AmazonでLinux系のUbuntu OS を搭載した「Intel Compute StickのLinuxバージョン」(型番:BOXSTCK1A8LFC)が激安で販売されている。販売されているのは一つ前の世代になる「Intel Compute Stick」で、OSは「Ubuntu 14.04 LTS」をプリインストール済み。
Windows版にUbuntuをインストールした場合は、最初から無線機能が使えず、手作業でドライバをインストールしなければならないが、このUbuntuバージョンの「Intel Compute StickのLinuxバージョン」では、セットアップした後すぐに無線LANとBluetoothが使えるようになる。
LinuxにはGIMPやInkscapeなど優れた無料アプリが多数用意され、しかもセキュリティも万全。ブラウザベースで使ったり、サーバー用として使ったりするのにはちょうどよい。
スペックは4コアAtomプロセッサに2GB RAM、32GBストレージ、フルサイズUSBポート×1基などデスクトップPCとして十分に使えるレベル。3Dベースのゲームや動きの激しい映像を含む動画鑑賞などには向かないが、ごく普通にアプリを使うぐらいであれば問題なく使用できる。
「Intel Compute StickのLinuxバージョン」の価格は現時点で、5,500円。以前は3万円ほど値上がりしていたことがあったので、欲しい人は早めにチェックしよう。
なお、Windows8.1バージョンの「Intel Compute Stick」は16,650円。Windows10搭載の最新モデルは21290円で販売されている。
※「Ubuntu 14.04 LTS」は約1年ほど使っているが、全くバグがなく安定している。Chromeブラウザも導入し、かなり快適に使っている。
Ubuntu 14.04 LTSを搭載したスティックPC「Intel Compute Stick」
「Intel Compute StickのLinuxバージョン」は、OSにUbuntu 14.04 LTSを搭載したスティックPC。HDMI 端子でテレビ/ディスプレイに直接挿入してLinux PCとして利用することができる。
ボディはどうなってる?
本体には、冷却機能を備えたインテル製ベアボーンを採用。インテル製のベアボーンを採用しているため、高負荷な状態でも高い処理速度を維持することができる。
プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?
プロセッサは64bit対応のインテル Atom Z3735F 1.33GHz(Bay Trail-T)、RAMには2GBを搭載。グラフィックスにはCPU内蔵のIntel HD Graphicsが採用されている。
インターフェースはどうなってる?
また、インターフェースは、USB 2.0×1、HDMI×1、microSDXCカードスロットを搭載。
ストレージはどうなってる?
ストレージは32GBだが、microSDカードで増設することができる。
サイズや重さ、色はどうなってる?
サイズは幅37mm、高さ103mm、厚さ12mmで、重さは54g。カラーはブラックのみを用意する。
「Intel Compute Stick」(Linux Ubuntuバージョン)スペック 一覧
※ 型番:BOXSTCK1A8LFC
(型番:BOXSTCK1A8LFC)
- ディスプレイは無し。
- プロセッサはインテル Atom Z3735F 1.33GHz(Bay Trail-T)。
- RAMは2GB。
- ストレージは32GB(microSDカードで増設可能)
- バッテリーは無し(ミニUSB 端子から電源を供給)。
- カメラは無し。
- グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics。
- 通信はIEEE 802.11b/g/n、Bluetoothは4.0に対応。
- サイズは幅37mm、高さ103mm、厚さ12mm。
- 重さは54g。
- OSはUbuntu 14.04 LTS
- インターフェースはmicroSDXC スロット、標準 USB 端子、マイクロ USB 端子
Amazonで「Intel Compute StickのLinuxバージョン」をチェックする
楽天市場で「Intel Compute Stick Linux」をチェックする
ヤフーショッピングで「Intel Compute Stick Linux」をチェックする
米国 Amazon.comで「Compute Stick Linux Ubuntu」(日本への発送も可 / BOXSTCK1A8LFC)をチェックする
スティックPC Linux Ubuntu搭載モデルのレビュー・口コミ・評価
スティックPC のLinux Ubuntuバージョンは、通常のデスクトップPCとはまるで違うものだ。その他のスティックPCと同じく、発熱量は多く、スペックはデスクトップPCより劣る。
ただ、魅力はなんといっても小型サイズで持ち運びがラクなこと。重いノートPCを持ち歩くよりは断然便利だ。スペックは高くないが、普通にブラウザやGIMPでの画像処理は全く問題なく使える。
これを「難しい!」と感じる人は、そもそもLinux Ubuntuが使いこなせないだけではないか?(Ubuntu OSはLinux OSの中で最も簡単に操作できるOSで、これが「難しい」わけがない)。スティックPCだけですべてを完結させようとせず、うまくデスクトップPCと使い分けて使用するのがベストだ。
また、無理に最新のUbuntu OSを入れようとするのはやめよう。そんなことをする時間があるのなら、最初から中古のデスクトップPCやノートPCを用意した方がよい。スティックPC のLinux Ubuntuバージョンはあくまでサブ的に使うのがベストだ
Amazonより
USBストレージはもちろん、microSDから起動もできるので、32GBのにUbuntu16.04LTSを入れて起動して使ってます。当たり前ですが、安くてもCからPythonから色々入れて使えますよ。PC買う費用の工面が難しい方でも、これで最低限の勉強は出来ると思います。
テレビにつないでリビングで使ってます。ちょっとした検索や映画を見るのに非常に重宝します。コスパも高いです。
おすすめのUbuntu&Linux製品
おすすめのUbuntu&Linux製品も用意しています。ぜひチェックしてみてください。
Linuxでも使える定番TVチューナー「PX-S1UD V2.0」
Linuxの関連記事はこちら
<Linux>
超低スペックでもサクサク! 快適 Linux パソコン活用術
激安スティックPCにLinux Ubuntuをインストールする
「RG280M」とLinux携帯ゲーム機を徹底 比較!
もうPhotoshopもIllustratorもいらない?! 高機能なソフトはすべて無料 最新「Ubuntu 14.04 LTS 」
その他のおすすめスティックPCは?
その他のおすすめスティックPCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
4GBメモリ&64GBストレージのスティックPCやAndroid 搭載のスティックPCをまとめて紹介しています。
スティックPCに新型が続々! ChromeやAndroidモデルもあり
国内で販売されたスティックPCをまとめて紹介しています。