「Surface Pro 4」スペック、ベンチマーク、性能、価格

2015年10月に発売されたタブレットPC「Surface Pro 4」のスペック、ベンチマーク、性能、価格を紹介します。

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「Surface Pro 4」

「Surface Pro 4」はWindows 10 Proを搭載した12.3型のタブレットPC。厚さ 8.45 mm、重さ約770gのボディに第6世代のインテル Core m3-6Y30 / Core i5-6300U / Core i7-6560U プロセッサと 4 / 8 / 16 GBメモリ、グラフィックボード HD Graphics 615 (m3) / HD Graphics 620 (i5) / Iris Plus 640 (i7)を搭載。PixelSense液晶、SSD 128/256/512/1TB ストレージ、最大9時間駆動する39 Whバッテリー、背面800万画素、前面500万画素を備えるほか、

キックスタンドの角度調整（150度まで）、筆圧1024段階のSurfaceペン、Windows Hello （顔認証）、Dolby Audioサウンド、Wi-Fiデュアルバンドにも対応している。

公式ページ「Surface Pro 4」
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4023446/surface-pro-4-features

「Surface Pro 4」のスペック

ディスプレイ　12.3インチインチ、解像度2736×1824ドットのPixelSense液晶
※3:2 / 10点マルチタッチ / IPS / 267 PPI /
プロセッサ　第6世代 (Skylake)
Core m3-6Y30
Core i5-6300U
Core i7-6560U
GPU
HD Graphics 615 (m3)
HD Graphics 620 (i5)
Iris Plus 640 (i7)
RAM（メモリ）　 4 / 8 / 16 GB
ストレージ　SSD 128/256/512/1TB
バッテリー　39 Wh
駆動時間　動画再生で最大 9時間
背面カメラ　800万画素
※オートフォーカス対応 / 動画撮影フルHD(1080p)
前面カメラ　500万画素
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0ポート、microSDカードリーダー、Mini DisplayPort、タイプカバー接続用のCoverポートSurfaceConnect(充電・ドック端子)、ヘッドフォンジャック
OS　Windows 10 Pro
サイズ　292.10 mm x 201.42 mm x 8.45 mm
重量
768g (m3モデル)
770g (i5モデル)
784g (i7モデル)
カラー　シルバー
発売日　2015年10月26日

「Surface Pro 4」のベンチマーク

「Surface Pro 4」のベンチマークスコアを紹介します。

＜CPU＞ Core m3-6Y30

Passmarkによるベンチマークスコアは「1842」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「911 」、マルチコアで「1050」。

＜CPU＞ Core i5-6300U

Passmarkによるベンチマークスコアは「3332」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「602」、マルチコアで「1341」。

＜CPU＞ Core i7-6560U

Passmarkによるベンチマークスコアは「3541」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「722」、マルチコアで「1706」。

＜GPU＞ Intel HD Graphics 615

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「720」。

＜GPU＞ Intel HD Graphics 620

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「808」。

＜GPU＞ Intel Iris Plus 640

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1264」。

ディスプレイ・画面サイズ

「Surface Pro 4」の画面サイズは12.3インチです。解像度は2,736×1,824ドットで、アスペクト比は3:2。10点マルチタッチ対応で、液晶表面はゴリラガラス4で保護されています。

また、独自のペン&タッチ用チップセット「G5」に基づく「PixelSense」技術を搭載し、液晶のレイテンシや視差を低減。色域sRGB 100%で、キャリブレートされた状態で使用できます。

グラフィックボード

「Surface Pro 4」はインテルの内蔵型グラフィックボードが搭載されています。また、搭載されているプロセッサによって、グラフィックボードの種類が異なっています。その結果、ベンチマークスコア（3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] ）にも差が出ています。

HD Graphics 615 (Core m3 モデル) ・・・スコア「720」

HD Graphics 620 (Core i5モデル) ・・・スコア「808」

Iris Plus 640 (Core i7 モデル)・・・スコア「1264」

いずれも内蔵型のグラフィックボードになるため、負荷の高い3Dゲームには向いていません。ただし、フォトショップやイラストレーターなどの画像系ソフトは快適に動作します。また、一般的な動画編集もストレスなく行うことができます。

バッテリー

「Surface Pro 4」のバッテリー容量は39 Whです。動画再生で最大 9時間駆動することができます。

一方、Surface Pro 2017（第5世代）は13.5時間の駆動が可能で、「Surface Pro 4」よりも4.5時間長く駆動することができます。

Surface Pen

「Surface Pro 4」は256段階から1,024段階の筆圧検知に対応したSurface Pen（別売）が使用できるようになっています。ペン先の逆側は消しゴム機能を搭載し、磁石で本体に取り付けられるように改善されています。

また、消しゴム機能のボタンは、1度押すとOneNoteが起動し、2度押すと画面のクリッピングが行われ、押し続けるとCortanaが起動します。専用ペンの電池は不要で、太さの違うペン先をもつものもラインナップされています。

キーボード・タイプカバー

「Surface Pro 4」の着脱式タイプカバーは従来通り、キーボードと本体のカバーとして機能し、従来モデルよりも薄型軽量化しています。また、パンタグラフ式を採用し、バックライトも内蔵。19mmのキーピッチと1.3mmのストロークを実現し、、打鍵感も向上しています。

そのほか、タッチパッドは従来モデルよりも40%大型化し、5点タッチに対応。米国版のみですが、Windows Helloによる生体認証対応の指紋センサー内蔵モデルも用意されています。

インターフェース

「Surface Pro 4」のインターフェースはUSB 3.0、microSDカードリーダ(UHS-I対応)、Mini DisplayPort、Surfaceコネクタ、音声入出力、TPM 2.0を装備。内蔵センサーには環境光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、地磁気センサーを備えています。

なお、Surface Bookと共用のドッキングステーションも用意され、接続すればUSB 3.0×4、DisplayPort×2(4K出力対応)、Ethernetが利用できるようになっています。