11.6型2in1 タブレットPC「Jumper EZpad Go」の特徴、スペック、ベンチマーク、Surface Goとの比較、魅力、価格を紹介します。
「Jumper EZpad Go」
「Jumper EZpad Go」はWindows 10を搭載した11.6型の2in1 タブレットPC。重さ800gのフルメタルボディにApollo lake世代のIntel Celeron N3450 クアッドコアCPUと4GB RAMを搭載。フルHDのIPS液晶、3500 mAhバッテリー、128GB SSD(M.2)、135°まで角度調整が可能なキックスタンドを備えるほか、Wi-Fiデュアルバンド、筆圧1024段階のスタイラスペンによる手書き入力、3Dステレオサウンドにも対応している。
公式ページ Jumper EZpad Go
https://en.jumper.com.cn/en/products/info.aspx?itemid=211
「Jumper EZpad Go」 スペック 一覧
- ディスプレイ 11.6インチ解像度1920 x 1080ドットの液晶
※16:9 / 10点マルチタッチ - プロセッサ Intel Celeron N3450 Quad Core 1.1GHz
- GPU Intel HD Graphics 500
- RAM(メモリ) 4GB DDR3
※最大8GBまで拡張可 - ストレージ容量 128GB SSD(M.2)
- バッテリー 3500 mAh
- カメラ 前面200万画素
- 通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース USB 3.0×2、Micro HDMI、micro SDカードスロット、3.5mmジャック 、DCジャック
- スタイラスペン 筆圧1024段階
- OS Windows 10
- サイズ 29.00 x 17.90 x 0.91 cm
- 重量 800 g(バッテリーを含む)
- カラー シルバー
「Jumper EZpad Go」のベンチマーク
「Jumper EZpad Go」のベンチマークスコアを紹介します。
Passmarkによるベンチマークスコアは「1846」。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1318」、マルチコアで「3738」。
なお、マイクロソフトの「Surface Go」のPassmarkによるベンチマークスコアは「2226」。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1941」、マルチコアで「3818」。
「Surface Go」と比較
「Jumper EZpad Go」はマイクロソフトの 「Surface Go」とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較してその違いを明らかにしてみよう。
動作スピードはわずかに劣る程度
「Jumper EZpad Go」はApollo lake世代のIntel Celeron N3450 クアッドコアCPUと4GB RAMを搭載し、CPUのベンチマークスコアは「1846」。一方、マイクロソフトの「Surface Go」はIntel Pentium Gold 4415Y デュアルコアCPUと4/8GB RAMを搭載し、CPUのベンチマークスコアは「2226」。わずか約370ほどの違いがあるだけで、同じ4GB RAMモデルであれば動作面で大きな差がないことが分かる。
128GB SSD 搭載モデルのみ
「Jumper EZpad Go」は128GB SSD 搭載モデルのみ用意されている。一方、マイクロソフトの「Surface Go」は64/128GBの2種類があり、通常のHDDモデルの他にSSD搭載モデルがある。ただし、「Surface Go」のSSD搭載モデルを選択すると、その分価格が高くなるため、最初から128GB SSD 搭載が選択できる「Jumper EZpad Go」は非常にお買い得であるといえる。
前面200万画素カメラしかない
「Jumper EZpad Go」の最も不便なところは前面200万画素カメラしかないという点だ。実質的にチャットぐらいにしか利用できないとあらかじめ知っておいた方がいいだろう。一方、マイクロソフトの「Surface Go」は背面800万画素、前面500万画素カメラを搭載しており、ちょっとしたメモも高画質で撮影できる。両者の最も大きな違いはカメラ性能にあるといっても過言ではない。
Wi-Fiモデルのみ LET対応モデルなし
「Jumper EZpad Go」はWi-Fiモデルのみ用意されているが、マイクロソフトの「Surface Go」はLET対応モデルも用意されている。スマホのデザリングやモバイルルーターなどを使えば、「Jumper EZpad Go」でもモバイル通信が利用できるが、やはり本体のみで通信できた方が圧倒的に便利。通信面においてはマイクロソフトの「Surface Go」の方が優れているといえる。
ディスプレイはほぼ互角
「Jumper EZpad Go」は11.6インチ、解像度1920 x 1080ドットのLCD IPS液晶を搭載している。一方、マイクロソフトの「Surface Go」は10.0インチ、解像度1800×1200ドットのPixelSense液晶(アスペクト比3:2)。解像度だけを比較すると、両者にはそれほど大きな差は存在しない。ただし、アスペクト比が16:9と3:2という違いがあり、見やすさは「Surface Go」の方が一段上であると思われる。
バッテリー駆動時間は互角か?
