価格は?

HiBy R3Pro」は、

Amazonで42,894円、

楽天市場で23,340円〜 (税込・国内版)、

ヤフーショッピングで23,340円〜 (税込・国内版)、

ビックカメラで25,660円 (税込・2566ポイント付き・国内版)、

で販売されています。

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「HiBy R3Pro」のセール・クーポン情報は?

HiBy R3Pro」はビックカメラで2,566ポイント付きで販売されています。1ポイント1円で交換できるため、実質的に2,566円の割引になり、非常にお買い得です。

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※以下、初心者用に音楽製品の専門用語について解説していきます。

DACチップとは?

DACとは、Digital to Analog Converterの略で「デジタル信号をアナログ信号に変換するための回路」のこと。「音楽データ」はデジタル形式で記録されているため、「音」というアナログ形式の波形を再生するためにデジタル信号に変換する必要があり、その変換の仕方で音質の違いが生じます。代表的なDACチップのメーカーには、旭化成エレクトロニクス・ESS Technology・Cirrus Logic・Burr-Brownがあり、これらのDACチップを搭載しているデジタルオーディオプレーヤー(DAP)は非常に高音質であるといえます。

バランス駆動とは?

「バランス駆動」とは簡単に言うと「信号(音)の通り方」のことです。一般的なイヤホンやヘッドホンに使われる信号(音)は、LとRの信号に分けて送信されますが、プレイヤー側に返ってくる際に、ごちゃまぜになり、「ノイズ」が含まれてしまいます。「バランス駆動」はこの弱点を克服するために考案されたもので、LとRの信号がプレイヤー側に戻ってくる際にも混じり合わず「ノイズ」が生じないようになっています。つまり、「バランス駆動」に対応したオーディオプレーヤーとイヤホン・ヘッドホンがあれば、より高音質な音楽を聴けるということになります。

クロックとは?

オーディオプレーヤーの「クロック」(クロックジェネレーター)とは、正確な音の周波数を作り出す装置のことです。デジタルオーディオは44.1kHzとか96kHzなどのサンプリングレートで動作しており、その周波数をクロックが作り出します。そのクロックには、水晶発振器と呼ばれる部品が搭載され、そこに電圧を掛けることで、非常に正確な周波数を作り出すことができます。つまり、完成度の高い高性能なクロックであればあるほど、音質のクオリティもアップするというわけです。

コーデックとは?

コーデックとは音を圧縮する際の方式のことです。Bluetooth通信で音をイヤホン・ヘッドホンなどに送信する際には圧縮する必要があり、その圧縮方法によって、名前が異なっています。代表的なものにはSBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX LLなどがあり、それぞれ音質・遅延の程度が異なっています。

ポタアン&USB-DAC機能とは?

ポタアンとは「ポータブルヘッドホンアンプ」の略で、「持ち運びできるアンプ」のことです。 ポタアンをスマートフォンに接続することで、音質を格段に上げることができます。なお、デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の中には、パソコンやスマホなどとUSB接続して高音質サウンドが楽しめる「USB-DAC」機能をもつものがあります。