「Sony NW-A100」ストリーミング音楽対応のAndroidウォークマン

2019年11月2日に発売された「Sony NW-A100シリーズ」のスペック、特徴、価格を紹介します。

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「Sony NW-A100シリーズ」の概要

「Sony NW-A100」はAndroid OS搭載のポータブルオーディオプレーヤー。厚さ1.1cmのアルミ削り出しボディにハイレゾ対応のフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。11.2MHzまでのDSD再生（リニアPCM 192kHz/24bit への変換再生）、384kHz/24bitまでのPCM再生に対応するほか、CD音源・MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングして再生する「DSEE HX」にも対応する。

また、タッチ対応で3.6インチのHD液晶、USB Type-C端子、microSDカードスロット（底面）、最大16時間駆動するバッテリー (FLAC 192kHz/24bit再生時)を搭載。

ストリーミング音楽の再生、Bluetooth（ワイヤレス）によるハイレゾ音源の再生（※LDACコーデック対応）、AI機能、120段階の細かな音量調整ができる「Master Volume」、CDレコ（CDRI-LU24IXA / CDRI-W24AI2）からの楽曲取り込み、外音取り込み機能、デジタルノイズキャンセリング、「ダイナミックノーマライザー」、「Vinyl Processor」、スクリーンセーバー機能、Wi-Fi通信、Bluetooth 5.0、NFC（ワンタッチ接続）、Google Playストアにも対応している。

公式ページ「Sony NW-A100シリーズ」
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A100_series/

公式レビュー動画　ディスプレイの見え方やボディの質感・機能・特徴が分かる

「Sony NW-A100シリーズ」のスペック一覧

型番　「NW-A105」（16GBストレージ）、「NW-A105HN」（16GBストレージでイヤフォン付き）、「NW-A106」（32GBストレージ）、「NW-A107」（64GBストレージ）
デジタルアンプ S-Master HX
ディスプレイ 3.6インチ、解像度1280×720ドットのHD液晶
※タッチ対応
バッテリー　充電池内蔵型リチウムイオン
バッテリー駆動時間　MP3で約21時間（ノイキャン ON）、FLAC 96kHz/24bitで約16時間（ノイキャン ON）、FLAC 192kHz/24bitで約13時間（ノイキャン ON）、DSD 2.8224MHz/1bitで約9時間
充電時間（約/時間） USB充電約5.5時間(満充電)、約4.0時間(約80%まで充電)
ストレージ　16GB / 32GB / 64GB
インターフェース　USB Type-C (USB2.0準拠)、microSDカードスロット（SDHC/SDXC対応）、3.5mmイヤホンジャック（※バランス駆動には非対応）
センサー　加速度センサー
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5 GHz)、Bluetooth 5.0、NFC（ワンタッチ接続）
Bluetoothプロファイル A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP (Audio Video Remote Control Profile) 、SPP(Serial Port Profile)、OPP(Object Push Profile)、DID
DSEE DSEE HX
イコライザー ±10段階
対応コーデック （送信） SBC , AAC, LDAC, aptX, aptX HD
ヘッドホン実用最大出力（JEITA 16Ω/mW） 35mW＋35mW
マイク 内蔵モノラル
機能　外音取り込み機能、ノイズキャンセリング機能、「ダイナミックノーマライザー」（曲同士の音量レベルの差が少なくなるようにする機能）、各種イコライザー、「Vinyl Processor」（アナログレコードのような音で音楽を楽しめる機能）、スクリーンセーバー機能（カセットテープを再生しているかのような画面になる）
対応アプリ　「Music Center for PC」
対応OS Windows 10、Windows 8.1、Windows 7
本体のOS Android 9.0
サイズ　約55.2mm x 約98.9mm x 約11.0mm
重量　約103g
カラー　「NW-A107」レッド、ブラック、ブルー、「NW-A106」「NW-A105HN」「NW-A105」レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルー

「Sony NW-A100シリーズ」の特徴

「Sony NW-A100」の特徴をまとめてみました。

フルデジタルアンプ「S-Master HX」で超高音質・ハイレゾ級にアップスケーリングも

「Sony NW-A100シリーズ」はフルデジタルアンプ「S-Master HX」と、AIによって再生中の楽曲をリアルタイムで解析し、最適にハイレゾ級にアップスケーリングする「DSEE HX（TM）」を搭載。ローカルストレージ内の音楽データだけでなく、ストリーミング音楽サービスやオンライン動画なども奥行きのある超高音質なサウンドが楽しめるようになっています。

Android 9.0でGoogle Play対応・ストリーミング音楽も聴ける

「Sony NW-A100シリーズ」はAndroid 9.0 OSを搭載。ローカルストレージ内の楽曲だけでなく、Google Playストアからアプリをダウンロードすることで、さまざまなストリーミング音楽も楽しめるようになっています。主なストリーミング音楽には、SpotifyやYouTube Music、Apple Music、Google Play Music、Amazon Music Unlimited、dヒッツ、AWA、レコチョクBest、LINE MUSICなど。ストリーミング音楽であっても「DSEE HX（TM）」とAI機能の組み合わせで高音質で再生することができます。

ワイヤレスでもハイレゾ音質・原音クオリティで音楽が楽しめる

「Sony NW-A100シリーズ」は、Bluetooth経由のワイヤレス再生でもハイレゾ音質で楽しめる「LDAC（TM）」に対応。Bluetoothヘッドホンやワイヤレススピーカーと組み合わせることでワイヤレスでも高音質なサウンドが楽しめます。また、従来のBluetooth Audioの最大約3倍の情報量も転送可能。ハイレゾコンテンツでも原音に忠実な繊細な音まで忠実に再現できます。

PCからの転送もアプリで簡単・CDレコで直接転送も

「Sony NW-A100シリーズ」は、PC内にある音楽ファイルをアプリ「Music Center for PC」(Windows OS対応)で簡単に転送できます。また、アイ・オー・データ製のCDレコーダー「CDレコ」（CDRI-LU24IXA、CDRI-W24AI2シリーズ・別売）と接続することで、「CDレコアプリ」経由でCD内の音楽ファイルを直接ウォークマンに転送することができます。

USB Type-Cで高速充電＆転送・上位モデルの高音質パーツも採用

「Sony NW-A100シリーズ」は、新たにUSB Type-Cポートを搭載。付属のUSB Type-Cケーブルを利用して高速な充電や音楽ファイルの転送に利用できます。また、WM1やZX300で採用した「Fine Sound Register」や、ZXで採用した「フィルムコンデンサー」といった高音質パーツを搭載。従来モデルよりも伸びがある自然な音質と透明感のある艷やかな音質が再現できるようになっています。