「Jumper EZpad Go」のバッテリー容量は3500 mAh(駆動時間は不明)。一方、マイクロソフトの「Surface Go」のバッテリー容量は3411mAhで、駆動時間は9時間だった。「Jumper EZpad Go」は省電力なCeleronプロセッサを搭載しているため、おそらく「Surface Go」と同じくらいの長さで駆動できると考えられる。
本体のみで800g
「Jumper EZpad Go」の重さは800gとなっており、本体のみなのかキーボードケースを合わせた重さなのかがよく分からないようになっている。一方、マイクロソフトの「Surface Go」のサイズは245(幅)×175(高さ)×8.3(奥行)mmで、重量は約522g(タブレット本体のみ。キーボードを含むと767g )。もしも「Jumper EZpad Go」の重さがキーボードケースを合わせて800gならば両者はほぼ同じ重さということになるが、アルミボディでキックスタンドを搭載していることから、おそらくタブレット単体で800gで、「Surface Go」よりも280gほど重いと思われる。
「Jumper EZpad Go」の魅力
「Jumper EZpad Go」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、マイクロソフトの「Surface Go」、前モデルの「Jumper Ezpad 7S」と比較しながら、その実力と魅力を明らかにしてみよう。
高速な128 GB SSDが使える
「Jumper EZpad Go」は最初から128 GB SSDが搭載されており、本体の起動やアプリの起動が通常のHDDよりも速い。マイクロソフトの「Surface Go」はHDDモデルの他にSSDモデルが用意されているが、その分価格が高くなるというデメリットがある。なお、前モデルの「Jumper Ezpad 7S」は64GB HDDでSSDではなかった。
Surface Go にデザインが似ている
「Jumper EZpad Go」はアルミ素材を採用したフルメタルボディで、マイクロソフトの「Surface Go」ともデザインが非常に似ている。もしも外出先で「Jumper EZpad Go」を使っている人がいたら、真っ先に「Surface Go」を使っていると思うに違いない。それほど「Jumper EZpad Go」は「Surface Go」に似ており、高級感のある外観になっている。
また、「Surface Go」のようにキックスタンド搭載で角度調整できるというメリットもある。これがあることで電車の中でもさっと取り出して膝の上でタイピングできる。
筆圧1024段階のスタイラスペンが使える
「Jumper EZpad Go」は筆圧1024段階のスタイラスペンが付属し、購入後すぐに手書き入力することができる。イラストやメモは筆圧検知に対応いた方が圧倒的に描きやすい。本格的なイラスト制作には向かないが、アイディアをまとめたり、プレゼンの資料を作ったりするのに大いに役立ってくれる。なお、マイクロソフトの「Surface Go」には筆圧4096段階のSurface ペンが用意されているが、別売で別途購入する必要がある。
キーボードのデザインがいい
Jumperタブレットの中にはSurface風のデザインを採用した2in1タブレットがいくつかあるが、キーボードのデザインはイマイチなものが多かった。しかし、「Jumper EZpad Go」の付属キーボードは、マイクロソフトの「Surface Go」のタイプカバーと似ており、打ちやすそうである。キーピッチは広めで、タッチパッドも大きめ。Enterボタンはやや小さいが、それさえ抜かせばほぼノートPCと変わらない感覚でタイピングできる。
価格が圧倒的に安い
「Jumper EZpad Go」はマイクロソフトの「Surface Go」よりも重く、カメラ性能も大きく劣っている。しかし、ディスプレイやプロセッサ、バッテリーなどはほぼ互角といっていいほどの性能を持っており、非常にコスパの高い2in1 タブレットPCであることは間違いない。しかも、「Surface Go」とは違い、筆圧対応のスタイラスペンやキーボード兼カバーが付属。これで約3万円ほど安いことを考えると、十分に購入する価値はある。
ただし、海外製なので自分で日本語 言語パックをインストールできるぐらいの知識は必要だ。たんに安いからという理由で購入するのではなく、自分でいろいろとカスタマイズしながら使いたいという目的を持って購入した方が良い。
総合評価
「Jumper EZpad Go」がマイクロソフトの「Surface Go」にそっくりだと聞いて、「またか」と思った人もいることだろう。たしかに中華系のメーカーは「〜にそっくり」な製品を作り出すことに長けており、これまでも圧倒的な「安さ」をウリにさまざまな製品を世に送り出してきた。
しかし、「Jumper EZpad Go」がこれまでのそうした製品と違うのは、きっちりとした実用的な性能とすぐれたデザイン性を兼ね備えている点だ。
フルHDのIPS液晶、Apollo lake世代のクアッドコアCPU、128GB の SSD、そして高級感のあるアルミボディ。それらはマイクロソフトの「Surface Go」と比較しても、決して見劣りしない。
しかも「Jumper EZpad Go」はそれらに加えて、筆圧対応のスタイラスペンや専用キーボードカバーも付属する。性能的に「Surface Go」よりも劣る部分はあるが、やはり「Surface Go」と比べて約3万円安いというのは非常に魅力的だ。
「Jumper EZpad Go」の価格は?
「Jumper EZpad Go」は、
Amazonで42,900円、
楽天市場で59,459円 (税込)、
ヤフーショッピングで45,966 円、
AliExpressでUS $359.73、
で販売されています。
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